クズの本懐 第11話 感想 レビュー やさしいかみさま アニメ 画像 ネタバレあり 前回はこちら
薔薇から桜へ、象徴一変! 困惑しムキになり、変わりゆく茜。美しい…!!

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鳴海さん、おかしいと思ってスマンかった! いや確かに「おかしい人」なのは疑いないけど!
 そうか、ただ「好きな人が、生きててくれるだけで嬉しい」と
 失った経験が彼を優しくした

 対し茜の本音は、自分自身が嫌いだったからなのね。多分

「女」とか「先生」とか
 自分に自身が持てなくて、そのくせ、他人に好かれたくて「何か」を演じてた
 何それ、共感するしかないじゃないか!

 行動は無茶苦茶だけど!

花火の好意は、確かに鳴海に届いていた。しかし

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 鳴海は本当に迷わなかった、直球で「無条件」だったから愛を得た、と

鳴海の臆病
 それに、花火の好意も、本当は届いてたって分かって切なかったですね。
 好意を受け取って、「花火が欲しい!」ってなったら
 壊しそうで不安だったと

 ゴッド鳴海は欲しがらない、相手を変えようなんて思わない、生きててくれるだけで嬉しい

 茜の方が、逆に「傷つけて欲しい」って熱くなったのも、彼女らしいと思いました

麦はいつも「答え」に辿りつく、けど考えて辿り着くから、一歩遅いのだな…

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 麦も、花火同様、「本当の失恋」を迎える…。

あらすじ
 鳴海の真意を確かめるべく、熱海旅行に誘った茜は、彼に「無条件の愛」を向けられてたと気付く
 女を、先生を、「求められる為に」打算で演じてきた自分が
 本当に欲しかったものである事も

 鳴海もまた、恋とは、大切な人になら傷付けられてもいい茜に教えられた

 鳴海との結婚を決め、演じるのではなく「皆川茜」として、踏み出す茜
 彼女は、麦との関係にも決着を着ける

 麦も、今までの茜が好きだった自分に気付かされ、何時までも覚えていると彼女に叫ぶのだった

 次回、第12話「2人のストーリー【最終回】」

はぁ…、もっとホシいなぁ…。

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 きらきら、きらきら、色んな人の想い、気持ち、欲望…
 いーっぱい、その色を集めて
 境界線をなくしたい


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 一泊なら…。

いつもの私
 前回、茜の本性を知りながらも、なおもデートを頼み込んだ鳴海は“一泊なら”と条件を付けられる
 要はソレは、“不健全”確定のようなもの
 で 

 いつもこんな感じなの。

 最初から本性を知る少年
 麦にも頼まれ、こっちは“健全デート”で請け負った

 茜を見つめる「幼い茜」、今回もまた、茜さんの主演回なのは確定的に明らか。

 彼女は、拒まないのよね

『何事も、“一線を越えること”。それ自体に向き不向きがあるのなら、私はきっと向いてない』

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 まるでTVを見る様に、「今の自分」を、他人事のように見ている過去の自分
 モニタは、えらく沢山あって…
 これ全部アレだ

 この全部に、「男関係」が映ってるってアレだ…。

“昔の男”『自分が何したか、わかってんのかよ! 先輩の家、泊まっただろ!?

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 泊まった事に、怒ってるのかな?

茜さんは今もなお
 以前から、来るもの拒まずで、平然と股を開いていた茜。その「一線を越える」事に抵抗が無い
 他人が、なぜ怒るのかわからない
 と

 だって…、当時者意識が薄いんだもの

 なら「少女」なのか
 茜自身の心は、今なお「少女」

 麦の推測、この人は子供で、流されやすい人なんだって推測は当たっていた…?

 この人ってば、開幕からエロい…

向いていないのに、なぜ続けるんですか?

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 もうすぐ着きますよ、よく寝ていましたね

「当時者」に
 他者との一線を越える事、それが向いてないと自覚してる、越えては怒られてばかりな茜さん
 それでも、「なんで越えるの?」
 と

 それを彼女に問いかけたのは、鳴海の幻だった

 さすが花火の思い人
 向いてない、それって「越えては怒られるから」よね

 自分は当時者意識が無いから、その辺の、バランス感覚がおかしいって自覚してる

 自覚させたのが、鳴海だったのでしょうか

茜『熱海に一泊旅行だなんて…、不倫旅行みたいですね♪

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 け、けっこんしてません! だから婚前旅行です! いや、それもどうかな…!?

