公式サイト 覇穹 封神演義 第12話 感想 ニューロマンティック レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作既読 13時感想追記 前回はこちら
分かり合えないって悲しい事だね”。普賢vs袁天君! 妲己が目覚めさせたのは

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争いたくないのは理想だと理解し、なおも折り合いをつけようとする普賢真人
 容赦なく核融合で倒し、涙を流す様は異常にも感じますが
 魂魄をバックにした涙が美しい!

 その少しズレた感性も含め、美しいと改めて思う回だった!

解っているから
 以前の冒頭の様に、いざとなれば親友に毒団子を食わすくらいに「現実」が見えてる
 理想主義であり、文字通り選択権を委ねるくらい甘い男だけど
 いざとなれば苛烈に行動する!

 誰も殺したくない太公望と、「仕方ないね」と付き合う普賢。理想達成って難しい

申し訳ありません、本ブログでの「封神演義」感想は、今回で終了とさせて頂きます

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 同タイミングで「フルメタル・パニック」が始まる為、そちらを優先させてくださいませ

更新終了
 何分、ロボ作品が好きで、両方やろうとすると間に合いそうにないと判断しました
 今回は、こちらの感想を中断とさせてくださいませ。
 ご覧頂きありがとうございました

 フルメタも、(あくまで当時ですが)既読なので、そちらを優先させて下さいませ

 本当に申し訳ありません。

目次 覇穹 封神演義 第12話 感想

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 冒頭「あの時、太公望は思ってた」
 Aパート
 アイキャッチ「普賢真人」
 Bパート
 Cパート
 予告
 エンドカード「黄天化」
 感想追記
 これまでの感想

犠牲を出したくない、理想に悩み続ける太公望は…

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 どちらも理想主義者、悩み続ける太公望ですが…。

あらすじ
 金鰲島潜入、犠牲を恐れた太公望は、各チームに聞仲との交戦禁止を厳命するものの
 別路で進入した武成王は、通信に気付かず真っ直ぐ聞仲を目指し
 当の聞仲は「蓬莱島」探査を急いでいた

 やがて袁天君・寒氷陣に飛び込んだ太公望に、普賢真人は自分がやると提案

 争いを嫌う普賢は、袁天君に和解と説得を“3度”と明言して試みるも
 拒否した彼を封神してしまう

 他方妲己は、殷から周へ“歴史の分かれ道”に、ある存在に呼びかけていた

 次回、第13話「鏡」。

スープー…、わしは、誰一人犠牲を出したくない……』

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 前回、崑崙十二仙は、各々の弟子などを含めてくじびきでチームを編成
 十天君と聞仲打倒の為、個々に侵攻を開始し
 黄親子も「董天君」を撃破した

 残る十天君は7人。一方、妲己は“始まり”を思い返す。

太公望『しかし…、それで、仙人や道士の居ない人間界を作れるのだろうか』

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 たとえそれが、仙人界すら無くすことになったとしても…。わしに、出来るのだろうか

あの日、彼は考えた
 これは第1話ラスト。当初「誰一人犠牲を出さない」為に、太公望は指示に背きました
 元始天尊が、人間界に政権交代を起こす“戦争”を指示したのに対し
 紂王が、正気を取り戻すよう仕向けたのです

 彼を妲己と引き離し、賢君に戻し殷が改善すれば、戦争も不要となるはず

 でも失敗しました
 そして、封神計画は太公望にとって、“手段”に過ぎません

 太公望は、犠牲を出さず済ますのは無理だ、と改めて実感していたのです。

第1話時点で、太公望は仙界大戦まで視野に入れていたという事

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 彼は一族を滅ぼされ、再発防止には、「仙人という上位種の介入阻止」が最善と悟ります
 妲己を倒しても、仙人>人、彼らの介入が続けば再発は防げません
 仙人全滅が、極論すれば最善です

 仙人界をなくしてでも、人を守りたい。でも仙人達も殺したくないと板ばさみに。

以前、そして次回、王天君と話してたのもそういう事

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 第1話の太公望は、面倒くさがり、でも元始天尊は復讐の為にやると確信してました
 でもそうじゃない、「仙道のいない人間界」を作る為には
 封神計画は絶好の手段です

 だから内心、計画遂行を要請され、してやったりと思っていたと。
 
王天君『聞け、ヤロー共! 董天君も崑崙の奴らにヤられた…』

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 崑崙の仙人共は、それほどまでに強いのか…?

