公式サイト ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第8話 感想 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 20時感想追記 前回はこちら
彼は頭に銃弾を受けた。墓と記憶が突きつける、少佐との追憶回

00116
00170
00143
第1話冒頭は、不器用な少佐が、精一杯の感謝を伝えようとした場面だったと
 傷だらけの彼女に、「良く戦ってくれた(戦う事への肯定)」とも言えず
 何て言えば、言葉を探す彼が切ない。

 そしてヴァイオレット視点で、“彼はきっと死んだ”と納得するまでの物語

まず間違いなく生きてる!(確信)
 今まで、断片だった場面が繋がって感じたのは、「ヴァイオレット」が彼そっくりな事
 不器用で四面四角で、友人に対してさえ階級で対応する姿は
 いかに彼が身近だったか感じます

 しかし、ブローチを贈った際のやりとりで、彼は深く後悔したようで…?

彼の背中は、視聴者にはとても小さく哀しそうに見えた

00219
 言葉を知らず言えなかったけど、あなたの瞳を美しいと思ってましたと。

ギルベルトの涙
 私が思うに、そんな感情にも気付いてやれなかった、自分は「保護者失格」な事
 彼女は、最初から感情があったんだって気付いてやれなかった
 彼女を縛り付けてしまった

 ただ彼女を「人」にしたかった、なのに依存させた哀しさもあったのでしょうか
 
目次 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第8話 感想

00141
 冒頭
 前半
 後半
 感想追記1
 感想追記2「少佐視点で考える」
 これまでの感想

ブローチをつけて貰いながら、上目遣いで“盗み見る”ヴァイオレット

00214
 やった、少佐の瞳だ! って嬉しさを感じる気がします。かわいい。

あらすじ
 少佐は死んだ、そう聞かされたヴァイオレットは、彼の兄の所へ慌てて向かうが
 やはり「死んだ」と返され、続いて彼と暮らした実家へ向かうも
 彼の墓という“現実”を突きつけられる事に

 ヴァイオレットに過ぎる思い出、あの頃は気付けなかった、少佐の想い

 あの頃どれだけ心配させ、彼の心を傷つけていたのか
 ヴァイオレットは墓の前で崩れ落ちる

 追憶は致命傷の場面に飛び、彼の死を、ヴァイオレット自身に突きつけた

 次回、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第9話

少佐は死んだ。ヴァイオレットは言葉を無くし、叫ぶ他なかった

endcard
 前回、ヴァイオレットは新作が滞って久しい戯曲家の下へ代筆を行い
 物語や、他人に共感するということを知った彼女は
 二度と会えない寂しさを想う

 しかしWEBエンドカードは、色々台無しだった

“大佐”『北東戦域で拾った…、名前は付けてない。“お前”で呼んでた』

00000
00002
00004
00006
00009
00011
00012
00013
00014
 乱暴は止せ! こんな子供に!!

お前にやる
 第2話冒頭再び。兄に呼び出されたギルベルトは、少女を「武器」として贈られた
 意図は解らない、だがここに置いてはおけない
 と

 受け取ってくれて良かったよ…、陸軍には、もう話はつけてある

 抱きしめられ、身じろぎするヴァイオレットですが
 彼女が思った事は(後述

 兄、ディートフリート・ブーゲンビリアの意図が謎過ぎた冒頭…!

大きな権力を持っていた“辺境伯”家系、海軍に属した兄

00015
 海軍である兄は、“少女”と交戦し部下を多数殺害されていた後で発覚
 その事で、戦後も彼女を恨み続けていたほど
 なのに弟に?

 対しギルベルトは、出会った時点で全力保護者だった! 全力全開!!

大佐にお会いしたいのです!

