大和田広樹 漫画 ムダヅモ無き改革 プリンセスオブジパング 1巻 感想 レビュー 考察 画像 キャプチャ あらすじ 内容 ネタバレあり 前巻はこちら
新章はキャラ一新! 戦後、マッカーサーが要求した“もう一つの東京裁判”

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天皇陛下を、戦争犯罪人として裁く! 交渉して欲しくば…、自然な地下麻雀開戦!!
 強烈な「戦後の戦争」から、トランプ大統領のバイタリティに満ちた魅力
 時事、けものフレンズネタまでギッシリ詰まってた!

 戦後封じられた“御門家”の麻雀、呼び覚ました先にあるものは…?

主人公・JK皇族「葩子さま」立つ!
 ハコ、麻雀用語と人名を絡めるセンスも本作らしい、不敬と怒られないかヒヤヒヤするけど!
 アメリカではマスコミの多くが敵視、転じて日本でもボコボコなトランプ大統領
 でも、確かに「選挙に勝った」人物です

 彼を「イヤな奴だが、嫌いになれん!」と描く様も、本作らしい魅力に満ちてますね!

トランプ大統領に勝負を挑まれた葩子様! 彼の狙いは…?

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 ただ自分が楽しみたいから! ここから、どう物語を広げていくのかが気になるところ

あらすじ
 かつて戦争があった、72年前、東京裁判を利用し成りあがろうとしたマッカーサーは
 日本の「ミカド」と戦い、その強さと精神性に衝撃を受け
 彼の一族に麻雀を禁じた

 しかし、より熱い戦いを求める現米国大統領、トランプが「子孫」を招待

 ミカドの末裔、御門葩子は全くルールを知らなかったが
 牌の声を聞き食い下がって行く

 また彼女は、トランプの「過去」に勝つヒントを求めるのだが…?

主人公「御門葩子」は、麻雀大流行の女子高生では珍しく…?

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 まず当たり前の事ですが、本作では女子高生で麻雀大流行です。いいね?

禁じられた遊び
 何故、麻雀を全く打てないのか…? その理由は、72年前の終戦にさかのぼる
 ストーリーが、毎度ながら壮大過ぎてツッコミ追いつかない!
 だからマッカーサーか!

 表表紙はトランプ、裏表紙はマッカーサー、何事かと思ったら!

 まさかマッカーサーの復活か…!?
 とか思いましたが、まず、いきなり納得させられる展開に驚かされます

 なお葩子様、「一般人」として女子校に通っているご様子。

戦後の戦争! 約束違反、ミカド処断命令にさかのぼる…!!

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 あくまで「ミカド」などの表記を用い、皇族、天皇陛下、などのワードは用いられない

“開戦”前夜
 まず問題は、東京裁判が「結果ありき」のセレモニー、まず間違いなく有罪になる
 実際、裁く側は全て戦勝国、戦勝国の行為は一切不問であり
 それも事後法で裁いたというから恐れ入る

 まず「ミカド」は処刑確実、大規模な暴発が予想されると

 それはアメリカも解っているはずなのに…?
 麻生氏の祖父なので、「吉田シゲル」がまんま本作版・麻生氏なのが笑える!

 ごく自然に描かれる、GHQ地下闘牌…!

野心溢れる軍人! マッカーサーの乱行には、彼なりの理由があった

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 当初は、グラサンを外すと優しげな笑顔となる、枯れ木のような人物だったが…

マッカーサーの野望
 現大統領トルーマン、前大統領の急死で昇格した、「元・副大統領」をマッカーサーは軽視
 そこで、ミカドを使って日本を刺激し、反乱を誘発させた上で
 トルーマンに責任を押し付けるつもりだったのだ

 見抜いた吉田シゲルを、「ニッポン州知事にしてやろう」というのが皮肉!

 マッカーサーの傲慢な台詞ですが
 作者氏的に、孫が、後に総理大臣になる事にかけたんでしょうね

 吉田シゲル、骨太でかっこいいぜ!!

吉田シゲル『まさか、あなたは…!

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 神代の麻雀! 不動の姿勢、強キャラ感バクハツすぎる!!

「助命」嘆願
 しかし、あくまで周りの顔を立て、「通りすがり」と称してミカドご本人が参戦
 既に絶体絶命の中、飄々と牌を打つ姿!
 静かなる事が美しい!

 三種の神器にかけた、“大三元-スリーインペリアルレガリア-”で圧勝!
 
 また、史実にのっとったエピソード、「戦争責任は私にある」と告げ
 全て背負うから国民を安堵して欲しい、と

 予想外の要請に、マッカーサーも「生かして利用する」事へ方針転換

代わりに要請したのが、「一人間として生きる事」だったと

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 昭和天皇陛下の「人間」宣言は、神代の力を用いない、という確約だったのだ…!

せめて、人間らしく
 再び現代、こうして「御門家」は、一切麻雀に関わってはならないと育てられた
 本シリーズでは、政治の重要案件は麻雀で決めるので
 陛下の力は戦略兵器となりかねない

 米国国益を妨げぬよう封じられた力、呼びかけたのは、トランプ大統領!

