公式サイト 覇穹 封神演義 第5話 感想 二つの道 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作既読 20時感想追記 前回はこちら
聞仲襲来、四聖vs西岐勢! “仙人が関わった戦争”は、かくも無残なものとなる

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冒頭、太公望が一服盛られたのは、血を吐くまで仲間を護ろうとする彼を知っていたと。
 強さを見せる! らしくなくケンカを売り、説得から始める奇妙な行動も
 仲間の盾になる口実だったんでしょうね

 だから動機も復讐じゃない、人間社会そのものを、仙人から守る戦いなのだと

太公望の“本当の”動機
 今回、四聖大暴れで分かったように、戦争に仙人が関わると大惨事になってしまうし
 妲己の政治力も同様、仙人の介入そのものを止めなければ
 同じ悲劇が繰り返される

 聞仲も太公望も、“人の世界に、仙人の力は不要”、共通項を感じる回でしたね

目次 覇穹 封神演義 第5話 感想

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 冒頭「太公望の場合」
 Aパート
 アイキャッチ「王魔&高友乾」
 Bパート
 聞仲パート
 予告
 感想追記
 エンドカード「李興覇&楊森」
 これまでの感想

太公望は新政権発足を、聞仲は現政権の建て直しを図る

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 太公望に聞仲は共感、互いに険しい“二つの道”だと認める事に

あらすじ
 聞仲腹心、四聖襲来、彼らが“仙人の力”で西岐を攻撃し始める中、楊戩も参戦。
 五分五分に持ち込むが、申公豹の入れ知恵で聞仲が現れ
 太公望らは一蹴されてしまう

 強い意思と力で、殷を立て直そうとする聞仲は、黄飛虎の話も聞かない

 しかし理を説き、命懸けで仲間を守る太公望の姿に
 礼儀を失したと聞仲は撤退。

 西岐も今回の件で戦争を決意、人間界は“殷周易姓革命”へと加速してゆく

 次回、覇穹 封神演義 第6話「老賢人に幕は降り」

普賢真人『ねえ望ちゃん覚える?』

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 前回、太公望は「西岐」の主、西伯候・姫昌の軍師となった。
 また、武成王造反に妲己が追っ手を差し向けると読み
 元始天尊は「援軍」を派遣

 同じく読んだ聞仲は、彼を”殺す”べく、腹心の四聖を西岐へと差し向ける

普賢真人『前にもこうして、二人で黄巾に乗って出かけた事があったよね』

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 ただ、思いだしたんだ。ああ…、あの頃は争いもなくて楽しかったなぁ…、って

いたずら小僧たちの戦場
 大戦終局、二人は、“師匠・元始天尊”に睡眠薬を盛って遊びに出た事を思い出す
 普賢、彼は十二仙にして太公望の親友だ
 で

 お腹空かない? 聞仲が来る頃だし、腹ごしらえして待とうよ

 あの時と同じゴマ団子!
 第1話回想、「考え事してると悟らせない為だ」と見抜き、釣れない釣り針に贈った人物

 いわば、太公望の真意を誰より知っている男。

おおー! ゴマ団子っ!!』

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 およ…?/ごめん…、望ちゃん

普賢真人、太公望に毒を盛る事
 だからこそ普賢は、終局、共に聞仲に挑もうとした際、彼に一服を盛る事に。
 日頃、狡賢い太公望があっさり食べてしまったのも
 彼を信頼しての事か

 普賢がこんな事をした理由は、後の戦いにて明らかに…。

 って…、フリが未来に飛びすぎじゃない!?

太公望『どうやら皆も見ておるし…、良い機会だ!

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 前回、「太公望師叔はイマイチ弱い(意訳)」と、四不象に言われてしまい
 黄天化、哪吒、それに武成王一門に弟子候補が揃う中
 珍しくやる気を出す事に

 一堂に会す今、実力を見せる絶好の機会だのう!

