公式サイト メイドインアビス 7話 第7話 感想 レビュー 不動卿 考察 画像 内容 ネタバレあり 原作未読 前回はこちら
リコ出生の真相、「業そのもの」と称される白笛達。幼き、若き日の母が可愛い!

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子供相手にも常に本気! 誰より、アビスの怖さと己の弱さを知る不動卿オーゼン渋い!
 だから、なあなあで済ませず、本気を伝える為に躊躇わない
 慕われる理由も分かるってもの!

 遺物を埋め込み、優に50年以上白笛のオーゼン、「死体」のリコ、人ならざるものだらけ!

不屈の不動卿
 オーゼン自身恥じる「怯え」の証を、かっこいい、くじけなかった証だとした幼いライザ
 恐れることも、気味悪がる事もせず後を追いかけたバカ弟子
 本当に可愛かったんでしょうね

 火葬砲も覗き込む、並外れた好奇心、リコも含めた精神性こそ“白笛”の異常さなのか。
 
実は“動く死体”だった? リコの動機を確かめたオーゼン

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 母を追うという動機を取り上げ、動く死体はアビスを目指すと、試し確かめたオーゼン。

Re子
 中に入れれば、捌いた死体だろうが動き出し、アビス中央を目指すという不思議な籠。
 OPの、「それが呪いでも、鼓動は本物」という歌詞は
 リコの鼓動をさしていたのか

 成長し代謝もしてる、リコは生者そのものですが、いずれ問題に?

 レグと一緒にアビスに潜りたい、リコの動機を確かめる回に。

エンドカードは、竹書房を代表する超大物!

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 本作の発行元、竹書房を代表する植田まさし大先生じゃないか!

あらすじ
 オーゼンを個人的に知るハボルグが、彼女が、リコに「真相」を明かさないか心配していた頃
 彼女は、リコが“蘇りの籠”で生き返った存在だと明かし
 リコの心を、レグを戦いで追い詰める

 二人を試してたオーゼンは、深層に挑むには不十分だ三週間の鍛練を課す

 リコは「レグと行きたい」と己を確かめ
 レグは、リコを護れなかった、と己の弱さを恥じた。

 オーゼンはライザは生きていると訂正し、やってみろと二人を促すのだった

 次回、第8話「生存訓練」

決して立ち止まらなかった者たちがいる

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 決して立ち止まらなかった者たちがいる
 彼らは時として、自らの信念と同化し、業、そのものに変わってしまう
 人でありつつ、人を越えてしまった者たちは、人の目ならざる眼差しで、全てを見つめ続ける


 業とは“行為”、感情ではなく“目的”だけが、彼らを動かしているのか…?

ハボルグ『探窟家の最高峰、“白笛”』

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 彼らは自らが発掘した奈落の遺物で武装し、それぞれを体現した異名で呼ばれている

白笛たち
 リコ同様、常人なら踏みとどまるところを、決して立ち止まらないのが「白笛」達。
 強い信念を持ち、完遂にためらいがない
 と
  
 その中でも、無双の怪力を誇るのが“不動卿”。動かざるオーゼンだ…

 異常な精神性
 だからこそ、視点(危険や道徳性など)も常人とはまるで違うという。

 能力面でも“遺物”で武装しており…?

『じゃあ、30人のったゴンドラを引き上げたとか、10mある岩を支えたってのも?』

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 確実なのは、50年前からその「噂」が囁かれ続けている、という事だ。
 豪腕が事実かは分からない、だが異常なのは確かだと。
 時の流れに対し、「不動」の白笛。

 別に、シーカーキャンプに留まってるから不動卿、ってワケじゃないのね。

『まさに“不動卿”だな? 凄い人だよ…、ただなあ』

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 なあハボさん、オーゼンの武装って、どんな遺物?

「黒笛」ハボルグ
 久々の地上組、白笛を夢見るというハボルグは、彼らにとても詳しいらしい。
 彼は黒笛、白笛に次ぐ達人である。
 が

 そんな顔するなよ?白笛は、“穴の街”の切り札だ…

 彼らの武装は伏せられている
 穴の町以外にも探窟を行い、時に奪い合う国ある以上は当然の処置か

 ハボさん、あんたも充分おかしいよ! サイズが!!

