漫画 ハヤテのごとく! 52巻【最終回】感想 レビュー 考察 画像 ネタバレ 前巻こちら
二年後を描く最終回! 楽しかったと去った彼女は、“楽しみだ”と帰ってくる!

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超絶お金持ちの非日常を終え、成長と、日常が始まる最終回! 西沢さんがヒナギクが
 王玉騒動も賑々しかったですが、彼女達が散っていく姿が印象的でした
 カバー下、ナギとは恋人関係とみて良い模様

 描きおろしで締めを担ったマリア、旅立ちの「楽しかった」を回収して本当のラストに

日常エンド
 ハーレムもお金持ちも貧乏も、ファンタジーな非日常が全部終わってしまったんだな、みたいな
 と思ったら、非日常の代表選手みたいなマリアが帰ってくる!
 欠けたらダメな人だからね!

 描きおろしの台詞、庭城でのマリアはやはり本物。つまり…。

最終章、西沢さんの鍵は“一年前、もしも私が見つけていたら”

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 カレーパーティー歩かわいい!

あらすじ
 ハヤテが大金持ちに取り入ったと聞き、懐柔した上で、二人を破局させようと企んだハヤテの両親
 結果、負の感情を爆発させたナギは庭城に願いを叶えられ
 永遠に続く幸せな日常を手に入れた

 しかし、愛されないと知りながら、彼の背を押す西沢とヒナギクの活躍でハヤテが復活

 現実に帰還したナギは全てを放棄
 独り立ちする事を決め、2年、がむしゃらに生きて“自活”にこぎつけた

 もう誤解でも依存でもない、対等になったハヤテとナギは、再会し再出発する

 ナギの自立が果たされた今、マリアも戻ってくるのだった(終)

最終章、白皇学院最後の伝統行事が開陳ッ!

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 その名もバブル…、って近いな時代?!

伝統でしょ!?
 現在、いつヒスイが「庭城の門」を開くか分からないときに、白皇を舞台に大パーティ決定!
 話は聞かせてもらった、で出てくるノリの良さ
 これだからフラレ虫って嫌ね!

 バブル期の日本のように、湯水のように金を使う大パーティー!

 ここぞとサンタさせられるヒナさん可愛い!

伊澄『もう最後だから、やり逃げよ』

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 なおSAOの人に怒られたら泣いて謝るとの事

完全にネルフ
 際し、ここぞとネルフそっくりに作るわ、どっかのナーヴギアだわこの伊澄ノリノリである
 終盤、咲夜ちゃんさんは完全に伊澄のツッコミ担当でしたねー
 わかってるやないか!

負の感情が道を開く、爆発させたのはやっぱりナギだった

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 そこまでは50巻で規定路線だったが、まさかのクソ父母再登場だった!?

金の匂いがしたので
 前巻、人の良さそうな地上げ屋が出てきたと思ったら、あれハヤテのお父さんだったのか…
 どころか、千桜が「ナギの誤解だった」と聞いてしまったことも
 母のそっくりさんさえ

 ハヤテの父に、千桜が聞きだされ、母に変装した“ハヤテの母”ナギを懐柔

 最悪の形で真相暴露
 この両親、どんだけ根性腐ってるのよ!?

 ある意味すげえ!

51巻で描かれた、不自然な庭城の三千院家

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 ナギが願いをかなえ、“3人で平和に暮らす”夢ってエピソードだったのね

夢の中へ
 決戦は、ヒスイの思惑を飛び越え、ナギの暴走によって彼女が主導権を握ることに
 前回、戦闘能力が一気に上がっちゃったヒスイですが
 思わぬ形で抑えられちゃった…

 日常が軸足だったナギ、ここにきて非日常サイドの主役とは

姫神『ずっと見ていた、叶わぬ恋も、愚かな夢も

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 愚かな願いって、まったくだよ!

姫神の後悔
 ああ、前巻でハヤテをフッ飛ばした不可視の攻撃、ロケットパンチだったのか!
 って分かるかバーカバーカ!!
 想定外だよ!

 子供らしい願いですが、50年も寿命を捧げることになるとは

 ハヤテが勝てなかった姫神
 お鉢が回ったのは、なんとヒナギクだったと

まだまだがんばれ!

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 ルカと姉、二人の力を借りて逆転する事に

最高の気分よ!
 日頃、過剰なくらい高所恐怖庄だったヒナギクを、「背伸びしてるだけ」と罵倒する姫神
 何より、ハヤテの両親と同じ“自業自得”を口にした事で
 彼女を怒髪天突かせることに

 ここぞで、陰から手を出してくれた姉さんカッコ良かったですね!