 イバンカさん、スカウターで麻雀力を測ってますが
 ルール一切知らないのに8086adh!

 麻雀力単位「アーデルハイド」、久々に見たなァこの単位! そうでしょクララ!!

トランプの誘いを断った葩子様、しかし…?

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 そうです、女子高生の間で麻雀は大流行なのです。いいね?

葩子様、患う
 親友登場、その名も「比良坂菊理(ひらさか くくり)」って…、危険すぎない!?
 あの世への道は黄泉比良坂、菊理媛神も同じ神話に由来し
 イザナギとイザナミを和解させた者で…?

 一見は天然キャラですが、実は凄腕、実は敵、或いは本当に天然…?

 どんな少女なのか気になりますね!
 また「葩子様」、ハコとは、麻雀で対局で持ち点がゼロになった意味(続行できるルールも)。

 日本敗戦から始まった物語、って事に絡めてなんでしょうか

ワシントン! トランプは、メキシコ大統領と闘牌する!!

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 完全に進撃の巨人じゃねーか!

グレート・ファッキン・ウォール!
 彼を代表する公約、メキシコとの国境に壁を築くぜヒャッハー!とかけてるのね!
 実際圧勝するも、条件は「壁の事はあまり言うな」
 と、冷めた表情で告げます

 つまり壁建設なんてリップサービス、国民に忘れさせようぜって事ね

 実際、壁が築かれていないという事を元ネタに
 魅力的に描くのが面白い

 口ではともかく、ちゃんと現実と分けて考える人なんだな…、的な。

ああシェイクうめえ』

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 ホワイトハウスの料理人に、マックの再現をさせるとかいう逸話で有名な人!

あの色男!
 後で、「あいつ色男だよなー!」とか、文句言ってるのが印象的ですが
 トランプ氏自身、離婚経験がある事にもかけてるんでしょうか
 ものすげえ絵面だコレ!

 このイラスト見たら、本人どんな顔するんだろ!(絶対に見てほしくない!!)

断られたトランプは、“修学旅行先を変える”荒技で正体!

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 わー! すっごいアメリカぽいっぽいー!!!

ようこそトランプタワーへ!
 冷静に、「なら何故来た?」と問うてくる大統領、やだこの野蛮人かっこいい…。
 見え見え、わざわざ乗ってきたのは興味があるからだろ?
 意外に男前だぞ…!

 実際、葩子さまは事態に備え、ルールを知ってる親友を同行!

 まったくの初心者という事で笑われまくりますが
 ホントこの大統領よく笑う!

 また、禁じたのはGHQ、つまり大統領が許可するから問題ないとの事

闘牌開始! トランプが呼び寄せた理由とは

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 クビだ、って実際に彼を人気者にした台詞なのね。

御門家の完全破壊 
 初心者、ルールすら知らない葩子様相手に、無茶苦茶な要求かましてますが
 大統領戦、すなわち大統領を巡る闘牌勝負に際して
 全く手ごたえがなかった

 よりエキサイトする戦いを求め、葩子様を呼び出した暴君トランプ!

 これまでは、何かの政治的問題が絡むストーリーでしたが
 初戦は完全に私闘!

 今後は、この戦いで有名になり、様々な戦いに巻き込まれていく王道パターン?

ルールが全くわからない! 覆したのは「牌の声」

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 のけものはいなくて、フレンズがどうたらって、完全にけものフレンズじゃねーか!

お・も・て・な・し!
 牌の声、どうすればいいかは牌が教えてくれる、と反撃に出た葩子様!
 牌を「おもてなしする」とか、ネタがいちいち細かいぜ!
 東京五輪か!

 しかし遂に崖っぷち、一発逆転の秘策は…

どうしたらいい? 牌は語る「敵を知り己を知れば」

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 トランプ大統領は4度の破産から立ち直っている、割と有名なエピソードらしい

ドナルド・トランプ
 思えば、ヒラリーを下した理由を、「お前はエリートだから負けた」と嘲笑
 それは彼が、何度も挫折しては蘇ってきた
 バイタリティの塊なのだと

 米国といえばアメリカンドリーム、「成功者」のイメージがあります

 でも彼は成功は成功でも、挫折を繰り返しながら這い上がってきた
 強いバイタリティを持つ男なのだと

 次巻、勝負の行方は…?
 
収録

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 人間性はともかくバイタリティは屈指! とかいう表現に笑うわ! 人間性は!!

 近代麻雀コミックス「ムダヅモ無き改革 プリンセスオブジパング 1巻」
 近代麻雀(月2回発行)連載、㈱竹書房発行。
 2018年2月(前巻2015年10月)

収録
 第1話「マッカーサー元帥の陰謀(前編)」
 第2話「同(後編)」
 第3話「プリンセス オブ ジパング」
 第4話「同2」
 第5話「同3」
 第6話「同4」

 今回は遂にタイゾーも登場せず。登場…、せず…?


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 ムダヅモ無き改革 16巻“血戦! 尖閣諸島編”【最終回】

ムダヅモ無き改革 プリンセスオブジパング 感想

 ムダヅモ無き改革 プリンセスオブジパング 1巻“禁じられた遊び”不屈! トランプ大統領!!