幼女戦記 第12話 勝利の使い方【最終回】感想 レビュー アニメ 画像 ネタバレあり 前回はこちらようじょしぇんき 第11話はこちら
この異世界で、“彼”は改めて学んだ。故に結論する! 人類、愚かなり!!

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ねえ、何で勝ったのに敵を根絶やしにしないの? そうしないと滅ぶのは自分だよ?
 勝利の使い方とは、復讐を絶つ“敵の根絶”だと
 鬼畜、どこまでも苛烈!

 平和を欲し、戦い続ける世界! かく創りし“存在Ⅹ”、呪いあれ!!

サラリーマンの答え
 前回、ヴァイスが仲間を思って「憎悪した」ように、復讐に凝り固まったアンソンが自爆したように
 復讐のむなしさを描き、オチがこれだ!

 この徹底した結論、一周回って敬意を表する!!

意外ッ! 存在Ⅹにまさかの出番なし!!

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 この世界も「現代」もⅩの被造物、故にどちらも理不尽なのでしょうね

あらすじ
 参謀本部までもが勝利に酔いしれ、いた事に呆れながら、ターニャはレルゲンに自説を説く
 経験上、敵は憎悪で、損得抜きの反撃に出てくる
 有利なうちに潰すべきだと

 しかし共和国軍は先んじて蜂起、連邦や合州国、世界中が帝国の敵へと変わってゆく

 海軍の弱い帝国は、大規模な軍を「チュルス」に送る力がなく
 ターニャ以下、僅か2個師団が派兵

 新たな戦いに、ターニャは存在Ⅹを失業させてやる覚悟を固めるのだった(終)

第二〇三航空魔導大隊の、ターニャ・フォン・デグレチャフ少佐であります』

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 長きに渡った綱渡り、ライン戦線攻防戦を逆転勝利し、共和国首都を制圧した帝国
 軍と政治のトップから、歴戦の猛者や一般人に至るまで
 終日勝利に酔いしれる

 その中で、“戦争を終わらせる機会を失した”と、絶望したターニャでしたが…?

ターニャ『ゼートゥーア閣下に、お取次ぎを』

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 おそらく、ビアホールかと思いますが。皆さま、“勝利の美酒を!”と叫ばれていましたので

会議なんかじゃない
 焦燥と絶望で爆発寸前のターニャ、しかし頼みの綱の参謀本部さえ、「勝利」に酔いしれていた
 聞くや、ターニャは静かに踵を返すのだが…?
 と

 何かあったのか? デグレチャフ少佐だ…

 レルゲン中佐か!
 今、ゼートゥーア閣下さえ「勝利」を確信

 共和国の反攻は、“この時代”において、いかに有能でも予想しえないと感じます

 しかし、胃痛眼鏡殿ならば…?

デグレチャフ少佐っ

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 ゆっくりと振り向くターニャ、正直、激昂するんじゃないかとずっとハラハラしてましたが
 少佐、無事「絶望」の波は乗り切った模様
 無事じゃないけど

 絶望を通り越し、今や心は、お地蔵さんのように穏やか…!

最終話の「国章」は…、ルーシー連邦か

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 敢えて言おう、真っ赤な国旗は共産国の証! ひどい展開しか見えんわ!
 誰かウォッカ持って来いウォッカ!!
 ねえジンの兄貴! 

『…確か、ミルクと砂糖は』『はい、必要ありません…』

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 やはり違うかね? 戦勝記念の“ダルマイヤー”だ…、帝室の御用達だぞ…

ナイトメアコーヒー
 咄嗟に「まさか、元世界と比べてか?」と思いましたが、単に上質なコーヒーだったレルゲン中佐
 戦地では、“代替コーヒー”でしたしね…
 が

 ターニャに返事はなく、「あ、そうなの?」と言わんばかり

 中佐は何か入れた模様
 とまれ、「忌憚のない意見」を求めてだった

 彼もまた“戦争は終わった”前提で、彼女が、何か進言をしに訪れたと解釈したのだ

 功績を挙げた君なら、意見を聞きたいと

ターニャ『忌憚のない意見…、ですか』

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 何か?