00016
00017
00018
00019
00020
00022
00023
00024
 お前は下がれ、死にたくなかったらな。

ディートフリート・ブーゲンビリア
 未だ軍に身を置いていたディートフリート大佐を、必死で訪ねたヴァイオレット
 彼女は守備隊を一蹴し、大佐を呆れさせる
 と

 やはり…、武器は武器だな

 部下には優しげ。
 だからこそ、ヴァイオレットを憎悪しているのでしょうけれども。

 いかにも不良軍人ですが、戦後も在籍してたのね。

『少佐が! ギルベルト少佐が、未帰還だというのは事実でしょうか…』

00027
 先日、ヴァイオレットに憎悪をぶつけた大佐ですが、彼も誤解がありました
 彼女の必死さに、ようやく「知らなかったのか?」と
 絶句してしまう兄大佐

 何より、彼にしてみれば、見違える表情なのでしょうね

嘘です! 嘘です! 少佐はご無事です!!』

00028
00029
00030
00031
00032
00033
00036
 何だその顔は…、あいつにとって、ただの道具だった貴様が!

噛みあわない
 兄弟間の意思疎通が、まったく出来ていなかった兄大佐は
 弟が、彼女を「道具」にしてたと思っていた
 と

 感情のない、ただの道具の貴様が! 哀しいはずはないだろう…?

 押し付けたとき睨みつけたギルベルト
 しかし兄大佐は、弟だって、実際に「こいつ」と付き合えば理解できると思ってたのね

 兄大佐、どれだけヴァイオレットに手を焼かされたのでしょうか

カトレア『どうして喋っちゃったのよ!』

00037
 一方ホッジンズお父さん、「女心が解ってない!」と真正面からバッサリだ!
 カトレアは、人一倍その辺は詳しいほうですから
 そりゃもうお冠よ!

 彼女も、第2話で聞かされて以来、ずっと気にかけてたんですねえ

カトレア『さっさと、あの子を探しに行きなさいよ!』

00039
00040
00044
00045
00047
00049
00050
00051
00052
00053
00054
00055
00056
00058
00059
 痛ッ!? ちょ、ちょっと!?

こいつはてきだ
 しかし探しに行くより早く、ヴァイオレットは汽車に飛び乗りある場所を目指していた
 回想、思い出すのは“貰われた”直後の事
 と

 ぼっちゃま…、着替えさせたのですが、この子が暴れるもので…

 実家である“辺境”へ連れて行った
 首都ライデンにも邸宅はあるが、母が住んでいるので避けて連れてきたらしい

 死ななくて良かったですね、お手伝いさん!

『……風邪を引く。毛布を使うんだ』

00060
00062
00063
 少女は心を開かず、寝ている隙に毛布を被せようとした時にしても
 一瞬で、猛獣さながらに飛びのいてしまう
 が、辛抱強く接した

 今までと、まるっきり違う対応、優しさに戸惑う姿がいじらしい。

どうした?!

00064
00066
00068
00070
00072
00073
 すいませんぼっちゃま、この子、ずっとぼっちゃまを探していて…

困惑を止めたくて
 やがて心を開いてくれたが、結果、ギルベルトに依存するようになってしまう
 だが彼は、軍人として家を空けねばならなかった
 と

 食事も採らずに…

 雪深い辺境の地です
 放っておけば、いずれ彼を追って飛び出し、遭難してしまうかもしれないと?

 ただ兄さん、「陸軍には話を通した」って言ってましたから…。

『前線には連れていけません! あの子は不安定すぎます!!』

00074
 軍に連れていったところ、兄の話ゆえか、お偉いさんが演習に参加させた
 すると、第1話ホッジンズが回想したように大暴れ
 ヴァイオレット無双!

 また、戦う以外に何も出来ない為、前線に送り込むよう強要された

くだらん! 全く、君の偽善には付き合っておれん!!』

00076
00078
00079
00081
00082
00083
00084
 こちらの軍勢は3万、相手は6万…。

首都カプリア防衛線
 ところが前線は、同盟国の首都を護り、絶望的な状況に陥ってしまう
 敵は倍、更に砲撃部隊まで送り込んできた
 と

 少佐、君に中隊を率いて、砲の破壊にあたって貰いたい

 河を利用し持久戦を行っていたが
 砲撃が始まった事で、味方の士気がガタ落ちになって綻びが出てきた

 同戦線の勝敗を分かつ、大勝負に抜擢ってワケだ!