もちろん昨夜もヤッてました
 その発想はおかしい! フツーは婚前旅行じゃないのん!? 茜さん流石おかしい!
 真正直に、混乱に陥る鳴海
 で

 ジョークですよ…

 そりゃもう「つまんない」
 下ネタを振ったら、下ネタで返し押し倒すまでワンセットのハズだよ!

 健全すぎて、退屈な鳴海のはず

 しかし…?

そんな第11話「やさしいかみさま」

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 そして花を咲かせた薔薇、本作では、茜が「初体験する際に」投げ捨てたりなど
 何か、 特別なイメージの象徴らしい
 愛の象徴…?

 それが、花を咲かせたなら…?

オープニングでも、いつも散っている薔薇の花

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 後生大事に抱えてるけど、「鳴海への初恋」は、刻一刻と散っていた花火
 また、茜が花びらを踏みにじってる場面もありますし
 やっぱ愛の象徴?

後コレ、花火さんだと思ってました

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 前回で描写を回収した「花束を捨てる少女、高校時代の茜だったんですね
 先輩相手に、初体験する時にバッサリ!
 生々しい動きだった…

 さておき、花火同様「昔の自分」に見られてたのね

『ところで安楽岡さんは、最近どうなの?』『粟屋君と、最近別々にいるみたいだしさぁ~』

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 夏休みから…、会ってないかな

彼氏彼女の事情
 以前、幼馴染に浮気され、自分も浮気したというロングの子に、再び恋愛相談を受けた花火
 と思いきや、麦とどうなったの?
 と

 今は…、会わないほうが良いかなって

 めっさ驚かれた!?
 いわく、「美男美女カップルで有名だった」らしい

 花火自身は仰天したものの、まさか「フラれた」とも言いにくく、濁して答えてしまう

 彼氏と、2ヶ月も会わないとか「異常」なんだよい!

『はぁ~、さすが安楽岡さん…、大人だねぇ……』

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 当時は、「どっちと付き合うのが得だと思う?」って相談が、まるで理解できず
 あれ、自分こそおかしいのか?
 と悩んだ花火

 とまれ、寂しさのあまり恋人契約したり、早苗とレズック○したりしましたものねえ

 基本的に無口だから、すごい誤解されてそうな花火さん

鳴海『皆川先生って、意外と親しみやすいですよね~♪』

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 はぁ? そうですか?(威圧)

ああ温度差
 ぶりっ子を解除し、野生の本性を現した茜に、むしろ鳴海は嬉しそうだった。
 茜は、「あっちのが好かれる」と思ってる
 が

 学校でも、そうしたら良いのに♪

 鳴海は違う
 だって、「花火のお兄ちゃん」ですものね

 茜の素顔、むしろ鳴海にとって、すごく親しみやすかったんじゃないでしょうか

 この人、いつも本心しか言ってない!

茜『ぜったいイヤですっ!』

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 ムッとする茜、「男を引き寄せる為の演技」だから、解除するワケにはいかない!
 素の自分が、好かれると思ってない
 可愛いじゃないか!

 茜先生のそういうとこ、本当に可愛いと思う

“心の中の鳴海”『なぜ、続けるんですか?』

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 わかんないわよ、そんなの…、ライフワークだからじゃないの

わぁい!
 対し、鳴海の魅力は、こういう子供っぽいところだと思うんですよね。景色にはしゃぐ鳴海!
 たぶん、一緒に居て楽しい人だと思う!
 が

 いや…、そんなのどうでもいいから

 この温度差ッ!
 そういう、「健全性」が苦手な茜

 思えば両方、子供っぽいんだなあと思うと、妙にシンクロしますこの二人

 とまれ、今の茜は知りたいんですよね

『(てっとり早くハッキリさせたい…、この関係が何なのか)』

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 そこで、48の殺男技「アー、ツカレチャッタナー」を発動する茜
 効果:男の理性は死ぬ!

 が

鳴海『大丈夫ですか? 今、お水とか…』

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 んもぅ!…先に、休みません……?

想定外ライナー
 業を煮やした茜は、直球でベッドに誘うという、らしからぬ剛速球をブン投げるが
 どっこい、まさかのデッドボール!
 と

 は…、なんで!?

 なるみはにげだした!
 流石、倒したら経験値が高そうな鳴海先生!!

 骨の髄まで、「ハーレム作品の主人公」並みに、女性に対する免疫が低い鳴海先生

 今ごろ、きっと心臓バックバクよ!

