公式サイト 覇穹 封神演義 第10話 感想 血の雨 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作既読 13時感想追記 前回はこちら
抱き上げて知る「子」の成長、迎えに来た「父」に限りない幸福を得た楊戩は

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楊戩は不安がり、玉鼎は最初から慈しんでいた。対となったアイキャッチが端的でした
 酸の雨に焼かれながら、「あそこまで行けば」と朦朧とした視線を建て直し
 最期の斬仙剣、動きが本当に満身創痍で。

 抱き上げ大きくなったと感じ、恐れぬ太公望に安堵し、満足しての最期が切ない

「大きくなったな」
 あの一言に、玉鼎の中で、楊戩が小さな子供のままだった事を感じる気がします
 玉鼎が二人を信じ、太公望を行かせれば、きっと展開は全く違った
 彼の義父としての愛情を感じた気がします

 親から見れば、いつまで経っても子供で、でも最期の瞬間に“成長”を感じたのだと。

目次 覇穹 封神演義 第10話 感想

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 冒頭「楊戩と玉鼎真人」
 Aパート
 アイキャッチ「楊戩と玉鼎真人」
 Bパート
 Cパート
 予告
 エンドカード「玉鼎真人と楊戩」
 感想追記
 これまでの感想

玉鼎の死は悲惨です、しかしそれ以上に、深い愛情を感じる結末だった!

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 悲惨さ以上に、愛されてたと知った事、楊戩が幸せだと知る幸せ。親子の幸福が切ない

あらすじ
 太公望は、自ら囮となって“化血陣”の謎を解き、玉鼎真人が一刀で孫天君を切り伏せる
 空間宝貝の単独攻略は、困難だと思い知った太公望たちだったが
 王天君は楊戩を人質に取る

 楊戩の心を守る為、単身“紅水陣”に囚われた玉鼎真人

 玉鼎真人は命を賭して救出を成し遂げ
 やがて楊戩の“本性”にも、動じない太公望に心から安堵する

 弟子を思ってくれる者がいた。その喜びに包まれ、玉鼎真人は封神される

 次回、覇穹 封神演義 第11話「虫」

楊戩『誰…?

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 前回、王天君は楊戩を敢えて生かす事で、崑崙からの救出を誘おうと提案
 事実、太公望たちは“目立たぬように”少数で潜入してしまい
 十天君・孫天君との交戦に入った

 その楊戩は、幼い頃に父と引き離され、独りぼっちで泣いていた頃を思い出す

玉鼎真人『楊戩…、泣かないでおくれよ』

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 馬鹿だな…、通天教主は、君が嫌いだから崑崙に預けたんじゃないよ

約束の日
 幼い頃の楊戩は、泣き虫だった。そんな彼を慈しんだのが玉鼎真人
 通天教主、父の苦境もその時に知ったのだ
 と

 君は天才的な素養を持つが故に、悪人に利用されそうになっていた

 愛し、守りたかったから距離を置いたのだと。
 玉鼎は事実を噛み砕いて話す

 当時の金鰲は、いつ、妲己に仙道を奪われてもおかしくない有り様だったから
 
玉鼎『いいかい楊戩? “悪人”に見つからないよう、ずっと人間でいなさい』

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 だから「人間」になった。実際、交換で送られた王天君は妲己に狙われました
 予期した通天教主は、封印牢と呼ばれる施設に閉じ込める事で
 彼を守ろうとしたようです。
 が

 こうして事情を語られ、愛された楊戩とは、天地の環境だと改めて感じますね

楊戩『はいっ! いい子にしてたら、お父様は迎えに来てくれるかなあ♪』

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 しかし…、結局、誰も迎えに来ては…、くれなかった。

いい子にしてたら
 幼い楊戩は、“優しいおじさん”、師匠となる玉鼎真人の言葉を素直に聞いた
 自分が、父に嫌われたわけじゃないというなら
 いつか迎えにきてくれると

