信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第37話 感想 レビュー 考察 百年の歴史 アニメ 画像 ネタバレ。前回はこちら
将軍との亀裂、家臣へのボケ! 甘党覇王・信長、苦難の“金ヶ崎篇”突入…!

00011
00012
信長の戦う“敵”とは、応仁の乱以降に生じていった、100年の歴史そのものじゃないか
 学はなくとも、色んな意味で的を射る千鳥殿
 遂に将軍がピシッときた!

 そんな事情は露知らず、久々のねね殿かわいい! かわいいよ!!

今日も愉快な織田家!
 目指せ天下糖一、元亀とは元気が出そうな年号だな…、と信長様絶好調!!
 しれっ、と出てきたあの二人が辛い…!
 遂に訪れた!

 信長屈指の苦闘、来るぜ“金ヶ崎の戦い”がよォ!!

2017年6月17日 信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第37話「百年の歴史」

00002
 マウス社が制作協力に

あらすじ
 永禄12年(1569年)、伊勢最大の勢力、南朝以来の国司北畠氏を信長は打倒。伊勢を平定する

スタッフ
 演出: 菅井嘉浩
 絵コンテ:大地丙太郎/監督 全話担当
 作画監督:平良哲朗

伊勢平定を終えた信長は、伊勢神宮を参拝

00003
00004
00005
 何を願ったんですか? 天下統一ですか?

信長のお伊勢
 前回撃破した北畠氏、織田家の1/10ほどの兵力でしたが、ああ見えて伊勢最大の勢力
 一ヶ月に渡る篭城戦を終え、伊勢平定に
 と

 その通りだ、日ノ本全土を一つにまとめ…

 伊勢神宮を参拝する信長
 当時、こじんまりとした建物なのが時代を感じますね

 実に2000年の歴史、大日本帝国時代は、総ての神社の上に位置した別格!

 125もの宮社から成るという…ッ!

『各地の甘いものを全て我が手に、これぞ正しく天下糖一ッ!

00008
 何て壮大な願い!?
 しょーもないにもほどがある!

 本作、どんどん糖分が脳に浸透してませんか!?

木下秀長『久々の岐阜ですね、兄上♪

00009
00010
 余談ですが、前回までの「餅」と、秀吉の弟・秀長は同じcv落合さんなんだそうな

バッター秀長
 大河内城だけで一ヶ月、実に二ヶ月に渡って、岐阜を離れていた信長軍の凱旋帰国である
 信長は、既に“岐阜”を本国としているのだ
 で

 ご油断なきように、家に帰って床につくまでが戦ですよ?

 とは半兵衛の談
 半ちゃん、ホント発想がクレバーなんだから!

 子供っぽいけど大事なことさ!

おかりなさいませ秀吉様!

00011
00012
 ご馳走つくって待っておりました!

久々のねね殿だよ!
 なお木下兄弟には、実家にこそ、最大最強の敵が待っていたという話
 きたよ、ラストバトルが!
 と

 半兵衛するどい!

 劇画調!
 ねねっちかわいい!!

ねね『また手柄を立てたそうですねっ!』

00013
 めっちゃバリバリむさぼり食う愛妻家の鑑、既に身体が慣れている…!
 ちなみに、結婚は1561年なのでもう8年選手である
 ねね殿22歳!

※この頃、秀吉は京で妾(側室/愛人)をとり、石松丸秀勝を産ませたという

『謙遜なさらなくても、伊勢の支城・阿坂城を攻略したって聞いてますよ♪』

00014
00015
 あー、そうだ! 半兵衛と小六が殆どやってくれたから忘れてた!

阿座化と火美猛
 対北畠戦に際し、秀吉は具教の大河内城の支城、阿坂城を落城させる戦果をあげている
 なお、当人はすっかり忘れていた模様
 オイ!

 謙遜じゃないんだ!?

 具教は既に本城に篭城中
 幾つもの支城を配したが、信長はほとんどを無視したそうな

『ところで半兵衛? 信長様は何しに京へ』

00016
00017
 将軍に、伊勢平定の報告をする為でしょう

セントヘレンズ大噴火
 ケロッとした顔で魔王鍋を食べ終えた秀吉、実は信長は、本国・美濃ではなく京都へ赴いていた
 実は、目を離した隙に“足利義昭”公が好き勝手に動いた為
 釘を刺す目的もあるという
 
 一波乱あるかもしれませんね…。

 半兵衛は賢いなぁ…。
 儚い…。

 今にも血を吹いて倒れそうです半兵衛

将軍、この信長が怒っているのは他でもありません!

00018
00020
00021
00022
00023
 各地の大名に、勝手に命令書を送っている事です!

足利将軍Ver.Ka
 聞けば、将軍として勝手に領地を与えたり、金の無心(ねだること)をしているそうな
 前者は混乱の原因に、後者は無力さの証明に
 と

 そのような事は、幕府の不信に繋がり私の天下獲りの妨げとなります!

 幕府とは権威である
 だからこそ、信長には利用価値があるのだ

 信用できない、従う価値がない、と思われたら台無しじゃんバーカ!と

※名目上は、信長も将軍の家来という事になっている

『しかし余は将軍! 日ノ本の大名の頂点に立つ男だぞ!!』

00024
 ここに両者の不一致があり、彼の兄・暗殺された義輝もだったが
 義昭らは、“室町幕府の復権”を行いたいのだ
 だから政治をする

 だからカネが必要になるし、様々な任命も行ったのだという。 

『とにかく将軍、これ以上の勝手を許すわけにはいきません!』

00025
00027
00028
00029
00030
 諸大名への書状は、全て信長を通す事、天下の事は信長に任せる事!!

