公式サイト 食戟のソーマ 餐ノ皿 3期 第10話 感想 鮭は踊る レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作既読 19時追記 前回はこちら
旨味はぶつけるだけじゃない! 題材は鮭、リョウ君が見せた成長の一皿!!

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肉と鮭の複合された旨味と、鮭だけの味わい、味の強弱を敢えて生み出す不均一!
 これまでの、強い味同士をぶつけて旨みを作ったリョウ君じゃない
 不均一の旨味って美味しいよね!

 旨みを完璧に留めた皿に、加速する旨味を叩きつけた快勝だった!

極上の“温度差”
 対し、パサつきがちな鮭を、“身が固くならない”低温でじっくり調理した最高の一皿…!
 刺し身のしっとりさと、熱で活性化した旨みを一度に実現
 鮭版のローストビーフか!

 ほのかな温かさと、先端機材でアイスにした、ひんやり鮭の“温度差”も旨そうだった!

認められざる“エリート”、遠月十傑の陰となっていた上級生たち

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 薙切薊に価値を認められ、勇躍、エリートだと胸を張る事になった彼ら。

十傑予備軍
 前回、「無名生徒」に圧勝した彼ら。でも視聴者にとっては、ただのモブに過ぎなくても
 彼らは、あのキチガイめいた合宿やスタジエールに勝ち残り
 月響祭でも上位だった面々

 いわば遠月で、十傑ほどでなくても「強豪」と尊敬されていた人たちでした

 僅か10人の十傑の陰で、燻っていた実力者たちと黒木場リョウの死闘!

鮭とバターライスと炒めた蕎麦の実を、パン生地で包んだ一皿!

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 その名もクーリビヤック! 濃厚バターライスと鮭、蕎麦の香りをサクサクパンと頬張るッ!

あらすじ
 残党狩り、セントラル所属の十傑と二年生達は、食戟で“自治組織”を次々駆逐していく
 立ちはだかった黒木場は、敢えて「同じ魚介」で挑んできた楠連太郎に
 本気で向かってくるように挑発

 連太郎は火入れの達人、低温調理を駆使しサーモンのコンフィ・フラムを披露!

 対する黒木場は、得意の力技調理・鮭のクーリビヤックで対抗し
 一時、評定は互角と下された

 だが黒木場が、味覚化学の“不均一”をスパイスで攻めた事を評価、勝利をもぎ取る

 次回、第11話「食卓の白騎士-ターフェル・ヴァイスリッター-」

食戟! “十傑予備軍”vs海鮮マスター・黒木場リョウ!!

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 残党狩りと上から目線を称し、各団体との、公平な食戟に出たセントラル!
 しかし、あれほど苦戦した「月響祭」上位の生徒たちでさえ
 セントラル選抜生徒には瞬殺

 彼らは、十傑に選ばれず陽の目を見なかった、“燻っていたエリート達”だった

黒木場『食戟…、開始だあ!

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 お題は鮭! 毎度の荒々しい調理ながら、選抜戦より格段にレベルアップ!!

エリートvs雑草魂!
 黒木場の成長に、対戦経験者として、太鼓判を連発する田所ッチ可愛い!
 しかし、“楠 連太郎”の包丁捌きも劣らない!
 と

 セントラル、やはり全員がトップレベルの技術を備えているという事か…!
 
 黒木場は選抜で創真同等
 秋刀魚の目利きの際も、素材差のみ言及されていました

 それだけの技術で埋もれていたなら、見出された事に感謝もするのでしょうね

『あれは…、米か? それも二種類?』

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 海鮮の扱いに長けた黒木場、その長所で並んだ連たろ先輩!
 しかし、勝ち誇る彼を無視し「米」を二種類用意!
 ダブル調理!

 おまけに、ボールにはパン生地!

『これが今の俺に作れる最大出力の鮭料理だ!

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 全力でぶつかってきやがれエリート気取りが、それとも負けた時の言い訳が欲しいのか?

