試し読み 人形の国 3巻 感想 レビュー 考察 画像 ネタバレあり これまでの感想はこちら。前巻はこちら
ケーシャの兄ちゃん、何て事を!? 仇討ちを終えたエスローは、“亡国”に招かれる

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かつて大勢の人々が死に、地上が寒くなった原因が眠る“恒差廟”、二瓶先生ワードが登場
 怨敵を倒し、機械技術を継承する、“反・帝国国家”残党に身を寄せたと思ったら
 帝国最強の兵士、正規人形の前に儚く殲滅
 儚さは二瓶先生の持ち味か

 民は僅か十数人、人形病で機械化寸前、兄王の焦りも解りたいけど危うすぎる!

リべドア皇帝に“見えた”もの
 皇帝は、どうも高度な予測(予知?)能力を備え、彼の予測に二人の敗戦が表示へ。
 なら、映像に映っていない、皇帝が重視していないケーシャの存在が
 予測をひっくり返す突破口か?
 ビコは?

 強者然としたフューマとアイム、あっさり退場は、度肝を抜かれる儚さだった!

人形の国 3巻 感想

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 第10話「どっちが正しいかなんて関係ない」
 第11話「イルフ・ニクの残党たち」
 第12話「帝国最強兵士トオス」
 第13話「ねえってば!!」
 第14話「壊滅」
 第15話「まさか…、たったこれだけか」
 第16話「恒差廟(ごうさびょう)」
 第17話「やっと見えたぞ」
 シドニアの騎士 感想
 これまでの感想
※正式サブタイトルなし

第12話からして、鎧化せず力を使いこなす皇帝の強さは規格外! さすが!!

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 帝国側に救われた人間もいるし、彼との共闘も…? エスローの性格じゃ無理か?

あらすじ
 上級転生者フューマとアイム、戦闘を避けるべき、帝国精鋭と交戦したエスローは
 逆に、彼ら二人をも打ち破って能力を更に広げ
 ケーシャの祖国イルフ・ニクに向かう

 だが帝国最強兵士が転化したトオスが、彼らを滅ぼしてしまった

 判断ミスを悔いたケーシャの兄、カジワン王は“恒差廟”に向かい
 帝国を倒す為、全てを犠牲にしようとする

 彼を追うエスロー達は、帝国のジェイトに襲われ、“皇帝”に利する結果となってしまう

第10話、敵は二身一体! 逃げるしかない絶望的な状況からスタート

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 意外や語りかけてきたフューマ、騎士的な姿は伊達じゃなかった

第10話「どっちが正しいかなんて関係ない」
 前巻、怨敵イーユをギリギリで撃破。もうギリッギリ! 鼻血も出ない状況で強敵!
 絶望感ある冒頭ですが、人間時も優等生的な風貌のフューマ
 優勢にも関わらず対話を促します

 が、これでむしろエスローがキレた! あーあ!!

 皇帝は人類全体の救済が狙い
 お前の故郷は、「大事の前の小事」としてあんな目に遭ったんだと言われたら…

 いや曲解かもだが、エスローにとっちゃそんな意味さ!

エスロー『俺の国にやったことが救済だと! 馬鹿なのかお前?』

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 意外その1、フューマ様、案外「脳内」では口汚い

フューマとアイム
 良く言えば人間味、「自分達こそ正しく、偉い」という根っこがあったんでしょうか
 エスロー達に、けんもほろろに断られたフューマ
 いきなり頭を狙ってきた!

 馬役を担うアイムは、浮遊物質同様、浮かぶ性質を持つもの

 これを活かし、フューマの“足”となるアイムと
 高い技量で正確に狙うフューマ

 確かにこりゃ強い! 強「かった」!

フューマ『得意の射出武器はもう使えない お前の負けだ!』

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 フューマは、優等生っぷりも含め、「ハッタリ」が上手い人だったのかなあ…

皇帝の失策
 エスローの奇策で武器を封じられ、内心怯えながらも、勝負を捨てなかったフューマ
 しかし弾体加速装置は、実は、前腕部を切り離しても使えた為
 アッ…、という間もなくあっさり決着に
 距離が近いのが仇!

