幼女戦記 第8話 火の試練 感想 レビュー アニメ 画像 ネタバレあり 前回はこちらようじょしぇんき 第7話はこちら。3/10 WEB予告追記
たとえ相手が民兵なれど、躊躇えば飯も弾薬も絶えて死ぬ。非情の市街戦!

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 復活のアンソン!? 逃がした敵は、こちらに強い憎悪を向けるだろう。とはターニャの談
 前回も、宝珠使用時の彼女と同じ“金眼”になってましたが
 神の加護を受けていたのか

 英雄志願だったグランツ、「軍人は辛い」とこぼした司令、上も下も撃つ側も辛い…!

予期された市外戦
 最後の論文で、ターニャが、とっくに“こうなる”と見越してたのも伝わります
 今回、「来るべきがきた」心境だったのか

 ヴァイスが押し隠していた優しさ、憎悪を体感したグランツが辛い。

今もギリギリの最前線、そこに物資が届かなくなればどうなるか?

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 補給路の早期回復、事態収拾の為、帝国軍は非・人道的な作戦に出た、と。

あらすじ
 統一暦1925年4月、協商連合全域を占領下に置き、帝国は「共和国」とのライン戦線に傾注
 しかし戦線への補給路を、武装蜂起したアレーヌ市民が占領
 共和国から魔導士部隊も派遣された

 奪還の為、第二〇三航空魔導大隊は、彼ら敵魔導士と交戦、砲兵の安全確保の為に出陣

 民兵と民間人どころか、市街地そのものを目標とした砲撃に
 大隊は動揺するが、無事完遂する

 この国際法の抜け穴を利用した“合法的な市街戦”は、実はターニャの起案でもあった

 次回、第9話「前進準備」

ターニャ『晴れ…、時々、砲弾日和。本日も視界良好につき、血で血を洗う激戦が繰り広げられています…』

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 晴れ…、時々、砲弾日和。本日も視界良好につき、血で血を洗う激戦が繰り広げられています
 やっと協商連合が片付いたと思ったら、おはようからおそようまで
 砲弾と一緒の最前線勤務…

 隣で寝ていた親友が? 朝起きると死んでいる事も稀にある…
 それが、ライン戦線の日常です

 大隊各位、支援戦闘だ! 可能な限り低空で侵入し、敵“砲兵”を一気呵成に叩く!

 対空・対魔導は任意に行え!
 なお、我々の突入後も“友軍の砲撃”は継続される…、
 味方の弾にあたるマヌケなど、我が隊には存在しないと思うが? 一応、留意せよ

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 せめて視界が悪ければ、「同士打ちするし、今日は戦闘をやめよう」とか思うのでしょうが…

ただいま地獄絵図
 前回のフィヨルド戦から五ヶ月、北方・協商連合は、事実上の占領下に置くことができたのですが
 203大隊は、第1話の“西方”ライン戦線へ
 で

 大隊諸君…、賑やかになってきたぞ。さぞかし楽しいだろう?

 相変らず地獄だ!
 しかしグランツ、逸る逸る!!!

 大隊自体、敵味方の砲火の中、2個魔導中隊を相手取りつつ、砲兵潰しもこなすハードワーク!

 この過酷さ! 慣れすぎだよ大隊諸君!?

ヴァイス『気をつけろよ! 曳火砲撃用(えいかほうげき)の時限信管だ!』

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 曳火砲撃とは、わざと空中で砲弾を爆発させ、その破片をバラまいて攻撃するというもので
 歩兵など、「柔らかい」攻撃目標を一気に傷付けることに
 大きな効果があるとか

 例えば、銃弾を避ける為に、溝=塹壕(ざんごう)を掘って身を隠している兵士に有効らしい

今回の国章は、もちろん「フランソワ共和国」

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 協商連合に続いて開戦し、第1話より戦い続ける。あの「ライン戦線」の向こう側の大敵。
 国力に優れ、協商にも密かに援助を行うことによって
 彼らを盾に用いていた

 首都はパリースィイで、ド・ルーゴ将軍、ビアント中佐などが、第1話6話登場している

 モデルはもちろん、おフランス(第三共和政)と思われるザンス。

ヴァイス中尉『だから、気を抜くなと言ったんだ』

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 最後の“撃墜(スコア)”が、自爆になっても知らんぞ? まだ大隊長にシゴかれ足りないのか

モリモリとな!
 入隊訓練でターニャのシゴきに怒り、その後、雪崩を起こして幼女キックを喰らった件のように
 グランツは負けん気が強く、戦功を焦りがちだった
 で

 そこの、セレブリャコーフ少尉を見習え

 めっちゃ食ってる!?
 いや待って、明らかに他より食べてる!?