挑発vsド挑発
 前回の食戟に続き、「相手の土俵で互角以上」と見せ付けるセントラル勢
 しかし、黒木場はそれを猿真似だと罵倒!
 で

 見てろよ…、雑魚料理人!

 挑発に乗る連たろ先輩…!
 こうしてセントラル勢、初となる“本気”で黒木場を迎え撃つ事に

 もー、連たろ先輩は熱くなりやすいんだからー!

というワケで、OPに出ていた“十傑予備軍”食戟回!

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 遠月十傑って、久我編のように、食戟に持ち込む事さえまず難しい!
 かといって、対戦ハードルを下げてしまったら
 僅か10人で負担が…。

 そもそも、一番下がえりなという時点で色々無理ゲーな気がする!

別会場での食戟は先に終了、セントラル勢の全勝に終わった

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 B会場の6席、眼鏡の紀ノ国 寧々は、一色の一つ上「最強の二年生」。

十傑たち
 続いてA会場では、三年生としては一番下である五席・斎藤 綜明先輩が参戦
 こちらも、数知れない団体を殲滅してしまった
 と

 くそ! これじゃ薙切薊の思うがままじゃねえか!!

 皿が割られすぎぃ!
 対等な勝負は、かえって「セントラル」の強さを際立たせてしまう事に…

 こないだ叡山先輩に八百長負けした人も、食戟勝率8割、ってトップレベルでしたしねえ

創真『あれは見た事あるぞ』

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 本気を出すという楠連太郎、彼が用意させたのは、最先端の調理器具!
 スチームコンベクションオーブン
 凍結粉砕機…

 彼も、薙切アリス同様“最先端器具”を使える料理人だったのだ

連太郎『この俺を売り込む為の、引き立て役になって貰うよ?』

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 スチームコンベクションオーブン、ファン(送風機)で、蒸気と熱を強制対流させる。

イライラ先輩
 熱気と蒸気の組み合わせで、ほぼ全ての加熱調理をこなせるというマシンで
 匂いも移らず、複数の料理を一度に加熱できるという
 で

 可能な選択肢が多すぎる為、理解が深くなければ手に余るわ

 やれる事が多い器具!
 それは、食材や調理への理解度次第で、出来上がりの幅もぐっと広くなる、と。

 ていうか人を挟んで喋らないでくださーい!

『しかし意外だなー、あの先輩がそんな難しい機械をちゃんと扱えンのか?』

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 ボロクソ言われる連太郎先輩、理知的とはとても思えないとか
 オラオラ感あるし、チャラチャラしてるしさー
 出るわ出るわの悪口だらけ!

 創真達も、たいがい口が悪いよねー。

梁井 メア『うっひゃー♪ ズケズケ言うね~

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 連ちゃんの料理の凄さが、今から解るから?

サーモン×ベーコン
 連太郎は、鮭を塩と砂糖ベースの汁に漬けてマリネにし、味を滲みこませたら棒状に
 これをベーコンでグルグル巻き!
 と

 脂肪分と塩気をプラスするつもりか

 さながら“トルネードステーキ”のよう!
 赤味肉にベーコンを巻くように、ベーコンの脂肪と塩気で旨みをプラス!

 サーモンに、たっぷりの汁気が加わっていく…!

創真『スチコンの出番だな!』

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 芯温、つまり食材の中央部が45度になるように計算
 60度で18分と入力する楠
 と

 じっくり、ゆっくり18分かけて熱を伝えるのだ 

梁井 メア『連ちゃんは“火入れ”のスペシャリスト

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 最新鋭加熱機器を従える料理人…、それが楠連太郎なのよ♪

「火入れ」使い
 温度をダイレクトに指定できる利点を活かし、「低温調理」でしっとりと仕上げる連太郎
 考え方は、先日の叡山先輩と同じ
 で

 火入れの全てをマスターすれば、どんなフィールドでも戦える!

 普通、加熱すれば身は固くなってしまう
 だが固くなる69度を避け、58℃~68℃の間で調理するのが低温調理の基本

 最新鋭機器は、その繊細な指定を容易にしてくれる!

連太郎『熱と炎! その技で頂点を獲ってやる!!