 開口一番、不安を感じたレルゲン
 さすが鋭い!

 ターニャさんの不満スイッチ押しちゃったよ中佐!!

『確かに我が軍は、実に見事な勝利を収めました…、今や世界中の誰もが、我が国の勇姿に瞠目するしかないでしょう』

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 帝国の勝利の栄光も、“この瞬間”だけは、本物なのかもしれません

この瞬間
 乞われたターニャは、“この時代の人間”には、当惑する他ない返答、問いをレルゲンに返す
 誰もが、勝利に恋焦がれる
 が

 なぜ参謀本部は、その勝利を、活用なさらないのでしょう

 得るのが難しい
 故にこそ、活用すべきなのだと

 カップを逆さに、「(頭)カラッポなんですか?」と、でも言いたげな少佐。皮肉の総合商社か!

 幼女の語る、勝利の活用法とは…?

ヴァイス中尉『少佐殿が、参謀本部に?』

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 あの様子だと、もしかしたら、怒鳴り込んでるのかも…

203大隊
 前回、必死にターニャを制止したヴィーシャだったが、やはり彼女も“真意”を理解するには至らず
 しかし、付き合いの長さを見せる
 と

 大丈夫ですよ、少佐殿がルール違反を犯すなんて、考えられません!

 とはグランツの談
 彼らも、そういう性格は知悉する様に

 しかし尋常じゃない様子」を我が目で見たヴィーシャは、心配し続ける

 これだから男子って、やーね!

グランツ『確か、タイヤネン准尉の持ち物にありましたよ』

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 そして、しれっと名前が出る「ジャガイモで除隊した」タイヤネンである
 日焼けし過ぎた、とのんきなケーニッヒ
 冗談を飛ばすノイマン

 せめて、あの様子を見ていればなぁ…

ヴィーシャ『はぁ…』

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 多分、「停戦」以前に召集命令は届いたのか、帝都に戻ってきた203大隊ですが…

誘蛾
 のんきな男共が去った後、ガス灯に蛾が引かれ、飛んで火に入る夏の虫する描写も
 危険だと知らず、惹かれて落ちる愚かな虫
 が

 勝利に惹かれ、愚かに自滅する帝国も、蛾と変わらないのでしょうね

 ハハッ!

レルゲン『勝利を活用しない…?』

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 失礼ながら、我らが参謀本部は、勝利の仕方は知っていても
 勝利の使い方はご存じないように思われましたので

 参謀本部の皆様は、今、勝利の美酒に酔いしれておられるそうですね?

 もちろん、前線で義務を十全に果たした将兵達には、一時の享楽を享受する資格もありましょう
 しかし、戦争指導に当たるべき上級将校までもが
 勝利に酔い痴れているのであれば

 それは怠惰であり、失策…、犯罪的な無為無策という他ありません


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 いくら“軍神マルス”に愛されているといえど、さすがに傲慢だろう…

怠惰と無策
 日頃なら、たとえ許されたとしても、ここまでは言わないだろう「穏やかな罵詈雑言」を並べる少佐
 無論、本心はもっとドス黒いのでしょうが
 が

 お言葉ですが、神に愛されているなどとは微塵も…!

 諫めたレルゲン
 しかし、よりによって「神」か!

 とまれ「使い方」、戦争指導者とは、「勝ってから」も腕の見せ所、分かってないなら無策だと

 終戦まで禁酒してたゼー様、待望の美酒…!