意識改革
 前回でのミンミンゼミ撃破は、絶対の自信を持つ、十天君らに衝撃をもたらしました
 しかし王天君は、「数値上の強さ」はお前らが圧倒的に上だ
 と

 それでも負けるのは何故だ…?

 十天君の意識改革を促す王天君
 聞けと言いつつ、「我々はどうすれば?」「俺に聞くな!」と返す王天君!!

 3人失って敵も本腰、“飛刀”は伸びて便利だなって話よ!

太公望『何だスープー、腹が減ったのか?』

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 他方、チームどどめ色。金鰲島内を飛び始めて二日、お腹がすいたと
 二日も過ぎれば、そりゃ霊獣だって腹が減るよね!
 多分!

 でも見たところ、何も持ってない太公望。

四不象『桃の匂いがするッス! さては、懐に桃を隠し持っているッスね!!』

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 こ、これはやらんぞ! 非常食の桃だからのう!!

今がその時だ
 桃は、古くより仙果として知られ、太公望も大好物! 原作漫画では度々登場しています
 西遊記でも、悟空が盗み食いしてるんだぜ!
 で

 道行天孫の弟子の、韋護って子は、いつ合流するのかな?

 前回、赤ん坊風の十二仙が付けてくれた弟子ですが
 未だ合流してません

 曰く怠け者だから、…総力戦のド最中なのに!?
 
普賢真人『へえ…、じゃあ望ちゃんと気が合うかもね?』

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 そう言って笑った普賢真人は、十二仙であると共に、太公望の同期で親友
 昔は、共に桃泥棒に勤しんだ事もあるという。
 道士なのに!

 なんて昔懐かしい泥棒ルック! ルパン・ザ・サード!!

普賢『ちゃんと、お金を払って買わないといけないんじゃない? 働くとか』

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 働くくらいなら食わぬ…。だが、餓死するくらいなら、犯罪を選ぶ!

それなら仕方ないね
 素晴らしく理路整然! もちろん、この後とっ捕まってしこたま強制労働させられた
 いわゆるシベリア送りである
 で

 いざー! いざー!!
 
 普賢は親友の犯罪を止められなかった
 でも肝は、普賢は一切食ってないのに、付き合って一緒にただ働きしてくれた事。

 止められないなら、一緒に罪を引っかぶってくれる奴なのだ

『ご主人、道士なのに桃泥棒なんてしてたんスか?』

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 そして、今も昔も手段を選ばないのが、太公望のブレないところ!
 でも、彼が本当に「賢い」なら、もっと上手く立ち回るでしょう
 彼は「策士」なのは本作の根幹です

 捕まり代価を払う為、高笑いしたり、敢えて堂々とやったんじゃって思えますね。

 だって仙人、元始天尊直弟子って地位が面倒ですし。

普賢『ン…? これは空間の歪み…、何かありそうだよ』

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 あー、メーデー! メーデー!!

聞け万国の労働者達よ!
 太公望は、金鰲島に、聞仲が居る「核」がある事を仲間に伝えると共に
 決して手を出さないように厳命する
 と

 命令違反は許さぬからな! 以上ッ!!

 ひどく頭ごなしに命令する太公望
 しかし普賢は、今の態度は偉ぶってるのでなく、「カリカリしてる」と見抜いた

 雑に見える太公望が、実は繊細だと良く知ってるのが普賢。

太公望『…おぬしに見栄を張ってもしょうがないか。そうだ。儂は緊張しておる…』

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 面白いのは、太公望も、「こいつには隠し事できない」と解っている事で
 作中、いつも道化を装ってみせる太公望が
 素を晒すのが普賢なのだと

 聞仲、王天君、十天君、元始天尊同格の「通天教主」…、犠牲は避けえないと。

普賢『落ち着いて? 独りで全てを背負う必要はないよ』

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 …そうもゆかぬ。

そういうところは
 冒頭の通り、太公望は犠牲を出したくありません。でも司令官ですから。
 最善を尽くしたいし、それで出る犠牲は自分の責任だ
 と

 そういうところは、ずっと変わらないね

 独りで背負い込まなくていい
 そう言ってくれる人間が、傍に居るのも聞仲と正反対なところでしょうか

 二人とも、責任を背負い込む苦労性なのは同じですが…

黄天化『親父よ! これからどうするさー?』

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 問題なのは、聞仲と縁深い黄飛虎が、非正規なルートで入ってしまった事
 彼らは、太公望との連絡手段を持っていない為
 聞仲禁止令を聞いてません

 黄飛虎は、聞仲を探すと言いますが…。
 
『だが俺は、長年仕えた殷を捨て、周に来た人間…』

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 俺には…、斬れねえかもしんねえ

聞仲禁止令
 この戦い、崑崙は聞仲を何とかしようとしてるし、彼を倒さねば殷も倒せない
 なら黄飛虎の性格としては、自分が何とか説得するか
 さもなくば自分の手でケリをつけたい

 でも国を捨てた自分が、頑張り続けている聞仲を斬れるのか?