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 素材への最適な熱の伝え方、これをマスターすれば、どんな料理にも強くなれる!
 身が固くなる事は、これは“縮む”という事で
 汁気を押し出してしまいます

 素材にストレスを与えず、柔らかく、旨味をたっぷり保持させる調理法!

『やーっと、集中してきたみたいだね?』

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 普段は騒がしい連太郎だが、調理に集中するとすっと静かになる
 いつものカッカした熱が料理へ移っていくようだ
 と

 騒々しい黒木場と対照的な、“静かな料理人”なのだという。

『何という艶めき! 火を入れる前とは、もはや全く別の素材じゃ!』

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 おそらくナイフを当てるだけで、ほろりと崩れる極上の触感になっているはず…!

魂の料理人
 仕上がった鮭は、見ただけで柔らかさが伝わるような、まさに極上の仕上がり…!
 セントラルの掲げる“一流”料理!
 と

 とんでもねえな…、本当に魂が料理に入り込んだみたいだ

 たとえば刺し身は生で提供します
 対し熱を加える事で、旨味成分が活性化、じんわりした美味さがあふれ出す調理!

 煮たり焼いたりとも違い、刺し身のようにしっとりと!

創真『驚いた…、すげえ料理人じゃねえか!

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 一時は、正直な感想でボロクソ言いまくった創真ですが
 こうして、相手の長所を素直に認められること
 これもまた創真の長所

 あの八百長負けした串焼き先輩にも、串焼きを教えてくれと頼み込んでいますし。

イサミ『サラマンドル…!

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 なんか、名前の響きかっけーなー!

サラマンドルだぞー!
 ご存知、中世欧州の伝説「火の中で生きるトカゲ」、サラマンダーに由来する器具
 下からでなく、“上火”で加熱する器具の総称
 で

 つまり、調理は仕上げの段階に入ったという事

 上から火をかけるメリット
 すなわち、「炙り」のように焼き色を付けたり、香ばしさをプラスする為の器具

 ガスバーナーと違い、全体にじんわり火が入るワケね

『完成だ…、名付けて“サーモンのコンフィ・フラム”』

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 先に完成させたのは連ちゃん、フラムとはフランス語で「炎」。
 コンフィとは、このちょっと後で解説されますが
 フランス料理ってお洒落…!

 なにこれ、めちゃくちゃ輝いてる…! 輝きを探してるよ…!!

さあ…、火の芸術を堪能してくれ

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 この皿には、あるスイーツを使ったギミックを仕込んでるんだ

サーモンのコンフィ・フラム
 サーブに際し、もも先輩への“売り込み”もかかさない連ちゃん先輩!
 彼は無名、名を売る事も大切です
 で

 それはももへの挑戦なの? ももはお菓子にはうるさいよ

 鮭とスイーツ…?
 ひとまず断面、鮮やかとか煌いてるってレベルじゃねえ!

 しかも表面、ベーコンを焦がした香ばしさが…!

大泉殿『ふん…、見た目と香りは及第点じゃが…、問題は味じゃ!!』

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 と、憎まれ口を叩いて食べた大泉殿だが、皿にウソはつかない!
 内側は、見た目じゃ「生」と見分けがつかないほどで
 実にまろやか!

 外側は真逆に香ばしく、“火の芸術”と大絶賛!

もも『…なるほどね、これは砂糖を加えずに作った鮭のアイスクリーム』

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 異なる温度の鮭が、舌の上で、より存在を高めあっておる…!

サーマル・センス
 楠は、鮭をペーストにして凍らせ、凍結粉砕機できめ細かいアイスに!
 この両者が、冷たさが“温かさ”を際立たせる!
 と

 温度と火、そして時間…、全てが俺の調味料だからな!

 本当イヤミな先輩である!
 選抜予選のアリス同様、先端機器で「温度差」まで武器にしてしまったのだ

 ほのかな温かさも、冷たさと対比でビシッと伝わる!

もも『確かに、別々の温度が素材の味を最高に引き立ててる』

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 冷たく流れる清流の中に、遡上していく鮭の熱い生命力が迸る…!

