ためし読み マイぼーる! 14巻 感想 レビュー 考察 画像 あらすじ ネタバレあり いのうえ空 これまでの感想はこちら。前巻こちら
フラ高、静林、九琉院! ライバル達が見守る中、因縁の地区決勝戦・開幕!

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元気印な雉南・未亞と、試合中は厳しいエース反町朱奈、二人が表紙で決勝開幕!
 特に朱奈は、日常と試合中のギャップが、“舞が性格を掴めない”原因なのか?
 早くも決勝前半終了、朱奈をどうするかが焦点!
 また、雉南キーパーこそ最強…?

 前巻レイカを震撼させた“金春先生”、雉南キャプテンだったの!?

文字通り「守護神」
 常勝校ながら、雉北を侮らず、キッチリ分析して“ツボを突く”試合捌きをする雉南
 好感度高いですし、ここにきて「皆を頼る」決断をした国光も男よね!
 河見顧問、要所でキメてくれた!

 前半戦バラバラ、後半で一丸となった雉北ですが、厳しい展開が続きますね

マイぼーる! 14巻 感想

 第92話「秘めた思い!」
 第93話「常勝軍団!」
 第94話「仲間を信じて!」
 第95話「12人目のプレーヤー!」
 第96話「マンマーク!」
 これまでの感想

雉南キャプテンは元エースでキャプテン! その動向は…?

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 このままキーパーとして立ちはだかるのか、“エース”として主力に出てくるか…?

あらすじ
 レイカが出会った「先生」こそ、雉南キャプテン、3年生金春りりあだった
 引退する彼女の為に、「負けない」決意を固めた雉南と
 雉北イレブンは決勝で激突する

 常勝校・雉南は、雉北を十分に分析、戦術を組み立て臨んでいた

 前半で3点を奪われた国光は、河見顧問のアドバイスで円陣を組み
 雉南エース、反町朱奈を“追い出す”作戦に出る

 後半戦キックオフ! しかし攻略の要、“舞の分析”は、反町朱奈にまるで通じず…?

第92話、前巻で出会った“桁外れ”こそ雉南キャプテンだった!?

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 カタブツ眼鏡のジェイナでさえ、彼女の前では、ただ“憧れる側”となってしまう

第92話「秘めた思い!」
 前巻の人、あまりに別格過ぎたので、顧問にでもなってくれる人なのかと…。
 正体は、常勝雉南女学院3年、「金春(きんぱる)りりあ」
 雉南のキャプテン

 作中、顧問先行し、バリバリ軍隊体質に思えた雉南の主将!?

 前巻の通り、卓抜した実力で教えるのも上手く
 人当たりも甘やか

 一年の補欠の子まで、ぜーんぶ覚えている、明日からでも先生が出来そうな人!

 ジェイナさんが…、はにかんだッ!? 恥じたァ!?

鉄の女ジェイナと正反対、“ジェイナの理想”そのもの

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 一年前のジェイナさん、めっちゃ垢抜けない感じ。一年ですげえ変化?!

フットボーラーの必要な事
 オモシロいのは、ジェイナが憧れと捉えた人を、相棒・朱奈は“可能性”と捉えた事
 朱奈は、「あの先輩みたいになろう!」と捉えて
 ポジションも変えた

 そしたらきっともっと“面白い”! そう思う以外、必要だっけ?

 面白そうだから挑戦する事
 たとえ、それが効率主義な監督を怒らせ、レギュラーから落とされても。

 ただ純粋に挑んだ事で、相棒・朱奈は夢を実現した

 現実主義なジェイナと、正反対なのね

雉南が“厳しく見える”のは、勝ちたい意思の表れなのだ、と

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 チーム全体を変えてくれた人、金春は引退する。サッカー人生最後の一年。

懸ける思い!
 彼女の、雉南の戦績に土をつけたくない、無敗で終わらせる為の闘志!
 3年キンパル先生、小学校の先生を目指す事から
 大学ではサッカーをしないという

 なら今試合、そんな彼女の思いに、楔を入れるのも肝となるのか?

 出し切らせてハッピーエンドか
 或いは、サッカー、真剣勝負をもっと続けたいと思わせるのか!

 どっちに転ぶにせよ、この人が鍵っぽいね!

 ちなみにキンパル先生、元々キーパーだった為、朱奈にポジションを譲ったとの事

第93話。地区決勝開戦! レイカ、“勝者の責任”で活を入れるが…?