茜『逆に考えよう!』

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 なにジョジョ? ダニーがおもちゃの鉄砲をくわえてはなさない?
 ジョジョ それは無理矢理引き離そうとするからだよ

 逆に考えるんだ 「あげちゃってもいいさ」と考えるんだ


茜『むしろ何で“あの時”…、ああなった?』

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 酒ッ!

愚連裸眼
 明らかに間違った答えの茜さん可愛い! この人、相手と性欲ずくでしか分かりあった事がなくて
 鳴海相手じゃ、すごく空回りするんですね
 で

 星…、すごいんだろうなぁ…、裸眼だと殆ど見えないや

 当の鳴海は星を見る
 不可解な! 温泉回なのにヤローの入浴とは…!!

 かつて、亡くなった母と訪れた思い出の場所、そう「惚れた理由」は母の面影でしたね

 と、視聴者に思い起こさせるなるみん。

『夢みたいだ…、皆川先生と。よし! 部屋で一緒に星を見ようっ!!

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 しかしうっかり、眼鏡を踏み割るタイミングの悪さ…、ああこの人って似てるわ
 何か、変にマイペースなのが花火に似てるわ
 さすが義兄妹

 これら一連の行動、花火がやっても違和感ない気がする!

鳴海『ヤバい…、やばい! どうして俺って肝心なとこで…!? …一緒に星、見たかったのに…』

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 本気…、だから。どうか笑わず聞いて欲しい。

お前は美しい
 けれど「星が見れない!?」って思いがフッ飛ぶくらい、目の前が一面の星に感じるくらい
 鳴海は、茜が美しいと思ってしまった
 と

 花も星も…、この世の美しいもの全て、貴方をたとえるためにある

 つい、惚れ直してしまう鳴海
 惚れてまうやん…

 相変らずぶっきらぼうで、内心、鳴海をハメてやる気まんまんの茜先生

 でも本当に、この人は美しい…

『部屋…、暗すぎないですか?』『良いんです…、月が見たいんですから』

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 さっきから、おちょこに映る月を眺め、月見酒としゃれ込んでいた
 この人、ホント発想がオッサンである
 風流ともいう

 性欲オバケだけど、こういう面もあるんですね…。

『あの、“止めなくていい”って、どういう意味ですか?』

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 好きでやっているんでしょう? やめなくて良いですよ♪

そして僕は考える
 さて、意を決した茜は直球で問うが、返ってきたのはあまりに平然とした返事であった
 鳴海先生、マジなの!?
 で

 いや…、そんな趣味みたいに言われても

 ツッコミに回る茜
 しかし、「違うんですか?」と不思議顔

 あまつさえ、「私の趣味かじゃあない、あなたがどう思うかでしょう?」

 面白いのは、茜がド正論な事!

『(ちょ、ウソでしょ!? 考えちゃう!? ここで考えちゃう!?)』

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 これまで、他人の気持ちなんかどうでもいい、大事なのは気持ち良いか
 また、奪う事で他人に優越感をもてるか?
 みたいな

 とにかく、他人を踏みにじる彼女が、「あなたはどうなの?」と聞いた!? 

茜『(ていうか…、何これ。何…、緊張してんの…?)』

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 私は…、イヤです! 嫌がってくれないと!!
 …何言ってんの私…?


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 嫌がらないと…、嫌われちゃいますか?
 そうか…

 でも俺は…、好きです

 好きなままです


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 仮に、自分を嫌う相手を、好きで居続けられるだろうか? …答えは大概のヒトがノーだろう

皆川茜
 茜は、いつも“嫌われる”のがオチだったし、そして「嫌ってくる相手」を好きじゃいられない。
 無条件で、他人を好きになるなんてありえない
 と

 どうして…、そんなんに…“私なんか”の事…、好きなの…?

 あなたが無条件で好きです
 鳴海が、「今までに無い好意」だからこそ戸惑った

 茜から飛びだした本音は、“私なんか”と、自分を卑下する言葉だった

 あの茜が!

『好きの理由を説明するのは難しいけど…、俺は』

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 好きな人には、元気で生きてて欲しいんです
 対し、鳴海の根っこは、一度「失ったから」
 居てくれるだけで嬉しいから

 好きな人が生きていてくれるだけで嬉しい

 それ以上なんて望まないから、茜が、どんなに異常でも気にしなかったと 

茜『それじゃダメよ…、“足りない”わ。足らなくないの? 足らなくなってよ…!