 アイムも、フューマへの忠義が仇で討たれ、二人のエナを奪いダメージも回復…

 きっと誰もが「アッ、これ勝てない奴だ」と思った戦いだけに
 意外すぎる決着でした

 タイターニア曰く、“失策”。本来なら切り札とすべき正規人形を増やしすぎたのね

 いざ敵が出れば、“敵を育てる燃料”にされる、ってワケなのか

第11話。ケーシャの提案で、滅んだとされる“イルフ・ニク”へ向かう事に

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 既に地下100キロ、狩人エスローでも、見たことない大物“自動機械”を狩る

第11話「イルフ・ニクの残党たち」
 正規人形を複数抱えるも、帝国と戦い滅びたイルフ・ニクは、地下拠点を築いていた
 彼らは、帝国と逆に“中央制御層”からきたタイターニアを歓迎
 古の機械工学も継承されている

 特に現王カジワンは、地下施設を研究し、民の安全に尽くしてきた

 しかし、帝国侵攻で、今は戦略物資発掘が中心となり
 かつてと様変わりしてしまった…、と
 悲しいねえ…。

 地下深くの自動機械は、素晴らしい獲物だったらしく、エスローもイキイキしてた!

噂の王カジワン。彼らの里に招かれたエスローは、意外な事実を知る

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 疲れのあまり、風呂で寝てしまい、ケーシャと鉢合わせる事に

いわゆるラッキースケベである
 実はケーシャは王女様! 覗いた、と濡れ衣を着せられ高木ブーにされたエスロー
 見た目の割に、けっこう根に持つエスローはグチグチ言いますが
 結果、ケーシャの正体を知る事に

 カジ・ワン王の妹であり、王自身は、機械に頼らないと歩けない身体

 動けない兄に代わり、民の為に頑張ってたのねー。
 オータさんという印象的なモブも登場

 陽気で気のいい人で、本作だと「死なないといいなぁ」って真っ先に思っちゃうよ!

第12話。一転し、帝国首都「モースウルベ」にて

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 帝都はシドニアが作っていた新造艦、「水城」に似たシルエットの艦らしい。

第12話「帝国最強兵士トオス」
 帝都では、コード適合者の肉体に、他人の脳を移植するテストが実験。成功に。
 失敗を繰り返しており、まだまだ人体実験レベルですが
 今、帝国最強の英雄が寿命を迎えており
 死なせるくらいならと

 場面転換し、“帝国に救われ”、上級転生者を目指すアルトが登場

 厳しい環境と、人が「機械化していく病」である人形病に悩み
 帝国に救われ共感する人もいる

 作中、圧制が強調されますが、救いである面は確かにある、と

皇帝陛下登場! アルト少年は、やっぱり瞬殺に

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 難手術を経て正規人形となり、若返った英雄トオス

スオウニチコ皇帝陛下
 トオスは、一言も語らぬままアルトらを瞬殺、転生から僅か三日で上級へ
 彼は、正規人形としても桁外れのスペックを持っていた上
 上級化により“エナ”が数倍へ

 タイターニアが言う“帝国の失策”、でも実際は、少数精鋭化を進めていた

 金属を操り、相手の首を無惨にも落とすトオス
 彼が喋らない理由は…?

 延命“させられ”、怒ってるのか?

第13話。エルフ・ニクの里を、より住み良くすべく尽力するエスロー

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 シドニアのエナ星白を思わせる、“人型の端末”が付いた自動機械

第13話「ねえってば!!」
 曰く、カジワン王らは、自動機械を欺く特殊な技術を持っているそうですが
 容易には使えないのか、代わってエスローが尽力し 
 里の皆に受け入れられることに

 容赦ない復讐者にして、気の良い兄貴分生粋の狩人エスロー

 他方、正規人形を全て失ったカジワン王は
 エスローの例に、「適合不足でも人形化する技術が?」と希望を抱いていたらしい

 しかしタイターニア、王が秘めていた苦しみを看破し…

カジワン王は、エスロー達に嫉妬。自分こそが、相応しいと思っていた

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 民の為に尽くしていた兄、国を失い、人形病で余命いくばくもなく、焦っていたのだと。

カジワン王の危険
 今、終わりに向かう世界を救うべきは、ちゃんとした知見を持つカジワンであるべき?
 エスロー達の、大局観を欠いた姿を見ていては
 嫉妬するのも仕方ないのかも。

 ただ彼は“危険な思考”を持っており、タイターニアは拒絶

 尊敬する兄さんが、最後の希望を失い、だだっこのようになる姿とか
 ケーシャさん辛かったろうな…。

 彼女とエスロー、里を出る決意をしますが、待ってたらしき“最強”トオス襲来!

