公式サイト ダリフラ ダーリン・イン・ザ・フランキス 第10話 感想 永遠の街 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 20時感想追記 前回はこちら
ゾロメが見た夢、オトナの街の実態。ゾロメは“光”に出会ってしまった…?

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ゾロメの夢は生まれ落ちる瞬間? 包み込んだ光とは母、あの老婆だったのか…?
 おぼろげな記憶が、多分ゾロメの「大人世界に住む願い」の原動力になった
 でも彼も、母(?)に衝撃を与えたらしい

 その夢を無理だよ人間じゃないとか、強烈な現実で壊されてしまったのか…?

コドモ達は現実を見る
 ラスト、ゼロツーが自分の牙を見ていた事も、「人じゃない」って現実の再確認。
 良かれと贈った鏡で、牙や角を見て落ち込んでしまってたのか?
 今回まったくスキンシップなし。

 脳の神経、報酬系を直接刺激して喜ぶなど、合理化を突き詰めた「行き止まり」なのね…。

目次 ダリフラ 第10話 感想

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 冒頭
 Aパート
 Bパート
 ゾロメの涙、伸ばされた手
 そんなの無理に決まってるじゃないの
 ED「Beautiful World」
 感想追記
 これまでの感想

そんなの、無理に決まってるじゃないの♪』

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 悪意なく告げたのは、ゾロメに「非現実的な」言葉だったのでしょうか…?

あらすじ
 13部隊を評価し、パパ達はゼロツーの“グラン・クレバス移送作戦”を始動
 士気を上げるべく、前時代的な勲章授与式を都市で開催するが
 ゾロメが「オトナの都市」に入り込んでしまう

 老婦人と助けられ、ゾロメは困惑しながらも、オトナになるべく戦う事を誓った

 しかし婦人は、ある理由で無理だと断言。
 他のオトナにも哀れまれる

 ゾロメは内面に変化を迎え、ゼロツーもまた、ヒロと奇妙な距離感作っていた

 次回、ダーリン・イン・ザ・フランキス 第11話

不思議と、同じ夢を何度も見る』

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 前回、ゴローが、「好き」は他人への特別な感情だと具体的に気付き
 イチゴの「好き」は、ヒロに向いていると己を犠牲にするが
 好きから生まれる喜びも知ってしまう

 オトナ達が教えなかった“好き”は、ボツリヌス菌のように広がっていき…?

哀しいのか嬉しいのか解らないけど』

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 不思議と、同じ夢を何度も見る

 何故かその夢で僕は、暗闇の中にいて、遠く眩しい光を見て泣いている
 哀しいのか嬉しいのか解らないけど
 とめどなく涙が溢れてくるんだ

 その光はどんどん大きくなって 最後に僕は、光に包み込まれ、そして…

 大きな叫び声をあげる


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 うぅぅぅりゃあああああ!

うー!やー!たー!
 一人称は「僕」、誰ともつかない静かなモノローグから、醒めるようなゾロメの叫び!
 以前、小型叫竜に苦戦してたとは思えないね!
 で

 ストレリチア、とどめを!

 ゾロメ達が突撃、ミツル達が砲撃、からのフトシ達が前足を切り落とすや
 イチゴ達で押さえ込む!

 …フトシ達、割と近接戦ばっかじゃない?!

ゾロメ『ヒロは休んでな!

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 ちょっと?! 早く離脱しなあぶぶぶぶ!?

人生三枚目
 今回はコアを“アルジェンティア”が粉砕、実に珍しい勝利を飾る事となった
 直後、体液で酷い目に遭うのが締まらないが!
 と

 あんたねえ……。

 開始から体液まみれ…
 先日、「実際にダメージを食らうのは女子だから」って心配してたのに!

 もー、男子ってばホント学習しないんだからー! 