“最強道士”申公豹『解ってませんね黒点虎…』

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 楽しいことは更に楽しくするのが、私のポリシーです!

はたらく趣味人さま
 珍しく太公望が戦う! 彼を「ライバル」と勝手に決め付ける申公豹も黙ってない!
 だが、ここで見学に行くのは素人。。。
 と

 その為の雑務を終えてから、見学に向かいましょう!

 腰が軽い最強道士
 今回の敵は、かつて妲己打倒にも参戦した、“九竜島の四聖”と呼ばれる強敵

 揃って、ボール型の宝貝なのが特徴的ですね

黄天化『あれが太公望師叔かい? …戦うのを見るのは初めてだ!』

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 前回は急激に仲間が増え、殷を離反した武成王、その息子の黄天化が参戦
 黄天化は、スポーツマンシップに溢れる十二仙に師事し
 崑崙でビームサーベル型の宝貝を貰った

 太公望は、“彼の師匠”同格なので、師叔(すーす)という敬称で呼ばれる。

太公望『ま、待て! …手を組み打倒妲己とはいかぬか!?』

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 そうはいかぬさ…、お前は聞仲様の敵だ。

四聖・高友乾
 一番手は、この洪水を引き起こした宝貝! しかし太公望、勇んで参戦したはずが
 敵は同じ妲己なら、手を組むべきだと主張する
 が

 それに楽しいんだ! こんな大暴れは久しぶりさぁ!!

 聞仲様はクソ真面目だからねえ…。
 人間の戦争に、「仙人の力」はダメだと宮廷を空け、妲己侵入を許したように

 四聖、宝貝戦を許されたの久しぶりなんでしょーねえ

『…こんな奴らなら、全員で戦う事はない』

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 防戦一方の太公望、口ほどにもなし! 早々に判断したリーダー王魔は
 中でも、ショタっぽい李興覇を連れて戦線を離脱
 西岐攻撃を宣言する

 まったく、筋肉質ってロクなのがいないな!

哪吒『あの男が一番強い…、そういうニオイがする』

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 わしらも追うぞ! 上上下下左右左右BA!/分からないッスよー!?

無駄骨(ボーン)だよ
 この機に、宝貝=兵器、つまり人間兵器である哪吒も戦いたがり
 とっとと王魔を追いかけてしまう
 が

 お師匠様ー!?

 津波に呑まれた太公望!
 ああもう、上上下下左右左右BA=“コナミコマンド”なんて使ってるから!

 本作、ファミコン世代の尾を引いてるから!

李興覇『聞仲様は、西岐を滅ぼせとは言わなかったぜ?』

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 言われた事しか出来ないとは無能よ! そうここが問題!!
 聞仲様は、あくまで「武成王を殺せ」と命じたのだが
 王魔はこれを拡大解釈

 殷の為に、“敵対勢力”西岐も潰す! きっと聞仲は喜ぶだろう…、と

哪吒『待て! 俺の狙いは、そっちだ

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 俺が相手じゃ不満か…?

哪吒vs李興覇
 四不象を除き、西岐勢で唯一、飛行能力を持つ哪吒、早々に追いつくのだったが
 ナチュラル無礼で李興覇を怒らせてしまう!
 と

 面白い。まずはお前をやってからアイツだ

 拡散レーザーじゃないか!
 ナメんじゃねえ、とばかりに一撃を見舞ってくる李興覇もプライドが高いね!!

 さすが戦闘のプロだぜ! 外しはしない!!

??『ねえ、キミ』

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 先行し、西岐首都に到達した王魔。こうしてみるとすげえ街である
 計画都市ってレベルじゃねえぞ!
 インスタ映えしそう!

 しかし上空には、これまた「援軍」の存在が

王魔『て、天才道士・楊戩!? お前までもが降りてきていたのか?!』

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 引き返すがいい、四聖よ

功夫(クンフー)
 まだ若いくせに、ものっそい上から目線で見下す楊戩! この傲岸不遜さ!!
 やだ楊戩、少しは年上敬いなさいよー!
 で

 それとも血気に逸って、千年のクンフーを死という形で失うか?