西沢さんは、“クリスマスにハヤテを見つければ恋が実っていた”のか?

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 その未来に、もう、私はいなくても…

「これでいい」じゃダメ
 戦ってハヤテを支えたヒナギクに対し、“一年前、ナギと出会わなければ良かった”と思い込み
 西沢と出会い、ハッピーエンドになったと捏造したハヤテを支え
 否定し、踏ん切りをつけた西沢さん

 本当に、大好きだったよ

 過去形ってのは辛いもの
 もちろん、彼女が選ばれる未来はないだろう、とは思ってましたけど

 それでもやっぱり、不憫さが先立ちます

 今までの彼女を知るだけに

マリアが残したナギへの手紙、その中身は

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 永遠はここに、とだけ書かれた写真

欲しいものではなく 
 道が分かれようと、思い出は残るのだから、それで良いじゃないかという意図か
 同じくハヤテも、始まりが誤解であっても
 過ごした日々は本物だと

 欲しいものがあるんじゃなくて、失いたくないものがあるんですよ

 何でも叶う魔法の力
 欲しいなら、何でも手に入るかもしれない

 けどそうじゃない、ただ失いたくないその方が“幸せになる”より大切なんだと

 主に両親により、何もかも失ってきた彼らしい…

ハヤテを救ったのは、ナギの母・紫子が遺した願い

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 やだ咲夜ちゃんがエロくて、話が頭に入らないわ!

君の名は
 ラスト、ハヤテが助かったカラクリであると共に、“ナギの夢の世界”にマリアを呼んだ力らしい
 描きおろしパートで、マリアは庭城での事を話しています
 つまり、あの彼女は本物だった

 紫子の願い、ハヤテにとって“最も絆の強い人”として召喚されていたらしい

 ファンブックでの種明かしによれば
 実はマリアは、捨てられた、ハヤテの腹違いの姉らしいのだとか

 父は同じで母が別、不倫だったのでしょうか

 出生不明設定も、そこに繋がるのね 

ナギ、今まで依存してきた全てからの訣別へ

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 最終話一歩手前、ナギは遺産を放棄

独り立ちへ
 元々、スペックは高いのに、ひきこもりのダメお嬢から始まったナギ
 マリアも遺産も、ハヤテも全てを放棄して
 独り立ちを選ぶことに

 ヒスイは遺産を継承、どことなく不完全燃焼なので、別作品に出てくるのかもですね

 いわく、世界の敵になるかもしれないとの事

覇王ヒスイ、最初のお仕事

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 二人が余計な事をしなければ、ヒスイの計画は上手くいくはずだったのだ

オシオキの時間だ!(永遠)
 最後まで、ドクズだったハヤテの両親は、ヒスイの「(間接的に)ナギの為」としか思えない乱行と
 これまた実子である、イクサ兄さんによって捕縛され
 終わることない拷問に落ちたらしい

 過去の悪行、更生の余地がびっくりするほど無かったですものね…

王族の力は、“神さま”が解放されて消滅へ

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 紫子も、やはり姫神の事を覚えており、もし解放されたら彼の寿命を返してあげて、と

王族の力
 元々、使う事で寿命が縮んだように、命を代償にする力であることから
 紫子復活、という姫紙の望みが叶うことはなかった
 と

 紫子も彼を覚えており、姫神の妄執も落ち付く事

ヒナギクは、やはり“いつか思い出す”事を思って駆け出す事に

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 彼女の告白の結果は描かれず、ただし後述のカバー下の通りなので…

分かってた
 姫神に臆病者と罵られたヒナギク、最後はやはり、玉砕すると分かった上で告白し
 想いを伝え、後悔なく恋を終える事になった
 と

 叶わないと分かっていても、今日という日を、きらきらした思い出に変える為に

 皆で住んだアパートも本当に解体され、全ては思い出に。

いいだろう、夜は長い。ゆっくり話をしようじゃないか

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 ハヤテの気持ちは、カバー下で「恋人として」と強調し、完結へ

木ノ芽風
 ハヤテの気持ちは、ナギを護りたいというものだったはずでした。だから彼は待ったのですね
 二年を経て、“護らなくても良い”までちゃんと育った
 それでも傍にいたいか?

 同じくナギも、二年音信普通となり、護ってくれなくなった彼を愛していられるか?

 例の3人で暮らしているのか
 色んな意味で、この2年で成長したナギが可愛かった!