両者の亀裂
 しかしミスター無能義昭は、信長の指示に、“自分こそ大名の頂点”と反発
 これ完全に、信長の指導下に入れって事だよ!
 と

 この二か条を、約束して頂きますッ!

 権力を追われた天皇
 また将軍が、誰かに助けられ復権した例はいくらもあります

 義昭は、信長もそうした「家臣」だと、思っていたのでしょうね

 ところがどっこい!

信長『異論があるのか、光秀!』

00031
 将軍の行動を、完全に封じようという信長、本作では義昭公が無能すぎますが
 織田軍につく前は、将軍に仕える部下の一人でもあった
 こうした言葉をかけたと思われます

 昔の主君を蔑ろにする俺、信長に何か言う事があるのか?と

『のだのだ~♪ のだのだ~♪♪♪』

00032
00033
00036
 二か条では、全然足りないと思われます/だよなー…。

しめて14箇条
 ツッコミの達人、光秀も呆れる義昭って一体…、復活の斎藤龍興との終戦に際しても9か条
 あの時も、将軍は鼻くそ拭いてたのを思い出して頂きたい
 と

 結局、五箇条の誓文となる

 もちろん守られなかった

『助ちゃん、まだ戦は続くの?』

00041
 一方、ヒマしながら、超人的な命中精度を見せまくる千鳥殿
 当初は、将軍権力を手に入れれば一気に…
 とか言ってたはずが

 前回も、天下統一の為なら…、だったはずが平和はこない

『戦国乱世になって、もう100年なんだよね。私、最近思ったの』

00042
00043
00044
00045
 信長様が戦っているのは、他の大名達じゃなくて乱世、いやそんな簡単な言葉でもない

的を射る
 室町幕府の大乱“応仁の乱”で、幕府が統治能力を失い、戦乱の時代へ移って100年
 もはや、誰も平和という時代を知らなくなった
 が

 長い時を重ねて狂ってきた、100年の歴史と戦っているんだね

 たとえば義昭もその一人
 彼は、「幕府が国を統治すべき」と信じてます

 きっと百年前なら正しかった、しかし100年も無力だった事が、問題を更にこじらせる

 百年前なら従った連中も、好き勝手に独立し久しいのですから

ナレーター『信長は京を発ち、岐阜に帰陣する』

00046
00049
00051
00052
 そして年が明け、年号は永禄から元亀へと変わる…

苦難の始まり
 元亀元年(1570年)へ移るに際し、久々の浅井長政&お市の義弟夫妻、そして松平元康が登場
 後の家康は、服部半蔵を伴い信長に会いに行く
 が

 今までの信長の戦いは、いわば序章に過ぎない…

 苦難の道程の始まり
 ここで顔を見せた、彼との問題になるわけね

 ちなみに半蔵の中の人は、前期OPを担当した女性歌手VALSHEさんである

 シリーズタイトル、金ヶ崎の戦いへ…!

信長『新しい年号は元亀か…、元気が出そうな年号だな?』

00053
00056
00057
00058
00059




 帰蝶、火縄銃を…

平和か!
 なお信長殿、冒頭に続きボケ倒していく平和さであった…! どこが大六天魔王だよ!!
 この頃、彼の勢力は中央一帯を占めるものとなり
 順風満帆!

 百年の歴史、壮大なサブタイですが、言われてみると納得ですね

 この百年があったからこそ
 色々な関係、組織がねじくれて元に戻らなくなった

 戦争が前提の経済、政治、人心、そこに平和を築くのは本当に難しいのかもしれません

 次回、第38話「何かが始まる予感」

信長の忍び 感想 2016年 10月開始

 信長の忍び 第0話「珍しいな 幼子一人で水練とは」
 信長の忍び 第1話「信長様に会いに行こう」
 信長の忍び 第2話「織田家とゆかいな仲間たち」
 信長の忍び 第3話「突撃!! となりの今川さん」
 信長の忍び 第4話「サルとツンデレ娘」
 信長の忍び 第5話「今川軍がやってきた」
 信長の忍び 第6話「千鳥、鳥の如く」
 信長の忍び 第7話「桶狭間の中心で、義元がさけぶ」
 信長の忍び 第8話「歴史に人あり」
 信長の忍び 第9話「清洲同盟と元康の忍び」
 信長の忍び 第10話「美濃を制す者は天下を制す」
 信長の忍び 第11話「上司にめぐまれなかったら」
 信長の忍び 第12話「天才は病弱さん」
 信長の忍び 第13話「風雲‼ 稲葉山城‼」
 信長の忍び 第14話「出世は大変でござ~る」
 信長の忍び 第15話「みんなで築こう墨俣城」
 信長の忍び 第16話「一夜で築いた事にしといて‼」
 信長の忍び 第17話「引きこもり終了のお知らせ」
 信長の忍び 第18話「京が俺を呼んでるぜ」
 信長の忍び 第19話「半兵衛ゲットだぜ‼」
 信長の忍び 第20話「妹よ」
 信長の忍び 第20話「いつか将軍になりた~い!!」
 信長の忍び 第22話「ツッコミ師 参入」
 信長の忍び 第23話「信長!! 後ろ!! 後ろ!!」
 信長の忍び 第24話「影の伝説」
 信長の忍び 第25話「城とったどー!!」
 信長の忍び 第26話「おいでやす京へ」

 信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第27話「デンジャラスじじい登場」
 信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第28話「松永台風上陸」
 信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第29話「政権交代なのだー!!」
 信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第30話「鬼の居ぬ間の六条合戦」
 信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第31話「反撃は歌と共に」
 信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第32話「西の国から1569」
 信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第33話「とある忍び嫌いと超剣豪」
 信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第34話「鬼と化け物」
 信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第35話「水面下の死闘」
 信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第36話「また闘る日まで」
 信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第37話「百年の歴史」
 信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第38話「何かが始まる予感」