『貴官は、卓越した先見性と判断力を有した、類稀なる将校だが…』

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 神の寵児と言われ、色めきだつターニャ、だがレルゲンは遮るようにマッチをすり
 戦闘力でなく、「先を見通し、しかも判断力に優れる」と
 その将校としての能力を褒める

 が

レルゲン中佐『やはり、人間の本性は変わらないという訳か』

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 貴官の“抗命未遂”について、西方方面軍より、正式に抗議があったそうだ…

皮の下は
 前回、西方司令は「攻撃」を望むターニャを強く止めました、思うにあれは“能力”という以上に
 彼女を、“戦争狂”と思った故だと感じます
 で 

 小官は、“与えられた権限内での行動”を、採ろうとしたまでです…

 レルゲンも同様。
 無能な部下を、粛清しようとしたターニャ

 二人とも「ターニャが、 合理性を、人命よりも優先する」と感じ、警戒しているのでしょうか

 彼女が、人の心を持たぬ怪物だと

レルゲン『規律違反を犯すような軍人ではない事は、わかっている。とはいえ』

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 前回、参謀本部直属という立場を活かし、西方司令部に三行半を突きつけ
 もう頼まない、自分の権利で出撃するといい
 結局、本部に止められました

 本部直属は、そんな事の為に与えた立場じゃねェぞ!と

『貴官に与えられた権限は、現場での摩擦を生む為のものではない』

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 武勲を誇るのは結構だが、独りで打ち立てたと思って貰っては困る

 共和国は、首都を制圧されたのだ
 これ以上の交戦は無意味、有害ですらある…、この先も戦争を続けようとする理由がどこにある?

 近代国家に於いて、軍とは“国家の暴力装置”だ

 国家自体を犠牲にしてまで、戦い続けるなど、狂気の沙汰としかいえまい…


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 如何にも、その通りです

狂気の時代
 共和国は本国を囮に、戦争継続を図っている、というのがターニャの主張である
 レルゲンは、それは狂気の沙汰だ
 と

 であれば! 如何にして貴官は、戦争は続くとの主張を?

 軍とは、「国の為に暴力を行う」部品
 優先度は下なのだ

 故にレルゲンは、共和国はそんな風に考えてない、考え付いたお前は狂っていると

 きょうわこくは そんなこといわない!

ターニャ『僭越ながら、申し上げますに…』

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 ゼートゥーア閣下や、ルーデルドルフ閣下は、政治と軍事に優れた合理的な“プラグマティスト”、偉大なる軍人です。この点、中佐殿も同類であられる…、論理と知識の牙城
 それが我が帝国の、参謀本部であります

 その為に、誰もが“合理的な考え”の下、戦争の終結を信じておられる

 しかし、それは不完全な合理性
 と言わざるを得ません

 参謀本部の皆さまは、あまりに合理的過ぎるのです

 ゆえに完全に見落としておられるのです
 人間という存在が、合理性だけでは動かない、愚かな生き物である、という事を…


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 ターニャが象徴する「戦争が続く理由」、それは人類が愚かだから、と

経験者の背中
 合理的故に「他人は、そんな非合理的な事はしない」と信じ、他人の感情に復讐されるのだと
 レルゲン達は、理性を信じすぎている
 で

 貴官は、我々人類が、未だ理性を欠いた獣だとでも言いたいのかね!

 まさに理性!
 レルゲン、まさに眼鏡!!

 特に帝国のモデル、ドイツは合理主義、“利に合わない事をしない”お国柄とされますし…!

 現代でも、GDPの高さで知られるドイツ!

『語弊を恐れずに申し上げるなら、全く以ってその通りかと』

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 いや、全く以って語弊を恐れなさすぎである
 ターニャさん剛速球!
 豪腕!