 これにて、本作最終話ってワケだ!

普通ヒロイン、ハムスター西沢歩。ヒロインレースから勇退

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 アニメでのcvは高橋美佳子さん、自転車ヒロイン。

ハム子の本気 
 素直になれなかったヒナギク以上に、とにかく、タイミングが悪い事に定評ある不憫ヒロイン
 最後は、「もしも、最高のタイミングが成立していたら?」のif展開など
 ホント、タイミングの悪い子でした

 そんな不憫さが可愛いのかもしれませんが、あだ名の通り、小動物的な

 小市民で小動物
 それでも気を張ったり、お人よしで他人に譲ったり

 ホント、西沢さん素直で可愛かった

素直になれないツンデレの鑑、実は難儀な家庭事情も

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 本作屈指の人気ヒロイン、桂ヒナギク。cvは伊藤静さん

勇気りんりんの臆病者
 両親が失踪した事で、「好きな人はいなくなる」トラウマを抱え、姉である雪路が親代わりに
 後から思えば、昔はヒナギク上位互換だったという雪路が
 ロクでなしになったのもそれが原因か

 つまり雪路は、妹に好まれない姉を演じて、妹をトラウマからも守っていた的な

 とにかく好意を口に出せず
 臆病と言われ、似た境遇の姫神と死闘を繰り広げる事に

 口に出せなかったアテネ、背を押す為だった西沢さんとも違う、本当に玉砕する為の告白

 そこが本当に、“勇気”だったのだと私は思います

メインヒロインを貫いた三千院ナギさん、自立エンドに

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 cvは圧倒的に釘宮さん。ラストシーンは16歳

三千院ナギ
 とかくスペックの高いダメ人間、依存症、そんなこれまでと向き合い恵まれた環境を放棄する事に
 ファンタジーの住人から、人一倍所帯じみたところに落ち着く辺り
 本作自体を象徴している気もします

 誤解と思い込み、夢のファンタジーから、自分の足で立つまでみたいな。

 最終章でも眠り姫
 文字通り、思い込みの理想郷から現実へ帰還しましたし

 望んだものを、自分の意思で手放したからこそ、最後に手に入れたナギお嬢さま

 やっぱり彼女はメインヒロインだった…。

ある意味、究極にファンタジーの住民な人

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 マリアさんじゅうななさい、中の人も田中理恵さんじゅうななさい

帰ってきた非日常
 書き下ろし最終節によれば、姿を消したのは、最善の決着を招くと賭けての事だったらしい
 実際、もし残れば、ハヤテは「マリアさんがいるから安心だ」と思ったろうし
 ナギの眠り姫騒動も起きなかった

 描きおろしでは、彼女が帰ってくる=いつもの3人に戻る事を示唆するラストシーンに

 ハヤテの憧れの女性、ヒロインとして、ある意味別格でしたね
 隙が多い才女!

 51巻の折り返し4コマに時の流れを感じた!

収録

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 巻末は千桜の推測と、「庭城にいたのは本人です」と台詞で匂わせ、マリアが戻ってきて完結へ

 少年サンデーコミックス「ハヤテのごとく! 52巻 最終巻」。
 畑 健二郎、週刊少年サンデー、小学館発行。
 2017年6月(前巻2016年2月)。
 52巻と同時発売

収録
 第1話「最終章What A Wonderful World11「oath sign」」
 第2話「最終章What A Wonderful World12「BROKEN MIRROR」」
 第3話「最終章What A Wonderful World13「Liberi Fatali」」
 第4話「最終章What A Wonderful World14「約束の土地へ」」
 第5話「最終章What A Wonderful World15「残酷な天使のテーゼ」」
 第6話「最終章What A Wonderful World16「すべては君を愛するために」」
 第7話「最終章What A Wonderful World17「誰かが君を愛してる」」
 第8話「最終章What A Wonderful World18「Beyond The Time」」
 第9話「最終章What A Wonderful World19「When yo wish upon a star」
 最終話「この何よりも広い星空の下で、君に話したいことがあるんだ」

 カバー下、カバー折り返し、巻末オマケ完備


 ハヤテのごとく! 48巻
 ハヤテのごとく! 49巻“マリオカートだってみんなでやるから楽しいのだ”
 ハヤテのごとく! 50巻“マリアさんだって告白するから驚きなのだ”
 ハヤテのごとく! 51巻“マリアさんだって楽しかったのだ”
 ハヤテのごとく! 52巻“マリアさんだって楽しみなのだ”【最終回】