 楊戩は、ずっと“迎えを待っていた”3話冒頭にも重なる過去。

 今の状況に重なるんですね。

太公望『後は任せたぞっ。ぎゃー!』

00019
 再び現在、金鰲列島に侵入した太公望らは、“空間宝貝使い”十天君と交戦
 その特性、空間を操るというのはどういう事かと見抜き
 神経衰弱に敗れた

 しかし太公望は敗れる際、カラッとした笑顔を見せるのだった、と。

孫天君『太公望ゲェェット…♪ 残るはキミだけだ、何して遊ぶ?』

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 ゲームで勝利すると、相手を“おもちゃ”に変える事が出来る孫天君
 おもちゃは、いつでも爆破出来る為
 人質にも出来る

 ちなみにさっきまでの人形は、出番をカットされた“鄧蝉玉”であった

『いや…、遊びは終わりだ。太公望は私独りでも勝てるよう、下準備をしていってくれたよ』

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 太公望に勝ったつもりだろうが、あの者は崑崙山で最高の頭脳を持つ、大イカサマ師だ

仕込みは既に終わっている
 馬鹿な十二仙、人質が大事なら、勝ち目のない遊びをしろと嘲弄した孫天君
 だが彼は、“トランプ配置”の際に傷を負わされていたのだ
 と

 まんまと…、騙されたわけか…!

 太公望は将棋崩しの視野であらかた特定
 後は、トランプを舞い上がらせた際 気付かれぬよう小さな傷だけを付けたのだ

 時間経過で血が滲む、その程度のごくごく薄い傷だった、と。

玉鼎『お前と比べたら、可愛い悪戯に過ぎないよ』

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 おちょくるように、変な口調で話し続けた孫天君
 玉鼎が冷静さを失うほど有利と思ったんでしょうが
 とっくに勝負は付いていた 
 と

 あの高さを瞬間的にバラバラ、とぼけた玉鼎師匠カッコ良かった!

玉鼎『…トリッキーな敵だった』

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 王天君、敵を討たねば!/そうだなぁ…、怖い人も睨んでる事だし

十天君、焦る
 無事戻った太公望、おちゃめにピースサインを返す玉鼎師匠がキュートですが
 どっこい、その様は全て監視されていた
 が

 次はマジで勝たねーと殺されるぜェ

 2連敗に焦る金鰲十天君
 聞仲も、通天砲で決めるつもりでしたし、その意図を外した王天君から目を離せません

 だからって、こんな怖い人の前で作戦会議したくねえ! コワイ!!

王天君『聞仲、次は俺が行こうと思う』

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 聞仲にすれば、これ以上、計算外の事態を起こされては堪らないが
 たった今、孫天君が敗れたことによって
 許可する理由が出来た

 太公望のペテンに、王天君ならば勝てるからだ。何故ならば!

王天君『何故って、俺がアイツ以上のペテン師だからだ』

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 良いだろう、行くが良い。ただし、失敗しても助ける事はないぞ

狐子、動く
 東西ペテン合戦決定である、聞仲が、いかに彼の能力を信用してるかも解りますね
 孫天君敗退は、王天君をフリーにさせてしまう事に
 と

 フン…、冷てェ奴

 実は妲己腹心である王天君
 その上、実は“封神計画の影の遂行者”を自称し、崑崙山に利する王天君

 砲撃合戦に際し、崑崙山が生き延びたのは彼のおかげ

玉鼎師匠『楊戩は、バリア装置の方にいるのだったな?』

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 楊戩は、バリアを解除して力尽きたと予想した太公望たちは
 装置を目指せば、彼と再会できると踏んで
 金鰲内をひた走ることに

 ランニングする玉鼎が爽やかですが、スープーも乗せる余地はないらしい

『誰だ!』『太公望よ、初めましてだな?』

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 そこにある「星」の中に、ワープ宝貝が格納されている、…オートでワープできる

だがしかし
 太公望らにすれば、“謎の十天君”王天君は、楊戩が手の内にある事を語ると
 返してやるから取りに来いと。
 が

 ただし…、独りで来い

 十天君はトリッキーだ
 三人とも、太公望がいなければ危うかったと認識している

 これは明らかに罠、勝てるのは太公望、しかし。

アイキャッチは、幼い楊戩と玉鼎師匠

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 回想で、泣きながら歩いていたように、雨は楊戩にとって辛い事の象徴
 同時に、大きな葉っぱを傘にした玉鼎との思い出。
 でもどこか不安そうで…。
 
 雨粒が宝石のよう、楊戩にとって大切な思い出って事なんでしょうね
 
太公望『これは罠だっつーの!