 一時期はやった「クンフー」。
 練習や鍛練、また「その時間や労力」も含めて言われる。お前にはクンフーが足りない!

※彼ら妖怪仙人は、千年もの月日を浴び魔性を得たとされる。

かっかっか! 詰めが甘いのう!!』

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 太公望サイド! さっき、大量の水を上から食らう必殺技を受けましたが
 逆に、素早く下方、水中に潜りこむ事によって
 上からの水を避ける事に

 敵の攻撃は、大規模な水鉄砲みたいなモンですからねえ

太公望『この距離で、さっきの技を使えばおぬしも巻き込まれるぞ?』

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 接近戦…? それはむしろ、私の方が望むところだ!!

太公望vs高友乾
 ダイナミックな作画で避けた高友乾、しかし接近戦では、“打神鞭”に劣る…?
 かと思いきや、姑息な手が残っていた!
 と

 と、取゛れ゛な゛い゛!゛?゛

 対・軍戦に使える宝貝!
 しかし、こういう絡め手も地味だけど厄介…、こんな死に方したくない!!

 水は掴めない、だから取れない!?

アイキャッチは、王魔&高友乾

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 四聖でもリーダー格である王魔と、太公望と戦った高友乾のコンビ
 ぶっちゃけ、高友乾の津波で危うく武成王も死にかけましたし
 改めて強いなコイツら!

 古代中国の場合、内陸育ちで、海に縁がない人とか多そうだし!

聞仲『何をしに来た道化。私はお前と戦う気はないぞ』

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 現在、王魔が西岐上空で交戦中です…、“民に犠牲が出ます”よ?

ただいま仕事中
 さて朝歌。武成王がいなくなった分、彼が引き受けていた内政もバリバリ働く聞仲
 申公豹の“雑務”とはコレ…!
 と

 何をバカな。…本当なのか?

 申公豹、交戦開始時点でそこまで読みきっていたのだ。
 王魔が独断専行する事まで!

 伊達に変な服を着ていなかった!

余談。浮き彫りになる価値観の違い

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 本作では、軽く回想したのみですが、聞仲は人間が仙人となったもの
 対し王魔ら四聖は、前回の「金鰲列島」出身です
 元々は人間じゃないはず。

 根っこで人間を想う聞仲、人間を見下す四聖、そこが違うと。

『このままじゃカッコ悪いまま溺死するッス! 情けないッスー!!』

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 あ、おい楊森! 仙道でもない人を殺めるの、悪趣味だぞ! …ま、俺もやったがよ

仙人と道士
 他方、地味だが脱出不可能な技で地味に窒息死する太公望…、助けようとした天化達まで!
 四聖が、「戦える」と喜んだ理由がコレだ
 と

 参ったな、俺達の宝貝は技が大味だから…。

 武成王たちをフッ飛ばした楊森
 彼らの宝貝は、強敵や、対軍・対要塞には持ってこいだが「巻き込む」傾向があるのだ

 なので、普段はあまり前線に出られなかったらしい。

楊戩『ねえキミ? ここで戦うのはよさないか』

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 西岐上空、楊戩も、同じ理由から「民を巻き込むべきでない」と諭す
 しかし、音に聞こえた天才道士を倒したとなれば
 王魔の名は上がる!

 ひいては聞仲の名も上がる…、って、どんだけ凄いのよ楊戩!?

王魔『そいつは好都合! どうせ西岐は滅ぼすつもりでいた!!』

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 君がそのつもりなら、僕は被害を最小限に留めるよう戦うだけ

仙道の戦い
 王魔の宝貝“開天珠”は、いわばファンネル・ミサイル! 目標にぶつかると大爆発!!
 しかも、開天珠自体は無傷なのだ
 と 

 やったぞ…、楊戩を殺した!

