公式サイト ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第9話 感想 ヴァイオレット・エヴァーガーデン レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 前回はこちら
捨てていい手紙は無い。手紙は想いだから。なら捨てて良い想いもまた、何一つない

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独り立ち、たくさんの人に支えられ立ち直った事を、「独り立ち」と言って良いか?
 私はそれで良いと思うし、そこが良いと思うんです
 彼女は、少佐が全てと思ってたから

 周りでたくさんの人が想っている、彼女はそれを知るべきだと思うから

いない事にこそ意味がある
 同時に、彼女が誰より頼ってしまうから、少佐がいない「から」成長できたのも切ない。
 でも最後に音高く踏み出せたのは、少佐の記憶が胸にあるから
 少佐だって、「いてくれた」んだと感じます。
 
 第1話ラストは、何も知らずに「ドールになりたい」、今回の躊躇いに成長を感じた!

目次 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第9話 感想

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 前半
 後半
 届かなくて良い手紙なんてないんだ
 ヴァイオレットへの手紙
 してきた事は消せない
 これまでの感想

してきた事は消せない。彼女が向き合うべきは、やってきた全て

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 罪と向き合わせる言葉から、幸せになるべき言葉へ。言葉はいつでも二面性だと。

あらすじ
 少佐は亡くなった。ホッジンズは、ヴァイオレットを罪に向き合わせた事を責められる。
 だが彼は、「彼女は何もなくしていない」と信じ
 アイリスとエリカも手紙を書く

 生まれて初めて貰った手紙、それは嬉しい事だとヴァイオレットは学んだ

 少佐が残した言葉を思い出した彼女は
 改めて「自動筆記人形になりたい」と、ホッジンズに躊躇いながら告げる

 ホッジンズは成長を感じ、「ちゃん」でなく、フルネームで彼女を呼んだ

 次回、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第10話

追憶の四年。少佐の瞳は、出会った時から「美しい」です

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 前回、少佐の死を聞かされたヴァイオレットは、大佐を、少佐の実家を訪ね
 ギルベルト少佐の墓と、彼の頭に銃弾が突き立った一瞬を思い出す
 少佐は確かに、致命傷を負ったのだと

 預けられた四年間の記憶、それは少佐が、不器用に彼女を慈しんだ日々だった

少佐?! 少佐!

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 逃げろ…、私を置いて…、逃げろ!

敵地にて
 右目に弾を受けた少佐は、「大丈夫だ」と返し…、次の瞬間再び撃たれた
 照明弾を撃った事で、敵が集まっていたのかもしれない
 で

 私を置いて、逃げろ…出来ません!

 激戦区ど真ん中で弾を撃ちつくすヴァイオレット
 危険は倍増しに。

 少佐は、独りで逃げて欲しいのに、どうにもままならない

『少佐が逃げろというなら、少佐を連れて逃げます!』

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 しかし散々戦った後で、大の大人を抱えて走れるわけもなく
 また、激情にかられて散々叫んでしまった彼女は
 格好の標的

 少佐、こんなにも叫ぶ彼女が、本当に嬉しかったでしょうに。

ギルベルト『ヴァイオレット!

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 抱えたまま狙撃され右腕が、顔に傷ある兵士の手榴弾で左腕も。

残った力で
 次々に両腕を失い、なおヴァイオレットは、彼を噛んで運ぼうとし
 第1話での回想に繋がってゆく
 と

 絶対…、絶対少佐を死なせません!

 彼女を武器にしてしまった負い目
 前回のブローチで、「彼女は、言葉を知らなかっただけ」と思い知らされた後悔

 ギルベルトには、彼女の必死さこそが辛すぎるのでしょうか

『やめろ…、もうやめてくれ!

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 やめろ…、もうやめてくれ!
 生きるんだ…

 ヴァイオレット…、キミは、生きて、自由になりなさい。

 心から…、愛している


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 あ…、い…、あいって何ですか? あいって…、何ですか!?

愛している
 少佐の告白は、性格的に、死を覚悟したからこそ飛び出したのでしょう
 でも返答は、改めて彼を追い詰めたよう見えます
 で

 私、解りません、少佐!