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 求めると…、きりがなくなります。…それが…、大切な相手を、いつか傷付けるんじゃないかって

茜の正解
 鳴海も、本当は花火の好意に気付いてた、けど「彼女が欲しい」と思ったら傷つける気がした
 茜に対しても、“貴方を傷つけたくない”と
 でも

 それは違うわ。目一杯目一杯欲しがって、傷付いても…

 対し茜は逆
 彼女は、「傷付いても欲しがって」欲しかった

 互いに傷付いてもいい、あんたが好きだ!って言い続けてくれる人が、彼女は欲しかった

 前回ラスト、麦は“正解”を掴んでた!

茜『あぁ…、こんなに、気持ちいいんだ…!』

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 茜は目一杯に欲しがられたい、その最中、「相手に傷付けられる」くらいに。
 茜が好きな人に、「アンタが好きだ」って意識から生まれた何かで
 傷付けて欲しかった

 それが特別な傷なら、愛を強くするから。

『あるじゃない…、私にも。当時者意識』

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 麦や寺内は、茜の本性を知って、「それはイヤだ」と思いつつ踏み込んでこなかった
 特に麦は、知らない振りを長い間し続けてた
 対し、鳴海は包み込んだ

 無条件に愛される、茜先生の“本懐”はここにあったのか…。

そして、私が「多分」と思うのは

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 茜の素が好きなのも本当で、花火同様、飾らない女性好みなんでしょうね
 飲み会とか、仮面が外れ、好き放題に振舞ってた茜さん
 私は、本当に可愛いなと思いました

 普段の作ってる茜より、こっちが好きって本音なんだろうなって。

そして、毎回オープニングとかで顕著ですけど

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 茜は素だと、「つまんない」って顔してて、初対面もその顔なんですよね
 あの表情に、幸せにしたいって思ったのかなーって
 ちょっと思いました

 回想で、よく花火を抱きしめてたのは、「自分がされて嬉しかった事なんだな、とも

 自分が感じた幸せを、他人に伝えたいタイプ。

『…頭痛ったぁ…』『…記憶ない、とかいうオチ、ないですか?』

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 あ、茜さん! …け、結婚してくださいっ!!

桜花の芽生え
 翌朝、茜が「むちゃくちゃう浮気する」と言った事さえ耳にも留めず、プロポーズを敢行した鳴海
 対し茜は、今も自分は打算まみれだ
 と

 本当に幻かどうか…、確かめなきゃね?

 自分は変われない
 茜は打算で、鳴海は無条件

 いつも「他人の好意を試す」茜は、ここでも「確かめるんだ」と理由付けし、彼の告白を承諾

 鳴海と茜、ご成婚へ…!

茜『本当に幻かどうか…、確かめなきゃね?』

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 いつも、「それ、本当に本音?」みたいな台詞と一緒に、黒く濁っていた演出は
 逆に、真っ白に透き通っていく演出に
 花は桜に

 茜が、幸福へと向かっていくことを象徴するかのように

『人は変われるか? “そんなの無理だ”と人は言う。その本心は、きっと』

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 俺で、変わらないなら、変わる貴方を見たくない…、って事だと俺は思う

子供なあなた
 そして麦は予感してた、「これが最初で最後のデート」、今までは自室でセッ○ス三昧だった
 初のデートで、茜さんは本当に楽しそうで
 で

 うん、わくわくするよっ!

 こんな高いところから
 そんなの、昔の人には出来なかった事だと

 そして麦は、「人は変わらない」って言葉の真意は、独占欲に似た感情だと考えていた

 茜は、“変えられつつある”んですが…

『(たった一度だけ、茜さんの本当の声が聞けたような、そんな事があった)』

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 家庭教師をしてた頃、「他人に教えるのが好き」、だって「誰の記憶にも残りたくない」
 矛盾するようで、茜の中ではしていない
 だって

 そのとき他人の記憶に残るのは、「茜」じゃなくて「先生」だから、と

 この人は、本質的に「自分」が嫌いなんだ、多分。

『(…この人は、“何か”に自分を当てはめてないと不安なんだ)』

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 退屈なその場所で、本当は、誰より自由を願っているんじゃないのか?

「自分」が嫌い
 茜は求められたい、だから「女」「教師」、他人に求められる何かをする、両者は基本的に一緒
 けど、それに“不自由”も感じているのだ
 と

 それなら、俺がいつか…、あなたを!

 麦はいつも正解する
 正解するけど、「考えて」正解するし、遅いのだな…。

 茜は好かれたがりで、でも自分に自信がなくて、何かを演じて好かれようとしていた

 誰かに、無条件で「自分」を好きになって欲しがってたのね…

麦『さっきの、“高い所”、俺も同じ理由で好きなんです』

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 せっかく、今、新しいことが出来るんだったら。それは試してみたいから

「自由」になりたい
 高い所は、進歩や発展で「出来る事が増えた」象徴、それって、昔より自由になるって事
 出来る事が増えるのは、自由になるって事だ
 と

 だから…、だから、俺があなたを!