“パパ”『不思議だ。内容はどうあれ、他の部隊にない連携が生まれている』

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 第13部隊、“異なる機体がもたらす揺らぎ”が、全体の個性となりうる事
 これまで、同一機体による画一化を進めてきたパパ達に
 興味深い結果として受け止められた

 第6話の先輩チーム連携とはまた違う、「他の部隊にない連携だ」と。

『一方それは諸刃の剣、凪のような存在にこそ、我が“APE”の唱える未来がある』

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 不完全な存在か。皮肉なものだ…。

すっごい渓谷移送作戦
 彼らは科学者集団、「個性は有効だ」と評価したが、組織の邪魔なのも確かだ
 凪のような、無感情さこそ必要だと?
 で

 13部隊には、コード002をあの地まで届ける役割がある

 次のステップ、「グラン・クレバス」へゼロツーを移送する事だ
 付近の超深度では叫竜が活動している。

 パパ達=七賢人は決戦に備え、機体メンテナンスを行う事を決定

その前に、彼らに褒章を与えてみては』

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 通常、「コドモに見返りを与える」など、考えがたい事らしいが
 ヒロ達は前時代的な、感情豊かな育成がなされており
 通常より大きな効果が期待できる

 決戦を前に鼓舞する為、鞭の前にキャンディね! ギブミー・チョコレート!!

『もういいだろ! 謝ったんだからー』『どこがよ!?

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 ゼロツー、どうかした?/ちょっと…、考え事。

いつもと非常時
 再び13部隊、仲良くケンカするゾロメとミクだが、ゼロツーはただならぬ気配
 前述の、移送作戦について悩んでいるのか?
 が

 殺すー!絶対殺すー!!/やってみろよー!

 しつこくケンカしてる…。
 そういや最近、恐竜が活発化してえらいこっちゃだと4話冒頭で言ってました

 叫竜の血を引くなら、ゼロツーにも影響ってあるのかしら?

いつものように、ヒロに目をやるイチゴ

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 無言で盗み見て、向き直るイチゴと不動のゴロー。
 ゴロー、内心では心配してるんでしょうね…
 イチゴは本当キツい。

 彼女達、なまじ恋愛感情を知らないから、モヤモヤも形にならないし!

ナナ『みんなー! 話があるの。良い話よ~♪』

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 とても異例な事だけど、あなた達に勲章が授与される事になったわ♪

戦功授与式
 ウキウキのナナ、明日は正装し0900に集合、何故なら勲章授与式だから!!と
 喜ぶ面々だが、肝心のゾロメはピンとこなかった
 と

 え? どういうコト?

 我が事のようにウキウキしているナナ姉、本当に異例なんですね。
 もっとも事情を知る視聴者は微妙…。

 パパ達、「コドモに見返りは要らない」が信条なのね

ミク『私達が、“都市”の中に入れて貰えるって事でしょ!』

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 また、「勲章」以上に、コドモらにはそれこそが栄誉!
 地下区画の都市は、オトナたちの世界であり
 彼らは足を踏み入れる事が出来ません

 先輩たちを見る限り、「オトナへの昇格」も前例が殆どない(皆無?)っぽいし…。

ゾロメ『うぉおおおお…、やったー!

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 よっぽど嬉しいんだな、アイツ?

オトナの世界へ
 オトナになりたい、その一心で頑張ってきたゾロメには、叫びたいほど嬉しい事態!
 レッツゴー・アダルト!
 が

 ゼロツー、丁度いいタイミングだし、明日検査を受けられるようにしておくわ

 大人の世界は息が詰まる
 都市を嫌い、ヒロに「行き詰まりの世界だ」とさえ言ったことがあるゼロツー

 和やかな一同から、さっさと踵を返すことに

ナナ『誰かさんと組むようになってから、大分素直になったと思ったんだけど…」

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 ゼロツーは、一定期間事に“検査”を受けねばならないらしいが
 嫌いだし、その後イヤな気分になるからパス!
 とバックれてしまう

 というか、“でも避けられないと解ってる”のが、不機嫌な理由なのか…?

イチゴ『ゾロメ、今日は何かキマってるね? オトナっぽく見えるよ♪』

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 こいつ、朝からずっと鏡見てチェックしてたんだぜ♪

トクベツな日
 正装を着るのは第1話、入隊式以来。あの頃も感動していたゾロメだが
 特に今日は、飽きる事なく鏡とにらめっこ!
 で

 でも、確かにいつもよりカッコいいよ♪

 呆れるフトシとミッチー
 褒めるイチゴとココロ、おだてるなというミク、平和すぎて完全に前振りッ!

 ゼロツー、普段なら「カッコイいいよ♪」とか抱きついてくるのに…?

ナナ『…ほら、はやくっ』

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 同じく正装として、キャップを被ったナナとハチに連れられた一同
 日頃は越えられず、第4話ではヒロ達にドラマを生んだ
 あのゲートに差し掛かった

 普段は通れない!

ゾロメ『おりゃー!

