アニメ Re:CREATORS レクリエイターズ 21話 第21話 感想 レビュー 考察 世界は二人のために 画像 内容 あらすじ ネタバレあり 前回はこちら
私はあなたと歩みたかった! 被造物の、創作者の、颯太とアルタイルの願い

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被造物として、創作者として、セツナと一緒に歩きたかった二人が主人公なのでしょうね 
 アルタイルも颯太も、悪だ、エゴだと自覚して
 それでもやり遂げたかったから

 アルタイルは物語で彼女と共に、颯太は、創作者として彼女を追い続けるのか

弱き者たちの王様
 アルタイルが、セツナにとって一番の読者だった、颯太への為の作品だったのも温かい。
 その裏で、目を背けた、世界を呪う気持ちがあったとしても
 見せたくて頑張ったんだなって。

 最後は、感想を聞く勇気を持てずに逝ったのかなって、改めて切なく感じます。

セツナ『私も貴方が、大好きです

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 世界は二人のために"I love you too."

真剣に真面目に
 アルタイルがこの世界で変化した事は、自分を、真剣に創作した沢山の人達の気持ちの集合
 相手への理解を務め、我が事みたいに怒ってくれる生真面目さ。
 その理解もまた、カッコいいと思いました

 多くの人が彼女を愛したと感謝し、自分も好きだよと告げたセツナ、本当に素敵だった!

二人で旅立ったアルタイルとセツナ、最終話は…?

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 最後は数年後、セレジア達が再現界し、「颯太老けたわねー?」のドタバタだと信じたい!

あらすじ
 アルタイルは、被造物「セツナ」に何も出来なかった。大崩潰という破滅さえ「次善」であり
 本心は、ただセツナと共にありたい、彼女に描かれ続けたい
 その一心が本当の望みだったのだから。

 セツナはアルタイルを諭すが、アルタイルも、セツナは誤解している返す

 解り合えたがセツナの「死」は止められない
 アルタイルは、物語世界を創造し、そこでセツナと共に生き続ける事を選ぶ

 セツナを創造し得た颯太もまた、彼女の想いが胸に残るのだった

 次回、第22話「最終話(終)」。

嘘の嘘、それはくるりと 裏返る!

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 松原たち最大の切り札、シリウスで、アルタイルを掻き消す「乗っ取り」は失敗に終わった
 創作という情動は、そんなものでは止められないのだから
 だから颯太は伝える

 みんな! テレビは離れて見ないと、ブリッツさんに撃たれっぞ!(風評被害)

ブリッツ『何だ一体…、これは!?

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 突如、現れた駅のホームを、唯一知っていたのはアルタイル

演出家の舞台裏
 そして視聴者も知っている、この場面こそ、本作で最初に描かれた場面。
 颯太の切り札は、原点回帰だった
 そう

 ここは…、知っている!

 アルタさん美しい…
 彼女は、「セレジア達こそ愛されている」と位置づけ、悪人として場を盛り上げました

 でも素の彼女は、やっぱりこんなに美しい

『ん…?』『被造物…?』

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 以前颯太が明かした時に居合わせなかった面々、ブリッツとひかゆは困惑
 この土壇場で、新たな被造物が現れたのか?
 と。

 いや違…、いえ被造物なんですよね。

アルタイル『そ、そんな…、あなたは…、あなたは?!

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 こんにちは、やっと会えたね…、アルタイル?

喋ったァ!
 完全に取り乱したアルタイル、前回の、悪役度100パーが剥がれ落ちてて切ない
 ていうか、状況的に「被造物」だと気付けるはず
 気付けない!

 彼女が、いかに取り乱しているかの証左だ余は思うよ…。

 アルタイルも人の子。
 そして、「会いたかった」でしょうね、もしセツナが今も生きていたなら。

 セレジア出現に、まりねさんが感動してたの思い出します。

次回最終回、最近、毎度思うんですが

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 やっぱりOPにカロンさん出て来ないなー、と探してしまいます
 後、ブリッツが銃を撃ち弥勒寺が跳ね返すシーン
 曲と動きがハマってて好き。
 いいOP。

 そしてOPでもEDでも、アルタイルは消えてしまうんですよね…。
 
メテオラ『失われた彼女の記憶を元に、颯太殿が創作した“キャラクター”…』

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 でも、まさかキャラクターだけではなく、彼女を取り巻く世界全てを再創造し、現界させるなんて

颯太の物語
 セツナは、アルタイルが戦う動機、既に故人である事からか「前日譚」では活躍させられず
 現界に必要な「人気」を集められなかった
 で
 
 汚いぞ…、汚い! お前達は卑怯だ、こんな事を…、こんな卑怯な事を!