 答えはノー。
 それでも、行かずにいられないのが友情でしょうか

 太公望&普賢と、形は違えど友情。

聞仲『金鰲島のレーダーならば、“アレ”の捕捉が可能かもしれん』

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 当の聞太師はといえば、最先端の宝貝技術で作られた金鰲島を利用し
 ある島、“蓬莱島”を補足する事に成功
 狐め、と呟いてたさー。

 これだけの施設で、ようやく捕捉出来る悪趣味島とは…!
 
“妲己(60年前)”『さすが聞仲ちゃん♪ 強いお友達をお持ちだことぉん♪』

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 まだよ…、妾はまだ死ねない! 果たすべき目的があるからっ!!

目的の為に
 さかのぼること60年前、殷の宮中に巣食い、太公望の家族を皆殺しにさせた妲己
 聞仲は、四聖を引き連れて打倒しました
 が

 私は何度でも、お前と戦ってやるぞ!

 妲己を倒せなかった理由
 そして前回冒頭、前王朝の終焉時、妲己が出会ったという存在

 一路、金鰲は蓬莱島を目指すのですが…
 
四不象『見るッス、ご主人!』

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 再び崑崙司令太公望、彼らは、道中で果物の樹を発見
 カバ、もといスープーは勇んで飛び込もうとしますが
 太公望は制止します

 彼らが探す「空間の歪み」というのが、コレじゃないのか?と

太公望『十絶陣の入り口やもしれぬ。まずはわしが行って調べよう!』

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 スープー危険だ! 来るでない!/嘘ッスー! その果物を独り占めするつもりッスー!

ビューティフルワールド
 ところがどっこい、降り立った太公望はバリバリ果物をむさぼり食うし
 彼を疑い、四不象まで降りる始末!
 で

 やっぱり罠だったのか…、仕方ないね。僕もいかなくちゃ

 八角形なのを解りにくくする偽装だったんでしょうか
 本アニメでは、「十絶陣は八角形」の説明は、黄親子が雲☆霄☆三姉妹に受けたのみ

 しかしまあ、ともかく降りてみると…、美しい世界だったと

普賢真人『花畑…?』

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 一面広がる花畑、四不象辺りは、一輪手折って眺めますが
 ところが、当然ここも十絶陣なので
 見る間に枯れてゆく…

 すなわち、主の壮大なデモンストレーションだったんですね

???『花の命は短い…

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 花の命は短い…
 温かい季節に、栄華を極めては、寒さと共に散華する~

 ところでこの私、袁天君は“寒さ”という死をもたらす者として
 この、宝貝空間・寒氷陣を支配する者なり
 足を踏み入れたる者はこのように…

 哀れ 枯死
 

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 何だ? あのロマンチックで汚らわしい毛玉は

かんぴょう陣
 砂、玩具に血にセミときて、今度の十天君はどうみても某幼児番組のきぐるみ
 ポンキッキが開かんばかりですぞ!
 が

 十天君じゃないの?

 まさにニューロマンティック…!
 敢えて春の空間を作り、寒氷能力を見せ付けるロマンティスト

 哀れ枯死! 哀れ枯死ですぞー!!

ロマンチックで汚らわしい毛玉『あ、雪

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 二人とも下がってて、…望ちゃん達は、まだ力を温存しておくべきなんだ

普賢出陣
 愉快な外見で油断させ、大規模な変移で一気に蹴りを付けるのが袁天君!
 なのだが、普賢が氷を破って二人を救出に
 で

 来るべき更なる大きな戦いの為にね

 争いは好きではない
 しかし、太公望が罠に踏み込んだ時、桃園に盗みに行った時と同様

 仕方ないね、とやってくれるのが普賢なのだ…

アイキャッチも普賢真人

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 今回、遂に実力を見せてくれる普賢真人。宝貝は「太極符印(たいきょくふいん)」
 これはレーダー、また次元のひずみを感知するなど
 非常に多機能な宝貝

 争いを好まず、犠牲を出したくない太公望を理解する数少ない仲間

袁天君『氷を溶かした…、という事は、敵の宝貝は炎系ですね』

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 ねえ毛玉くん、僕は争いが嫌いなんだ。まずは話し合おうよ

理想主義者
 話し合い、相互理解を深めれば、殺しあうより有益な解決策が見つかるはずという普賢
 しかし、人と妖怪が覇を競ってきたのが本作の世界です
 と

 愚かなリ。人と妖怪が殺しあうのは宿命…!