サーモンピンクの一品
 同じ鮭同士、冷たくふんわりした鮭に次いで、香ばしさが口から鼻を通り抜け
 じゅわっと、汁気たっぷりの鮭が口の中で蕩ける…!
 と

 だめ…、もうこれ以上、鮭の攻撃を避けきれないよぉー!

 原作によれば「鮭」の語源は「裂け」。
 諸説あるが、身の筋で裂けやすい、転じて「鮭」、だから裂けやすいのも納得ね!

 だそうな!(原作アリス談)。

黒木場『俺の料理を見てからにしな!

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 十傑四席(現3席)、ももパイセンをもはだけさせた一皿に
 会場の多くは、セントラル勝利を確信!
 が、黒木場が動いた!

 ちゃんとミトンつけてて可愛い!

『俺の鮭料理は…、クーリビヤックだ!

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 クーリビヤック…!

はいここでCMでーす!
 まずは皿がでたところで終了…、パン生地は周りを巻く為に使ったのだ!
 会場中は、パンの香ばしい香りでいっぱい!
 この時点で旨そう!

 切り分けると鮭とご飯が、ロールキャベツのように仲良し!

 外の香ばしさ!
 この点で、ベーコンにも負けず劣らない仕上がりですが…?

 食べ応えもバッチリだコレ!

静かね…

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 おや? 薙切くんだけかな?

ギャー!
 独り、「創真がこの学園を救うと信じて…、ご期待ください!」という言葉を思い出していると
 屋根裏から十傑元七席が!
 で

 アリス君の絡んだ食戟のはずだ。…現地の様子が気になるかい?

 的確に煽っていく元七席!
 いやあ、もしいつもの裸エプロンだったら即死だったね!!

 出てくるだけでえりな様が死ぬ男!

『クーリビヤック…』『ほほー』

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 ブリオッシュと呼ばれるパン生地で、サーモンや米を包んで焼くという料理で
 19世紀、時のロシア皇帝がフランスから料理人達を招き寄せ
 贅を尽くして宮廷料理を作らせた

 これを発端に、フレンチの古典料理になったという。

『米と思われていたのは、蕎麦の実を炒めたカーシャだ』

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 シチーとカーシャはわれらの母、と言われるほど、蕎麦はロシア市民を支えたという。

グレン・キャノンもだ!
 日本でも鎌倉時代以前は、蕎麦を実のまま食べており、現在も郷土料理となっている
 これをブリオッシュの具材として用いたらしい
 で

 ウダウダ言ってねぇで食いやがれ!
 
 審査員を煽るスタイル!
 早く食べないと、熱々サックサクの生地の旨さも減るしね!!

 中身は鮭とカーシャ、バターライス!

くはぁ…、声にならぬ!

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 脳天を揺さぶる旨味! メインの鮭と米にパン、野菜の旨味が凝縮!!
 パンに詰めた事で、中に美味しさが閉じ込められ
 噛み締めると旨さが溢れる!

 サクり噛み破り、バターライス層を抜け鮭へ到達、全てを噛み締める喜び…!

アリス『うふふ、食べてみたい? 勝手に取り分けてきちゃった♪

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 パン生地の中で凝縮された、鮭エネルギーの強烈な一撃が放たれる…!

直撃のソーマ
 黒木場の料理は、「旨い!」って味を、わんさと集めて閉じ込める手法!
 涎を流す田所に、勝手に取ってきたアリスさん!
 で

 直撃を避けられないよー!

 また裂けてる…。
 でも、生地の中で泳いでるイメージは正直アレだった! うなぎみてえ!!

 こんなん、旨いにきまってますやん!

『この品もまた、二人の競い合った年月が育んだ料理なのだろう…』

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 また、「旨さで屈服させる」荒々しさは、リョウ君の十八番であると共に
 宮廷料理、という煌びやかなチョイスは
 アリスから学びえたもの

 毎日のように勝負しているという、二人の共同作業の一皿!

大泉殿『審査のポイントは、鮭の旨みをいかに逃がさぬかじゃ!