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 フラ高、静林の綾主将、九琉院、敵だったメンバーが客席に、敵には未亞が!!

第93話「常勝軍団!」
 試合前、ガッチガチな舞を、“負かした人達への責任意識”で立ち直らせたレイカ
 でもその点で言えば、対戦校・常勝である雉南こそ
 背負ったものが重い!

 父兄応援団も感慨深く、“プロスポーツとは、観戦意識を変えて”と新参へ助言

 プロは、プレッシャーに耐えるのも商売の内かもしれませんが
 アマチュアに要求するのは酷

 あくまで“応援”、自分達以上に、子供達の事を考えてやれってね!

 さて試合、当然「常勝」相手に攻めあぐねるも…

舞『(何だろう …静か過ぎる4番さん(ジェイナ)。ブキミだ…)』

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 8巻決着したフランクリンのデュー、つばめコンビも観戦。かわいい。

先行!
 前巻、金春先生に圧倒されたレイカは、その姿を見てしばし動揺しましたが
 試合は、フラグとしか思えないほど雉北ペース
 ボールを連続して保持

 作中、序盤は押されまくる展開のイメージがあり、意表を突きますね

 この試合は、今までとは違うんだゾ!
 って感がスゴい。

 しかし“守りが堅い”常勝・雉南は、微妙な、最小の動作で侵攻をブロック

雉北イレブン始動。レイカをして、「この程度の圧なら先制できる」と始動するも…

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 雉南は 全てが連動して 動く(ナレーション)

先制点!
 しかし、レイカが攻撃を決意した瞬間、パッと雉北が動いて先制! 一閃!
 スゴいのは、雉南の動きは本当に最小限で
 全てが連動してるコト!

 がむしゃらに動かない、今までとは違う、居合い斬りみたいな一閃!

 王者・雉南は、ほんわか先生・大抜擢された未亞を除き
 全員が本当にクール

 対する雉北の反応は、両者の、決定的な意識差を浮き彫りにする事に

第94話。「今までだってそうだった!」。雉北イレブン、奮闘!!

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 舞が“シュートで狙える進路”を、きっちり埋めている雉南イレブン

第94話「仲間を信じて!」
 作中、奇跡の逆転ファイターだった主人公陣営、雉北には甘えが生じていました
 今までだって、序盤は押されてた
 でも勝ってきたと

 落ち込むよりマシですが、危機感の薄さを露呈してましたね!

 また、中学全国経験者である縞川姉妹
 赤音と青衣には“リベンジ”

 かつて、冷や飯を食わされた赤音達は、“自分達は通用する”とこだわる様子も

 しかし早速、キーパー金春先生と雉南の連携に推し戻され…?

瞬間的に反転、早くも“2点目”を奪われた雉北!?

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 奪われてもくじけない! 瞬間、立ち直るレイカもたいしたタマです、が。

雉北アタック!
 直ぐに冷静さを取り戻し、レイカの声かけで、個々が状況を分析
 特に雉北8番・黒館蜜は、味方のヨーコが穴と感じ
 敢えて彼女に託します

 すなわち、ヨーコを餌に、奪わせ奪い返す!

 ところがぎっちょん、未亞の踏ん張り
 雉南の立ち回りが上

 蜜は結局、「やるしかねェ!」と、ボールを上げますが…

舞、お約束の妄想を展開! 気分は義賊、王(者)からお宝を奪うも…

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 お前達のは おおよそ 戦術と呼べる物ではない(雉南・ジェイナ)

3失点…?
 ジェイナの台詞、意図は語っていませんが、読者側には明らかか。
 要するに、雉南は「その場しのぎ」をやってるに過ぎず
 全く連携が足りてない?

 蜜がヨーコを囮にしたり、赤音、縞川姉妹がこだわっていたり

 主人公・舞に至っては、妄想というインスピレーション
 直感で動いてるに過ぎない

 素人と、きっちり連携してチーム力を活かす、雉南で明暗へ

第95話、前半終了! 終わってみて、絶賛されたのは

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 総扉の雉南・反町朱奈、風で翻るワンピースが、すっごくマタニティっぽい

第95話「12人目のプレーヤー!」
 最後は、「ヤベエ…」としか出ず、未亞に「練習試合の方が強かった」と怒られる始末
 でもそれでも、以降の追加点を許さなかった原動力は
 国光の指導力でした

 というのも王者・雉南、大人気なく、雉北を分析しきっていたんですね

 圧倒されたのは、雉北の得意のプレイを「させなかった」調査力
 技術と努力、油断しない誠実な強さ

 気付いた国光は、矢継ぎ早に指示を出し、味方を叱咤、敵をかき乱した

 ミッちゃん有能すぎィ!!