 楊戩が預けられた時も
 ちょうど、両者の争いが激化していた為、元始天尊は申し出に驚きました

 トップ級はそうでも、一般的な価値観は袁天君に近い

『もし、3回言っても分かりあえない時は、本当に分かり合えないと思っていいね?』

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 仏の顔も3度までの精神で、明確な区切りをもって話し合いを進める普賢
 とはいえ、まさに殺し合いの場で言い出すのは
 いかにも事態を理解していない…

 と、感じた太公望は、“真面目にやれ!”と普賢を激励します

普賢『僕は真剣だよ? 確かに現段階では、人と妖怪はいがみあっている…』

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 でも地道にコツコツと、相互の理解を作り上げていこうよ

状況を見て言え!
 既にその段階は過ぎている、真面目に戦えと訴えかける太公望ですが
 のれんに腕押し、まるで話が通じません
 と

 勝手にせい!

 相互に理解し合う太公望と普賢
 理想達成に悩む太公望に、「理想を貫く」様を見せようとする普賢真人!

 人死にを出したくない太公望、争いたくない普賢

太公望『(お主はいつもそうだ…)』

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 ただ普賢は、「太公望が内心で何を考えてるか」を、ちゃんと解っているし
 太公望も、「見抜かれている」事を解っている
 第1話の回想がまさにそれ

 今回、太公望が殺せというのは普賢の為、そうしないと普賢が殺されますから…。

袁天君『どうやら、頭の柔らかさに於いては太公望の方が十二仙より優れていると見ました』

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 貴方の寛容さは貴重なり…、だがそれが! 時として死を招く事を知りたまえ!!

シマネキそう
 当然、二人の心境を理解できるはずもない(出来たら怖い!)袁天君
 現状を理解できてない、と寒氷陣の真価を発揮!
 で

 普賢! お主がやると言ったんだ、何とかせーい!!

 ヒトの数倍はある雹!
 寒さというか、これ立派な物理攻撃ですよ袁天君先輩!!

 まあ怖い! まあ寒い!!

普賢『解っているよ望ちゃん…、“強制相転移”!』

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 この宝貝・大極符印は、熱ではなく、“元素を操る”機能を持つ宝貝
 一瞬で、氷を消し去ってしまった彼に
 袁天君も驚きを禁じえない

 つまり元素操作で、氷を水蒸気に変えてしまったのだ

普賢『つまり僕は、君の氷の素を操れる。これは、君が僕に勝てない事を意味しているね?』

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 フッ…、今度は脅しを含んだ説得ナリか…。

普賢・第2の説得
 事細かに自分の宝貝の特性、今のは、氷状態の水分子をバラバラにしたと語り
 君では、絶対に勝てないと「脅し」をかける普賢
 と

 だが! あなたは勘違いしておいでです!!

 まずは呼びかけること!
 ついで、「戦いを止めたほうがお得だよ」、と脅し=メリットを訴えた普賢

 主義が違っても、利害が絡めば争いを止める事は可能で…?

袁天君『私をただの氷使いの仙人とお思いか! 私は十天君!!』

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 袁天君もまた、単に氷を操るのでなく、“周囲の空間を操る”高位仙人
 彼は、普賢が「元素を操る」特性に過ぎないというなら
 攻撃能力に欠けると指摘!

 では、猛吹雪がどう普賢対策になるかと言うと…。
 
袁天君『賢そうなあなたなら、どうなるかお分かりでしょう?』

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 さっきのように雪をジュ~ッっとやれ! このままでは凍死する!!

だから言ったのに…
 実際、太公望が相転移、すなわち氷という相を、水に転移させるよう頼みます
 ですが単に、周りの相を変えるだけでは…
 と
 
 ウワァー!? 水蒸気が凍って体中が氷漬けにー!?

 グゥレイト! 更に悪化してるぜ!!
 策謀家の太公望ですが、こういう方面は門外漢なのかもしれません

 あーん! 太公望が余計に死んだ!!!