 二次被害で巨大な岩山を粉砕…
 仙道が戦うだけで、無辜の民がえらい目に遭うという好例であった

 思えば太公望の宝貝、その点で優れてるよねー。

楊戩『さっきのは、僕が開天珠を破壊した爆発だ』

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 大爆発に歓喜する王魔、ところが楊戩、「自分が開天珠に変化した」という
 今の爆発で、開天珠の一つをブッ壊してしまい
 代わりに紛れたというのだ

 女装ができるなら、宝貝にも化けられるということだ!

王魔『…ならば、本物かどうかは西岐を破壊してみれば解ることだ!』

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 ま、まだだ…! このままでは聞仲様に顔向けできん!!

「そうなるように」という事
 宝貝“開天珠”は、全て王魔の意のままに反応、ならハッタリだろうと発動を命じた瞬間
 楊戩が正体を現し、その右腕を吹き飛ばすことに
 と

 これが、最後の忠告だよ?

 宝貝の機能まで完全再現する
 彼の変化は、「そうなるように」自在に変化できる破格の能力であったと

 宝貝にまで化けるとか、この天才何でもありか!

四不象『何スか?! 遺言スか!?』

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 窒息寸前の太公望、起死回生に「桃」をスープーに要請
 何と、あっと言う間に水を飲み干してしまった!
 予告であった桃ね!

 本作の桃は仙桃、いわばマジックアイテム!

太公望『おぬしの技、なかなか美味であったぞ?』

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 アンタらは、早めに倒さねーと、大切なものを失う恐れがあるさ!!

島と大地の怒り
 仙桃で、水は高級酒に変えられ、「そんな方法で」とアホらしさに呆れる高友乾
 太公望は酒にして飲んでしまったのだ
 が

 大気が震えている…、強い力と、大きな怒りに…?

 家族を殺されかけた天化も戦列へ
 高友乾も、楊森によって消耗を回復させられてしまうが、戦いは想わぬ形で中断

 聞太師、仕事が早すぎさー!

太公望『不味い! まだ何も準備が出来ておらぬ!?』

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 大気が震えるほどの怒りに、四聖の「上」が来たと察知する太公望
 彼にしても、いずれは聞仲を相手取るつもりだったが
 それも戦力を整えてから

 今戦うには、あまりにも戦力不足…!

聞仲『……児戯だな

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 ンッフフフ…、どうです黒点虎? より面白くなったでしょう

回答を要求する
 四聖を翻弄した太公望達、だが聞仲の“禁鞭”は、そうした小細工が通じないもの
 直径数キロ内を、物理的に打ち据えるシンプルな宝貝!
 が

 申公豹ってさ、暇人だね?

 単純だからこそ防ぎがたい
 属性相性云々でなく、単純に回避、防御力が高くないと凌げないタイプの攻撃!

 だからこそ、「どう切り抜けるか」見たかった申公豹!

聞仲『太公望よ、なぜ殷を滅ぼそうとする?』

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 同様に、聞仲の思想もシンプルで、「妲己を倒せば事は済む」と宣言
 しかし、太公望は「そうじゃないと分かったのだ」と説得にかかる
 既に民は、新たな王を欲しがっている

 前回、妲己が“4大諸侯”を惨殺し、怒った後継者たちも戦争を決意しているのだ。

聞仲『これから殷が良くなれば、万事解決だ!』

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 聞仲…、確かに妲己に操られていようと、陛下が陛下である事に変わりはねえ!

「仙人」の為すべき事は
 殷は何度でも蘇る、説得を無視した聞仲だが、親友・黄飛虎が盾になり顔色が変わった
 黄飛虎も、最初は同じように思い殷を守ろうとした
 が
 
 だからって、何しても良いってのかよ!