少佐『君は、ここにいるんだ』

00087
00088
 会議中も、外で体育座りして待つほど懐いてしまった彼女。
 さて大砲は、数万の軍の行方を決める要
 防衛も重点的に違いない

 少佐はやっぱり、彼女を置いていくのだが…。
 
少佐『私が戻るまで、動くんじゃない。解るか?』

00089
00090
00091
00092
00093
00094
00096
00097
00098
00099
00100
00102
 何があった!? 敵襲! 敵襲ー!!

星火燎原
 当然、ヴァイオレットは密かについてきたが、これが最悪の形で裏目に。
 隠密作戦中、敵を殺し火事を起こしてしまったのだ
 と

 隊長、敵が近くまで!?…突撃!!

 少佐は前進する事を選んだ
 大砲狙いだとバレ、撤退して再攻撃では、守りを固められると考えたのだろうか

 或いは、ヴァイオレットを置きざりにする事を恐れたのか

少佐の「突撃」に、得たりとばかりに突っ込んでいくヴァイオレット

00110
 彼女にすれば、役に立てる機会が来た、と浮かれていたのかもしれません
 棒立ちで、「どうしたの、こないの?」とでも
 言いたげな姿に見えました

 少佐を「守る」以上に、少佐の為に「殺す」、それが彼女だったのね
 
立ち尽くす少佐の前で、彼女はひたすら殺し続けた

00108
00112
00116
00117
00119
00120
00122
00124
00125
00126
00127
00128
00130
00132
00137
 はい…、あなた!?/少佐は、いらっしゃいますか?

河を渡って林を抜けて
 回想が終わると共に、ヴァイオレットは、道なき道をひたすらに歩いていき
 辿り着くころには、ぼろぼろになってしまっていた
 と

 少佐はこちらに…、いらっしゃるのですよね?

 最短距離を通ったのでしょうか
 久々の再会、すらすらと喋るヴァイオレットに、家守りの方もさぞ驚かれた事でしょう

 嬉しくもあり哀しくもあり…。

『ぼっちゃまは……』

00139
 少佐の実家「辺境伯」。飛び地、国境を守る独自軍が置かれた辺境の主で
 ここも鉄道網を壊されたのか、遠すぎて敷かれていないのか
 ヴァイオレットはえらく苦労する事

 でも、大戦から一年近く経ってるはずですし、「元々ない」のでしょうか。

『ギルベルト…、ブーゲンビリア…、少佐の、お名前が……』

00141

 ヴァイオレット…
 ヴァイオレットだ!
 君は道具ではなく、その名が似合う人になるんだ!


00143
00144
00145
00147
00148
00149
00151
00155
00157
 ヴぁいお…、れっと/言葉が解るのか!?

エピタフ
 突きつけるように名を刻まれた墓地に、愕然と膝をつき、再び彼女は思い出す
 アイリス回、初めて“喋った”のだ
 と

 そうだ! キミがヴァイオレットで、私が少佐だ!!

 膝をつき目線を合わせていた少佐
 初めて喋った彼女に、「そうだ!」と焦ってしまう懸命さ、どれだけ嬉しかったのか!

 最初は彼女、自分を「少佐」だと間違えて指差す場面も。

『…少佐、よみました』

00158
 やがて読みを覚え、書きを覚えさせ、彼女を少しずつ育てた
 長い戦争、前線暮らしの合間は首都に戻れたのか
 背景もコロコロ変わりますね

 口調も、どんどん滑らかになっていく事に

『よく書けている…、字の練習にもなるし、これから毎日報告書を書くんだ』

00159
00160
00162
00163
00165
00166
 あいつは確認できなかったが、瓦礫の下に認識票があった(ホッジンズ)