 改めて少佐は後悔した気がします
 彼女が、最初から「綺麗と思う心」を持っていたと解らず、教え導く事も出来なかった

 愛を教えた事もない癖に愛した、なんて自分勝手なんだって。

やがて問題の一瞬、砲撃により要塞は大打撃を受ける

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 上層が倒壊し、粉塵が殺到する中、彼女を突き飛ばした少佐
 血を失い、ふらついた彼女は突き飛ばされ
 それに気付く事も出来なかった
 と

 砲弾直撃でなく、粉塵だったのね。

ホッジンズ元中佐『…ここだと思ったよ』

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 ガルダリク軍は、撤退する前に、自らの総本部を砲撃した…。

最期の場所
 再び現代、要塞は破壊されたまま、再建されることなく放棄されていた
 ヴァイオレットは、ひたすら瓦礫を取り除くが…
 と

 入院している間、どなたに伺っても少佐はご無事だと…

 撃ったのは味方じゃなかったのね
 少佐が信号弾を上げ、“南部軍”が突撃してきたので、敵は撤退し要塞を破壊した

 砲兵隊のホッジンズ、関わってなくて良かった…。

ホッジンズ『…言えなかったんだよ 

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 少佐の身を案じてばかりの彼女に、軍病院の人たちは何も言えなかった
 何せ1話で、ホッジンズが言おうとしたのを遮ったくらいですから
 想像に難くないですね

 或いは、病院の人たちも怖かったのか。他に入院者も見当たらなかったですし。

『私は…、少佐のいらっしゃるところにしか行けません』

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 …じゃあ、俺もここに居る。キミが一緒に戻ってくれるまで。

二人の彼女
 雨降る中、動こうとしない彼女に、ホッジンズは最初「社長」として呼びかけます。
 彼女に芽生えた、自動手記人形のプライドにかけたのでしょうか
 が

 俺はあいつに…、キミを託されたんだからな

 なおも動こうとしないヴァイレット
 彼女はもう「ドール」じゃなく、戦争時代の彼女に立ち戻ってしまっている

 なら言うべきは、戦争時代の話しかないのでしょうか

決戦開始の直前、あいつは俺のところに来て言ったんだ』

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 何かあった時、エヴァーガーデン家に彼女を預けるようにと言付けた。
 だから第1話、ホッジンズは彼女を預けて立ち去り
 そのまま別れようとしました

 前回、ヴァイオレットが困惑し、問いただしてきた場面の後でしょうか。

ギルベルト『…頼むよ

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 アイツは、決してキミを戦う道具だとは思っていなかった。

気持ちに沿うなら
 少佐は覚悟の上で、自分の未来を案じていた、と改めて知ったヴァイオレット
 後を追えば、彼が悲しむだけだ
 と

 一人の女の子としての、キミの将来を案じていたんだ

 ホッジンズの話にヴァオレットは静止
 後は、運転手として同行した、ベネディクトに引っ張られて車内に乗せられたらしい

 少佐の望みを叶えるなら、自分は生きるしかない…

ホッジンズ『…大丈夫、だよね?』

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 車に乗ったことに安心してか、彼女に呼びかけるホッジンズ。
 まるで、退院した時の再現のようになってしまいましたが
 もう大丈夫だと。

 曰く。“もう、アイツの命令が無くても、生きていけるはずだ”と。

“決戦前”『もう、少佐に命令はいただけないのでしょうか?

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 キミは、悪くない。この話は、また今度にしよう。

検問にて
 最終決戦直前の「また」、前回のやりとりを、ふと思い出すヴァイオレット
 しかし道路が封鎖、進めなくなっていた
 で

 別の道を行こうか?/了解

 大戦時の敵国、ガルダリクの和平反対派が町を襲った為
 軍が出動し制圧した所だった

 元中佐なので、こういう時は話が早いですね

去り際、敬礼する軍人達に「自分」を見るヴァイオレット

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 軍人時代の自分の幻を見、遠ざかって行くヴァイオレット
 違う道を行こう、と方向転換した車から見えたのは
 あの頃には戻れないって事でしょうか

 違う道。少し違えば、こうして軍人のまま生きたかもしれない、みたいな。

『ヴァイオレット…、戻ってきたんですよね。…仕事にも、戻ってきますよね…?』

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 ちょっと…、様子見てきてよ

C.H郵便社にて
 何とか“家”には連れ戻せたものの、ヴァイオレットは自室にこもってしまい
 カトレア、エリカやアイリスらを心配させる
 が

 新人の配達員が、配達し切れなかった手紙を捨ててしまってなあ…

 カトレアは何となく行き辛い。
 こういう時、物怖じしないベネディクトが頼りになるが、生憎トラブル中だった

 急な事業拡大のツケ、って奴でしょうか

久々のヴァイオレットの自室は、「多少」物が増えていた

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 相変らず華やかさはない、しかし、最初は床に転がしていたぬいぐるみ
 ホッジンズさんが、懸命に彼女に為に選び贈ってくれたそれを
 きちんと机に飾るように

 彼女は、確かに前に進んでいますが…。

ヴァイオレット『ご心配をおかけして…、申し訳ありません……』

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 明日は、顔を出せそう? 皆待ってるし…、あなたへの依頼も、たくさんきてるのよ?