ハボ『(オーゼン…、まさか“籠”の事は言わないと思うが…、不安だ…)』

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 彼とリーダーのジルオは、リコの親代わりとも言える存在らしい。
 だから、深層で生まれたリコを“護った籠”。
 その真相も知っていた。
 深層だけに。

『(頼んだぞレグ、もしもの時、護ってやれるのはお前だけだ)』

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 以前、ハボさんが、「キャンプまで付いてったるわオラァ!」と言ったのは
 オーゼンが、万一にもバラさないようにと
 釘を刺す意味もあったらしい

 リコの熱意に折れたが、心配は心配、なんたってオーゼンだからね…!

リコ『すごく複雑な模様、2級以上の遺物? でも、遺物録にこんなのは…?

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 そう…、載ってないよ? 競売にかけられる前に、ライザが買い取ったものさ

知られずの遺物
 お前の母ライザは死んだ、手紙も別人の筆跡だ…、リコの“動機”を崩したオーゼン
 四角い石は、遺物録にもない上位遺物だった
 が

 もしかして、“呪い除けの籠”?

 あっさり看破するリコ
 アビスでは、僅か10m程度でも上昇すれば、層相応の“負荷”がかかる。

 四層生まれのリコを、負荷から護ってくれた遺物!

オーゼン『半分当たり…、“呪い除けの籠”』

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 オーゼンが白笛、持ち主以外使えない希少笛を使うと、籠は見る間に変形する。
 発見時、「渡りが出来ない生き物」を中に入れて引き上げたところ
 中の生き物は死ななかった

 だから“上昇負荷を避ける籠”、と名付けられたらしい。

だけど実は違ったんだよ

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 実際は呪いを受けるし、死にもする…、ただ、“動き出す”んだよ。


 だけど実は違った、これは、中に入れたものが“動き出す”籠だったのだと
 中の生き物は、上昇負荷で死んでいたのだ
 が
 
 それがわかったのは、キミのおかげさあ…

 一見「死んでない」
 そうじゃない、籠に入ってる間に死んで「動き出した」のだと。

 なのに見分けられたって事は…? 

死産だったんだよ、ライザから取り上げた時、もう死んでたんだ』

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 既に死んでいるリコを入れたのに、動き出したからわかったんだよ
 ありがとう…、とか言われる筋があるもんか!
 動いてるって何?!

 過酷なアビス、そりゃ死産してても、仕方ないのかもしれないけど!

『それが、邪魔くさいからこの中に突っ込んだら…、なんと動き出したのさ』

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 昨日、懐かしくなって、ためしに晩飯に使う肉を入れてみたんだけどさあ…?

お試し
 昨晩、リコが見た「動く死体」とは、既に臓物を取り除いた“晩飯の肉”だったのだ
 しかし肉は、ほどなくして止まってしまったという
 が

 半身の方は、まだ動いてたとはねえ…

 だから「動き出す」。
 捌かれて、内蔵を取り除かれ、“生物”じゃなくなったものさえ動き出すという

 そんなのまるで、呪いじゃないか!?

『ねえ…、キミはいつまで持つのかなあ?』

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 だから初登場時、「まだ生きてたんだ」と、リコを評したと。
 肉同様なら、ほどなくして止まってしまうはずだが
 リコは成長さえしている

 OPにある、“それが呪いでも/鼓動は本物”とは、これを指していたのか。

『あのとき動いたキミも、昨日いれた肉も…、何故かアビスの中心に向かおうとしたんだよねえ…』

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 ねえ何で? キミなら知ってるんじゃないかなあ~?

そこが知りたい
 前回、肉が追ってこなかったのも、どうやらリコが地下を目指す理由も…?
 動き出したものは、アビス中央を目指すという
 だから

 キミも、あの肉と同じなんだろう?

 だから「動機」を潰した…?
 母親が動機なら、それを失っても、リコが地下に行きたがるというのなら。

 リコの本当の動機は、“籠の用途”に関わるのでは?と

リコ『どうして…、そんな事…!?