『何を持ってそう言い切れる!』『歴史であります

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 といっても、私自身の歴史…。“個人的な経験”ではありますが

損得を越える
 対しターニャが語ったのは、「現場」ゆえの経験、市街戦や、仲間を落とされたヴァイスが
 祖国を滅ぼされたアンソン中佐が
 と

 憎悪のみに突き動かされる、復讐の連鎖を…

 問答無用で「憎い」
 その気持ちが、合理性を越えること

 戦場にありふれた、机上では味わえない経験、それが「参謀本部」に見えていないと

 復讐心に動かされた者は、損得関係ないと

『そして小官は気付いたのです、いや、気付いたというより…』

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 気付いたというより、思い出したというべきかもしれません
 私は以前、合理主義に対する狂的な反発を、身を以って経験しました…

 いかに近代化が進もうとも、いかに社会規範が浸透しようとも

 人は時として合理性よりも、感情を優先する
 愚かな存在であるという事を

 憎悪に囚われた人間は、打算も合理性も、損得さえも抜きに、どこまでも抗い続けます

 だからこそ、小官は申し上げずにはいられないのです
 

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 我々は、かりそめの勝利などに酔いしれるべきではない

10余年の結論
 より理性的なはずの時代で、「彼」は感情に復讐された、だから分かるのだとターニャは言う
 敵は、復讐の為なら国土を捨てるくらい必ずやる
 と

 憎悪の火は、全て消し去らねばならない、と

 熱い根絶提言…!
 ターニャが、「殺されて得た」結論

 敵は必ず復讐を企む、勝利で有利な今、反撃不可能にせよというターニャ

 それが「勝利」の正しい使い方だ、と

『し、失礼します!まだ、調査中の情報ではありますが…』

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 南方大陸で、共和国軍残党に、動きが
 時同じくして、まさに「復讐者」が動き出す
 逃がした魚は大きかった!

 これを察知した帝国軍情報部、彼らが優秀でホント助かった!

ド・ルーゴ『私は、自由を愛する共和国市民として、誇りある共和国市民として誓う!』

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 勝利の日まで、決して、武器は下ろさぬと!

自由共和国
 誓いは誇りゆえに、戦いを止めるのは勝利の日のみ、“感情”に訴えかけるド・ルーゴ将軍は
 自身、激しい抵抗の意思を全軍に示す
 と

 帝国への徹底抗戦を、ここに宣言する!

 これは終わらない…
 亡命したのは、「チュロス」軍港

 現代で言えばアフリカ、チュニジアのチュニス、フランスの保護領だった国である

 ただ決して多くない、今が最大の好機だわ…

市民『共和国は、落ちたんじゃなかったのか?』

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 クソ! 軍の奴らは、何やってんだ!!

ヨハンの行方
 同様に帝国も「戦時下の日常」に戻り、讃えられた軍部は、あっと言う間に無能扱いに
 そうです、人は感情の生き物なのですから…
 で

 ヨハン…、もうずっと連絡がないの

 それって…
 以前、キャンパスライフに出てきた女性

 活躍していたという恋人、ヨハンさんは無事なのか、心底心配になるワンシーン

 ちなみに、「マテウス・ヨハン・ヴァイス中尉」という人が居てですね…

『早く南方大陸を攻めろよ!』『これほど長期化していいのか…?』

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 至難の戦場、僅かな報酬、剣林弾雨の日々、耐えざる危険…、生還の暁には名誉と勝算を得る…

帝国軍人として
 再び待機に入った203大隊も愚痴る日々、ヴィーシャさん、泥と冷たいご飯って深刻ですね…
 まさに、“募集要項”そのままの日々
 が

 最後の文句以外は、真実だったな

 笑うヴァイス
 少なくとも、「笑う」余裕はできた

 歴戦の特攻野郎203大隊、結成と、「名前を覚えられる気がしない」と思ったのが懐かしい

 あと、省略絵の方がヴィーシャは美人である(真顔)

ルーデンドルフ『浮かない顔だな? まだ久しぶりの酒が抜けてないのか』

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 結局のところ…、敵を倒しきれなかった事が問題であろう

俺だよ俺!
 下が愚痴れば上はキレる、帝国軍参謀本部の両巨頭でさえ、キレッキレであった
 いわく、“本土の講和”も白紙撤回に
 と

 我々は、何か間違っていないか?