 今回見たように「仙人」は強い
 戦争に際し、彼らを排除し、民の被害を避けるのが「仙人」の役割だと太公望は言う

 戦争は人同士で、太公望と聞仲の考えは同じなのだと

黄飛虎『来いよ…、お前も!

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 腐った国を守るより、大切なものがあるのが判らないのか?
 黄飛虎は、必死に和解を呼びかけるのだったが
 聞仲はこれも無視

 彼らの場合、これが後の戦い、“第2話冒頭”に繋がるワケね…。

『黙れ…、裏切り者!

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 とはいえ、禁鞭でこうやって何度も打ち据えているという事は
 聞太師も、相当に手加減しているのかもしれない
 相当に効いてるのかもしれない

 つまり、だいたい申公豹(の性格)が悪い

天化『やめろ! 聞太師、これ以上は俺っちが許さねえさ!!』

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 何人で来ようと同じ事だ…、理想を語るには、それに見合う力が必要だ

理想論(物理)
 この事態、天化に楊戩、哪吒に武吉っちゃんまで総出で太公望を護ろうとするが
 禁鞭は、“直径数キロ内を打ち据える”宝貝だ
 と

 お前達には、それがない!

 純粋な物理的打撃で圧倒…
 変化とか、水を酒にとか、哪吒がどうしたとかそんなレベルの話じゃなかった

 聞仲の何が凄いって、単純に強いのである。

王魔『聞仲様、すごい…』

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 一様に呆然とする四聖、対軍宝貝を持ち、圧倒的火力を誇る彼らだが
 まさに「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」
 という有り様

 聞仲を尊敬するのも良く解る、とんでもねえ実力差であった。

太公望『ま…、待て。誰も殺させは…、せぬ!

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 まったく…、あなたという人は、やっぱり心を預けるに、足る、人……。

死力を尽くして
 聞仲は四聖にトドメを命じるが、太公望が打神鞭で立ちはだかり面々を護って見せる
 ちょうど、遊牧民の為に“雷公鞭”に立ち向かったのと同じ様に
 と

 こんな大掛かりな風は長くは持たん。…だが

 楊戩でも立てなかった苦境
 人嫌いである彼も、自分らを護ろうとする姿に感銘を受けた

 その姿に、聞仲も“何故か”考えを変えてしまう。

ご主人ー! 良かったッスー!!

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 彼らは見逃され、後日、意識を取り戻すと共に死にかけた
 嬉しさのあまり殺しかけてしまう二人
 お約束である。

 皆! 重傷人に全力ハグは死ぬから! 止めとこうな!!

西伯候・姫昌『おおよその話は、楊戩さんから聞きました』

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 聞仲…、奴は心底、殷の為に戦っておった。…確固たる信念を持っておる。

拠って立つもの
 四聖、聞仲の説得は失敗に終わったが、「彼は説得できない」事もハッキリ解った。
 彼は過去、何かあって忠誠を尽くしているのだろう
 と

 ではわしは、何の為に戦っておるのか

 では太公望の戦う理由は?
 第1話では、家族・羌族を滅ぼされた復讐、仇の妲己を討ちたいと描写されました

 しかし、実は「復讐に意味はない」と諭されていたのだと。

羌族『復讐したいですか…? おやめなさい

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 家族を皆殺しにされた幼い日、“全てを変えないと無駄ですよ”と諭され
 やがて元始天尊が現れ、仙女・妲己が介入した為と知り
 太公望は、結論に至っていたのです

 四聖の大暴れのように、“仙人がいる”事が、そもそもの間違いだと。

わしは…、仙道のおらぬ、安全な人間界を作ろう…!