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 大層な危険人物のようだのう…、儂らを確実に、一人ずつ殺す作戦に変更してきよったわ

口八丁手八丁
 開戦に際し、元始天尊様が乗っていた“飛来椅”、アレと同じワープ宝貝と見たが
 自動操縦設定され、行く先にはまず“十天君”がいる
 なら

 敢えて儂が乗ってみる! たとえ罠だろうと、現状を考えると…

 玉鼎真人も志願した
 しかし、太公望の方が口八丁手八丁、口も戦法も器用で生還率が高いはずだ

 ユーモラスな宝貝だが、行き先は地獄へ一直線!

玉鼎『今、楊戩は。お前に来て欲しくないはずだ』

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 今、楊戩は。お前に来て欲しくないはずだ、私には解る
 私は楊戩が赤子だった頃から一緒に居る

 あの子について、お前が知らない事も知っている

 その代わり、お前も私が見ていない楊戩を知っているはずだ
 人は、人を完全に解ってやる事は出来ない
 心を読む力でも無い限りは

 解っていると思い込んでも、人の心の奥には、とんでもない秘密が隠されている事もあるんだ


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 楊戩にも、お前達の知らぬ秘密がある
 そして、その事を誰にも知られたくないと思っている。
 
 だが、今お前がいけば、その楊戩の“本性”を見てしまう事になるだろう

 そして、おそらくお前はこう思うはずだ。
  “何で今まで言わなかった?”と。それは、あの子の心を深く傷つける…


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 だから、あの子の心がもう少し強くなって
 自分から話せるようになるまで待っていて欲しい。

 頼む、太公望。


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 楊戩が傷つき、“妖怪の姿”を晒している事を、玉鼎真人は危惧した。

親の想い
 玉鼎から見れば、きっとまだ楊戩は、預かった頃の泣き虫な子供のままなのだ。
 もちろん太公望からは、楊戩の違う面が見えているのも解る
 だが何より、問題は心にあるのだ

 なし崩しに知るのでなく、彼が話せるようになるまで待って欲しい

 仮に、ここで事情を話して行かせても
 太公望が動揺を見せたら、“玉鼎の知る楊戩”はきっと、傷付いてしまうだろうからと。

 真剣な態度に、太公望は玉鼎に任せる事に。

太公望『だがな? 楊戩の本性が何であれ、儂は見捨てぬ!』

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 力強く言い切った太公望、実際、前回でも四不象を見捨てず
 また、孫天君との戦いでは自分を囮にする等
 太公望の人となりを見ていますし。

 礼を言い転移した玉鼎真人は、我慢できないとばかりに走りこむ事に

玉鼎『ありがとう、太公望…』

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 楊戩、よく頑張ったな…。

持っていけ
 転移した先、だだっ広い部屋の中央に、楊戩はこれ見よがしに転がされていましたが
 玉鼎真人は、戸惑いながらも駆けつけ抱き寄せる事に
 と
 
 ただし、代金は頂かねえとなあ? 万引きは犯罪だぜ

 持ってけとか金払えとか!
 或いは、万引き(バリア解除)した楊戩を、親の玉鼎が引き取りに来た構図

 駆け出す様、玉鼎父さんってば楊戩大好きすぎる…。

太公望『よし四不! 金鰲島の中枢に向かうぞ!!』

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 玉鼎の行く先は分かりません、彼は「先に戻ってろ」と言い残しましたが
 太公望は、彼らが十天君の部屋に飛ばされたというなら
 中枢に近い場所のはずだ
 と

 おそらく聞仲の傍、しかし今なら、四不象で飛んで向かう事が出来るし!

太公望『二人をおいたまま、帰れぬ!