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 二人の皿が持つ決定的な違い…、それは身が持つ水分だね?

サーモンのコンフィ・フラム
 さて楠の鮭は、実はラップで包み、オリーブオイルに浮かせて調理されていた
 故に、“コンフィ(脂で低温で煮込む技法)”
 と

 素材の扱いでは、黒木場リョウを越えているかも…!

 普通、素材は自体の重さで潰れる
 だが「脂に浮かす」事で、潰れて逃げるはずの旨味までバッチリ閉じ込めたのだ!

 旨みを逃がさず、しっとり感は極上の仕上がり!

楠『お前やっぱり、選抜の時から何も変わってねーよ』

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 今回のクーリビヤックも、選抜決勝のカルトッチョも
 共に、具を包んで熱を加えることによって
 渾然一体とする料理

 だが旨味とは、繊細優美な加熱でこそ“保たれる”のだ、と。

メア『暴力的なまでの旨味で、人を味覚を屈服させる料理人かぁ~』

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 食ってない俺にも解りますよ、連たろ先輩の言ってる事に、一つだけ間違いがあるって

セントラルの頂
 黒木場は、旨さで屈服させますが、セントラルが目指すのは洗練を究める事
 かつて、えりなの品が「傅く旨さ」と評されたように。
 が
 
 旨味と風味が、こちらの方がより鮮明に際立っている…!

 勝利を確信した先輩勢
 対し創真は、「間違っている」と連たろ先輩の料理を批判

 ムッとするメア先輩かわいい!

黒木場リョウの皿の方が!

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 あぇ!? おーっと連たろ先輩ふっとばされたー!
 いきなり、シリアスの極みとなる審査員!
 ギャグ顔のメア!

 あんた、さっきまでのドヤ顔どこに置いてきたの!?

大泉殿『やはり間違いない。鮭の活かし方は、黒木場の方が一枚上手じゃ!』

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 ガタガタうるせえ…、…味わって見ろ、俺のクーリビヤックを!

緑の悪鬼
 黒木場勝利を断言、納得いかず味わった連たろ先輩は、“波状攻撃”に圧倒される!
 おかしい、こんな味わいはありえない!?
 と

 これは何だ?! パン生地と具の間に緑の層が!?

 旨味が畳みかける! 
 鮭の激流に翻弄、これまた裂けてしまう連たろ先輩

 食わすだけでこの迫力!

教えてやるよセントラル、選抜の時の俺とは違うって事を!

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 正体は、ほうれん草を練りこんだクレープ! 実は二重構造になっており
 旨みを逃がさず、また「練りこんだ」事で味が優しくなり
 ふわっとした渋みをプラス

 鮭のまろやかな脂を、渋みがきゅっと引き締めてくれるワケだ!

連太郎『あの激流のような旨味には、まだ秘密があるはずだ!

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 クレープには、シーズニングスパイスも練りこんである…!

ベーコン・クレープ
 シーズニングとは、香辛料のミックスに、更に塩などの調味料を加えたもの
 そこに、“乾燥ベーコン”が加わっているのだ
 と 

 奇しくも両者とも、鮭にベーコンを合わせたのだ!

 魚と肉の異なる旨味成分
 組み合わせる事で、旨味が跳ね上がると「魚介とんこつラーメン」などで知られる

 苦味だけでなく、ガツンと旨味が倍増するクレープ!

大泉殿『着眼点は同じだが、その内容はまったく別!』

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 連たろ先輩は、鮭に巻く事で旨味を足し、焦がして肉の香ばしさも加えた
 何より、脂を併用する事で汁気を一切逃さず
 鮭の旨みを完璧に保った

 旨みを完璧に保ち、逃さずベーコンと爆発させたワケね。

鍵となったのは、不均一さだ

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 確かに、玉子かけご飯も、ざっくり混ぜるくらいが旨いもんな

不均一
 そこで舌の機能、不均一なほうが、コクや旨みを良く感じるように出来ている事
 醤油も、コーヒーのミルクも“混ぜない”方が旨い
 で

 噛み締める毎に、美味さが重層的に段階的に舌へと響く!