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 だからリーダーやハボさんは、事の真相を教えなかった
 リコは、ちゃんと成長し、生体活動をしている
 本当に蘇ったのも知れない?

 真実を伝え、無駄に不安がらせることはない、と思ったのでしょうか?

『そろそろ解ってくれたまえ…、私はキミが、嫌いなんだよ

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 あんたの話はとても興味深いが、これ以上、リコを傷つけないでくれ

大人げ
 敢えて、秘密を教えた理由は、リコが嫌いだからだというオーゼン
 が、憤然と立ちはだかったのはレグだった!
 そう

 いくら何でも大人気ないぞ! オーゼン!!

 その通りだ年齢不詳!
 リーダー、ハボルグの態度こそ“大人”の気遣いというものでしょう

 レグは、オーゼンの言葉を真に受ける事に

それ、よく言われたよ…、ねえキミ、“神さま”って知ってる?

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 言われ「る」ではなく、敢えて過去形にしたオーゼンは不可解な質問を投げる
 何故なら、ここの人たちはあまり神様を信じない。
 アビスをこそ信じる。

 それを知るオーゼンからすれば、レグこそ度し難いのだ、と。

奈落の底は未知だからこそ、畏れられるからこそ“神”たりえるんだ

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 “奈落の至宝<オーバード>”が目録に載っていないのはねえ…

アビス信仰
 簡単に行き帰り出来ては、怖くもないし、遺物の価値さえなくなってしまう
 だから、敢えて秘しているのだ
 と

 見つかってないからじゃない、存在しちゃいけないからさ

 アビスの神秘性を保つ事。
 現実に探窟困難だし、遺物は強力ですが、更に飾り立てて得する人間もいると…?

 発見から、既に2000年近いらしいですしねえ

オーゼン『キミ、記憶をなくしてるんだってねえ~?』

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 急に猫背になったオーゼン、彼女の怪力は、レグの腕すら軋ませるものだった
 戦慄したレグは、慌てて彼女から飛び離れるも
 離して貰えた、という方が正しい。

 ハボさんにも降下速度でボロ負けたように、力量自体に天地の差! 

『いやあ本当に良かった…、思い出す前に、処分しておかないとなあ』

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 マルルク…、動くな!

レグvs白笛
 師匠は優しいというマルルク、二層程度で、オーゼンがここまでする事はないのか
 初めて見る姿にビビリあがってる!
 で

 じょ、冗談じゃない! こんなところで終わってたまるか!

 恐怖したレグの悪手!
 やめて、本気出されたら間違いなく引きちぎられるよ!?

 ぐるぐる巻きとか自殺行為だよ!?

オーゼン『行かせてあげるよ…、動かなくなった後でねえ?

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 思いきや、拘束は解けるが、引き千切るどころか細くすらならない
 相当に、高密度でより合わせてあるらしい。
 レグの腕って一体…?

 逐一分析する姿、さすがプロ探窟家!

『あれ…? 思ったより軽いなあ。…頑丈さが売りなんだって? 試してみようかなあ

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 まずった…、床をやってしまった

話にならない
 頑丈さでは想定を上回るも、レグでは、一方的にサンドバックになるしか術がなかった
 記憶喪失のせいで、戦法のノウハウも足りない!
 で

 床よりよっぽど頑丈だねえ…

 一応「火葬砲」はあるも
 放てば2時間昏倒、何よりレグに、人間を撃つ真似ができるわけがない!

 火力だけなら、当たれば通じるんでしょうが

あと何回イケるかなあ?

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 床がえぐれても、まるで壊れる気配の無いレグ
 正直、ここまで頑丈とは思っていなかったようで
 俄然面白そうなオーゼン

 靴音からして、この床どんだけ硬いのか!

やめて! レグが…、レグが壊れちゃう?!

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 すまんマルルク! 躊躇できる相手じゃない、本気でいかねば…、やられる!

火葬砲 
 咄嗟に止めに入ったリコだが、オーゼンは、言葉と裏腹に優しく彼女を撃退
 目を呪いから、リコを守る眼鏡をフッ飛ばしてしまう
 で

 んん~? 何を見せてくれるんだね?