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 ここに招待されたコドモは皆さんが初めて、これは大変に名誉な事です

勲章式典
 式典は「名誉」で切り出され、キッシング時に登場した長が、一人一人に声をかけた
 特にイチゴはリーダー、ゼロツーは「元ナインズ」
 と

 私の力ではありません! 全員の力です!!

 イチゴがめっちゃ赤くなってる!
 楽しげなゴローも素敵ですが、ゼロツーもやっぱり微動だにせず

 ゾロメに至っては、握手を申し出るも…

ゾロメ『え、これで終わり?!

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 大変な機体によく乗ってくれた等、特別な言葉をかけられたヒロ
 ゾロメは、「君も働きも素晴らしい、これからも頑張って」と簡素
 でもゾロメは、高揚して握手を申し出
 無言で無視されてしまう

 その事でショックを受けたまま、あっさり式典は終了に

ミク『ねえねえ、せっかくだから歩かない?』

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 いいなあ~、いつかオトナになれたら、ここで暮らせるようになるんだよな♪

そして少年はオトナとなる
 行きは直通エレベーターで降りたが、帰りはナナ姉が折れ、少し観光する事に。
 都市に憧れるゾロメは、中でも一際嬉しそう
 が

 私たちがオトナになるって、何だかピンとこないな

 大人になる事にピンとこない
 劇場版ドラえもんでも、「ああ僕はいつごろ大人になるんだろう 」という歌が…

 しかしゾロメは、それこそ得意の台詞を言う、と

ゾロメ『そりゃお前らには、想像力が足りないからよっ』

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 アンタのは妄想力でしょ! と、イクノにピシャリとやられるが
 ゾロメは、自分がオトナになった姿が想像でき
 その「到達点」を目指している

 パパ達を尊敬し、言う事を聞けばいつか、オトナになれると信じている

ヒロ『ゼロツー、前に言ってたよね? ここを“死んだような街”だって。あれってどういう意味?』

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 そのままの意味だよ。/ゼロツー、今日少し変だよ?

死んだような街
 憧れの街に嬉しそうなゾロメ達、ヒロも、以前ゼロツーに見せてもらった時
 同じように感動していました
 が

 何も。ただ、この街に興味がないだけ

 今はずっと、ゼロツーへの気遣いが勝るヒロ
 変化を感じますね

 この街は、冒頭パパ達が話していた、彼らが目指す「凪(静寂)」そのもの…?

『こんな近くで見るの初めて~!』

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 やっぱ、不味かったかな? 気持ち伝えたかったのは、俺の一方的な我侭だ

と言われても
 都市のエネルギー源に、目を輝かすコドモらの中、イチゴが沈むのを見咎めたゴロー
 俺の告白は、気にするな
 と

 うん…。

 ヒロへの、ヒロをダーリンと呼ぶゼロツーへの、リーダーとしての。
 更にゴロー「からの」気持ち。

 イチゴさん、思考回路がえらい事になってる!?

ナナ『そろそろ、戻るわよ~』

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 マジかよ…、何て日だ。

お前こそマジかよ!
 際し、“マグマエネルギー施設”を近くで見たがり、手近な梯子に飛びついたゾロメ
 幸か不幸か、これはエレベーター。
 上層階に取り残される事に

 巨大なフタが開き、蒸気を吐き出す巨大エネルギー施設ですが…?

 戻れなくなり、当然「コドモ用通信装置」は圏外設定。
 集合住宅のような場所へ。

 これまた扉は認証せず、どうにもならない!

ゾロメ『何で人いないんだろう…、もしかして寝てんのかな?』

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 ウソ…? 何で?!

落ちてゆく
 幸い、オトナが一人だけ通りかかったが、一瞥しただけで無視されてしまう
 オトナを尊敬するゾロメには、これはショックだった
 と

 うおわああああああ!?

 やむなく自分で降り始めたが、別の大人を見て落下してしまうゾロメ
 どんどん、取り返しが付かない方向へ!

 市長の時といい、「理想の大人像」とのズレに直面していく…

まあ、気がついたようね?』

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 これもまた幸か不幸か、今度の女性はゾロメを捨て置けず
 治療しようとするも、「体が少し違う」ので器具が機能せず
 ペット用設定など色々試して…etc
 が

 ゾロメさんてば感動の余り、見事に聞き逃してしまいおった!

ゾロメ『あ…、ありがとうございます』

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 まあ、それは大変だったわね?/ホント薄情な奴らですよ!