 麦の「自由」理論
 そこに、茜は一言で共感してくれた

 そして麦が目指す「発展と自由」は、成長し、茜を自由にする事、そのはずだった!

 麦は一歩遅いんや…!

茜『私ね、結婚するの

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 おっと麦の心にクリティカル! いったいった茜がいったー!!
 麦は、間違いなく「答え」に近付いた!
 けど麦は…!

『新しい事、出来なかったこと…、試してみようと思うの』

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 茜さんは、もう「先生」じゃなかった。男で承認欲求を満たしたいだけの、寂しい女の人でもなかった

やさしいかみさま
 鳴海が、素の茜を丸ごと受け容れた事で、彼女はようやく「女」とか「先生」とか演じる事を止め
 自分としての名前、姿形で、踏み出そうとしているのだ
 と

 とても美しかったから

 生まれ変わった茜
 鳴海さんは、神様の仕事をしたんでしょうね

 麦もめちゃくちゃ言いたい事はあった、けど今、茜は本当に美しかった

 茜さん、めっちゃ良い笑顔してる…。

麦『おめでとうございます…』

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 私、麦ちゃんの顔はホント好きだったよ?

男の本音
 去り際まで本音、「私はこんな奴だ」、もしかしたら「だから嫌っていいよ」って事なのかもですが
 でも麦は、嫌いにならないんですよね
 と

 弱くてずるくて、女じゃなきゃいられなかった頃のあなたが…、好きだったんです

 やだ麦くん最低…!
 彼も長年、「最可」の保護者でした

 そんな脆い茜こそ、「護りたい」って思えて、好きだったのでしょうか

 今の彼女は、麦より満たされてますから

茜さん! 俺はずっと覚えています!

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 茜さん! 俺はずっと覚えています! どんなに茜さんが忘れて欲しくても、絶対!
 俺はずっと、あなたを変えたいと思ってた!
 でもそんなの間違いだったんだ!

 変わってしまう前のあなたが…、俺は好きだったから…!

 だから…
 だから…、俺は、忘れません!

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 ありがとう

麦の失恋
 麦の本当の告白、ようやく気付けた本音をブチまけた彼に、茜は感謝を返し恋は終わった
 ありがとう、って言葉もきっと本心
 と

 さようなら、「先生」。

 変わる前の茜が好き
 茜だって、きっと嬉しいと私は思う

 茜自身が嫌った、「今までの自分」を好きで居てくれた、これからも、好きで居てくれるという麦

 なんて優しい意趣返しだ…。

2017年3月24日 クズの本懐 第11話「やさしいかみさま」

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 次回サブタイのイラストは「真っ白」なんでしょうか
  
スタッフ
 脚本:上江洲誠
 絵コンテ:松林唯人
 演出:鈴木芳成
 作画監督:樋口博美、幸野浩二、金子美咲、藤田亜耶乃、前田義宏、松本恵
 成川多加志、黒澤桂子

あらすじ
 家庭教師時代からの教え子である麦。花火の恋心を知って興味をもった同僚の鳴海。
 ふたりの"好意"を手に入れてもなお満たされない茜が気づいた
 本当の自分の気持ちとは......。

次回、最終回。WEB予告は「告白・総集編」。そして…

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 花火、麦、早苗、最可、鳴海、茜。絡まりあった赤い糸は、切れて解けて結ばれて、それぞれに新たな糸を紡ぎだす。不器用すぎた彼らが、歪な恋の先に見つけた「本懐」とは――


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 花火も同様で、「変えられるのが怖い」のでしょうか? 茜と花火、ホント似た者同士だった…。

空のワレモノ
 茜が、めちゃくちゃ求めまくるのも、どうやっても満たされないのも、彼女が演じてたからでしょうか
 女だとか教師だとか、何かに当てはめて「求められるもの」を演じて
 本当の、自分が嫌いな自分を隠す

 鳴海に迫られて、「私なんか」って卑下したのが印象的でした

 好かれるはずがない
 自分自身に、絶望してたのが大きかったのかなって

 鳴海先生にも正直、最初ドン引きしたけど、「元気で生きてるだけで嬉しい」ってそういう事か…

 次回、第12話「2人のストーリー【最終回】」

クズの本懐 感想 2017年1月~3月

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