私の両腕
 食事を差し入れ、あなたは独りじゃない、必要ともされていると懸命に伝えるカトレア
 しかし、ヴァイオレットは“機械の両手”を見詰めるばかりだ
 と

 私は…、ホッジンズ社長が仰ったとおり…、燃えているのです

 第1話で語られた“火傷”。
 両腕は、彼女にとってその象徴となってしまったのかもしれません。

 そう感じた今こそ、“この腕”が、本当に辛く感じていると。

カトレア『どうして、そんなこと言ったのよ!?』

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 ホッジンズを責めるカトレア、「火傷」とは、他人を殺してきた罪の意識。
 以前、死は、二度と会えず哀しくなるとヴァイオレットは知りました
 そして自分は殺してきたのだと

 カトレアは、彼女はそうするしか無かったじゃないか、とホッジンズを責めますが…

ホッジンズ『境遇がどうであれ、敬意や理由が何であれ、してきた事は消せない』

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 忘れることも、出来ないだろ?

消せない
 境遇がどうであれ、起きた事は消せないし、忘れる事もできやしないのだ
 だからホッジンズは言ったのだ
 と

 燃えているのは彼女だけじゃない

 彼女の気持ちは解るはずだ
 燃えている、「犯した罪に苦しんでいる」のは、カトレアもホッジンズも同じだから。

 カトレアだったら、言って欲しくなかったかい?と。

『表面上は消えたように見える火傷のあとも、ずっと残ってる』

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 決して大仰な話じゃない、“過去にやってしまった辛い記憶”は誰しもある
 だから、向き合わせる為にホッジンズは言ったし
 カトレアだって覚えがある

 言うべきだったのだ、と、カトレアにも理解が出来てしまった。

カトレア『だったら…、どうすれば良いの? あの子…』

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 自分で決めるしかない。燃え上がった身体と向き合って、受け入れた後も

大丈夫な人だから
 カトレアから見れば、ヴァイオレットは、そうするしかない境遇で罪を負ってしまったし
 少佐の死を知り、何もかも失ったじゃないかと
 でも

 大丈夫…、なくしてないよ。何も…!

 でもホッジンズは確信している
 少し早まってしまったけど、「大丈夫だ」と思ったから少佐の死を話したのだと。

 いつかいつかと、思っていた時が来てしまったんですね。

アイリス『カトレアさんも戻ってこない…』

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 立ちいった事情を知らないエリカとアイリス、行動派アイリスは動こうとしますが
 エリカは、雨の日にヴァイオレットが言った「動機」を思い出し 
 今はそっとしておくべきだ
 と

 アイリスも同様、「愛してるを知りたい」と、ヴァイオレットが言った事を思い出し…?

“愛してる”を、知りたいのです

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 本当に…、そっとしておくだけで良いんですか?

このままじゃ
 少佐が亡くなった事は聞き及んでいるのか、揃って思い出すエリカカトレア
 ヴァイオレットが、“動機”を失ってしまったわけだから
 と

 このままあの子、ドールをやめちゃうんじゃ…

 そっとしておくだけで、ヴァイオレットだけで結論を出させちゃいけない
 しかし、どうすればいいのか。

 そこに現れた人物が、転機をもたらす事に

代筆を、頼みたいんだが…

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 ルクリアの兄、ヴァイオレットの手紙で立ち直ったスペンサー・モールバラ
 両親を護れなかった後悔は、今のヴァイオレットと繋がるし
 何より、妹の思いに怯えていた青年

 後者の思いは、少佐に重なる気もしますが…?
 
少佐と生き別れた場所、最後の記憶で“出会う”ヴァイレット

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 少佐「ヴァイオレット…
 ヴァイオレット「少佐…、ご無事だったのですね!?

 少佐「その服は…?
 ヴァイオレット「今、私は自動手記人形として働いているのです…

 少佐「キミが?
 少女「はい、手紙を代筆しておりますっ!


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 手紙か…、多くの命を奪ったその手で、人を結ぶ手紙を書くのか?

資格なし
 少佐は生きていた! しかし当惑する彼に、「ドールをしている」と告げるや
 彼は血を吹き、大佐の言葉でヴァイオレットを責めた
 と

 あああああああ!