オトナノイエ
 不穏な言葉より目の前の感動、ゾロメは自分が陥った「不幸」を語り
 女性は、じゃあ連絡しましょう
 と

 ちょっとだけ…、話しちゃダメですか?

 でもゾロメは食い下がった
 オトナに憧れている、少し話を聞いてみたいんです、と。

 さすがに、これはちょっと緊迫しましたが…

“オトナ”『…いいわ、それでは少し、お話しましょう』

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 女性は優しげに答え、フードまでとってくれた。
 いつも、顔が見えない「オトナ」ですが
 ちゃんと人の、しわくちゃな顔

 ゾロメの反応が少し不安でしたが、彼も嬉しそうに笑う事に、と。

ゾロメ『…何してるんですか?』

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 お口にあったかしら?

おいしーよっ
 お茶を出す前に、まず念入りに殺菌した女性は、雪見大福のようなボールを
 見かけは、「本当に美味いのか?」ってモノ
 が

 すげーうまかったです!

 13部隊は「昔風」の育て方。
 無味乾燥な都市だし、変な栄養食かと思いましたが、味はちゃんとあるんですね

 ゾロメの反応的に、むしろ食べた事もない美味だったらしい

ゾロメ『あなたは食べないんですか?』

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 ワンプレート仕立ての皿を、一人で全部平らげてしまったゾロメですが
 対し女性は、「昔は味覚を楽しんでいた」けれど
 今は、栄養素が摂れれば十分よ
 と。

 さっきのニコニコした笑みは、「昔を思い出すな」って顔だったんでしょうか

ゾロメ『え?! こんな広い部屋に二人だけ!? へー…』

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 フランクスに乗る為じゃないよな…? パートナーって何のパートナーなんですか?

形骸化
 オトナ世界のパートナーは、形骸化した、彼女よりずっと上の世代の名残だという
 生活や生殖を共に行う仲、「だったらしい」。
 と 

 不自由な時代だったのね。…いちいち他人が必要だなんて

 とても煩わしいでしょ?と。
 咄嗟に過ぎった性描写、ゼロメは知らないはずの知識は、視聴者へのイメージか

 男女が必要だ、と思い始めた矢先、カルチャーショックなゾロメ

『私のパートナーに会ってみる? いらっしゃい』

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 現代が遥か過去となり、「オトナ」の常識は現代様式を煩わしいと捉えていた
 むしろ、ミストルティンで「昔風」に育てられたヒロたちの方が
 よほど現代人に近い。
 と

 さて“パートナー”、正直、「ゾロメを見て激怒しないか?」とドキドキでしたが…?

『この人すごく笑ってるけど、何か良い夢でも見てるんですかね?』

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 夢ではないわ、“幸福”を摂取しているところよ

ダイレクトアタック
 オトナ達は、脳の報酬系を活性化させ、直接「快楽」を得る仕組みを作っていた
 曰く、心から「とても良いものだ」という…
 が

 俺は、さっきのお菓子のほうがいいな~…

 脳に存在し、欲求が満たされたとき活性化する神経「報酬系」。
 これを直接活性化させるというのだ

 現代、うつ病の症状、興味・喜びの喪失は、その機能不全だとも指摘されている

しかし「幸福な笑顔」は、薄気味悪く描かれるのだった、と

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 非常に効率的、本末転倒にも思える行為に、ゾロメはあからさまに嫌そうな顔。
 でも、「過程」を切り捨てていくという事は
 究極的にはこうなるんですかね

 一度体験すれば、食事等の喜びなんて、つまらなく感じるのかもしれません。

『どうかしましたか?!』

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 ごめんなさい…、こんなに人と話すのは久しぶりで…

パートナー
 疲労で倒れるのと、「パートナー」の笑顔が最高潮なのは、本当に皮肉に感じますね
 個人主義を突き詰めた結果、みたいな。
 で

 そういえばあの人、どんな声だったかしら…?

 パートナーとも長らく喋っていない

『だって、必要ないでしょう…?』

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 お互いパートナーに不満はないと思うわ
 どちらも干渉しないし

 自由に生きていると言えば良いのかしら



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 そうなんですか…?
 俺なんか、毎日どんだけパートナーの声聞かされてるか分かんないですよ

 よりによってチームで一番うるさいのが俺のパートナーなんて
 ついてない、っつーか
 すぐヒス起こすし!