 それを真鍳の能力で補い現界! 
 どころか、「世界」そのものが再創造される破格の事態、真鍳ちゃんこんな事して大丈夫…?

 対し、気付いたアルタイルは叫ぶしかない!

こんな、卑怯な事を…!

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 観客はセレジア達の葛藤こそを見たがっている、だから自分は追い詰める側だ
 前回、そう語って散々にメンバーを追い詰めたアルタイル
 しかし今回は…。

 前回の彼女に言わせれば、まさに、主人公らを見舞う「悲劇」じゃないか…!

颯太『そうだ…、こんなやり方でキミを追い詰めるなんて卑怯だし、汚いよ』

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 キミの言う通りだ。だけど…、“物語なら許される”!

物語なら
 颯太の行いは汚い、でも物語が、ブリッツが己の娘を撃つ場面で「オモロなった」様に
 アリスが、絶望的な状況で正義を貫くように
 と

 キミがどうするのか、観客は皆、待っている!

 キャラを苦境に追い詰める
 それさえ手段に用い、「キャラがどうするか」を引き出す、それがクリエイター。

 それこそが、読者の見たいものなのだから

『やめて…、やめて!? その声で余の、私の名前を呼ばないで!?

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 お願い! お願いだから、その声で呼ばないで!
 取り乱し、セツナを拒絶するアルタイル
 けど攻撃はしない

 被造物、幻だと解っていても嬉しくてならないのか…。
 
セツナ『ご、ごめんなさい!

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 私は、あなたの名前を呼べないまま、逝ってしまったから…、嬉しくて

喋るほどに
 対しセツナは、「嫌われた」と誤解するが、アルタイルにはその優しさが辛い
 彼女が、自分の知っているセツナである程に辛い
 と

 貴方は 違う! …だってセツナは…、もういない…!

 だから喋って欲しくない
 本物のはずないのに、本物に思えて辛い、喋らないで欲しい!

 喋るほどに、セツナが「本物」そっくりすぎて辛い。

セツナ『私は、確かに死んでしまった…』

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 対しセツナは、なぜ自分が蘇ったのか、その理由がまったく分からなかった
 そのくらい、彼女はシマザキセツナそのもの。
 だからアルタイルは困惑する

 被造物、惑わす為の偽者と解ってても、攻撃できないくらいに“本物”!

菊地原『彼女、まるで被造物には見えません!』

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 彼女は確かに被造物ですよ、死んだ人は戻ってきません。…でも…。

主観と客観
 困惑する菊地原、きっぱり否定しながら、言いよどむ「脚本家」の中乃鐘。
 困惑するくらいに「生きている」!
 で

 私をどうしてくれても構わない、あなたには、そうする資格があると思う

 セツナは何も分からない
 でもアルタイルが、自分を「卑怯な策略」「偽物」と思うなら殺して良い、と

 客観的には、アルタイルはそうすべきなんですが…

無理に…、決まってるじゃない!

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 もしも前日譚で、「アルタイルを何とかしよう!」など、「役割を」与えられ
 役割に従い、アルタイルへの説得でも始めていたなら
 即座に斬られたのでしょうね

 前日譚に出したようですが、あくまで絡ませない、その制約ゆえ現界は不可能だった

『私があなたを知ったとき、もうあなたはいなかった!』

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 私は、あなたが思いの総てを託してくれた事を、痛いほど解っていて…

根っこにあるもの 
 何よりアルタイルは、セツナに感謝し、その彼女が無惨に殺された事も知っていた
 何かしてやりたい、けど何も出来なかった!
 だから

 だから私は、ここまで来たのよ!

 生まれた時には亡くなっていた
 何も出来なかったと悔やみ、何か出来る事はないかと、思いつめた結果が「復讐」だった

 セツナの為に生きてきた、幻だろうと攻撃できるはずがない、と

『アルタイルはずっと、私の為に、怒ってくれていたよね?』

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 嬉しいよ、ありがとう。アルタイルの動機に、セツナは感謝する
 彼女は、周りに攻撃され、死んでしまったシマザキセツナは
 自分の為、動いてくれたことに感謝。

 自分の為に怒ってくれた事に。

アルタイル『だって当然よ…、貴方の為だもの!