 両将は善後策を打った
 南方攻めだが、ゼートゥーアには疑念が生じる

 まず地図の通り、“極寒の海”の北方以外、陸ばかりで“陸軍国家”なのがひとつ

 少数精鋭、例によって“大隊”を使えばいい、が

『もし仮に、更なる国が参戦するとなると…!』

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 当初、北方の協商と開戦し、西方共和国、南東ダキアと次々開戦したように
 更なる敵が現れれば…?
 不安は募る

 てっか、冒頭の出てきた「国章」はソレでか!

ターニャ『戦火の絶えない世界で、その国は“帝国”と呼ばれていた』

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 帝国を、過去形で呼ぶターニャですが…?

中原の覇者
 統一歴1925年8月15日、こういう時に限って現れないⅩ! 帝国の軍事力は確かに絶大だ
 戦術も卓越し、機動力(移動速度)も優れていた
 と

 安全保障上の脅威を、次々と退け、誰もが随喜した

 ダキアに協商に共和国
 それらは全て、「防戦」から始まった安全問題

 攻められて打ち滅ぼし、国民は喜んだが、それが「周辺国」をどれほど恐怖させるか?

 想像力、経験が足りなかった…!

『帝国が、強大無比な覇権を、大陸中央に確立するという事実。その事に対する、周辺諸国の根本的な恐怖を』

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 帝国は、周辺全てが仮想敵な中、「軍事力」を研ぎ澄まして生存を図った
 だが、その軍事力が“周辺への恐怖”となって
 帝国を攻撃させた

 左の連合王国、右のルーシー連邦は、「対・帝国」を加速…ッ!

『無論、誰もが平和を願っている。そう、あれかしと』

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 過酷な戦争を終わらせるべく、帝国以外の誰もが願っていた

連合王国
 協商がアピールの為に国境を割り、戦争が始まったように、帝国は平和、防戦の為に戦っている
 対し、諸国は「帝国の軍事力」が怖いのだ
 と

 帝国という邪悪な敵が、この地より撃滅されん事を…

 ドレイク隊、再出撃!
 先日、アンソン・スーを連れていた大隊

 彼らも再び義勇兵、すなわち、「民衆が勝手に立ち上がった」体裁で、砂漠に出兵! 

 なんという事でしょうか

『かくして、何たる矛盾だろうか』

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 冒頭の国章は、ソ連ことルーシー連邦」だった

矛盾した世界
 ルーシー連邦は、「列車砲」を用意、ちなみに“史上の一次大戦”では、ドイツ軍のモノが有名
 敵も味方も、欲しいのは平和!
 と

 皮肉な事に、平和への願いによって、戦争は静まるどころか、激化の一途を辿ってゆく

 でもホントなの?
 この人、すんごい悪役面だよ!?

 なおこの列車砲も、当然“第二次大戦”の兵器、ソ連のTM-3-12列車砲のようです

 戦車同様、一部技術は“二次大戦”水準

『“それ”は分かっています…、でも、だからこそ! 私は自分に出来る事をしたいのです! その平和を護る為に!!

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 宣誓! 私は守るべき平和の為、何より、大切な家族の為!!
 力の全てを費やします!

 もう二度と…、帝国によって、家族を失う悲しみが、繰り返されない世界を創る為に…

 そして、神の正義を為すために!
 主を信じる、善良なる心に誓って! 神の…、ご加護があらんことを!!

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 ターニャと同じ年齢、同じく神の加護、ただし“純粋に年相応”である、と

平和の為に
 皮肉の極致がアンソンの娘、その名も「メアリー・スー」で、父が家族の平和を願っていた事も
 ちゃんと理解し、戦争に身を投じるのです
 と

 父が己の平和を望んでくれたように、平和の為に何かをしたい

 根本は復讐
 でも、それも「家族への愛」

 サラリーマンは、「存在Ⅹ」を否定し、神なら、こんな不条理は許さぬはずと言いました

 まさに、この世界は“不条理”で満ちている…!