 火葬砲を使う決意!
 心の中で、マルルクにわびるのがいじらしい。慕ってるのを聞いちゃったから!

 しかし気遣い上手なレグは、つい考えてしまった

『(落ち着け…、絞れ…、貫く…!)』

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 二層同様の威力で撃てば、シーカーキャンプも破壊してしまう
 リコの助言通り、火葬砲の収束を試みるレグ
 細く細く人間並みまで

 ところが不動卿、平然と腕をつかんできたのが面白い!

『キミ、機械人形音のくせに呼吸も瞬きもするねえ? そんなんじゃ、獣にも狩られるだろうに』

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 ねえコレ、当たったらどうなるのさ? 試してみよう…。

白笛
 まるで危険だと思わないのか、砲口を覗き込むオーゼンに当惑するレグ
 だがオーゼンは、発射寸前の砲をリコに
 と

 すごいねえ…、消し飛ぶんだ? こんな火砲、お目にかかったことがない

 まさか危険と思わないはずがない
 リコ同様に、好奇心が遥かに勝っているのだろうか

 とまれ、レグは何とか火葬砲を逸らす事に成功

度し難い! 度し難いぞオーゼン!!

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 切り札を失い、あと数分もすれば眠りに落ちる、レグは賭けに負けた
 だがそれ以上に、「度し難い」と彼は思った。
 何てバカな奴なのか、と

 好奇心で火葬砲を覗き込む事も、それをリコに向けた事もでしょうか?

レグ『な…、何だその腕は?! 何か埋めてあるのか?!』

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 これかい? “千人楔”と言ってねえ…、全身で120箇所入れたかなあ?

不動の秘訣?
 健康の秘訣だよ、と嘯く年齢不詳の白笛、実は全身に遺物を埋め込んでいたのだ
 レグには、とても人間のありように見えなかったらしい 
 で

 よっぽど人間離れしているぞ! オーゼン!?

 容姿だけでも、リコやレグどころじゃなくおかしいし
 実は年齢もおかしい

 レグはまだ知らない知らないけれど!

『色々と気を遣うのさ…、歳だからねえ』

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 嘯き、笠を被った異様な風体こそ、冒頭「不動卿」としての正装らしい
 秘密を見てしまったレグは轟音一発で昏倒
 こうして「戦い」は終了する。

 怖がりのレグからすれば、さぞや恐ろしいものに見えたでしょうか

リコ『れ、レグ!?

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 うるさいなあ…、そんなに大事なら、仕舞っておけばよかったのに

昏倒
 目を覚ますとボッコボコにされていたレグ、しかしリコに何もできるはずがない
 レグは、火葬砲の反動で停止に。
 で

 いいじゃないか、キミも遅かれ早かれ“肉”に戻るんだ

 なおも挑発するオーゼン
 仕舞っておけば、つまりレグは遺物で、リコは“動いている”に過ぎない

 どっちも人間じゃないと言いたげなオーゼン

リコ『私…、長生きしたくてアビスに潜ったんじゃない』

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 長生きしたいわけじゃない、常人ならざる一言に手を止めたオーゼン
 だが、レグと一緒に潜りたい、という願いも虚しく
 今度こそ、一方的な「試し」は終了に。

 レグが目を覚ましますが、既に二時間経ってたのか、それとも?

オーゼン『ダメだね…、キミらは不適格だ』

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 ほーら、ちゃんとハマッたろう?

“師範代”級
 目を覚ましたレグ、ボコられた時、外れた頭のパーツを叩き込んだらしい。
 周りには、月笛級の探窟家がぞろぞろと…?
 と

 レグ?! 動いた?! もういなくなっちゃヤダー!

 火葬砲の昏倒か、それとも壊れてしまったのか
 そりゃリコも心配です!

 あーあ、レグったら泣かせちゃった!

『リコを残したまま…、倒れていたのか…、くそ!』

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 真っ先に思ったのは、ナットやハボルグに厳重に頼まれたこと
 結局、リコを守る事は出来なかった
 ゲームオーバー!