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 私は、あなたにひどい事をしてしまったんだと思う。

神は懺悔する
 でも、アルタイルが自分を思ってくれるほど、セツナは辛いんじゃないでしょうか
 だって彼女は、謝りたかったから
 だから

 それを謝る為に、もう一度ここに来たんだって。そう思ってる

 被造物だと自覚はない
 彼女は、自分に奇跡が怒ったと信じ、アルタイルに懺悔する事に。

 創作時に目をそらしてしまった、セツナの誤算。

『あなたを描き上げた時、良いところも悪い所も、全部の願いを込めて描き上げたつもりでした』

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 でも、その願いの中に、“世界を憎い”という思いがなかったと言うなら。
 それは、わたしはわたしに…、ウソをついています。
 認められなかったんだと思います

 認めたくなかったのかもしれません


『私はその時、願いよりも、呪いに彩られていたのだと思います』

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 私はあなたに、私自身の呪いを、深く刻んでしまいました…。

神の間違い
 死を決意したセツナは、願いの総てを込めてアルタイルを描いた、けど本当は違ったんだ
 世界が憎いと、あなたに込めてしまったんだ
 だから

 あなたは世界ではなく、私に怒るべきなんです。

 セツナは世界を憎んで死んだ!
 そうアルタイルは思ったし、それは確かに間違っていなかったけど。

 けど、そう思わせたのは間違いだった。

セツナ『あなたは、私の復讐なんかの為に、その身を費やしてしまった』

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 颯太に伝えたように、「この子が愛されますように」と祝福したはずだった
 けどセツナは、そんな願いなんか上っ面で
 呪いを刻んでしまったんだと

 生前そうだったように、やっぱりセツナは自分を責めてしまう。

『そんなこと言わないで! まるで私が、あなたの事を何もわかってないみたいに!』

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 私は、あなたの呪いなんか受けていないわ、これは全部、私が選んだことよ。だって…

彼女の見た世界
 セツナは、アルタイルが無自覚に、自分の憎悪に動かされていると自分を責めた
 でも、アルタイルアは解っているよ
 と

 だってその痛みと引き換えて、私は生まれ落ちたんだもの!

 アルタイルには背景となる「物語」がない
 そのせいでしょうか、創作する際、セツナが思っていたことが全部つぎ込まれたのだと

 痛い辛い、セツナが見てきた「世界」を追体験したんだ、と

アルタイル『私は、あなたの目を通じて!』

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 私は、あなたの目を通じて、あなたの心を通じて、全てを知った
 世界はあなたにとってあまりに強大で
 あまりに自動的で残酷で

 悪意は時に、人が抱え切れないほどに大きいから!

 だから、あなたは!


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 だから、私は…、あなたを世界から退場させた物語を憎んだ

 その原因を作ったもの全てが
 あなたを消し去ろうとする、理不尽であるなら! 

 そんな仕組みを、根こそぎ消し去ってやろうと決めた!


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 私があなたの復讐をしようと思ったのは、呪いでも何でもないわ。

Re:(返信)
 セツナに何かしてやりたかった、そこで復讐を選んだのは、彼女の体験を共有したから
 無意識でなく、意識的に選び取ったんだよ
 と

 そんな物語が、許せなかったからよ! セツナ…

 前回「創作は情動だ」と言いました
 作品を見て、感動し、生まれた気持ちが、新しい作品を生み出す想像力になる

 セツナの人生に、感じた気持ちからアルタイルは「創作」したと

セツナ『そう…、あなたは、そういう子なんだよね?』

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 セツナは当初、アルタイルを糺すつもりで説得しました
 誤解だ、それは無意識に私が刻んだものだ
 私を憎めと。

 でも違うんです、アルタイルは、セツナの人生を知って「許せない」と選んだんですから。

『あなたを描いたのは私なのに、あなたの方が私をよく知ってる』

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 私は改めて、そんなあなたを描けてよかったな、って、そう思います