 彼女も、ターニャ直属で戦い続けた結果、いまや立派にベテランとなり、一目置かれている様子

 真面目なヴァイスは、グランツを気にかけますが…

『ん? わふぁしがなにふぁ?』

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 隣を代わってくださりますか?

代われるものなら
 もっともヴィーシャも、出来れば「ターニャの隣」から、降りたくて仕方がない様子。
 断られ、本気で残念そうであった
 で

 デグレチャフ少佐殿! デグレチャフ少佐殿はおられますか!?

 本日の難問だ!
 伝令に、「次席指揮官」として応じるヴァイス

 ただ伝令マンの焦りから、かなりマズい状況になったと見て取れます

 しかしヴィーシャ、やっぱ「」はイヤなのね

デグレチャフ少佐殿『後方地域が、遮断された?』

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 実はライン戦線と本国の間、かつて共和国からブン獲った、「アレーヌ市」が蜂起!
 鉄道を奪われ、物資が届かなくなった
 不味いですよデグさん!

 ただでさえ過酷な中、食料弾薬兵士、全てが滞ると…!?
 
『アレーヌ市は、元共和国領…。火種は燻っていたわけか』

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 不味いな…、飯も砲弾もなしに戦えとは

仁義なき戦い
 占領地で「パルチザン」、市民の武装蜂起が発生し、市内は悲惨な状況に…。
 スコップ…、それは万能なる戦争道具…!
 で

 死ね! この帝国の犬め!!

 こんな死に方イヤだ!
 数に勝る市民に、スコップで滅多打ちに

 その市街地、帝国軍の攻撃でボロボロになった後、ロクに復興も進まないままだったのでしょうか

 しかし、現地部隊が悲惨!

市民『おーっ!

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 彼らは鉄道そのものを破壊! これじゃ、仮に鎮圧してもすぐには戻せません
 この蜂起は、既に一定の勝利を得たといえます
 怖いなフランス人!

 というか「後方」「補給を絶つ」って、ターニャ提案による帝国の十八番ですが…?

帝国現地兵『く、空挺作戦です! 敵魔導士が、叛徒と合流するもよ…!?

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 橋頭堡を確保し、長期戦に備えよ!

気道圧迫の心得
 しかも前回のターニャ達と同様、航空機で魔導士部隊を直送! 彼らは「橋頭堡」の確保を急ぐ
 要は拠点を作り、長期戦に備えようという
 で

 一日でも戦闘を長引かせ、帝国の首を締め上げるぞッ!!

 彼は第1話と6話にも登場
 共和国首都で、ド・ルーゴに仕えてた中佐さん

 狙いは明確に補給路の遮断ですし、この作戦を、相当に重要視してる事が解りますね

 帝国の戦いを、しっかり分析してたみたいですし

西方戦線司令『喜べ、デグレチャフ少佐。本日14:23をもって、方面軍司令部より特命を発す』

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 心配はいらん…。短時間で、市街地の「敵」を排除する手段を参謀本部より提示された

モーリッツ
 特命とは、市街地に下りた魔導部隊の排除だったが、問題は「市民」が蜂起したパルチザンだ
 しかし参謀本部は、「避難勧告を行う」
 と
 
 上からは、市内に残った「敵」全てを排除しろとの命令だ…。

 民間人は攻撃できない
 だが、避難勧告に応じなかったら「敵」だと

 応じなかった時点で、「戦闘員」と国際法で看做して、砲撃して叩き潰すのだ、と

 戦いは非情だ…

デグ『成程…。我々は征くも地獄、退くも地獄というワケですか!』

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 放置すれば味方が死ぬ、排除するためには民間人を殺す。どちらも地獄なのだと。

道なんてない
 民間人を虐殺する、その片棒をかつげという命令に、躊躇いなく応えるデグレチャフ少佐
 前方にはライン、冒頭で語った通りの地獄です
 が

 自分らの背後にも、「地獄」をこれから作るんですね…

 やだこの子(50手前)、怖い…!

『ところで他愛のないさえずりでしょうが、できれば、予想される「敵戦力」の構成をご教示いただきたいのですが…』

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 ターニャの問いに、敵戦力は少数の魔導士と、「民兵」だとモーリッツ司令は解説。
 彼らの為に、既に多くの帝国国民が捕虜となった
 無視できない「敵」なのだ

 司令は、「この戦いは必要な事だ」と、幾重にも強調する

ターニャ『それは何とも痛ましい…、ただちに行動を開始せねばなりませんな?』

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 まあ「民間人」がいれば制約にもなりましょうが
 まさか敵の正規軍が、「人間の盾」を使うはずなどありませんしね

 我々は、共和国軍の拠点を叩くのみ!