 少佐の血にまみれてゆく両手、悪夢から目覚めた彼女は机をひっくり返してしまう
 ランプも本も、「ドールになる為」のもの

 机は、ドールになる為、過ごしてきた日々の象徴みたいなものでしょうか

しかしヴァイオレット、ホッジンズに貰った「ぬいぐるみ」は破けず

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 生き物に似ている事、共に過ごした、相棒のように感じているのでしょうか
 何より、これを贈る為、ホッジンズがどれだけ心を砕いたか
 今なら解るのかもしれません

 じっと見る瞳は、ホッジンズの代役みたいなものなのかもしれません。

他人を殺してきた両手で、自分の首を絞めるヴァイオレット

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 少佐…、私はどうしたら…、命令を…、命令を、ください…!

「   」
 結局自殺など出来るはずもなく、「どうすべきか」少佐に求めるヴァイオレット
 ホッジンズが、「自分で決めるしかない」と考えるのと真逆
 昔の彼女に戻ってしまう

 逆に言えば、一番辛い時、傍にいない事きっと意味がある

 必要なのは、助言でも命令でもない
 孤独な事に意味がある

 ドールとして一人前になった彼女の、本当の独り立ちの時だと。

『手紙だよ、ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

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 ややあって訪れたのは、お馴染みの面々でなく、配達人のローランドさん
 彼は、エリカとアイリスから頼まれたと手紙を渡し
 すぐに立ち去ろうとした

 元気を出せとか言わない、でも多分、それが彼女を冷静にさせる事に。

ヴァイオレット『まだ…、配達を?

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 ああ…、捨てられた手紙が見つかったんでね?

捨てられた手紙
 何かのこだわりで、ハイヒールを履くベネディクト。それが今回は仇となってしまい
 足を挫いて、ローランドさんの仕事を増やしてしまう事に
 で

 何やってんのよ…痛てててて痛い!?

 相変らずクッソ仲良しな二人!
 恋愛なのか姉弟なのか、彼に注意してばかりで、疎ましがられているカトレア

 その様子は、姉弟っぽく感じますが…?

ローランドさん『じゃあ、わしはクラフト通りを回るから…』

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 ここで第一話が活きてくる。彼女の性格的に、見捨てておけるはずがなく
 また第1話の頃、配達員を一時的にやっていた彼女は
 ある程度、地理に明るかった。

 おまけに記憶力も良いので、助っ人外国人選手となることに。

『どれ一つとったって…、誰かの大切な想いだからな?』

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 どれ一つとったって…、誰かの大切な想いだからな?
 届かなくて良い手紙なんて
 ないんだ。


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 手紙だぁー! お母さん、お父さんからだよーっ♪

伝わるということ
 手紙は大切な想い、その言葉を、ヴァイオレットは配るたびに実感してゆく
 市井の通信網が整備されてない、「声が届く」だけで特別だから
 と

 配達、終わったかい? おつかれさんっ

 自分が形にしてきた「手紙」の力
 ただそれが届くだけで、無事だと証明され、何を思っているかが解るんですよね

 しかし辛そうなのは、少佐から貰いたい思いでしょうか?

良かった! 皆ちゃんと届いたんだな?』

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 配る側にも思いがある事、なら「書く側」もしっかりしなければならないという事
 第1話の頃も、夜遅くまで、“任務だから”と配って周りましたが
 また違う印象を受け取る事に

 ヴァイオレット自身に届けられた手紙も、こうした気持ちの結晶なのだと。

『ヴァイオレット、大丈夫?』

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 ヴァイオレット、大丈夫?
 会いに行こうと思ったけど、アイリスと相談して手紙を書くことにしました
 ドールがドールに手紙を書くなんて
 変かもしれないけど

 でも伝えたかった、心配してるって。 

 それから、貴女のこと待ってる、って。


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 今はとても仕事に戻る気にはなれないかもしれないから
 ゆっくり休んで?

 でも、何かあったら、遠慮なく私達を呼んで?

 私もアイリスも、あなたが戻ってくるのを信じてる。


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 それから今日、スペンサーさんっていう人が、あなたに代筆を頼みたいって来たわよ
 妹さんに、感謝とお詫びの手紙を書きたいんですって

 あなたに書いて欲しいそうよ?