そういう子
 セツナは、自分が世界を憎んでるって気持ちから、目をそらしてアルタイルを描きました
 だから、アルタイルも誤解してると思った
 けどそうじゃない。

 アルタイルが他人に深く共感し、理解しようとする子な証明か

 セツナも知らなかった
 だから驚いたし、描けてよかったって本当に思うのでしょう。

 他人の心情に理解を務め、代わりに怒ってくれる、本当に優しい子だったから。

アルタイル『私は…、あなたと共に歩みたかった』

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 あなたの途切れた記憶じゃなく、あなたと時間を共にして

被造の本懐
 セツナの賛辞、でもアルタイルが思うのは、賛辞よりも「一緒に生きたかった」事でした
 中乃鐘さんの言う通り、死者は帰ってきません
 ただ 

 あなたの作った物語の中でずっと、共に歩んで行きたかった!

 それが本当に望んだ事
 何かしてやりたいとか、復讐とか、そういうのは全部「セツナとは歩めない」次善の目的

 彼女と一緒に、ただ生きられればそれで良かったんだって。

セツナ『ごめんなさい…』

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 だからセツナも謝ります、自分に生きて欲しい、と彼女は思ってくれた
 なら一番悪いのは、まず自分なんです。
 自分が強ければ良かった

 もっと強ければ、この優しいアルタイルを、傷つける事もなかったんですから。

アルタイル『あなたは弱くなんかないわ! あなたが本当に弱かったなら!!』

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 あなたが本当に弱かったなら、私を描き出すより前に、とっくに描く事をやめてしまっていた!

強さ
 でもセツナは、死ぬ前にアルタイルを生み落とした、それが出来たのは「強さ」だと
 あなたは、決して弱くないよ
 と

 そうでしょう!?

 セツナがアルタイルを褒めるなら。
 ならセツナは、まず先に、自分自身を誇って良いはずなんです。

 本当に、この自己評価の低さが…。

『あなたはいつも、真剣で真面目…』

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 私の手を離れてから、あなたは多くの人たちの力を得て、変わったんですね?
 そして、つくづくセツナが思うのは
 アルタイルの真面目さ。

 それは「変化」、もう自分の手を離れたと、セツナ自身から伝える事に。

『皆に愛して貰えたからこそ、あなたは無限の能力を、無敵の力を手にいれた』

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 私に、もし役割があるのなら…、それは悪者よ。主人公じゃないわ

真剣に真面目に
 絵を描くのも、音を作るのも簡単じゃない。皆は「アルタイル」を素材にして創作しますが
 真剣、真面目な気持ちが一緒に乗り移ったんだよ
 と

 私は、“私を愛してくれた<その人達>”諸共、世界を無に帰そうとしてるんだもの

 無限の力は愛された証。
 セツナは、最後に颯太に託した気持ちが、叶っていた事も知ったんですね。

 でも、無論「無限の創造主たち」も滅ぼそうとしています
 
セツナ『あなたは悪なのかもしれない、世界を滅ぼす悪者』

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 でも同時に、弱き者たちの王であり、騎士なんですとセツナは言う。
 アルタイルがいるから、創作意欲をぶつけて踏み出せる
 クリエイターに力をくれる存在

 弱い人の為に怒り、戦ってくれる意思とあり方は、善悪を超えて共感されると。

『私の弱い部分をすくい上げて、とても強い力へ変換してくれる』

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 あなたは悪なのかもしれない
 世界を滅ぼす悪者

 でも、あなたは同時に、弱き者の王様、弱きものの騎士

 そうやって貴方を見る者が、たくさんいたのです
 正義や悪なんかじゃないのです
 正しいとか間違ってるとかでもないんです

 あなたの意思を、そのあり方を、物語として共感してくれたのです

 あなたのホロプシコンは、私がきっかけだったけど
 あなたを作った人たち、そして受け容れてくれた人たちが作り上げた、無限の力
 私の弱い部分をすくい上げて、とても強い力へ変換してくれる
 それが、あなたの本当の力なのです

 私みたいな、どこかで折れてしまいそうな人たちに
 この世界でもう一歩だけ進む為の力を、あなたが与えてくれるんです

 世界に耐えて、世界を愛して、許せないと思うなら、許さなくてもいい
 好きになれなくてもいい

 でもそんな世界を全部含めて、もう一度、抱きしめるって。

 それがきっと、“世界”を作ることなんだと思うんです


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 セツナのように、折れそうな人たちを、前に進ませてくれる。それが本当の力だと。

世界を作る
 もちろん、アルタイルの憎悪は消えないし、セツナだって「世界」に折れてしまいました
 この世界は、とても悪意ばかりです
 でも

 でもそんな世界を全部含めて、もう一度、抱きしめるって。

 それがきっと、“世界”を作ることなんだと思うんです
 世界が嫌いで許せなくても

 好きも嫌いも、全部、受け容れるのが“世界”を作るという事だと…?

