公式 人狼機ウィンヴルガ 4巻 感想 レビュー 画像 内容 ネタバレあり 綱島 志朗 “ジンキ”の遥か未来が舞台? これまでの感想はこちら。前巻はこちら
怒りを食う人機、ウィンが欲する“旨い怒り”! 地下世界(?)ボイド人らの問題点とは

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SEXは正義だったんだな。他作品ならギャグになってしまう言葉、光景が熱く正しい!
 女性から権利が奪われた世界で、男を寄せ付けなかった女傑の敗戦
 無惨かと思えばとんでもなかった!

 ただただ愛し合うSEXこそ尊い! 全ての無惨さが、この一瞬を際立たせていたわ!

ドミネイターの欠落/支配者
 本作“地下世界の人間たち”は、何かの感情が欠落した、人類のなりそこないだと判明
 女性だけの国・黄泉も、ドミネイター同様の歪みを抱えると示唆するなど
 世界の謎へと、近付くのも面白かった!
 何よりラウンズ達が素敵だ!

 グロリアにとって始まりの言葉を、大衆の前でもう一度! 輝いてたぜ隊長!!

人狼機ウィンヴルガ 4巻 感想

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 番外編「責め苦」と「誇り」
 第15話「突破」と「復帰」
 第16話「力」と「強さ」
 第17話「望み」と「罰」
 第18話「処女」と「願い」
 第19話「愛」と「交わり」
 これまでの感想

怒りを強さへ! てか“本世界の女性達”にとって、ウィンってば救いの神では!?

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 ライブドアブログなので掲載できませんが、乳首が描写されています。

あらすじ
 怒りに囚われた真白、しかしウィンは、“怒り”が真白自身から生じたものでないとし
 己が喰いたい、噛み合いたい、心からの感情を爆発させた真白に同調
 怒りの象徴“黒真白”を退散させる

 真白は、天津之黄泉のヨミに認められ同国へ向うが、青歌姫は国を滅ぼせと要請

 他方ドミネイターでは、女性の権利を謳ったグロリアが公開懲罰にかけられ
 女性たちは絶望に沈みかけた
 が、彼女は救われる

 逆にドールマン隊長とグロリアが、愛を高らかに謳い、人々に変化の兆しが訪れた

番外編。“女性だけの国”天津之黄泉と、男性国ドミネイターの戦争

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 天津兵の服装は、ジンキ・エクステンドでの、赤緒の巫女服そっくりですが…?

番外編「責め苦」と「誇り」
 人機でなく、パワードスーツ・ミズノハ兵装で戦い、ドミネイターに徹底抗戦する天津
 彼女らは女性だけのはずなのに、無尽蔵の兵士を有している異質さや
 ドミネイターが、対抗兵器に「鉄串」を使う背景が描写
 いわば処女喪失兵器(迫真)

 過酷な状況と、ヨミがいかに救いになっているか伝わる短編でした

 ただボイド人=地下世界人は、「感情が一部欠落している」話や
 女性だけのはずなのに無尽蔵の繁殖
 何か暗部がある…?

 危険だけど、低コストで人機に対抗できるのが、ミズノハ兵装の利点なんでしょうか

第15話。玖尾狐らの犠牲で、なんとか黒“人狼機ウィン”を鎮めたものの

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 最初、精神世界かと思いましたが、本当に襲われていた?!

第15話「突破」と「復帰」
 暴走こそ止めたものの、これまで真白が強かった理由は、同じく“怒り”の為だと強調
 人狼機の特性、黒真白は、自分がいなければ真白は何も出来ず
 ただ奪われるだけだと誘います

 象徴の如く、青歌姫が襲われ、ド級ロリコン兄弟(弟)により喪失寸前

 代わって、青歌を救ったのは飛花ですが
 やはり状況は変わらず

 ここからどうすればいいのか、真白に突きつけられる決断は毎度重い…!

悩んでもいい、それでも怒れ! ウィンが欲する“旨い怒り”の定義とは

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 悩んでもいい!
 真白 それでも怒れ!
 悲しんでもいい!
 真白 それでも怒れ!!

 時間は巻き戻らない だったら怒れ!!

 後悔なんざ置き去りにするくらい
 怒り進め!!

 オレはどこまでも 噛みあってやるぜ!!!


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 ウィンの言葉は、時間が戻らない、だったら感情のままに進めという事?

怒りを強さへ
 黒真白も怒りですが、ウィンに溜め込まれた、「他人の感情」に過ぎなかったらしい
 要は、「みんなが怒ってるから私も怒る!」みたいな?
 いわば同調圧力の一種。
 
 対し、真白自身が心から思う事こそが、ウィンが欲しい、共に歩みたい怒りだと

 飛花もウィンも、自分が認めた人間=真白の感情だからこそ
 同調し、共に歩みたいのでしょうか

 個を強く持つこと、大切な人間に共感する事、多分そこが大事!

第16話。ウィンさん、“本作の女性陣”にとって、救いの神となってしまう

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 処女膜? アレも怪我みたいなもんだから治しといた(ウィンさん)

第16話「力」と「強さ」
 傷付いた天津兵ですが、例の治癒機能、アレを使えば処女膜さえ治せると判明
 ウィン、そしてヨミ隊長の言葉に一喜一憂自害する天津兵!
 何この人たち愛おしい!

 あまつさえヨミに露出狂扱いされ、自害を試みるとか命の大安売りか!

 コミカルですが、“女性だけの国”天津兵が死を恐れないという事
 それでも、国を維持できる手段とは…?
 男性を飼ってるのか?
 クローン?