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 太公望…、西岐に与えるには惜しい男だ

動きゆく事態
 太公望の結論は、復讐ではなく、仙人を排除し“全てを変える”事にあった。
 聞仲は、血を吐き仲間を護った彼を認める事に
 が

 我々西岐も、朝歌との戦争を決意しました

 四聖の攻撃が決定打に
 民を傷付けられ、もはや「打倒紂王」だ、と姫昌は革命を決意

 彼を王にする、元始天尊のシナリオ通りの展開に。

姫昌『いえ、私達が黙っていても、民が黙っていないでしょう!』

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 太公望自身、「四大諸侯と、朝歌の戦争は避けられない」と予想しましたが
 四聖侵攻が、西岐の“民”の怒りに火をつけ
 本当に戦争不可避に

 戦争を起こさねば、いくじなしだ、と姫昌自身が失脚しかねません。
 
武成王『その話、俺達も加わらせて頂きたい!』

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 おお、これは頼もしい!

“開国”武成王
 際し、武成王が付く側を正統な王と看做すだろう、というくらい人望ある黄飛虎
 武成王一門も、西岐への協力を約束してくれた
 が、太公望は思案顔

 果たして彼は、何に疑問を抱いたのか?

 以下、次回!
 武成王の取り巻きは彼の義兄弟だよ!!

 人間としては強いんだよ!

王魔聞仲様、何故あやつらを殺されずにおいたのですか?』

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 聞仲パート前回も出てきた、妖怪仙人(人以外が仙人化したもの)の島
 金鰲列島は九竜島にて、四聖は怒られる事に。
 おめーらの不始末だよ(意訳)!
 と

 今回、四聖(仙人)が民に被害を出した、その罪を償う為だと聞仲は言う。

王魔『出すぎた真似を致しました…』

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 四聖よ、また力を借りる。傷を癒しておけ

二つの道
 今回、ドヤ顔で「言われたこと以上をやってこそ有能だ!」と、西岐を攻めた王魔は消沈
 だが聞仲、“頼りにしているぞ”と激励
 と

 選んだ道は正反対だが、どちらも困難な道だな…、太公望!

 サブタイ「二つの道」
 自分は朝歌再建、太公望は西岐新政権、どちらも難しいなと共感するラストに

 Cパート、完全に聞仲パートですね!


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 ま、待って!? 幕が降りるの早すぎない!?

モノクロさん登場
 さらに「王天君」も早々と登場、クスリをガリガリやる病的な男!
 次回、どの老賢人に幕が降りるのか
 妲己は何を言うのか

 戦争が確定し、物語は新展開へ。

まさかの一話で終わった四聖戦。楊戩参加、メンバー集結!

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 宝貝にも化けられる多彩さを見せた楊戩、いまいち暴れきれなかった哪吒

西岐動乱
 太公望と聞仲の初激突! 四聖を通じ、「仙人はオーバーキルすぎる」と描写され
 戦争目的、仙人を人間界から排すべきだとよく伝わる回に
 聞太師が強すぎィ!

 尺の圧縮で、太公望の目的意識明確に感じる気がします

 にしても、どんだけ尺がないねんって思うけど!

武成王造反にキレた聞仲も、ひとまず冷静に戻る事に

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 効果音が「バリバリ(原作)」と出るほど、バリバリ仕事してた聞太師。

武成王造反
 この時、「妲己が刺客を差し向けた!」と聞き、聞仲は「自分の身内で!」と四聖を派遣。
 頑固なので、親友を妲己派なんかに殺されるなぞ黙ってられず
 確実に殺せる腹心を派遣

 これを黙ってられず、元始天尊も黄天化、哪吒、楊戩を派遣

 妲己は、前回の雑魚コンビを派遣しただけなのですが
 結果的に大変な混乱に

 小石を投げて、でけえ波紋にしちゃった…、というのが面白い所。

妲己一人を倒せば済む事だ! という聞仲

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 しかし前回(七年前)、聞仲不在中、既に四大諸侯が煽られていた

太公望vs聞仲
 この時、聞仲が何処まで本気だったのかは解りませんが、現状は大きく変化
 彼が、長らく宮廷を空けている間に政治情勢はすっかり変化し
 戦争不可避の状況に