『私は結局、最後までそうする事が出来なかったけれど…』

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 今はこう思えるけど、当時は、孤立無援だったセツナは折れて
 世界を憎んで、許せなくなって「世界」から逃げ出した
 自殺してしまった。

 自分のようにはなるな、その「象徴」もホームに現れることに

『何の音…?』『電車だと!?

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 彼女の現界は、奇跡の上に立っている

奇跡の物語
 颯太の願い通り、アルタイルの心を癒すのは、セツナ以外にいませんでした
 しかし、「物語の終わり」が近付いている
 と 

 だとすれば…、これは唐突に終わりを告げる

 このままだと「原作」をなぞり
 すぐにでも電車が来て、セツナを自殺させてしまうだろう、と

 あくまで奇跡、すぐにでも物語に幕が下りる。

セツナ『私は本当なら、ここにいちゃいけないのです…』

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 憎むべきは、そうアルタイルに伝えるつもりが、彼女の気付きの深さに驚かされ
 世界が憎くても、それもまとめて許容して欲しい事を
 自分のような人たちを救って欲しい事を

 伝え終えたセツナは、背を押されるように、ホームへと歩いてゆく

『これは奇跡、あなたのいた“物語”なら許されるけど』

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 私の世界では起きてはいけない、歪んだ奇跡
 死者の復活は、創作世界ではありふれています
 颯太も「物語」として復活させました

 でも現実では、許されない「奇跡(物語=真っ赤な嘘)」、前回での真鍳の言葉か

『私は呪いを授けてしまったかも知れない、でも、あなたを描けて、本当に良かった』

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 あなたが皆に愛されているのが解って、本当に良かった…。

元通り
 生前最後の願い、「アルタイルが愛されますように」は、無事叶った事も
 その気持ちを、アルタイルに伝えられた事も
 と

 私も貴方が、大好きです

 伝えられた奇跡に感謝し
 元通り、身を投げ、この世界から消えようとするセツナ

 死者は帰ってこないのですから。

セツナーーーーーー!

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 私はもう、あなたの知る私では無いし、あなたは私の知るあなたではないかもしれないけれど!

世界の決まり
 観客たちはアルタイルに共感し、ホロプシコン、「因果を捻じ曲げる力」を増大
 死の象徴である、列車をひとたび破壊します
 が

 今のこの私なら、救い上げることが出来る!

 死者は戻らない
 それだけは、世界で一番大事な決まりだけは捻じ曲げてはいけない。

 自分を救えば、世界が終わるとセツナは拒絶

『ホロプシコン、…無から有を作り出す事も出来る、無限の能力!』

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 セツナが知る限り、彼女が与えた、ホロプシコンでは事態は変えられない
 しかし、アルタイルは能力的にも変わった
 今の自分なら。

 これまで、散々松原達を悩ませて「アルタイル」ならば

『貴方が作ってくれた私は、世界を創る事も、出来るのだから!

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 情熱と絶望と、良い願いも、悪い願いも、全部そんな情動の中に含まれ
 そして物語は、誰かの心に根ざしてその人の世界を変える
 そうよね、セツナ?

 ええ、ささやかだけど、とても美しい景色へと。

 でも、それを作り出す事は孤独なこと
 自分と世界に傷を残して、ここに居たって印を残す事と同じ。

 でも、あなただって、そうやって私を創った


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 創作とは情動、前回アルタイルは、だから止められないと言いました

満ちた世界
 そうして生み出された物語は、誰かに受け取られ、その人の心を変える。
 ささやかだけど、美しく変えてくれる。
 でも「創作」は孤独。

 OPで、枯れ果てていた世界は、颯太とアルタイルの心の象徴だったのでしょう

 でも前期OPでは颯太は立ち上がった
 今、アルタイルの心象風景は、美しい風景へと変わる事が出来ました

 創作者は立ち止まらないし、彼らの物語は心を満たす、と。

『あなたがいる事が、この世界を歪ませてしまうのなら』

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 あなたがいる事が、この世界を歪ませてしまうのなら
 私は、別の世界、別の物語の中で、私はあなたの為の天地を作るわ
 ずっと、今度は望まれるその最後まで。

 そしてあなたは、私が作る物語の中で、私の物語を綴る。

 私と貴方で無限の物語を、無限の世界を
 そして万物は流転する。


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 あなたと私で、神様になろうって、そう言ってるんですか? アルタイル?