 なんかもー、ケンカばっかりって感じで


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 それはマッチングが悪かったのね? 相手を変えると良いわ

マッチング
 今のパートナーに不満はない、老婆の言葉は、心からのものと思えますが
 表情も演出も、音楽さえも暗いものに
 で

 相手に問題があるのなら、任務にも影響があるのではなくて?

 完全にゾロメ自身のようなミク評!
 視聴者は、「お前が言うな」「何か仕組まれてる?」と思ってしまう二人の相似性

 しかし婆ちゃんは、親身になって「なら変えてもらいなさい」と

『いやあ…、でも戦ってる時は、意外に気にならないっていうか…』

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 いやあ…、でも戦ってる時は、意外に気にならないっていうか…
 あのひねくれに、付き合ってやれるのも俺くらいだろうし
 他の奴には無理かな…、って。

 問題ないです! ミクだって…!!

 あ…、俺のパートナー、ミクって言うんですけど……


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 あれ? 俺言いましたっけ?
 んで!

 そのミクって性格は最悪なんだけど、顔は悪くないっていうか!
 いやー…、黙ってりゃけっこう可愛い方だと思うんだけど
 でも…叫竜と戦ってる時とかに

 時々、「こいつのこと俺が護ってやんなきゃ」って感じる事があって…

 だから戦えるのかな?
 とか、ちょっと思ったりして…、あれ?

 だからフランクスって男と女で動くようになってんのかな…?


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 大丈夫…、でも本当に疲れてしまったから、そろそろお迎えを呼ぶわね…

男女で乗る意味
 ミクとは決してミスマッチじゃない、ゾロメは必死に言い募っているうち
 男女で乗る意味に、彼もまた考えが至ります
 が

 はい、確認もしたので間違いありません。

 老婆は最初から知っていた
 式典もしてますし、もちろん彼女が知っていてもおかしくはありません。

 でも話の流れ上、どうもゾロメ個人を知っていた様子。

『…どうかしたの?』

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 泣いていたゾロメ、冒頭そのままですが、今思えば冒頭の夢とは
 母の胎内から、明るい外に出て叫びをあげた
 生まれた瞬間の記憶に思えます

 彼を包んだ光とは、母その人の記憶だったんじゃないでしょうか。なら…?

ゾロメ『何でか…、わかりません』

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 ゾロメ「何でか…、わかりません
 ゾロメ「あなたとは初めて会うのに、何だかすごく懐かしい気がして、そしたら…
 老婆「何故、そう思うの?
 ゾロメ「わかりません…

 老婆「私、本当にあなたと会うのは、今日が初めてだと思うのよ

 ゾロメ「そうなんです。


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 でも…、昔から、なんだろう、なんかこういう…
 誰かが見てくれているような感じがして
 優しくて…

 守ってくれるような
 

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 では、やっぱり違うわね?

私じゃない
 ゾロメの温かい独白に、暗い面持ちとなってゆく老婆。しかし「誰かが見てくれてる」と
 彼の言葉に、老婆は手を伸ばします
 が

 私はあなたを守れないもの

 たぶん老婆は、ずっと「見ていた」、遠く離れても思い続けていたんでしょう
 でも、きっと「守る」事は出来なかった

 だから彼女は、“それは自分のことじゃないな”と?

『あなたが。…あなた達が、私たちを守ってくれているのでしょう?』

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 たぶん彼女は、思い続け、「思いは届いてたんだ!」と嬉しかったんだと思います
 でも、「守ってた」なら違う、私は君を守れなかった。
 ならゾロメの思い人は私じゃないんだ
 と?

 生まれた子供、ゾロメ(彼のクローン原型?)を、彼女は手放してしまったのでしょうか?

『そうよ、あなた達がこの都市を守っているの。それは誇るべき事だわっ』

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 これからも守るよ!
 俺、もっと戦うから!
 戦って戦って戦って、叫竜を倒しまくって!

 そしたらいつか…、俺もオトナになれるんだよね?

 だから…、いつか俺がこの都市に住めるようになったら
 えと…、かぞ…、と

 友達になってくれますか!


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 そんなの無理に決まってるじゃないの♪

非現実的な時間
 老婆が、心の距離を感じてしまった事に気付かず、ゾロメはいつもの夢を語り
 結果きっぱり拒絶されてしまうのでした
 と

 だって、あなたは…

 ヒロとゼロツーが、3話8話で繰り返す、映画のような演出。
 非現実的という事か?