第14話、金属を操る“帝国最強の英雄トオス”に、まるで有効打を与えられない

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 エスローとの戦いに、最後まで無言だったトオス。本当に人形みたい。

第14話「壊滅」
 トオスは圧倒的、金属を操る為、エスロー体内の特殊弾暴発でいきなり片腕切断!
 地下は金属だらけで、盾にするもよし
 ギロチンにするも良しと

 ヘイグス粒子を浪費、エネルギー切れへ追い込むも、まんまと逃がす結果に

 際し、トオスは地下の金属に空気を吹き込み膨張させ
 イルフ・ニク残党を殲滅に。

 一瞬で“最後の国土”も、民の大部分も…? 呆気なさすぎる…!?

第15話、わずか一握りとなってしまったイルフ・ニク国民

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 トオスは、「エスロー達に返り討ちにあった」扱い

第15話「まさか…、たったこれだけか」
 機械技術を継承し、帝国への、有望な対抗勢力と思われたイルフ・ニクは壊滅
 要は、帝国がエスロー達の後を追ってきたのが原因で
 隠れ里が見つけられ壊滅へ

 カジワン王は、こうなると薄々解っていながら、招かずいられなかった

 結局、自ら正規人形となって再び立つ望みも
 国民さえも失ってしまった王

 対し帝国の次の人形は、「自動機械を操る」というジェイトで…。

第16話。裏切りのカジワン王、彼は“かつて地表を寒くした何か”を目覚めさせる…?

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 恒差廟とは、作者・二瓶氏の旧作ABARAの核を為す、“謎に満ちた”施設

第16話「恒差廟(ごうさびょう)」
 本作では、“大昔、大勢の人たちが死に、地表が寒くなる原因となった何か”がある
 また、帝国を滅ぼす為ならすべてを犠牲にしてもいい
 これが王の危険な思考だった

 王はタイターニアの権限を掠め、王だけが知らされる恒差廟へ向かう

 地表の寒さは、元々居住性を考えてない為だと思ってましたが
 何か原因があったのか…?

 果たして何が眠っているのでしょうね

第17話、“アポシムズ最大の自動機械”地ならしが一行を襲う!

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 しかしエスロー選手、これを一蹴! つまりどういう事なんだぜ?!

第17話「やっと見えたぞ」
 カジワン王を探し、わざわざ身を隠してアンテナを訪れるも、待ち伏せを受けた一行
 敵は、“最高位の自動機械”である地ならしを使役し
 優位を確信する

 が、エスローは忠告を無視し、あっさりと地ならしを撃破!

 いい加減、規格外になってきたエスローらに対し
 ジェイトは身を隠す事を選択

 1対2だし、エスロー達に見つかったら殺される、と隠れるジェイトですが…

更に地ならしが2体出現、“皇帝の能力”らしきものが明らかに

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 手にした球体には、「予知」が、タイターニアとエスローを倒した姿が見えた様子

皇帝の能力
 どうやら予測系、ただし「やっと見えた」の物言いから、制約があるタイプらしい。
 この戦いで、エスロー達の能力を見切り、“倒せる予測が計算できた”
 という感じか?

 タイターニアの読心能力と通じる、相手の思考、行動を予測する能力か?

 皇帝の言う通りにすれば、電波塔に向かうエスロー達を待ち伏せでき
 彼らの追跡から逃げる事も出来た、と。

 どんなタイプにせよ、指揮官である皇帝らしい能力ですね

収録

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 艦船などに使う「浮遊物質」、地底内の何かに反応して浮かぶらしい

 シリウスコミックス「人形の国 3巻」。弐瓶勉
 月刊少年シリウス連載、講談社発行。
 2018年9月(前巻2018年2月)

収録
 第10話「どっちが正しいかなんて関係ない」
 第11話「イルフ・ニクの残党たち」
 第12話「帝国最強兵士トオス」
 第13話「ねえってば!!」
 第14話「壊滅」
 第15話「まさか…、たったこれだけか」
 第16話「恒差廟(ごうさびょう)」
 第17話「やっと見えたぞ」
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