世界は二人のために
 創作とは、セレジア達がそうであるように、新しい世界を生み出す行為だと判明しました
 なら、セツナはそっちで生きれば良いじゃないか
 と

 あなたと私なら、平気よ?

 創作者と共感する読者がいる
 アルタイルの望みは、日々成長するセツナと共に歩み、彼女に描かれ続ける事でした
 
 二人の望みと、解決策が合致する事に。

セツナ『あっ…、気付きませんでした』

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 この眼鏡は、私のものじゃないのです。…


 現界したセツナの眼鏡は、彼女自身のものでなく、「颯太にとっての思い出」でもある眼鏡
 彼女に“奇跡”の正体を気付かせたらしい。
 と

 ああ、そうだったんですね? …颯太さん

 いきなり話しかけないで!?
 でもなるほど、颯太のとんちんかんな善意に、彼女は笑い返してくれたから

 彼女の優しさの、象徴みたいなものなんですよね。

『これはね? アルタイル、とてもとても、大事なものなのです』

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 だって…、そう、この眼鏡をかけていた人

あなたの形
 セツナが自殺した頃、颯太は落ち込み、まともに向き合えなくなっていました
 でも彼女は、その理由を知らなかったのです
 だから

 その人に見せる為に、私はあなたを描いたんですよ?

 私の「読者」の為に。
 当時、セツナは「世界が憎い!」とも思ってたけど、その事からは目をそらしていました

 颯太に見せたい、その一心で描き上げたんだよ、って。

『シマザキさん…、僕は、君に言わなきゃいけない事が、たくさんあるんだ…』

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 アルタイルは自分を描き上げたセツナは強い、って彼女を褒めました
 それはセツナに、「まだ私にも見てくれる人が居る」って思えたから
 颯太は、彼女最後の支えだったと

 シマザキさん、神だけど天使の笑顔にも程があるよ…!
 
颯太『キミは凄かった、本当に凄いものが創れる人だった』

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 止まるんじゃない、進む事で、君と同じ景色を見たいと思っていたのに。

世界は二人のためにⅡ
 颯太も、セツナと共に歩きたかった、でも同じ創作者だから、置いていかれるのが辛かった
 だから彼女が立ち止まった時、助けなかったんだ
 と

 でも…、僕は止まってしまった

 アルタイルは、読者、被造物としてセツナと共に歩きたかった
 颯太は、読者であり同じく創作者として。

 颯太の悔いは、いつしか捻じ曲がり、努力を放棄した自分への後悔だった。

でも、僕はやっぱり、君が見ていた景色を見たくて!

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 でも、僕はやっぱり、君が見ていた景色を見たくて!

 だから、松原さん、まりねさん、中乃鐘さん、八頭司さん、駿河さん、高良田さん
 それに、君のアルタイルが連れてきた人たち
 そんな皆に助けて貰ってここに来たんだ
 
 君が見ていたその景色を、今度こそ見る為に!


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 だから…、僕は君を描いたんだ。僕が出来る全部を詰め込んで。

創作とは情動
 真鍳は、颯太の願いを知った時、それはエゴだと断言し、颯太はそうだと応えました
 彼の物語は、彼自身の為に描かれたエゴ。
 でも 
 
 僕が知っていた君を、僕は描き上げた

 今回、セツナの為に、世界を壊そうとしたアルタイル同様
 自分は悪だと自覚しても踏み出す事

 思い立ったら止められない!

『僕は…、君を創った、僕は…、君に、追いつきたいって思うから』

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 武器ではなくバイオリンを取り出し、ホロプシコンで新世界を創造するアルタイル
 颯太は、「創作者の見る景色」を味わい
 そして背中を見送る事に。

 第1話では、颯太に、「何を求めている?」と問うた場面が再び登場に。

『さあ、…皆と一緒に作ってきたこのフェスも、とうとう終幕!