 スパイスも敢えてまばらに!
 鮭そのものの美味さ、ベーコンと混ざりガツン!と来る美味さが、重層的に楽しめる!!

 一噛みごとに異なる旨さが、互いを引き立てあう!

『ベーコンをのっぺり巻きつけただけの鮭じゃ絶対に表現できねえ!』

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 旨味同士をぶつけあうだけでなく、敢えて「強弱」を加えた!
 この発展は、今までのリョウにもなかったもので
 旨味の加速に成功

 旨味自体をレベルアップ!

楠『そんな繊細な発想、選抜の時にはなかっただろうが!?

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 クソが…、よりによってカレー屋かよ…。

進化する日々 進化する歌は
 実はスタジエール戦後、アリスが「大衆料理」ラーメン屋に放り込まれたのと同様
 リョウは、自分を負かしたスパイス料理屋に
 で

 スパイスの奥深さ…、活かし方、絶対モノにしてやる!

 店主にさえ煽られる!
 それでも、「このままじゃ終われない」と、自分が知らない世界へと踏み込んだという

 ひっそり掃除する姿、本当に頑張ってた…!

創真『選抜から変わってねえワケねえよな…、黒木場!』

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 同じく、葉山アキラに負け、二人で彼のゼミに入り浸る事で
 自分に足りないモノを得ようと奮戦した創真たち
 ニヤリの一瞬!

 創真も、真逆の高級フランス料理店でスタジエってたしね!

『今の俺からすればテメェの鮭は、凍ってるのと同じだぜ!

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 かくて満場一致、黒木場は快勝!

残党の意地
 どうも、あの頃の黒木場を仮想敵とし、対策してきたらしい連たろ先輩でしたが
 見事、彼の成長を実証する事となってしまい
 敗北を喫することに

 セントラルに対し、“残党陣営”ようやく一勝を返した!

次回、現最強の十傑・白騎士 司瑛士の料理が…?

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 次回、原作19巻の残り半分までは確定か。20巻の冒頭まで?

一席は語る
 今回、敗北した連たろ先輩と、次に出てくる司先輩がやがて語る言葉
 また原作では、叡山戦直後に起こった事件の台詞
 この三つが繋がっています

 順番を入れ替え、これらを最終回にかけて繋げてくるのかなー、みたいな。

 あと予告、秘書子の扱いが不憫じゃない!?

人の“舌の感じ方”を利用し、スパイスを取り入れた黒木場!

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 自分を負かした相手の技術を取り入れる、創真の得意技ですね!

負けず嫌い達
 合宿で四宮に負け、スタジエールで、彼のシュー・ファルシを親子丼に取り入れたように
 創真は、「料理人は、どんなに苦しくても店を開け続ける」をモットーに
 負けても負けても前進する料理人

 黒木場も同様に、葉山得意のスパイス分野に進出!

 人の舌の感じ方、そうした味覚的な分野から攻めていくのも
 相棒、アリスから学んだものなのでしょうね

 負けた事を次に活かす、良い勝利を描く回だった!

そんな今回も、原作19巻の半分強を一気にアニメ化!

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 実に、5話分(単行本は各巻9話収録)を一気に駆け抜けた!

十傑予備軍
 今回は、素材に熱を加える「火入れ」の達人、先端機器の使い手・連太郎先輩!
 日進月歩、アリス戦でも驚かされた先端機器の強み
 選抜予選で彼女は最高評価に

 続く本戦は、自分の技術を見せたい、そんなアリスの先走りで敗北

 思えばずっと、えりなに「見せたくて」精進してきた彼女にすれば
 約束された落とし穴だったんですね

 対し今回は、素材の扱いでリョウ以上、と太鼓判の結果に

連太郎の落とし穴は、「素材を活かす」事へのこだわりの強さ

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 機器への使いこなしでなく、ベーコン、味つけの均一化が敗因に。
 火入れに特化し、素材の味を損なわず活性化するのが大得意!
 しかし、黒木場は不均一化で上を行き
 勝負を制する事に