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 喋るな楊戩…、お前のおかげで崑崙は救われた。太公望も無事だ、安心しろ

お前のおかげだ
 聞仲と十天君が待ち受けるだろう深部へ、太公望がスープーと急行していた頃
 玉鼎真人は、自慢の弟子だと楊戩を称えます
 と

 ありがとうございます師匠、その言葉だけで僕は救われます…

 仙人界を一つ救った楊戩
 でも、“いずれ正体を知られ嫌われる”と、王天君に抉られたばかりなんですよね

 楊戩自身そう思うから、解除を迷ってしまったんでしょうし

王天君『よぉ、怖気の走る再会の挨拶は済んだか?』

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 対し、楊戩に「邪悪だ」とか言われた王天君さん、全く悪びれない!
 育ての親だった師匠、元始天尊に見放されたも同然の過去
 自作自演でも妲己を頼る以外になかった

 師匠とか親子同然とか、どっちも信じられるはずもなく!
 
王天君『なら、そろそろお支払いをお願いするぜ。…宝貝“紅水陣”』

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 血の雨に打たれて、死ぬがいいぜ…/まさか、この赤い霧は…!?

宝貝“紅水陣”
 他の十天君は、自空間に敵を引っ張り込まねば、効果を発揮しないのが難だが
 王天君は、通常空間を“自分の世界”にする事が出来る
 と

 気付くのが遅ェなあ…、俺の血は強い酸性なのさ

 血の霧が生み出す酸性の雨
 張天君の紅砂陣と違い、触れるだけでたちまち溶かす凶暴な亜空間!

 発動動作が、自傷なのも王天君らしい

王天君『助かる方法はただ一つ、俺の空間から逃げる事だけだァ…』

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 触れただけで肌が爛れる強酸、逃げなければ人体など容易に溶かすという
 これだけの威力を持ち、しかもインスタントで展開可能とか
 伊達にリーダーとは呼ばれていない!

 しかし瞬殺ならともかく、話す余裕があるという事は

玉鼎『もう一つあるだろう…、お前を倒す事だ!

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 馬鹿はお前だ、お前が見てるものは、本当の俺が作り出した幻…

金鰲血風録
 倒せば済む話かと思いきや、“霧”系らしく、幻による攻撃回避が出来るのだ
 王天君曰く、俺の体の中にいるようなものだ
 と

 俺って、カクトーするタイプじゃないんだよなァ…

 絶望感あるカメラワーク!
 遠くからの反響のはずが、急に耳元でハッキリ聞こえる恐怖!!

 視覚聴覚、どちらもアテにならねえって事!

『さあ? 出口はあっちだぜ。軟弱な王子様を連れてさっさと帰りな』

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 もっとも…、それまで貴様の体が保てばだがな…?

激痛の中で
 雨は激しさを増し、見る間に溶けてゆく玉鼎。健康体の彼でさえこうなのだ
 もし、歩くことも出来ない楊戩が少しでも晒されたら
 致命傷になるのは目に見えている

 全身を酸の雨で焼かれ、楊戩にかからぬように運ばねばならない

 彼個人なら走れば済む話。
 だが全身を酸が焼く中、楊戩を庇って走る事は、玉鼎にも適わなかったと。

 見えている出口は、名状しがたく遠かった…。
 
四不象『あれは何スかね?』

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 難点は、他の十絶陣以上に、目立つシロモノである事しょうか
 或いは、今回これみよがしに使ったのか
 太公望たちも発見に

 捕まるまで分からなかった張天君の化血陣、その点で優れていたのかも

楊戩『し、師匠! 僕を置いてってください! 独りなら助かります!!』

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 思い出すよ…、お前が赤子の時に、こうやって雨の中を歩いた事があった…

血の雨
 既に視界は朦朧とし、踏み出す毎にゆらゆら揺れてしまう有り様の玉鼎
 走るどころか、出口まで間に合うかも怪しい
 が

 濡れないように…、風邪を引かぬように…

 楊戩が幼い頃と同じだと
 冒頭、泣いていた楊戩を濡れぬように抱え、寄り添った事を思い出す玉鼎

 玉鼎の心の中では、きっと楊戩はこの頃と変わらなかった

玉鼎真人『……大きくなったな』

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 玉鼎の能力じゃ為す術もない、太公望、楊戩の成長を信じられたら良かった
 でもきっと、玉鼎の中では“小さな子供”のままで
 守ろうと思いつめてしまった。