死者の証
 第1話冒頭、ヴァイオレットは、必死に報告書を書こうとしていましたが
 毎日書き続ける事が、彼との約束だったんですね
 と

 ギルベルトは…、もう

 次々過ぎる「彼は死んだ」という声
 探し続けた姿は、回想冒頭、家の中で彼を探し回っていた時のようでした

 視聴者視点では「死んだ」とは思えませんが、墓参りが決定打に。

『感謝祭だ。…ヴァイオレット、キミの功績だ』

00167
 第1話冒頭での賑やかさは、実は“感謝祭”の真っ最中だった
 3年に渡る、北部ガルダリク軍の支配から解放され
 喜び祝っていたのだ

 少佐は、キミの活躍あってだ、キミの功績だと。

少佐『……何か、欲しいものはあるか? …何でも、欲しいものを言いなさい』

00168
00170
00171
00172
00173
00175
00177
 ほしい…、もの? …はい、少佐が命令されるのでしたら。

何でも、欲しいものを言いなさい
 この町の感謝際は、感謝する人に、贈り物をするというならわしがあった。
 彼は、それを口実にヴァイオレットに贈り物をしようとする
 が

 …命令じゃ、ない。私が、キミに、…感謝したいんだ

 途切れ途切れに、言葉を探す少佐
 気持ちが伝わるように。

 命令じゃない、少しでもいい、彼女自身に“気持ち”が芽生えるように?

ヴァイオレット『感謝…?

00180
 彼は何度も言葉に詰まる。だって、この「感謝」をどう伝えれば良いのか。
 たとえば、「よく戦ってくれた」とは伝えたくない
 戦う事を肯定したくない

 これ以上傷を増やしたくない、彼は幾度も、言葉を捜しているようでした。

『少佐、私は、何を、欲しがるのが適切なのでしょう?』

00181
00183
00184
00186
00188
00189
00190
00191
00194
00195
00196
00199
 そうだな…、キミくらいの女の子なら…。

言葉に 何て 答えたらいい
 しかしヴァイオレットは、“助言”も「命令」として受け容れてしまうし
 さてどうしたら、と考えながら歩いてた
 ら

 少佐の瞳があります…、同じ色です

 第1話冒頭に繋がる
 寡黙で、あの時は、彼女に冷たくしているよう見えた少佐の背中

 それはまさに、「言葉を探している」真っ最中だったと。

これを見たときの…、こういうのを、何と、言うのでしょう…?』

00202
 美しい。彼女が、“美しい”という言葉を覚えた事件だったと。
 ただ少佐は、自分=少佐の瞳と、同じ色を選ぶ彼女に
 君自身の瞳じゃなくて良かったのか?
 と

 するとヴァイオレットは、これが一番“美しい”でしたという。
  
言葉が解らなかったので、言った事はありませんでしたが』

00204
00205

 言葉が解らなかったので、言った事はありませんでしたが
 少佐の瞳は、出会った時から「美しい」です

 …少佐?
 ……ありがとうございます。

 ………ありがとうございます!


00206
00208
00209
00212
00214
00215
00217
00219
00220
00221
 少佐の涙、理由の一つは、彼女を自分に縛り付けてしまった後悔でしょうか

大きな人の小さな日
 少佐は泣いてしまった。何故か解らず、一度、二度「ありがとう」を伝え直す少女
 視聴者には、彼がとても小さく寂しそうに見えるのだった
 と 

 ありがとうございます。…ありがとうございます!
 
 ヴァイオレットは最初から思ってた
 彼女には感情があり、それに気付けなかった「保護者失格」を思い知ったのでしょうか。

 幸せにしたい、けど自分は鈍感すぎるダメな男だ、みたいな。

『春までには、家に帰れるかな?』『皆で帰ろうぜっ』

00222
 西部戦線オーバーベルグ、ライデンシャフトリヒ軍 前線本部
 西部戦線! 第3話ルクリア回の不吉ワードですが
 敵が撤退し楽観ムード

 ここで「ホッジンズ中佐」と出会い、また再会したのです。

『ギルベルトー!』『ホッジンズ中佐!

00223
00224
00225
00226
 中佐は止せ!/そうはいかない、階級は君の方が上だっ!