 太公望は、この戦争に仙人が関与する危険性を説きます

 妲己配下の仙人と、民意を失った殷王朝を取り除くべきだと。

妲己を除けば済む、なんて事態ではなくなっていた

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 殺す殺すと言いながら、親友、黄飛虎を殺せなかった聞仲。

聞太師、改める
 自分が行っても、こうなると解っていたから、側近の四聖に任せたんでしょうか。
 しかし、結局自分で赴いた聞仲は太公望と衝突し
 現在の情勢を理解

 もう妲己を叩いてる場合でなく、その後の事まで考えるべき事態だと

 投入した四聖まで消耗
 戦力的にも、「前より強い」妲己相手と戦うにはハイリスクに。

 聞仲も、当面は妲己を無視しないといけないワケね。

聞仲の目論み通りなら、四聖は楽勝だったんでしょうけれど

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 アホみたいな大規模攻撃が出来る四聖、武成王も無傷で倒し
 彼らが戻ってきたら、一緒に妲己を倒して一件落着…
 これが当初の想定だったのでしょうか?

 しかし聞仲も、「西岐との戦争は不可避」と考えを改める事に。

楊戩曰く、「血気に逸って、千年のクンフーを失うか?」

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 王魔とのやりとりで思い出しましたが、「千年」って彼らのキーワードでしたね

妖怪仙人
 基本、金鰲列島の仙人は、「人以外」、たとえばカマキリなんかが仙人化したもの
 条件として、千年以上、月日の光を浴びて魔性を帯びる事で
 人に化ける力を得るとの事です

 俺と戦い、千年を無駄にするか?ってこれを指してたんでしょうね

 桁がやたらデカいのは、さすが古典題材というべきか。

忠義だけでなく、戦う事自体を楽しんでいた四聖

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 わーい戦争だぁ! 暴れるチャンスだー! という仙人が少なからず居るという事。

仙人と原作
 なので、単に妲己を倒すだけじゃ意味がないよ…、というのが太公望の持論。
 後、この四聖の姿勢って、「原典」の方を思い出しますね
 安能務訳の「封神演義」を読んだ事ありますが

 原典では、仙人も、何年かに一度「人を殺さねばならない」業があると

 だから封神計画…、ってのが確か背景にあったはず。
 かなり、うろおぼえですが。

 俗世を越えた存在でも、消せない業を抱えているって考え方、面白いですね。

太公望が叫んだ、上上下下左右左右BA!

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 原作では、「上だ上ー!」など回避を命じる中、咄嗟に出した指示だった

コナミコマンド
 スープーが太公望の指示で避けまくる、二人、息のあった様を見せる場面でした。
 そんな中、切羽詰って飛び出した意味不明な指示は
 ファミコン時代に生まれた「裏技」

 コナミ社のゲームで入力すると、パワーアップしたりするというもの

 元々、テストプレイを楽にする為だったそうで
 ギネスブックに「最もよく知られている隠しコマンド」として登録されてるそうな

 知られすぎて、入力すると自爆する、トラップだったパターンも。

今回、割を食ってしまった人は誰だ!

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 前回に続き、見せ場をカットされまくってしまったナタク。

哪吒の見せ場ァ!
 スペックが高く、力押しでも勝ててしまう哪吒が、頭を使う戦いを覚える成長の回!
 前回、師匠の太乙をフッ飛ばした旨が描かれましたが
 実は逆に一蹴されています

 太乙は、自身は弱いものの、宝貝の使い方は崑崙随一!

 哪吒に与えた2つの宝貝
 これを巧みに操って、彼を圧倒するという見せ場があったんですが…。

 尺の都合は、太乙真人(カメラ目線)に厳しかった…!

戦争へ舵を切る人間界、しかしそれも妲己の狙いで…?