 しかし抱き抱えて、楊戩はちゃんと成長してる、って感じたんじゃないでしょうか

楊戩『(僕を迎えに来てくれる人は、ずっと傍にいたんだ…)』

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 楊戩にしても、「いい子にしてたら父さんが来る」と思ってた

迎えに着てくれる人
 でも誰もこない、そう感じて傷付いてたけど、そんな事なんてなかった
 玉鼎が、出会った頃から迎えに来てくれていた事に
 ようやく思い至る事が出来た

 心を開いてつもりで、内心では玉鼎にも距離を感じてた。

 けどそうじゃない、ずっと昔から家族だったんだと。

玉鼎!

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 太公望…、楊戩を、頼む…。

玉鼎真人、封神
 紅水陣を斬仙剣で破るも、既に玉鼎は限界、しかし楊戩を取り落とした時
 躊躇わず、彼を抱きしめた太公望に安堵する事に
 と

 玉鼎…。

 満足げに笑って封神された玉鼎
 楊戩は大きくなっていた、太公望は怖がる事なく楊戩を抱きしめてくれた

 息子は大丈夫だと、安堵したのか笑顔で逝く事に。

玉鼎『“楊戩…、楊戩?”』

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 見てご覧…、雨が上がったよ

涙の後には虹が出る
 弱りきっていた楊戩は、玉鼎の死に目に会えませんでした。思い出すのは過去。
 でも玉鼎も、無惨な姿で哀しませたくなかったでしょうし
 きっとこれで良かったのだと思います

 師匠は雨、辛い事から、楊戩をずっと庇い守ってくれた。

 楊戩は守られてきた
 雨はきっと、その象徴だったんだと私は思います

 でも辛い事もいずれ終わるのだと。

次回、「虫」。変人! 弟子の出番カットさんじゃないか!!

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 新キャラは雲中人、通称「“変人<スプーキー>”」と呼ばれている


 張天君との戦いなどで、楊戩が部分変化した羽の持ち主・雷震子
 出番をカットされた「雷震子」の師匠であり
 ある分野に長ける

 ちなみに崑崙十二仙ではないので、先の集合シーンには出なかった

 なので本アニメ版だと、ようやくの初登場となる。

エンドカードは、「玉鼎真人と楊戩」

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 先の楊戩と対になってるが、表情が真逆なのが見所

玉鼎真人と楊戩
 楊戩は不安がり、玉鼎は微笑んでいる。つまりそういう関係って事か。
 楊戩は、彼にだけは心を開いていたけれど
 どこか心で距離を置いてた

 彼もいつか、父のように自分を置いていくんじゃないかみたいな?

 だって、血が繋がった関係じゃないから。
 恐れていたんだとと思います。

 でも最初から慈しみ、身を投げ、楊戩の幸せに笑顔を浮かべて逝ったのだと。

全身を酸で焼かれながら、決然と楊戩を運び抜いた玉鼎真人の最期

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 封神される瞬間、楊戩は気絶しており、その悲惨な姿を見ずに済んだ

玉鼎真人の最期
 酸の雨に打たれ、視界が霞みながらも、決然と運んでいった姿に父性を感じます
 息子としか呼びようのない楊戩の前で、最後まで強がり抜いて
 無惨でなく、頼もしい師匠として逝ったのだ
 と

 お前の師匠は、これしき何ともないぞ、と態度で示し抜いた玉鼎が男らしい

 それでも傷は隠せないから、楊戩が気絶していた事に優しささえ感じました

お前の師匠はくじけなかった、だからお前も負けるなと

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 どんな苦境だろうが、じたばたせず、心を強く持つ大切さ
 父の強がりであり、師匠として最期の教え
 お前も負けるなみたいな。

 今見ると、玉鼎の思いやりが本当に染みるよう思えました

玉鼎自身が言ったように、楊戩には、師の自分でさえ知らない側面がある事

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 本当に嬉しそうに微笑んで迎えた最期、そこが素敵だと思う。