角張ってる人
 思わず笑ってしまうのは、彼女を「人らしく」と願う少佐自身、そっくりな事!
 四面四角、傍から見れば“男ヴァイオレット”だ!
 が

 その素っ気ない態度、久しぶりだと可愛く見えるから不思議だな

 冒頭、女心が解らないと言葉でボコられた中佐ですが
 彼も充分に“心が解る”人

 クソマジメが、ただの堅物じゃないって解ってた人なんですよね。

キミも変わらないな? 中佐になっても』

00229
 だから少佐も、「外向け」の真面目マンな表情を彼には解いていたと。
 ちなみに、ホッジンズの方が出世が流行った理由は
 戦わずして勝つ戦線にいたから

 何故ならば! 彼の家は「戦費の大出資元」。おぼっちゃまだったのだ!!

中佐『肩身が狭いよ…、それよりお前! 飯食ってるか? ちゃんと寝てんだろーな?』

00233
00235
00236
00239
00242
00243
 これはふざけただけだ。楽にして良い。(身構えたヴァイオレットへ)

彼の後悔
 おかんか! 学生時代から、クソ真面目な彼が“日常生活”するよう心配してたらしい
 やっぱり男ヴァイオレットじゃねえか!
 で

 前に、訓練所で見た! まだ、手元に置いていたのか

 第1話で中佐が語った後悔
 訓練所で、好成績を出し、今回「前線に送れ」と命令される原因になった事件

 でも中佐は逆で、アレを見て「戦わせたくない」と思った。

中佐『密かに噂になってるぞ! …他に、させる事があるだろう?』

00245
00247
 更に、今回の「火事場の戦い」等で、彼女の価値は軍内に知れ渡り
 中佐は、ギルベルトが好き好んで戦わせていると誤解し
 彼らしくないと思ってたらしい

 中佐にしても、ヴァイオレットの人格が想定外すぎたのねー。

中佐『インテンス奪還作戦にも、その子を?』

00249
00250
00252
00255
00257
00259
 この戦争が終わったら、軍を辞めて会社を興そうと思ってるんだわ

不器用者たち
 次の戦い、勝てば敵は総崩れ! ヴァイオレットも連れて行くという少佐に
 中佐は「帰ってくる場所」を約束した
 と

 キミの下で働くのは、気が進まんな?

 お前を雇ってやる!
 ホッジンズは、「だから死ぬなよ?」って彼に伝えたんだと私は思いました

 生きて帰れって事だよ恥ずかしい!

ホッジンズ『じゃあ、ヴァイオレットちゃんを雇う事にするか♪』

00261
00263
 少佐も、世話焼きホッジンズの言いたいことは解っていた様子ですが
 ヴァイオレットは、彼らの「なら、ヴァイオレットを雇う」の軽口に
 捨てられるのかとオロオロしてしまう

 お父さん! ヴァイオレットちゃん、めっちゃオロオロしてる!!

少佐…、私はもうご不要ですか?』

00265
00266
00267
00269
00270
00272
00273
 ホッジンズ中佐の元へ移されるのでしょうか? もう、少佐に命令は頂けないでしょうか

また今度
 どんどん変わってゆく彼女に、ギルベルトも油断していたのかもしれません
 彼女は、「何か不始末したのか?」と誤解していた
 と

 キミは…、悪くない。…この話は、また今度にしよう

 少佐は、「また今度」と先送りにしてしまったんですね。
 そこで第6話のような星空

 第6話は「いつかまた」と、“不可能な再会”を約束する回でしたが…?

少佐『このインテンスには、敵軍の総本部がある』

00275
 敵本拠は山に囲まれた天然の要塞、そこで中佐率いる砲撃隊の出番だ!
 彼らの砲撃で、敵の注意が逸れたところで地下水路から進入
 大聖堂に突入する!

 大聖堂! 敵本部を抑え、信号弾で全軍突入を促すオペレーション!!

少佐『砲撃5分前…、よし行け!

00276
00277
00280
00282
00283
00284
00287
00289
00291
00292
00293
 一班ニ班は周囲を制圧して、敵の増援を近づけるな!