ところが、そんな国光でさえ

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 どんな時だって 負けるなんざ まっぴらだ(国光)

名伯楽の裏側
 周りは、「たいしたもの」と褒めるも、当人にすれば付け焼刃の対策
 チームに対し、何を言ってやればいいか
 逆さに振っても出てこない。

 強さと弱さ、負けん気! 国光さんかっこよさの塊だわ!

 そんな彼に、助言をくれたのは…

その意気や良し! キミでもそんな顔するんだね』

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 先生 ちょっと安心した…、かな♪(雉北顧問・河見茶子先生 26歳)。

アドバイス
 作中、お飾りお気楽な印象が強い河見先生、でも「先生」なんですよね
 サッカーが解らなくても、言うべきことを教えてくれた先生
 今回、めっちゃ見せ場だった!

 というワケで、「いつもは、しないこと」をした国光

先生に言われるがまま、“選手控え室、ロッカー室”へ行った国光は

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 作戦が なんもない! すまん (略)…力を貸して欲しい(国光)

名物「雉北会議」
 メンバーに頭を下げ、とにかく、何でもいいから敵から感じた事を共有
 全員で、全員が得た情報を共有しあって
 打開策を考えた雉北

 こうして、12人のプレイヤー”一丸で、大博打に出たのが95話!

 すげえ!
 不安しかねえ布陣だコレ!!

 とまれ試合前半、個々に考え、バラバラにあたって完敗した事を改善

 でも補欠がいない雉北に「秘密兵器」なんてあるワケなく…?

第96話。雉北、前衛3人を、敵フォワードのマークに徹底させ…?

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 マイでいく!(国光)

第96話「マンマーク!」
 点数で先行された中で、主力3人を、マークに専念させた雉北
 点数で先行され、守りを固めるなんて愚の骨頂
 未亞なんてキレかけてる!

 無論、意味は複数、まず“雉南に攻めてもらう”為の作戦!

 リードした雉南、格上が「勝った」「後は試合を流そう」とし始めたら
 雉北は打つ手がない!

 だからとにかく、「戦術を変えよう」と雉南に思わせるべく、ベタ守備に走ったと

 その上で守りきり、マイの観察力に懸ける作戦!

国光『せっかくの3点差だ、利用しよう』

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 エース反町朱奈を、まずは追い出す(国光)

常勝校の論理
 勝ったも同然の雉南は、全国を見据え、エース反町を下げたいハズ、という作戦!
 マークし、負荷をかけてベンチに下げさせれば
 勝機が見えるかもしれない

 以前、レイカ不在時、雉北が苦戦したのと同じ状況にさせるワケね!

 もちろん雉南も、こういった対応は「いつもの事」なので
 攻勢へと転じます

 が、勝ったも同然の雉南、前半のようなシャープな攻めはしてこない

 ここまでは国光の読み通り推移してますが…?

総力戦! しかし舞は、狙い通りに機能せず…?

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 いつものように妄想できない、その理由は…?

舞vs反町
 いくらふざけた妄想をしても、反町の真剣な眼光を前に、我に返る舞
 以前、静林キャプテン、綾の性格を掴めなかったのと同じ流れ?
 それに国光の作戦もマズい?

 仮に反町が下がれば、“元エース”、金春先生復活の可能性…?

 現状、レイカも「きっと他人の空似」で済ませられる程度の扱いですが
 金春先生はどう出るんでしょう

 雉北が反撃に転じたときの壁? それとも、反町後退で、MFとして前線へ…?

収録

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 第96話扉絵は、雉北5番、紅緒咲。作中、今どき、皆しっかりした腕時計してるのよね

 JETS COMICSコミックス「マイぼーる! 14巻」。いのうえ空
 ヤングアニマル連載(青年誌)、白泉社発行。
 2018年9月(前巻2018年3月)

収録
 第92話「秘めた思い!」
 第93話「常勝軍団!」
 第94話「仲間を信じて!」
 第95話「12人目のプレーヤー!」
 第96話「マンマーク!」
 これまでの感想
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