袁天君『王天君は、言いにけり…』

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 王天君は言いました、「何故負けたのか考えろ」と。袁天君の結論は
 彼ら達は驕っていた、だが私は決して手を抜かない
 最大限に警戒し対応する
 と 

袁天君『“負けるはずがない”。その傲慢さにこそ理由がありおりはべり…!』

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 あなたが氷を溶かす早さよりも、私の寒氷陣の吹雪の冷たさの方が勝っている様子

いまそかり
 また、同じく王天君は言いましたが、「スペックならお前らが勝っている」と。
 袁天君は、力比べに持ち越せば勝てるはずだと。
 が

 言葉が伝わってないのかな…

 勝とうとする袁天君
 対し、普賢が目指すのは相互理解ですが、これがまた難しい

 現に今、自分の言葉が理解されてないのですから。

普賢『僕の宝貝が、氷を水蒸気に変えるだけなんて、一言も言っていないのに』

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 言うや、普賢は大極符印によって「電気分解」を発動させると
 氷は全て一瞬で消え、後には風だけが残った
 元素を操るのですから
 と

普賢『気持ちの良い風だけが残ったね?』

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 君の氷は全て、宝貝の力で水素と酸素に電気分解されて、空気中に消えた

うむ…やはりな(太公望)
 単に氷を水蒸気に変えるだけなら、すぐ氷に戻せる、と袁天君は誤解しました
 でも氷そのものを分解し、消し去る事が可能だったのです
 と

 さあ…、これで最後だよ。話し合おう

 話し合おう(威圧)。
 十天君は、“玩具なら自由に出来る”など、一定のルールで「何でもあり」とします

 袁天君は「氷」に関してはダンチ、でも氷自体が操られたら…

普賢『あっ…、怖がらないで?』

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 普賢の説得その3、武力を見せ付け、従ったほうが良いと脅した上で
 敢えて、その「武力」を放棄してみせる
 無防備宣言である

 危害を加えない、と宝貝を放り投げてしまう。ヘイ! パース!!と。

太公望『おぬしはどうしていつもいつもそうなのだー!

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 あ、…あなたという方は…。真の愚か者なり!

キャッチボール
 普賢は、対話のボール、主導権を、文字通り袁天君に向かって放り投げます
 しかしバスケットマン普賢を袁天君は拒絶!
 が

 ごめん…、さようなら

 敵の眼前での武装蜂起
 これは、袁天君には「愚かな行為」としか見えずに、攻撃を敢行してしまいます

 普賢はさっき、「3度目までは」とちゃんと言ったのに…

袁天君『何…、まさか?!

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 普賢の涙が流れた瞬間、空間が歪むような表現で爆発が発生
 スープーは、宝貝の自爆かと誤解しますが
 事前の設定です

 袁天君が、“3度目の説得”を断ったら発動するよう、設定しておいたのだと。

普賢『氷を使ったら、オートでこうなるようにセットしておいたんだ』

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 水が半径37mに大量に発生したら、その水を分解して、…超小規模な核融合を起こすようにね

なんつーヤバい事を…
 袁天君の読み通り、普賢の宝貝は“受身”ですが、水素を材料に三重水素を作り
 核融合さえ起こす事が出来る、超ヤバい宝貝だったのだ
 と

 分かり合えないって悲しい事だね

 殺した相手を思って涙する普賢、それはサイコパスにさえ見える姿です
 でも仮に、「威嚇」に留めたらキリがありません

 明確に3度と設け、“分かり合えない事”も視野に入れた、現実的な理想主義なんだ、と

普賢の在り方は、それでも少し歪であるのかもしれません

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 彼は、自分が分かりあいたいことを提示し、脅し、最後通牒で騙まし討ちに。
 事前に、3度しか言わない(その先は保障しない)と提示してますが
 そこで殺害する苛烈さ

 彼は、「殺しまではしないだろう」と誤解させる雰囲気が、一番怖いのかも。

妲己『人間界は、分かれ道に差し掛かっておりますわ』

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 妾たちをお導き下さいませ…

目覚めよと呼ぶ声あり
 他方、妲己は次々と「ON」にして、とある存在を目覚めさせます
 すなわち、殷から周へと歴史が移り変わる今
 あなたが目覚める時だと

 前回冒頭、夏から殷へ移り変わる際、同じく現れたように。

 その存在の名は…。

次回、“鏡”。太公望と王天君の因縁が…?

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 映像はおそらく全て、過去の使いまわしであるのもポイント。

「鏡」
 そろそろOP変更時期なので、制作に負担がかかって切羽詰ってるのかも。
 とまれ、十天君も順調に倒れていく中
 いよいよ王天君の本音が?