 これが“チュートリアル”じゃなきゃ、バッドエンドだった!

『オーゼンさん、また泣かしたのう』『かわいそうに…』

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 地上に帰る場所のない、ロクデナシたちだよ…
 
探窟隊「地臥せり」
 結局、リコは泣く事しか出来ず、レグは“撃ったら昏倒する火砲を使った”考えなし
 二人を救う為、大人達を呼んだマルルクだけが正解だ
 と

 友人を助ける為に、最良の行動をしたねえ…、さすがあたしの弟子だ

 彼らはオーゼンの探窟隊
 彼女の性格を知悉し、慕っていることが良くわかります

 何だかんだで、オーゼン面倒見が良いのね

『命令に背いたバツとして、後で裸吊りだよ』

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 判断を褒めながらも、きっちり「バツ」を忘れないオーゼン
 信賞必罰、性的な意味で。
 それが白笛か。

 裸吊り、彼女のやり方を、“孤児院”も踏襲? つまり裸吊りは文化

じぶせりの方々『隠れてろって、オーゼンさんには言われてたのよ』

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 ライザさんの子を試す、って言っても…、やりすぎだよなあ?

不動卿の試し
 二人がいる間は、隠れていろと言われており、マルルクが「望遠鏡を見に行く」と言ったのは
 彼らを呼び、取り成して貰う為だったのだ
 で

 今までのアレが…、演技だとでも!?

 全てが「ライザの子」への試験
 そして二人は、能力、判断力を失格だと判断されたってワケ。

 なお全て本気だったとの事。

本気さ…、本気でやらなきゃ伝わらないだろ?

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 あたしは子供だましが嫌いなんだ、それが「大人気ない」所以
 リコに真実を伝えたのも、どうして? いつまで動く?と聞いてみたのも
 全部が全部、彼女なりの本気だったらしい

 ただし「オーバードは壊す」、という言葉はもちろん嘘。
 
『キミが頑丈すぎてさあ、いくら叩いても潰れないから、だんだん興奮してきちゃってねえ…』

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 アビスの深部に棲む原生生物は、あたしより遥かに狡猾で強かだ…。

レッスン終了
 やっぱり壊す気はなかったが、腕の強度のように、頑丈すぎて興奮しちゃったらしい。
 うん、それは分かる。
 で。
 
 キミにその子は護れないよ?

 実は謙虚な超高齢白笛
 レグの傷も、飯が食えるなら傷薬も効くはずだ、ダメなら多めに食わせとけという。

 雑な発想ですが、これもアビス仕込みなのでしょう

『せいぜいなれるのは、食いでの悪いエサか、小さめの苗床…』

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 試験の判定は、このままの二人じゃ、突破など到底不可能だという事
 もっとも、私、オーゼンが“鍛える”過程で
 命を落とすかもしれないが、と

 オーゼンは、二人を鍛えなおしてやろうという。

『一つだけ騙していたことがあった、例の墓だけどねえ…、誰も埋まっていなかったよ』

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 本当さ…、暴いて確かめないわけないだろう?

お試し卿オーゼン
 前回、「暴いて確かめるか?」と言ったが、あれもまた心からの本心。
 好奇心の塊の彼女が、確かめないわけがない
 だから

 ライザは待ってくれているさ…、せいぜいやってみる事だねえ…

 希望はあるよと。
 母を追う「動機」を奪い、お前の本能だと明かし、リコがどうするかと試したらしい。

 レグと行きたい、その答えは納得させたという事か

レグ『リコ…?』

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 改めて母を追う、というリコの動機を“返してあげた”オーゼン。
 また、「手紙は別人の筆跡だった」という謎は残りますが
 手紙を書けない状態か

 或いは、たくさん書く為に“仲間”と手分けしたのか…?

“回想”『おーぜんっ! その髪は一体どうなっているんだ?