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 毎回のように衣装が変わるので、描く側も大変そうである。

戦争の時代へ
 武成王が裏切れば、聞仲は必ず殺しに行く、それも部下の四聖を向かわせるはず…。
 被害者の西岐が怒って、戦争の機運が盛り上がりますが
 妲己自身、戦争を期待しています

 当初は、単に残虐、贅沢が望みのように見えた妲己の本当の狙いは…。

 太公望側メンバーも揃い、新キャラも参戦、新展開突入ですね! 

余談ですが。

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 今思うと「怖ぇなあ」と改めて思ったのがコレ、だって掴んで取れないし
 顔を動かして、水面に出られるような代物だったなら
 とっくに助かってたはずです

 ものっそい地味ながら、攻略が難しく、地味だけに「怖いなぁ」と思いました

ちなみに。太公望の意外な特技

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 仙桃で酒に変え、この量を飲み干してしまう荒業をかました太公望
 この時以外も、ちらほらでてくる仙桃ですが
 本作では初登場ですね

 太公望は、酔えば酔うほどケンカに強い、「泥酔拳」という特技も持っています

次回あたり、紹介されると思いますが

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 今回、しれっと初登場した左の人物、長い帽子がお似合いの彼は「姫旦」。
 姫昌の息子であり、前回ハンバーグにされた伯邑考の弟
 老け顔の弟で優れた政治家

 古い時代の話だけに、あの「孔子」の尊敬する人物として知られる。

2018年2月9日 覇穹 封神演義 第5話「二つの道」

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 第1~2話と同じく、シリーズ構成の高橋女史脚本回に。

スタッフ
 脚本:高橋ナツコ
 絵コンテ:竹之内和久
 演出:立仙裕俊
 作画監督:遠藤大輔・塚越修平・山中いづみ
 アニメ制作:C-Station
 原作:藤崎竜/週刊少年ジャンプ(1996年~2000年)
 制作協力:なし

あらすじ
 武成王一行を救出するため駆け付けた太公望たち。
 その前に立ちはだかる聞仲の放った刺客・九竜島の四聖。
 太公望と高友乾、哪吒と李興覇、楊戩と王魔と、次々に戦いの火蓋が切られる! そんな中、禁城では申公豹が聞仲の元を訪れていた。
「四聖は西岐まで攻撃するつもりですよ」という申公豹の忠告に、戦地へ赴く聞仲ーー。
 ついに最強の敵、殷の太師・聞仲までが動くことに……。

仙人たちの居ない安全な人間界を作りたい、太公望の動機が深化

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 エンドカードは、四聖の李興覇&楊森、1話圧縮に出番が…!

自己犠牲する男
 今回、らしくもなく戦いたがったり、そのくせ説得から始めたりとブレブレな太公望。
 しかし全ては、彼が仲間の盾になろうとする性格だからと思えば
 非常に一貫していると感じる回

 だから一服盛られたし、復讐でなく“人間社会”の為、身を粉にしているのだと。

 冒頭は「本気の聞仲」との戦い、ほっとけば死ぬと普賢は知っている。
 だから一服盛ってまで止めたのだと。

 聞仲も四聖に殺させようとした事から、「民云々」は口実なんだと感じますね。

 次回、覇穹 封神演義 第6話「老賢人に幕は降り」

目次 覇穹 封神演義 第5話 感想

 冒頭「太公望の場合」
 Aパート
 アイキャッチ「王魔&高友乾」
 Bパート
 聞仲パート
 予告
 感想追記
 エンドカード「李興覇&楊森」
 これまでの感想

アニメ 覇穹 封神演義 感想 2018年1月 公式ツイッター

 覇穹 封神演義 第1話「封神の書」
 覇穹 封神演義 第2話「哪吒」
 覇穹 封神演義 第3話「楊戩」
 覇穹 封神演義 第4話「武成王造反」
 覇穹 封神演義 第5話「二つの道」
 覇穹 封神演義 第6話「老賢人に幕は降り」