分かれ目
 さすが本拠地、敵の抵抗は激しく、それでも1班と2班は損害が小さかった
 少佐は、彼らに困難な周辺制圧を命令
 で

 三班四班の残りの者は、私と共に大聖堂を制圧する!

 少佐は、損害が大きい部隊を自ら率い
 大聖堂に突入!

 ヴァイオレットも一緒だ!
 
ホッジンズ『ギルベルト…、上手くやれよ』

00295
 先の会話通り、「安全な方」に回されがちな中佐は砲撃隊を指揮
 共に、作戦の要となる重要な役割りですが
 この差はあんまりだ!

 境遇差、むしろ「少佐」の方が、異例のスピード出世だったのかもですね

少佐!?

00296
00297
00302
00304
00305
00306
00307
00308
00311
00313
00314
00315
00318
00319
00323
00324
00325
00328
00329
00330
00332
 ところが敵も、迅速に罠を張って待ち構えていた

戦争の終わり
 少佐班はまんまと、敵の狙いに飛び込んでしまい、大損害を出してしまいますが
 決死の覚悟で敵司令部の機能を停止
 で

 全軍…、突撃!

 堅固な要塞も、「頭」が麻痺すれば容易いもの
 全軍突撃の信号弾を発射

 彼の信号弾は、事実上、“戦争の終わり”を告げる一発となりました。 

ヴァイオレット『少佐…?

00333
 厳しい表情、敵味方の多くを犠牲にし、少佐が嬉しいはずがありません
 ヴァイオレットに、「君のおかげで勝てた」と伝えられなかったように
 まず「被害」を考えてしまう人

 或いは、この後、ヴァイオレットをどうすればと考えてしまったのでしょうか

ヴァイオレット『少佐…?

00336
00338
00339
00340
00341
00342
 勝って厳しい表情の少佐に、戸惑ったヴァイオレット。

私の少佐
 彼女のおかげで勝てた、なんて言えなかった少佐が、嬉しいはずないんです
 まず彼は、多くの犠牲を出した事を悔いたんだと思います
 が

 少佐…、少佐ー!!

 安心させようとするかのように、彼女に微笑えもうとした瞬間
 少佐は右目に銃弾を受けてしまう事に

 彼女は「死んだ」と確信できる場面を見ているのです、と

今回は、「少佐は死んだ」と納得するまでの物語(多分、生きてる!)

00344
 実際の生死はどうあれ、「致命傷を受けた場面」をハッキリ思い出すまでの話。
 第1話時点で、彼女は少佐が重傷を受けたと理解していました
 生きているかと疑っていました

 時が過ぎるにつれ、曖昧になった記憶を再び突きつける、そういう回だったんだと。

ヴァイオレットの追憶は、彼女自身に突きつける

00063
 今回の話は、あくまで「ヴァイオレットの回想」という形だったんだと思います
 当時の自分が、どれだけ無思慮で彼を苦労させていたかと
 傷つけていたかとか

 お墓という現実と、“彼は死んだ”という記憶、両方がトドメになる話だったんだと。

ヴァイオレットが、未だ“道具”だと思ってたブーゲンビリア大佐

00027
00032
 兵士を一瞬で叩きのめしたことに、往年のままだと“誤解した”大佐

大佐と「噂」
 結局、ヴァイオレットの出自は不明ですが、彼は彼女が“命令を聞くだけ”と理解
 私が思うに、「道具」として有用、しかし部下の仇を手元に置きたくなく
 弟に“好意”で贈ったのだと思います

 ホッジンズが聞いたように、軍内では少佐が彼女を使役してる噂に

 ギルベルトも、彼女を人間として扱えないと理解したと
 兵器として使ったと思ったのでしょう

 しかし対話し、彼女がすっかり変わっていたと驚いたんだと思います

ホッジンズが、女の感情に疎いと叱責したカトレア

00039
 これも意味深で、表向き、ホッジンズと付き合っている彼女
 実は、ベネディクトと相思相愛なんじゃないか…?
 みたいな意味合いにも感じます
 考えすぎ?