親から見れば
 玉鼎から見れば、楊戩は小さな子供、傷つきやすく守らねばならない子供。
 もしも、最初から楊戩の成長、太公望の人柄を信じ抜いて
 彼に戦いを託してたら、違う展開だった
 出来なかった

 親から見れば、子供はいつまで経っても子供で、最期にようやくそうじゃないと解った

 結果は悲惨でも、本当に温かいエピソードでした

玉鼎はめちゃくちゃ強いし、楊戩が絡まないともう少し冷静だったのかもしれません

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 でも圧倒的な強さを持つ彼が、楊戩を守る事だけを最優先して
 長年の研鑽よりも、ただただ楊戩が大切だと感じさせた姿は
 本当、美しいと思いました

 多分「楊戩の命が惜しけりゃ、愛剣折って筋も切れ」、とか迷わず実行する人だよねって。

雨に感じる、楊戩と玉鼎の関係

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 雨は、楊戩に降り注ぐ辛い現実の象徴で、でもどんなに辛くても
 玉鼎さえ居てくれたら、この頼もしい人と一緒なら
 ものすごく安心できたんだ
 みたいな

 解ってるから玉鼎も決然と振舞って、託せる人が見つかった。幸せな最期だったと。

孫天君と連戦だったから余計解る、王天君の恐ろしさ

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 孫天君は、「この視野ならあの辺だな」とか、常識的に戦えたけど
 王天君の場合、声からして遠くから響いたり
 急に耳元で聞こえたり

 探そうにも、五感がアテにならない、肉体能力特化の玉鼎みたいなタイプだとマジ辛い

あ、鄧蝉玉はやっぱり戻りませんでしたね! 解ってたけどさ!!

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 オレンジツインテールの人形は、原作では、美人スパイだった鄧蝉玉
 色々カットされてたし、やっぱりただのサービス登場だっただけで
 そのまま退場となった模様

 本作だから、しれっと戻ってしまうのもあるかな?と思ったけどなかった! うん!!

2018年3月23日 覇穹 封神演義 第10話「血の雨」

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 紅水陣でのアングルの変化、最期の斬仙剣、神保氏すごい。

スタッフ
 脚本:池田臨太郎
 絵コンテ・演出:神保昌登
 作画監督:二松真理・高野ゆかり
 アニメ制作:C-Station
 原作:藤崎竜/週刊少年ジャンプ(1996年~2000年)
 制作協力:ラパントラック

あらすじ
 孫天君の空間宝具・化血陣に苦戦する太公望たち。しかし、玉鼎真人は太公望の策によっておもちゃの中に紛れた孫天君の本体を見極め、一刀で切り捨てる。
 化血陣からの脱出に成功した太公望たちの前に、今度は王天君から通信が入る。捕らわれた楊戩を助けたければ、「一人で来い」と要求する王天君。明らかな罠であるにも関わらず、玉鼎真人は自ら名乗り出て王天君の空間宝具・紅水陣へと単独で乗り込んでいく。

次回、黄天化の仰天とは…!

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 太公望とピースしあう師匠、最期の笑顔、玉鼎師匠好き。

玉鼎親子
 当時以上に感じるのは、玉鼎が、楊戩を信じ切れなかった事です。
 悪い意味じゃなく、彼の中では「小さな子供」のままで
 心配で仕方なかったんだなって。

 対し楊戩も、玉鼎にさえ不安を感じ、互いに最期の最期で心配が解けた。

 楊戩は「自分は心から愛されていた」こと
 玉鼎は、我が子・楊戩が大きくなり、ちゃんと信じてくれる友達を得ていた事

 常に雨、辛い事から守ってくれた父からの卒業、でもやはり別れは切ない。

 次回、覇穹 封神演義 第11話「虫」

目次 覇穹 封神演義 第10話 感想

 冒頭「楊戩と玉鼎真人」
 Aパート
 アイキャッチ「楊戩と玉鼎真人」
 Bパート
 Cパート
 予告
 エンドカード「玉鼎真人と楊戩」
 感想追記

アニメ 覇穹 封神演義 感想 2018年1月 公式ツイッター

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