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 またキミかね…、二度も蹴られたのに、懲りないねえ~。珍しいのが居たもんだ

年齢不詳卿
 当時、まるで懲りない“少女”に、オーゼンは深層で心をやられた証だと明かしてくれた
 心をやられ、それを取り繕っているんだ
 と

 死線や正気の境をフラつけば、頭の皮だって、ひねくれてくるってモンさ

 呪いほど直接的じゃない
 しかし深層では、心をやられて肉体も影響を受けるのだという

 アビスの怖さ難しさを、きっと誰より知る白笛なのね。

かっこいーなー!

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 あまりテキトーなこと言うと、また蹴るよ
 しかし蹴らないこの優しさ!
 優しい!

 オーゼンの半分は、きっと優しさと得体の知れない何かで出来ている…!

いいや、かっこいい!

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 その傷は、心折れようと奈落に挑み続けた不屈の証だ! “動かざるオーゼン”、本物の白笛だ!

押しかけ卿 
 オーゼンが不名誉と恥じ、隠してきた傷を、あんたの不屈の証だという少女
 そいつは、不敵にこう言ったという
 そう

 なあアンタ、私の師匠にならないか?

 後の“殲滅卿”ライザ。
 リコの母もまた、オーゼンの押しかけ弟子だったらしい。

※多分、この後むちゃくちゃ蹴られた。

オーゼン! 見ろオーゼン!!

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 遂に黒笛だ! もうじきアンタに追いつくぞっ!!
 時は流れ、立派に生意気に成長した“達人”ライザ
 既にハボルグ同格である

 だがオーゼンにすれば、昨日も叩いて泣かした、小生意気なガキ。

『オーゼン! あんた性格は度し難いが、最高の師匠だよ!

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 レグ同様、「度し難い(救い難い)」と呼び、背中を付いて回っていたライザ

笑う不動卿
 白笛、バカ弟子ライザが「追いついた」証に、珍しく笑顔を見せたオーゼン。
 目的の遺物を諦めてまで、ライザの娘を助けたのも。
 リコが嫌い、と言い放った理由も。

 全ては、ライザに愛着を持っているからなのでしょうね。

 ある意味、オーゼンの孫みたいなモンなのか。
 それにレグとライザの口調。

 やはり、ライザが六層終端で見つけた人影、レグそのものだったのでしょうか。

オーゼン『具合はどうだい…?』

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 ロボットだけに、直ってるか気になったのか、レグに問いかけるオーゼン
 幸い回復したレグ、そしてリコを連れて降りたオーゼンは
 三週間、二人を鍛えてやるという

 次の大規模探窟隊到達が、三週間後だからだ。

『シーカーキャンプの更に奥さ…、言ってみりゃアビスの端だねえ』

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 そこなら他の探窟隊どもに見つかる心配も、助けが来る心配もない

生存訓練
 蒼笛を貸してやったり、可能な限り、二人の正体を隠してやろうとするオーゼン。
 面倒だし、何より“助けが来ない”
 と

 最初の課題は…、“生存訓練”だ

 人目につかない奈落の端
 訓練にもってこいだと案内するオーゼンは、灯り一つつけない。

 慣れているのか見えてるのか、それとも両方か。

『ここは力場の光も届かないせいか、生物も大人しいやつが殆どさ』

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 その装備で十日間、生き延びてみせな? あの柱の先からは行かないように

火葬砲
 大人しいが夜目にきく怪物に囲まれ、上昇負荷の緩い、まっくら闇で生き延びろ。
 また、火葬砲は使うな
 と

 この子を死体に戻さないよう、せいぜい守ってやるんだねえ?

 二人には事実上初めての、“アビス内長期滞在”。
 先へ行くのに必要な訓練だ。

 当分は休める場所はない、その想定と比べ、甘すぎるくらいの訓練とも言える。

『あたしが殴ろうが、床にたたきつけようが、水に沈めようが…、起き上がりゃしなかった』

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 さっきレグがぼろぼろになってたのは、「起きないか」試した為だったらしい
 発射後10分ほどで、2時間に渡って昏倒してしまう
 その間、決して目覚めない

 メチャクチャやってますが、リコの母のライザの師匠、うん、当然ですね!