 先輩も、狙いの達成に満足せず、次の高みを探すべきだったというところでしょうか

「母は蕎麦の実のカーシャ、父はライ麦のパン」、ウクライナの諺より

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 カーシャとは、ウクライナやポーランド、ロシアなどでの「粥」の事。

こっちだって手一杯なのよ!
 主な材料が蕎麦の実、日本だと麺にして食べる実を、穀物としてお粥にするらしい。
 米、黍、小麦など、穀物を煮たものの総称なんだそうですが
 特に蕎麦の実が人気
 
 ロシアでも、「シチーとカーシャ、日々の糧」と呼ばれるほど、定番の家庭料理なんだそうな

 バターライスと共に、主食級の穀物を詰め込んだんですね

蕎麦の実を煮て食べるのは、山形県酒田市の郷土料理となっている

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 むきそばと言って、蕎麦の実を茹でて、冷たい出汁をかけて食べるそうな。 
 蕎麦の実の、ぷちぷちした触感を楽しめるとのこと。
 関西料理だったのが北前船で伝来

 麺としての蕎麦は、江戸時代ごろに誕生。“蕎麦切り”と呼ばれていたそうな。

2017年12月3日 食戟のソーマ 餐ノ皿 3期 第10話「鮭は踊る」

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 ゼノブレイド2にも関わったグラフィニカ社が制作協力!

スタッフ
 脚本:猪爪慎一
 コンテ:高田耕一
 演出:則座 誠
 作画監督:都築裕佳子/山川宏治/小野和美/松沙奈/小森 篤/中山由美/山崎正和/谷川亮介/廣田 茜
 総作画監督:山崎正和/谷川亮介
 アニメ制作:J.C.STAFF
 原作:附田祐斗&佐伯俊/週刊少年ジャンプ/集英社
 制作協力:グラフィニカ

あらすじ
 アリスが主将を務める最先端技術料理研究会の存続を賭け、黒木場と中枢美食機関(セントラル)・楠連太郎の食戟が始まった! お題は鮭料理。鮭を黒木場同等に高い技術で捌いた楠連太郎が続いて持ち出したのは、スチームコンベクションオーブン! 楠も最先端技術の扱いを得意としていたのだ!
 黒木場はどう対抗するのか…!?

次回、秘書子の着替えを推していくスタイル…!?

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 食卓のヴァイスリッターエクセレン・ブロウニングいや何でもないです!

次回、“十傑 第一席”再降臨
 特に先の久我戦は、技術も人も、これまでの創真の総決算となる戦いでしたが
 今回は、リョウも同様に成長した事を強調
 ライバルも止まらない!

 アリス相手ならともかく、リョウ君が、したっぱ仕事とか屈辱ですよね

 学園側も、そこは解って配置しているだろうあたり
 これまでの遠月の方針も感じます

 苦手に敢えて向き合わせる、薙切薊の、全員進級方式とは違うのですよね

 次回、第11話「食卓の白騎士-ターフェル・ヴァイスリッター-」

食戟のソーマL’etoile -エトワール- 感想 原作:伊藤美智子、作画:昭時大紀

 食戟のソーマL’etoile -エトワール- 1巻
 食戟のソーマL’etoile -エトワール- 2巻 “伝統のレストラン”
 食戟のソーマL’etoile -エトワール- 3巻“フランスの菜園から”
 食戟のソーマL’etoile -エトワール- 4巻“出張料理人”
 食戟のソーマL’etoile -エトワール- 5巻“わけあり”の天使