 ゾロメは、彼女にキッパリと言いきられてしまう事に

「だってあなたは」の続きは、何と言われたのか?

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 明言されず、まるで、映画が始まる時のようなブザー音で断ち切られる事に
 それは、出迎えの者が来たって描写だったのでしょう。
 あなたは人間じゃないから、とか?

 ゾロメにとって、“非現実的な一言”を、聞いてしまったって事…?

老婆『傷の手当と…、あと、食べ物なんかも与えたのですけれど』

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 余計な手間を増やすな! ここはお前たち細菌保持者の入っていいとこじゃないんだ

細菌保持者
 何を聞かされたのか、沈むゾロメは、駆けつけた者達に入念なチェックを受ける事に
 どうも、都市は滅菌され「自然のまま育った」彼らとは環境が違う
 と?

 こいつらも被害者みたいなものだ

 保護した動物のように伝える老婆
 ゾロメと話し、胸の補助心臓(?)に負担がかかったらしく、交換品を受け取る場面も

 細菌保持者って、意味深とも「単なる環境差」とも取れますが…?

『可哀想な奴らなんだよ…』

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 ただ明確に解る事は、自分は哀れまれているという事
 式典や老婆に、誇れと散々聞かされましたが
 これが「一般の認識」という事か

 ゾロメは今回、オトナへの憧れを完全に壊された…?

皆に心配かけやがって…、一週間風呂掃除の刑だわ!

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 俺達は…、可哀想なんかじゃねえ

 あの、オトナの女の人に感じた懐かしさはなんだったのか
 その後も、何度か考える事があったけど
 結局、答えは見つからなかった

 そのうち考えることも、あの人の事さえも忘れてしまった

 そして僕はもう…、あの夢を見ることもなくなった


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 見張ってないと、また迷子になるかもしれないでしょー?と、からかうミク可愛い!

夢は現実に儚く消えた
 後日、ゾロメは務めて「いつも通り」に戻り、ヒロは仲良さげな二人に笑う
 笑って、“自分がバケモノな証”を見つめるゼロツーに
 気付くことが出来なかった

 ずっと暗かった理由は、こうして「人じゃない現実」を思い知らされたのか?

 ならゾロメが受けた一言も。
 コドモ云々以上の事、「あなた達は人間じゃないのに?」とか??

 今後、どこかで語られるのだと私は思う!

そして僕はもう…、あの夢を見ることもなくなった

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 私が思うに、夢は生まれる瞬間と母への憧れ、大人への憧れも同じ理由か?
 オトナになれば、都市に住み、母に会えると無意識に捉えていたのが
 文字通り「夢」を壊されてしまった?

 辛い現実を考えないよう、老婆ごと忘れようと、無かった事にしてしまったのでしょうか

夢を絶たれたゾロメを、繋ぎ止めているのが誇りとミクなんでしょうか

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 ゾロメだけは、将来に対し、具体的な夢を抱いていました

Beautiful World
 でも今回、それを粉々にされ、なお「普通に」振舞えていたのは
 多分、可哀想なんかじゃないって誇りと
 愛情なんだと思います

 キミがただ ボクの名前をね 声にするだけで 自由になれる 気がしたんだ

 EDの歌詞も、「恋すると全て楽しく感じる」
 恋が支えてくれている

 なら今回聞いた事を吐き出すのは、ミクが酷い目に遭った時…?

ゾロメの血縁のようにしか見えなかった女性。その関係は…?

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 見た目は老婆ですが、案外若いのか? それとも

オトナの現実
 女性曰く、パートナーは、生活や生殖を目的としていた「らしい」と語られた今回。
 口振りから、既に生殖さえ独りで行えそうな感じですし
 ゼロメへの態度は血縁のようでした

 義務付けと補助で出産、子は政府に提供するシステムとか?