 仮にその場合、ホッジンズは全部分かった上な気もしますけれども。

あまりに印象的な、火事場のヴァイオレット事件

00120
00122
 私は、この事件で、「ああ兄の言った通りなんだ」と感じた気がします

まだ「名のなかった」頃
 言いつけを守らず、大暴れして、隠密行動する部隊を危険に陥れた彼女
 この時、一度は諦めたんじゃないかなって気もします
 目の伏せ方からして

 少佐がブローチを贈った際に泣いたのは、解ってやれなかった事だと思います

 その前段階、「誤解した事件」がコレだったんじゃないかって

君は道具ではなく、その名が似合う人になるんだ

00149
00151
 特に面白いのが、ヴァイオレットが喋りだす直前の少佐の表情!

少佐(ヴァイオレット自身を指差しながら)
 この時、一旦笑った様が、「言っても解らないか」って意味に感じるんです
 命名した時点で、半ば少佐自身諦めていた感があって
 だから喋って驚いた

 二人が懸命に意思疎通しようとする姿は、とても美しく感じました

 少佐自身、今のヴァイオレットに似てるなーとか。

少佐が泣いてしまったブローチ事件と、ヴァイオレット自身の想い

00195
00214
00219
 第一話で見た場面を繰り返しただけに、「そんな気持ちだったのか」と考えた!

少佐の瞳
 実は出会った時から、あの抱きしめられたときから、ずっと美しいと感じてた
 着けられながら、少し盗み見るみたいに上目遣いした彼女
 本当に嬉しそうに見えました

 この“綺麗な瞳”を、これから身に着けていられるんだって嬉しさ

 一方で、彼女が最初から感情をもっていたと知る事は
 彼にとって「気付けなかった」こと

 彼女を思っているつもりで、何も解っていなかった、哀しくてならないと感じます。

今回、「どう伝えればいいか」、探し続けたギルベルト少佐

00259
00261
00263
 つい自分を責めてしまう事も含めて、ヴァイオレットそっくりだと感じました

言葉を探して
 結局、ヴァイオレットに「私は捨てられる」と誤解させてしまったり
 彼の不器用なところが、でも改めて素敵だと思いました
 不幸だけど素敵だと思う!

 きっとルクリアの兄のように、帰るべきじゃない、と思い込んでいるよう思えます

 そして、前回のオスカー氏の言ったように
 きっと物語はハッピーエンド

 約束通りに、最後は一緒にホッジンズに雇われるのかな、って思いました。
 
2018年2月28日 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第8話

00165
 ああ、遂にサブタイ=言葉そのものが失われしまった!

スタッフ
 脚本:吉田玲子
 絵コンテ&演出:澤真平
 作画監督:岡村公平
 アニメ制作:京都アニメーション
 原作:暁佳奈/エスマ文庫(京アニのライトノベルレーベル)
 制作協力:アニメーションDo

あらすじ
 ?

次回、“彼が死んだ”とヴァイオレットは受け容れる…?

00020
00031
00036
 ウソだ、少佐は生きている! 兄の驚きもいかほどだったのか

オリジナル・ヴァイオレット
 少佐視点を察するに、まず彼は、彼女を幸せにしたいって気持ちで一貫しています
 でも特に、きっと、「火事場事件」とかで人間離れしてると思った
 感情がないと誤解した

 でも違った、彼女は最初から感情を持ってた、言葉を知らないだけだった

 自分は保護者失格だ
 弱気になった矢先、「俺が引き取る」と冗談に、マジで返してしまって…。

 保護者のはずが愛してしまった、これじゃダメだ、と姿を消した気がします。

 次回、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第9話


 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第1話「「愛してる」と自動手記人形」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第2話「 戻って来ない」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第3話「あなたが、良き自動手記人形になりますように」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第4話「君は道具ではなく、その名が似合う人になるんだ」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第5話「人を結ぶ手紙を書くのか?」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第6話「どこかの星空の下で」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第7話「    」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第8話
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第9話「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第10話「愛する人は ずっと見守っている」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第11話「もう、誰も死なせたくない」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第12話
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第13話「自動手記人形と「愛してる」」【最終回】