『ま、それでもやらなきゃいけない時は、後腐れが残らないように、徹底的にやるんだね』

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 相手が誰であろうと、周りに何があろうと、その時がきたら躊躇も容赦もナシだ。…さもなきゃ

忠告卿
 オーゼンの忠告は、さっき、「マルルクの師匠だから」「ここが監視基地だから」躊躇った事。
 いざって時は、徹底的にやるんだよ
 と

 さもなきゃ、君達の冒険が終わるのなんて、あっという間さ

 実際、終わっていた。
 オーゼンが本気なら、とっくに終わっていたのだから。

 さて、十日間を阻む試練とは…?

リコとレグ、どちらが欠けても攻略不能

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 また、ナキカバネに咄嗟に気付き、美味しい食事を拵えるリコは「生存」に不可欠
 レグの戦闘力、探窟能力は桁違いに高いですが
 知識と生活力が皆無。

 二人の協力が不可欠だ、と改めて感じますね

制作スタッフ、オーゼンさんの眉毛を間違えた模様

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 すごく…、度し難られてる…!

度し難い卿
 個人的には「お試し卿」とも呼びたいところで、リコの心を、レグの実力を試したのと同様に
 試練に際し、レグの機能をしげしげと確認してたのが印象的です
 アレ、ぜったい腕千切るつもりだったよね…

 なお「千人楔」、コメントによれば1個1000人力、つまり12万力なんだそうな

 すごいぞ強いぞ度し難い!
 その自負があるだけに、まるで壊れないレグに興奮しちゃったんですね。

 レグどんだけ頑丈やねんでしかし。

2017年8月18日 メイドインアビス 第7話「不動卿」

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 時の流れに不動の存在、そして不屈の人なのね。

スタッフ
 脚本:倉田英之
 絵コンテ:阿保孝雄
 演出:飯野慎也
 作画監督:佐藤このみ、佐藤友子、杉本幸子、高倉武史、森賢
 エンドカード:植田まさし
 アニメ制作:キネマシトラス
 原作:つくしあきひと/漫画
 プロダクション協力:ぎふとアニメーション(制作元の子会社)

あらすじ
 リコたちと別れ、オースの街に戻ったハボルグは、白笛の中でも特に無双の怪力を持つ“不動卿”オーゼンについてナットやシギーに語っていた。ただ、ハボルグはオーゼンに対してある不安を感じていて・・・。一方、オーゼンの部屋で四角い白い箱のようなものと対峙したリコたち。自らが入っていたと言われる『呪い除けの籠』ではないか?と推測したリコに対し、オーゼンが伝えた真実は・・・。

大師匠オーゼン回! 年齢不詳の白笛、ライザは彼女の弟子だったのか!

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 やっぱり善意ある人だったオーゼン、バカ弟子が生きていると信じてるのでしょうね

Re子とReぐ?
 作中での意図はともかく、生き返った、またアビスに戻る、やがては地上に戻る?リコ。
 リコはRe子、って読めると思うと、レグもReだよなーと思う回。
 グって何だ!?

 冒頭の白笛解説が、まんまリコっぽい気もするし、色々衝撃的で意味深

 実は死体だったり、実は年齢不詳だったり師匠だったり…
 でも猫背になって視線を合わせたり。

 人から外れた生き方してるだけに、認めた者たちには優しい人なんでしょうね

 次回、第8話「生存訓練」


 メイドインアビス 第1話「大穴の街」いがらしみきお
 メイドインアビス 第2話「復活祭」樹るう
 メイドインアビス 第3話「出発」鳴見なる
 メイドインアビス 第4話「アビスの淵」迂闊
 メイドインアビス 第5話「火葬砲」大和田秀樹
 メイドインアビス 第6話「監視基地-シーカーキャンプ-」ちょぼらうにょぽみ
 メイドインアビス 第7話「不動卿」、植田まさし
 メイドインアビス 第8話「生存訓練」春輝
 メイドインアビス 第9話「大断層」、福本伸行
 メイドインアビス 第10話「毒と呪い」はらだ
 メイドインアビス 第11話「ナナチ」クール教信者
 メイドインアビス 第12話「呪いの正体」大川ぶくぶ
 メイドインアビス 第13話「挑む者たち【最終回】」つくしあきひと※一時間SP