 ひたすら真面目な天津兵、巨乳だらけなのも、クローンである前振りな可能性も。

ヨミvs真白! ヨミは苛立っていた、「天才が埋もれる典型を見ている」と

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 天才がなぜ世に出にくいか分かるか?

 その力が開花する前に殺されるか
 早い段階で 権力者に使い潰されるからだ

 今 目の前でその典型を見せられ 非常にイライラしている。

※飛花は操縦の天才
 なのに、今、人機を動かせるのは「無能な真白だけ」という状況。
 

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 エヘヘ… 好きな人のために受ける痛みは… ちょっと快感なんだ(飛花)

真白の「力」
 組み手がレイプを模しているのも、本作ならではでギョッとさせられますし
 ヨミの怒りも納得ですが、ここで動いたのが天津兵たち
 彼女らを動かしたのも「力」だと

 ヨミは、人を惹きつけ、動かすのもまた力だ、とちゃんと解ってる人

 天津の政情は厳しく、ヨミみたいに厳しい人がいなきゃ成り立たない
 それでも、優しさも大切と気付かされた天津兵たち
 真白は象徴的なのね

 真白のいた最下層ボイドとは、“感情が欠けてない人たち”の世界だったのでしょうか

第17話。青歌が逃げ出した理由、ウィンが感じいった“強さ”

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 国の為にドミネイター司令に嫁げと言われ、“個人として嫌だ”と逃げた。それも強さ

第17話「望み」と「罰」
 すっかり天津兵のアイドルと化した真白、飛花パイセンも大変ッスね!
 ただウィンからすれば、あれほど絶望してた彼女らが
 立ち上がれた様は「強い」と

 コミカルだけど、ちゃんと自分で希望を見つけられた、それは人としての強さ

 絶望して、そのまま、周りの状況に流されてしまうんじゃなく
 自分で立ち上がったってコトね

 その視点で見れば青歌姫も「強い」、輿入れを勧めた側近の思惑は…?

“敗戦の将”として、敢えて戻ってきたグロリア。ドールマン隊長は動かなかった

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 後から思えば、隊長にとっては「約束を破る気か?」って問いでもあったのね…

“エイト・ラウンズ”の6人
 元隊員だった、美形・両刀使いプロフェス、歪んだ美少女スノゥが登場。
 敗北したグロリアは、死なせてしまった3人の部下に報いたい
 誰でもいいから罰して欲しい

 そんな想いに駆られて帰国、敵前逃亡した、と罪を盛られて処罰される事に

 何せ女性の権利、「男にはウザイ」主張を掲げた彼女
 失態を待つ者は山のよう!

 またスノゥは女性ながら、そんなグロリアが大嫌いであるらしい

第18話、“女性の地位向上を謳う者”を、ドミネイター司令は望んでいた

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 何となく察せられましたが、グロリア副長はやはり処女。民衆の前で犯される事に…

第18話「処女」と「願い」
 異常な風体の司令は、本来の人類を知っており、地下=ボイド人は出来損ないと評価
 ドミネイター本国から広がる、11のボイドに住む人間たちは
 いずれも、何らかの感情が欠落している

 特にドミネイターは、女への愛が欠落、そのままでは子供を作れない

 そこで、躊躇いなく子作りできるように作り上げたのが
 現在の絶対男性社会

 グロリアが女性の権利を訴え、希望を集めれば、失墜で全女性の心を折れる

司令の狙い通り、グロリアという希望が踏みにじられ、絶望する女性達ですが…

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 幼い日、彼女を救ったドールマン隊長。では強化処置した親友とは…?

「グロリア」の誕生
 ドミネイターでは女性はプラントで生まれ、暴動を抑える為か、最初は普通に育成。
 しかし行く末を知り、脱走した「コード073」はドールマンに助けられ 
 初めて安らぎ、彼の笑顔、哲学に共感した時
 自分から「抱かれたい」と思った
 救われた

 自分が感じた救いを、他の皆も感じられる社会を。その願いにドールマンは共感

 お前の人生だけでは足りない、と厳しい言葉を投げつけながらも
 名と庇護を贈り、「グロリア」が生まれたと。

 処女を守り、あの人の子を産みたい、グロリアは原点に立ち返る事に

第19話、「あなたが抱きたいと思える女」になる為に! グロリアの戦い

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 お粗末な奴らだなぁ 女を抱く時はッ 男も脱ぐもんだ!!!(ドールマン)

第19話「愛」と「交わり」
 圧倒的公開SEX! 女性の心を折る式典は、一転「愛し合うSEX」を広める結果に
 女性のみならず、“幸福そうな交わり”は男性陣も感化させ
 ドミネイターの時流を変える事に
 場面全てが濃厚だった!

 ただ、司令の言葉通りなら、男性陣が感化されるのはおかしいはずですが…?

 地下人が欠陥持ちとは、過酷な地下環境に対応した初期人の事で
 今や、世代を重ね「普通」に近付いてるのか?

 女を犯せば、ほぼ確実に妊娠させるとか、人類維持を目的とした人種改良っぽいですし

収録

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 第17話冒頭で、青歌が思い出した「やりたいこと」は、歪んだ祖国を滅ぼす事…?

 チャンピオンREDコミックス「人狼機ウィンヴルガ 4巻」。綱島志朗。
 月刊チャンピオンRED連載、秋田書店発行。
 2018年8月(前巻2018年1月)

収録
 番外編「責め苦」と「誇り」
 第15話「突破」と「復帰」
 第16話「力」と「強さ」
 第17話「望み」と「罰」
 第18話「処女」と「願い」
 第19話「愛」と「交わり」
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