アニメ「食戟のソーマ」感想 2015年7月~12月 連続2クール 公式ツイッター

 1品目「果てなき荒野」
 2品目「神の舌」
 3品目「その料理人は笑わない」
 4品目「極星のマリア」
 5品目「氷の女王と春の嵐」
 6品目「肉の侵略者」
 7品目「静かなる丼、雄弁な丼」
 8品目「発想と創造の協奏曲」
 9品目「山を彩る衣」
 10品目「至上のルセット」
 11品目「東から来た魔術師」
 12品目「ひと皿の記憶」
 13品目「夜明け前の卵たち」
 14品目「メタモルフォーゼ」
 15品目「「修羅」と呼ばれた男」
 16品目「万里を駆ける料理人」
 17品目「官能の唐揚げ」
 18品目「青春の唐揚げ」
 19品目「選ばれし者」
 20品目「龍は臥し、天へ昇る」
 21品目「未知なる既知」
 22品目「日常を越えるもの」
 23品目「華開く個の競演」
 24品目「戦士たちの宴(完)」


 食戟のソーマ 弐ノ皿 第1話「その箱に詰めるもの」
 食戟のソーマ 弐ノ皿 第2話「交錯する光と影」
 食戟のソーマ 弐ノ皿 第3話「『玉』の世代」
 食戟のソーマ 弐ノ皿 第4話「追跡者」
 食戟のソーマ 弐ノ皿 第5話「一口目の秘密」
 食戟のソーマ 弐ノ皿 第6話「朝はまた来る」
 食戟のソーマ 弐ノ皿 第7話「喰らいあう獣」
 食戟のソーマ 弐ノ皿 第8話「旬を巡る戦い」
 食戟のソーマ 弐ノ皿 第9話「秋を告げる刀」
 食戟のソーマ 弐ノ皿 第10話「新たなる『玉』」
 食戟のソーマ 弐ノ皿 第11話「スタジエール」
 食戟のソーマ 弐ノ皿 第12話「魔術師再び」
 食戟のソーマ 弐ノ皿 第13話 最終回「威風堂々」


 食戟のソーマ 2巻
 食戟のソーマ 3巻
 食戟のソーマ 4巻
 食戟のソーマ 5巻
 食戟のソーマ 6巻
 食戟のソーマ 7巻
 食戟のソーマ 8巻※'''この半ばまで、アニメ一期相当'''
 食戟のソーマ 9巻
 食戟のソーマ 10巻
 食戟のソーマ 11巻
 食戟のソーマ 12巻
 食戟のソーマ 13巻
 食戟のソーマ 14巻 ※ここまで第2期にてアニメ化
 食戟のソーマ 15巻
 食戟のソーマ 16巻“囚われの女王”
 食戟のソーマ 17巻“見せしめ
 食戟のソーマ 18巻“反撃開始!!”
 食戟のソーマ 19巻“頂を目指す者”
 食戟のソーマ 20巻“凍っていた想い” ※ここまで3期でアニメ化?
 食戟のソーマ 21巻“遠月列車は行く”
 食戟のソーマ 22巻“好敵手との再戦” 
 食戟のソーマ 23巻“荒野を拓く者”
 食戟のソーマ 24巻“ようこそ決戦の地へ”
 食戟のソーマ 25巻“落ちこぼれの生き方”
 食戟のソーマ 26巻“2nd BOUT”
 食戟のソーマ 27巻“3nd BOUT” ※十傑プロフィール掲載

アニメ 食戟のソーマ 餐ノ皿 3期 感想 2017年10月 公式ツイッター

 食戟のソーマ 餐ノ皿 3期 第1話「十傑に挑む」
 食戟のソーマ 餐ノ皿 3期 第2話「麻と辣」
 食戟のソーマ 餐ノ皿 3期 第3話「月響祭」
 食戟のソーマ 餐ノ皿 3期 第4話「若き獅子たちの群れ」
 食戟のソーマ 餐ノ皿 3期 第5話「翳りゆく食卓」
 食戟のソーマ 餐ノ皿 3期 第6話「囚われの女王」
 食戟のソーマ 餐ノ皿 3期 第7話「崩れゆく学園」
 食戟のソーマ 餐ノ皿 3期 第8話「錬金術師-アルキミスタ-」
 食戟のソーマ 餐ノ皿 3期 第9話「残党狩り」
 食戟のソーマ 餐ノ皿 3期 第10話「鮭は踊る」
 食戟のソーマ 餐ノ皿 3期 第11話「食卓の白騎士-ターフェル・ヴァイスリッター-」