 今回の普賢同様に、太公望の「本音」を理解する彼は…。

エンドカードは、好漢・黄天化さー!

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 武成王・黄飛虎の息子であり、スポーツマンこと清虚道徳真君の弟子

スポーツ!
 近接戦に優れ、登場時に3人立て続けに倒したのは語り草! 本作だと二人だけど!
 その後も、太公望陣営の優れた道士として活躍しますが
 腹に“滲む傷”を受けてしまっており…

 父を尊敬し、同じ道ではなく、違う道で越えようと仙人界入りした男!

 軽快な戦闘スタイルがカッコイイ男で
 頑固な所も父譲り。

 このエンドカード、彼が見つめる「封神されゆく光」とは…。

理想達成は難しい。理想に板ばさみな太公望と、実践を試みる普賢

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 冒頭の通り、犠牲を出さずに変革を成し遂げたい、と願いに板ばさみになる太公望

分かり合えないのは悲しい
 同じく、普賢も人と妖怪が解り合い、争いのない状況にしようと努力を積み重ねます
 太公望が、犠牲を出したくない=理想を持っていると知る彼は
 自分も実践を試みたんですね

 でも失敗した、分かりあえないのは悲しい再確認する事に

 言葉に出さないだけで、「僕も、自分の理想に向き合ってみるよ!」と
 太公望の前でやって見せたんでしょうか

 残念な結果ですが、封神は“仙道のいない人間社会”へ、寄与する行為でもありますし

2018年4月6日 覇穹 封神演義 第12話「ニューロマンティック」

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 信長の忍びでも頻繁に協力する、作楽クリエイト社が制作協力

スタッフ
 脚本:池田臨太郎
 絵コンテ:葛谷真行
 演出:松永真彦
 作画監督:渡邉慶子
アニメ制作:C-Station
 原作:藤崎竜/週刊少年ジャンプ(1996年~2000年)
 制作協力:作楽クリエイト

あらすじ
 チーム分けをして金鰲島内に潜入した太公望たち。太公望は昔からの友人である普賢真人とチームを組んで、聞仲がいる金鰲島の核を探すことに。
 しかし、一行は氷を操る空間宝貝・寒氷陣の中に引きこまれてしまう。そこで待ち受けていたのは十天君・袁天君。戦いを挑もうとする袁天君に、普賢は和解を求めて説得を続けるが……。
 そんな中、聞仲は侵入した崑崙山の仙人たちの対処を十天君に任せ、金鰲島のレーダーで何かの位置を探っていた。

次回、「鏡」。いよいよ本気になった十天君たちですが…?

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 ここで1話ラストが、再び生きてくるんですよね。

誰も死なせたくない
 今回、殺しあう状況で話し合いを提案、太公望や袁天君に呆れられた普賢 
 最後に、宝貝を手放したと見せかけ騙まし討ちにしてしまいますが
 それも「選択肢」を委ねる為なワケで

 ニコニコしてる奴が一番怖くて、交渉決裂にちゃんと備えている

 そんな彼が、太公望に「毒団子」を食わせる理由とは…!
 仙界大戦も佳境ですね

 ただ前述の通り、本ブログでの感想は終了とさせて頂きます。申し訳ありません

 次回、第13話「鏡」

目次 覇穹 封神演義 第12話 感想

 冒頭「あの時、太公望は思ってた」
 Aパート
 アイキャッチ「普賢真人」
 Bパート
 Cパート
 予告
 エンドカード「黄天化」
 感想追記

アニメ 覇穹 封神演義 感想 2018年1月 公式ツイッター

 覇穹 封神演義 第1話「封神の書」
 覇穹 封神演義 第2話「哪吒」
 覇穹 封神演義 第3話「楊戩」
 覇穹 封神演義 第4話「武成王造反」
 覇穹 封神演義 第5話「二つの道」
 覇穹 封神演義 第6話「老賢人に幕は降り」
 覇穹 封神演義 仙界大戦、開幕!! 直前スペシャル
 覇穹 封神演義 第7話「仙界大戦、開幕!」
 覇穹 封神演義 第8話「十絶陣の戦い」
 覇穹 封神演義 第9話「神経衰弱」
 覇穹 封神演義 第10話「血の雨」
 覇穹 封神演義 第11話「虫」
 覇穹 封神演義 第12話「ニューロマンティック」
 覇穹 封神演義 第13話「鏡」