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 世界は豊かに、そして美しく。

司会:セレジア
 最後のホロプシコンの残した通り、世界は豊かに、美しい夜明けを迎える
 アルタイルという「主人公」の物語は終わった
 と

 ありがとうーーーっ!

 観客がどう理解したのか?
 それは解りませんが、最後の盛り上がりは、きっと空虚じゃないと思うから。

 彼らの物語は、共感され終わったのだと思います。

今週の振り返り4コマは、非常にシンプル

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 でもシンプルがいい、今回は茶化しちゃ終わりな内容だったから!

Re:CREATORS
 気持ちが形にされ、その「何か」に対し感じた気持ちを、また形にするという繰り返し
 Re:とは返信、感じたものを創造する繰り返しで
 その端的な形って気がします

 これは創作でなく動作です、けどやってる事としては同じなんじゃないか、的な。

 書き手と読み手
 二人、皆がいるから出来る事を描いた物語なんじゃないかなー、って

2017年9月9日 Re:CREATORS レクリエイターズ 第21話「世界は二人のために」

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 ラテン語連発の為、専門スタッフも協力に。

スタッフ
 脚本:広江礼威、あおきえい、高崎とおる
 絵コンテ:後藤圭二
 演出:加藤誠
 作画監督:池田広明、加藤里香、古矢好二、松本昌子、森美幸
 制作協力:なし
 アニメ制作:TROYCA 同社オリジナルアニメ

あらすじ
 シリウスを取り込み、他の被造物を圧倒するアルタイル。彼女の悲願である「大崩潰」の発生は目前に迫っていた。それでも現実世界を守りたいと願うメテオラたちは、最後の手段に出る。それはアルタイルの創造主であるシマザキセツナの現界だった。被造物として同じ世界での邂逅を果たしたアルタイルとセツナは、お互いの胸の内を語りはじめる。

世界は二人のために"I love you too."

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 エンディングテーマ「ルビコン」は、遠く離れてしまった友達に、背を押され続ける歌、重なりますね

今も変わらず
 今まで、颯太は「セツナみたいに」と思っても、無力感と、罪悪感で前に進めなくなっていました
 でもこれからは、心にセツナがいてくれるから
 背を押してくれるから。

 アルタイルは彼女と共に、でも颯太も彼女と一緒に歩いてゆくのだと思います

 エンディングの歌詞がそうなように、独りじゃないのは颯太も同じ。
 誓った決意が、セツナとして背を押し続けると

 これまでがアルタイル主人公の物語なら、最終回は、彼が主人公となるのでしょうか?

 次回、最終話「?」

Re:CREATORS レクリエイターズ 感想 2017年4月全22話 特番3回 公式ツイッター

 Re:CREATORS レクリエイターズ 第1話「素晴らしき航海」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第2話「ダイナマイトとクールガイ」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第3話「平凡にして非凡なる日常」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第4話「そのときは彼によろしく」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第5話「どこよりも冷たいこの水の底」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第6話「いのち短し恋せよ乙女」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第7話「世界の小さな終末」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第8話「わたしにできるすべてのこと」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第9話「花咲く乙女よ穴を掘れ」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第10話「動くな、死ね、甦れ!」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第11話「軒下のモンスター」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第12話「エンドロールには早すぎる」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第13話「いつものより道もどり道」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第14話「ぼくらが旅に出る理由」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第15話「さまよいの果て波は寄せる」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第2回特番「サマー特番 被造女子たちと過ごすひと時」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第16話「すばらしい日々」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第3回特番「続・サマー特番 夏だ!浴衣だ!!女子会だ!!!」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第17話「世界の屋根を撃つ雨のリズム」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第18話「すべて不完全な僕たちは」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第19話「やさしさに包まれたなら」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第20話「残響が消えるその前に」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第21話「世界は二人のために」
 Re:CREATORS レクリエイターズ 第22話「Re:CREATORS」【最終回】

 原案テキスト「レクリエイターズネイキッド」
 女オタクなスピンオフ漫画「Re:CREATORS わんもあ!」
 真鍳ちゃんスピンオフ漫画「築城院さんハシャギ過ぎ」
 同監督&制作スタジオ ALDNOAH ZERO -アルドノア・ゼロ- 感想
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