 実年齢も不明ですし、子供がどう出産されるのか気になりますね

オトナへの憧れを、ぶち壊されてしまったゾロメ

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 特殊な保菌者なのか、それとも、都市内が衛生的すぎるのか。

保菌者な子供たち
 私は、ゾロメ達が特殊な保菌者というより、都市が極端に滅菌処理され
 現代的な、「ばっちい」生活を送っている子供とは
 育ちが違うという事だと思います

 特殊な菌の保菌者なら、あのくらいの怒られ方じゃすまないと思いますし

 老婆の除菌や、市長が握手を避けたことも「コドモは汚い」という認識で
 一緒にいると有害なんでしょうね

 オトナに対する幻想を、ゾロメはぶっ壊されてしまったんでしょうか

ゾロメ都市訪問回に漂う、「婆ちゃん家に遊びにいった」感

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 しかし婆ちゃん家は、圧倒的ディストピアだった…。

ジェネレーションギャップ
 快楽を得るには、直接神経を刺激し、食べ物もミストルティンより遥かに美味しく
 家は広く、何をするにも、一人で事足りる自由
 APEが目指す“凪のような”世界

 ゼロツーにいわせれば、どことも繋がってない死んだような世界

 人工都市で、物資を最小限で済ます生活様式なんでしょうか

私、本当にあなたと会うのは、今日が初めてだと思うのよ

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 私は今回、彼女も「現実ってそんなもんだ」と思った気がします。

老婆と現実
 だって、顔も合わせず生き別れになり、ゾロメが自分を覚えてるはずはない。
 それでも、何か不思議な(実際、夢という形で)絆があるんじゃ?
 と一縷の望みを持っていた

 でも彼が、「守ってくれる」と言った時、「あ、自分じゃないんだ」と思った

 やっぱり、絆なんてありえないんだ。
 これが現実だ…、みたいな。

 伸ばした手を下ろした仕草、何か本当にショックだったよう見えました

ますます孤独を深めるゼロツー、検査すっぽかしたけど大丈夫なのだろうか

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 今回、ヒロはずっと、ゼロツーを心配してたけど当人は距離を置くばかりに。

彼女の現実
 本作は全24話の2クールで制作されますが、まもなく前半の山場に。
 グラン・クレバス、果たしてそこに何が待っているのか
 その先に何が起こるのか

 でもその前に、ミツルメイン回ですかね?

2018年3月17日 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第10話「永遠の街」

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 今回は、TRIGGER Inc側が制作。

スタッフ
 脚本:大塚雅彦
 絵コンテ:小倉陳利
 演出:中園真登
 作画監督:斉藤健吾、山口加奈
 総作画監督:田中将賀
 アニメ制作:A-1 PicturesTRIGGER
 原作:オリジナルアニメ/グレンラガン スタッフ参加

あらすじ
 戦いの活躍が評価された13部隊に、勲章が与えられることになった。授与式は、13都市内で行われる。これまで自分たちが守ってきた都市の中にはじめて入れることになり、はしゃぐコドモたち。中でも、オトナになることに憧れているゾロメは、興奮しすぎて落ち着かない。
 授与式当日。コドモたちは13都市の市長から直々に激励の言葉を受ける。
 式そのものは粛々と終わり、その帰り道、ゾロメはひとりはぐれて、都市の奥深くへと迷い込んでしまう。

勲章と機体整備を受けるコドモ達、部隊は“グラン・クレヴァス”へ…?

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 今回は顔アップが多かったのは、トリガーが制作担当だったからかも。

グラン・クレバスへ
 いよいよ、ヒロ達の価値を認めたオトナ達、それが彼らを困難に向かわせる事に。
 未来都市の描写は、合理化を突き詰めたディストピア
 パパ達の管理じゃ納得ですね…

 価値観から、根本的に違っているので、考え方も推し量るのが難しい

 ラスト、あまりに明るく「だって」と告げたのは
 相当衝撃的だった模様

 明かされる時、ヒロ達はどんな状況にいるのでしょうね

 次回、ダーリン・イン・ザ・フランキス 第11話

目次 ダリフラ 第10話 感想

 冒頭
 Aパート
 Bパート
 ゾロメの涙、伸ばされた手
 そんなの無理に決まってるじゃないの
 ED「Beautiful World」
 感想追記
 これまでの感想


 ダーリン・イン・ザ・フランキス 1巻“恥ずかしいから目 閉じてて”

オリジナルアニメ ダーリン・イン・ザ・フランキス 感想 2018年1月 公式ツイッター

 ダーリン・イン・ザ・フランキス 放送直前特番
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第1話「独りとヒトリ」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第2話「繋がるということ」トリカゴ
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第3話「戦う人形」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第4話「フラップ・フラップ」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第5話「キミの棘、ボクのしるし」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第6話「ダーリン・イン・ザ・フランクス」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第7話「流星モラトリアム」 ※真夏のセツナ
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第8話「男の子×女の子」 ※Beautiful World
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第9話「トライアングル・ボム」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第10話「永遠の街」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第11話