ヴァイス『総員、傾注! 大隊長より、訓示ッ!!

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 一方、世界の果てまで征ってクッ! 状態の第203大隊よりお届け
 本日はアフリカ、まだ砲弾こそ降ってこないものの
 天候そのものが敵!

 で

『諸君…、やれ停戦だ出撃だと、まったく上も勝手なものだな』

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 だが、仕事である以上はやむをえん。命令に従い、敵を叩き潰さねばなるまい
 とはいえ…、今や世界の全てが我々の敵だ

 過酷な戦場は避けられようもなく、泥沼の戦いに終わりは見えない

 だからこそ、諸君らには改めて伝えておきたい

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 この世を司る神がいるとすれば、どこまでも厳格で、限りなく善良…
 あまりにも偉大な存在であろう

 神とやらは、非情な運命ばかりを突きつけてくる…それが世界に課せられた“ルール”のようだ

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 しかし、あの少佐とて、この程度の戦力では……

世界のルール
 会社であったり、軍隊であったり、「その場のルール」を探して従えば出世できる。
 ターニャの信念は、ポッキリと折られつつあった
 が

 確かに、ごもっともな意見だと思います

 第2話で転生したターニャ
 彼は、「この世界のルール」で軍人に着眼

 何せ才能があった、軍人なら活躍できる、出世すれば良い暮らしが出来るはずだと

 その最果てが、ご覧の荒野だよ!

ターニャ『そこでだ、私はここに…、改めて宣言する』

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 おお…、神よ! 貴様を切り刻んで、ブタのエサにでもしてやると!!
 クソッタレの神に、我らが戦場は不似合いだ

 今こそ、神の仕事を肩代わりしてやろうではないか!

 我ら将兵のあるうちは、我々が神にとって代わるのだ!
 傲慢な神とやらを、失業させてやる!


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 ですが、何一つ…、何一つとして心配はご無用でしょう。あれは…、幼女の皮を被った化物です!

作戦じゃねえ!
 ターニャ側の総力は、彼らを含めた「二個師団と支援部隊」、敵の現地警備隊レベルに過ぎないが
 大隊を先鋒に、分散した敵を片っ端から各個撃破せよ
 と 

 では戦友諸君…、戦争の時間だ!

 キレたターニャ!
 今回、改めて「化物」と確信したレルゲン

 思うに神とは“支配者”、ターニャは、戦場では我らこそ支配者、我らこそ神と傲慢にも宣言!

 俺達の戦いはこれからだ!!(完)

余談、戦勝記念に出してくれた「ダルマイヤー」のコーヒー

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 わざわざ趣味を覚えていてくれる気遣いの眼鏡、レルゲン中佐

Dallmayr だるまいやー
 cv三木眞一郎氏の、イケメンボイス(たまにヌーディストビーチな方)が炸裂したレルゲン中佐
 今回、中佐が用意してくださったコーヒーも実在し
 アマゾンとかで買えます

 また、公式サイトはこちらで、300年の歴史と伝統を誇るだそうな

 江戸幕府か!
 実際、バイエルン王室(ウインナーではない)御用達だったとの事

 一度は楽しみ、ついでにカップを空っぽにして、皮肉ってみたい一杯ですね

ソ連、もとい“ルーシー連邦”の列車砲に大変ときめいたのですが

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 形からして、二次大戦期のソ連「TM-3-12列車砲」らしい

列車砲とロケット
 これまで、移動不可能だった大口径の大砲を、列車を利用して移動可能とした兵器
 特に第一次大戦×ドイツといえば、列車砲“パリ砲”!
 最大射程120km!

 直線距離で、東京→富士宮間並み、パリを直接砲撃したそうな

 大戦後は連合国に保有禁止に
 そこで、未知な「ミサイル」に手を出し、世界に先駆け“弾道ミサイル”V2を実用化に…、と

 ただ爆撃機の発展で、それ以上の砲弾が運搬可能になっていったとか

2017年3月31日 幼女戦記 第12話「勝利の使い方【最終回】」

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 原点回帰、ターニャの「結論」が…、……イエスだね!
 