 どうしても、あなたじゃなきゃダメなんだって。


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 どうしても、あなたじゃなきゃダメなんだって

ドールからドールへ
 奇妙な手紙は、少佐以外にも、自分の周りにいてくれるという事
 心配し、支え、信じてくれる人たちがいて
 必要としてくれる人がいる

 手紙を書くのか? でなく「書いて欲しい」、必要とされている

 自分が、少佐じゃなきゃダメだと思ったように
 自分じゃなきゃダメだと思われた事

 ローランド翁が言ったように、“大切な思い”を受け取るヴァイオレット。

ヴァイオレット『…こちらでよろしいでしょうか?』

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 立ち直り始めたヴァイオレット、最初の仕事はスペンサーさん。
 家を空けがちな、しかし今も同居しているという妹
 ルクリアへの手紙。
 
 彼は、妹への手紙なんて照れくさいという

でもあいつのおかげで、…もう一度、やり直す気持ちになれたんだ』

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 同僚が知らせてくれたのです、手紙で。…それは私が、生まれて初めて貰った手紙です

ありがとう
 仕事も決まった、妹に感謝を伝えたかったスペンサーは、休んでるのに悪かったという
 ヴァイオレットは、「手紙で知らせて貰った」
 と

 手紙を貰うという事は、とても、嬉しい事なのだと解りました

 初めて見た彼女の笑顔。
 続けて、「だからルクリアも嬉しいと思う」と励まされた彼は、「ありがとう」と返した

 ヴァイオレット自身、そう言いたい気持ちな事件だ!

スペンサー『ありがとうっ』

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 スペンサーが訪れた事で、「何かしたい」というエリカたちの気持ちは形に。
 手紙を贈ろう、自分達が出来る一番の事をした二人に
 ヴァイオレットはまた一つ知る事に

 手紙を貰う事、とても嬉しい。

通りすがりの道々には、色んな人の“近況”が溢れていた

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 その名に…、相応しい。その名に…、似合う

ヴァイオレット
 新聞では、手紙で繋いだドロッセルとフリューゲル、シャルロッテ達近況が
 また、彼女が代筆したオスカー・ウェブスターの新作
 傘を持った少女の戯曲も上演中

 少佐が名付けてくれた、ヴァイオレット(スミレ)に目を留める事に

 音高く踏み出すヴァイオレット
 皆が元気付ける中、最後に背を押すのは、やっぱり少佐の言葉だった

 新しい一歩を、音高く刻むことに。 

ヴァイオレット!?

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 社長の仰るとおり、私はたくさんの火傷をしていました……
 良いのでしょうか…

 私は、自動手記人形でいて、良いのでしょうか

 生きて…
 生きていて、良いのでしょうか…

 ホッジンズ「…してきた事は消せない!


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 でも…、でも…! キミが自動手記人形としてやってきた事も、消えないんだよ?

何も失っていない
 第1話の頃、文字通り何も知らずに、「やりたい!」と駆け込んだ場面を再び!
 でも今、知ったからこそ「やって良いのか?」と迷う
 が

 ヴァイオレット・エヴァーガーデン!

 彼女が幸せにしてきた人たち
 罪に向き合うの同様、彼女が“幸せにしてきた”事も、全部まとめて向き合わねば!

 ちゃんではなく、フルネームでホッジンズは呼ぶ事に

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

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 いつも「ちゃん」とつけて、庇護対象として扱ってきたホッジンズが
 改めて、「一人前の女性」として遇するという事
 本当の独り立ち

 自分で悩み自分で答えを見出し、支えられ、彼女は本当に一人前になった!

2018年3月7日 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第9話「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

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 甘城ブリリアントパークやハルヒ2期の監督、武本氏が絵コンテ・演出に。

スタッフ
 脚本:吉田玲子
 絵コンテ&演出:武本康弘
 作画監督:丸子達就、岡村公平
 アニメ制作:京都アニメーション
 原作:暁佳奈/エスマ文庫(京アニのライトノベルレーベル)
 制作協力:アニメーションDo

あらすじ
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ホッジンズの庇護から独り立ちへ、彼女が次に向かうべき場所は

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 冬の装いだったのは、これからが春(眩しい季節)という事か。

捨てて良い想いはない
 今回、ホッジンズのぬいぐるみを破けなかったように、他人の想いを大切にする事
 自分がやった罪を考えるのも、大事な事であるし
 だから無価値だと思ってもいけない

 してきたことは消せない良い事も悪いことも消す事は出来ない。

 罪に向き合わせる為の言葉で
 彼女に、彼女自身を肯定させる為の言葉でもあったと。

 少佐不在だからこそ成長できた、なら、彼が帰ってくる事終盤戦ですね!

 次回、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第10話


 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第1話「「愛してる」と自動手記人形」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第2話「 戻って来ない」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第3話「あなたが、良き自動手記人形になりますように」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第4話「君は道具ではなく、その名が似合う人になるんだ」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第5話「人を結ぶ手紙を書くのか?」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第6話「どこかの星空の下で」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第7話「    」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第8話
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第9話「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第10話「愛する人は ずっと見守っている」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第11話「もう、誰も死なせたくない」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第12話
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第13話「自動手記人形と「愛してる」」【最終回】