スタッフ
 脚本:猪原健太
 絵コンテ・演出:春藤佳奈
 作画監督:髙田晴仁 / 谷口宏美

あらすじ
 ライン戦線の包囲殲滅戦から数日後。敵の主力を撃破した帝国軍は、直ちに共和国の首都パリースイィを制圧。遂に輝かしい勝利を手にした。ターニャも勝利に沸きかえる帝都にて、ようやく手に入れた平和な生活を喜んでいたが、そこに共和国海軍が撤退中との報せが入った。ターニャは共和国のド・ルーゴ将軍が、本土を捨てて反抗勢力の一部を南方大陸に逃そうとしていることを見抜き、独断専行で出撃しようとする。だが寸前のところで、参謀本部より停戦命令が発令されてしまった。大隊の各員が束の間の休暇を楽しんでいるなか、戦争を終わらせる機会を逃したターニャは、これまでにない失意と憤りに崩れ落ち、参謀本部へと向かう

嗚呼全てよ、どうしてこうなった!?

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 最後までブレない、ブレずに突きつける最終回!!!

世界は理不尽
 元より、改宗を促すはずが、「復讐を受けるなら殲滅すればいい」と見事に悪化したターニャ!
 世界全体も、それぞれが平和を求めるほど悪化し
 まさに「どうしてこうなった」!

 しかしそれも当然、存在Ⅹの被造物なら、存在Ⅹに似るのですから多分!

 世界はどうしてこうなった!
 まさに、ブレずに徹頭徹尾貫いていく最終回だった!!

 どうしてこうなった!?

幼女戦記 感想 2017年1月~3月

 幼女戦記 第1話「ラインの悪魔」
 幼女戦記 第2話「プロローグ」
 幼女戦記 第3話「神がそれを望まれる」
 幼女戦記 第4話「キャンパス・ライフ」
 幼女戦記 第5話「はじまりの大隊」
 幼女戦記 第6話「狂気の幕開け」
 幼女戦記 第6.5話「総集編 戦況報告」
 幼女戦記 第7話「フィヨルドの攻防」
 幼女戦記 第8話「火の試練」
 幼女戦記 第9話「前進準備」
 幼女戦記 第10話「勝利への道」
 幼女戦記 第11話「抵抗者」
 幼女戦記 第12話「勝利の使い方【最終回】」

ミニアニメ 幼女戦記 ようじょしぇんき 感想 WEB配信 ※サブタイトルはありません

 ようじょしぇんき 第0話「アニメ版 1話 ターニャ登場のちょい前」
 ようじょしぇんき 第1話「ターニャ少尉は優しい人! 第1話の顔は気のせい!!」
 ようじょしぇんき 第2話「ソーセージであんなに…」
 ようじょしぇんき 第3話「“理論上は可能だ” と言う人間は数多く見てきたが」
 ようじょしぇんき 第4話「大尉 その…、会議室の食事というものは」
 ようじょしぇんき 第5話「第二〇三魔導大隊(訓練中)、大いにドS幼女を語る」
 ようじょしぇんき 第6話「ヴァイス中尉、少佐に咎められた事を思い出す」
 ようじょしぇんき 第7話「見ましたか?」「何を?」
 ようじょしぇんき 第8話「え…、あいつチョコが好きなのか?」
 ようじょしぇんき 第9話「関連付けて、ジャガイモはヤバいと覚えておくように!」
 ようじょしぇんき 第10話「ギャンブルは、熱くなった方が負けだぞ?」
 ようじょしぇんき 第11話「ヴァイス中尉のせいで女にモテない!」
 ようじょしぇんき 第12話「ターニャ・デグレチャフ少佐は…【最終回】」