 ルールに則って勧告を行い以上、心置きなく…!
 失礼しました

 本当に残念なことです
 しかし我らは軍人…、命令が出れば、麗しのアレーヌとて焼かねばなりません 

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 軍人になど…、なるものではないな

いざ軍人として 
 司令が「作戦の正当性」を重ねるのは、良心の呵責に耐えかねてか。対する幼女は鬼畜の鑑!!
 反論しない、文句は言わない!!
 と

 何が避難勧告だ…、クッ!

 もはや死刑勧告である…
 組織の為、ルールに従うターニャ得意の処世術!!

 いやあ仕方ないなあ! そういう事なら仕方ないなあ! 敵と戦わなくっちゃなあ!!という少佐

 反論されるより辛いわい!!

『大隊諸君、観光旅行だ! 敵の空挺だ!! 魔導部隊が民兵と合流したらしい』

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 そして大隊諸君へ! 「敵が観光旅行に出てきた」と評し、まず軽くジョークから入る少佐
 だが「難題がある」と、珍しく考え込む仕草を見せ
 ターニャなりに命令を発した

 得意のお立ち台!

ターニャ『我らは、“市内の共和国軍”をすべて排除しなければならない!』

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 当然ではあるが、非・戦闘員への発砲は厳しく禁じる
 ただし、市外戦につき「物的破損」に関しては、破壊許可が出ている

 なお、敵魔導士交戦前と排除後に、それぞれ勧告を行う

 敵が降伏勧告を受諾すればよし
 そうでない場合は、掃討戦に移行する!!

 以上だ

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 私服である民兵と、「純粋な民間人」の区別、そんなの出来るはずありません

本当の恐怖
 これまで無茶振りに応えてきた彼らですが、事実上の、民間人殲滅命令には動揺が広がる…
 特に、「戦功に焦っていた」グランツは…
 と

 それ以上は、言うな…!

 敵となら危険でも戦える
 しかし相手は民間人、虐殺ではないか?

 今回、もっとも嬉々としていた彼の動揺が、一番端的に隊の心境を示しているのでしょうね

 司令と同様に、「必要性」を理解するヴァイスも辛い…!

ビアント中佐『僅か数時間で飛んでくるとは…、よほど、事態を深刻に受け止めているらしいな?』

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 帝国側からみて「丸見え」のビアント隊、彼らを囮&主力に、物陰に無数の魔導兵が…!

曇天の迎撃戦
 生き残っていた帝国兵は教会に閉じ込められ、市民たちは「避難勧告」を無視、徹底抗戦の構え
 また、敵にターニャが「認識」される場面も
 と

 ラインの悪魔だと? 連中、大物を引っ張り出してきたな…

 いわゆる「ネームド」
 時々あった、二つ名持ちの照会場面ですね

 すっかり大物扱いで笑えますが、1923年の開戦以来、どんだけ悪名を重ねてきたか!

 このイケメンも、鬼畜の洗礼を受けるのか…!

ビアント『来るぞ! 長距離伏撃戦用意!』

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 大量の伏兵を潜ませ、待ち構えるビアント中佐部隊
 これが「待ち構える側」の強み
 市街戦だ!

 そして、帝国側が「砲撃メイン」で考えている理由なんでしょうね

『誰も居ないですね…』『避難勧告が発令されたのだ…、当然だろう』

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 初弾で直撃を受けましたが、遠景場面では、誰も欠けてなかった模様。良かった…。

攻撃と迎撃と
 市民は避難してくれたか、ホッとしたのも束の間! 彼らが、街のあちこちから一斉に射撃を!!
 幼女プレゼント、短機関銃が火を吹くぜ!
 が

 チッ…、素早い!

 とはターニャの談
 共和国軍、魔導士の錬度マジ高い!!

 撃ってきた位置を逆算、即座に潰しに向かうと共に、敵「飛行部隊」を追うターニャ部隊

 問題は地理と伏兵、迎撃側が優位すぎる!!

ヴァイス『くそ…、どこだ!』

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 言った傍から銃撃を受けるヴァイス! 防殻ってのがなければ即終わってた!!
 幸い、ターニャ隊は「宝珠」の性能が良い事もあり
 早々は墜ちません

※ターニャ宝珠のダウングレード量産版を、優先してまわしてもらっている。

「騎馬」で逃げさる共和国部隊と、空中での追撃戦に入ったターニャ隊

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 太陽を背にして、目くらましにするターニャ! 親方!! 空に女の子が!

ドッグファイト
 敵を「追う」ターニャ隊は、まんまと敵大砲(!)の前に引っ張り出され、辛くも回避
 しかし、逆に敵に追われる格好に
 が

 太陽を背にし、「後ろ」を取ってしまえば後は早かった!

 相手の背中を奪い合う航空戦
 まさにドッグファイト!

 生身だけど!

 プレゼントのサブマシンガン、大活躍じゃないか!!

『各自、近接戦用意! 奴らの狙いは“時間稼ぎ”だ!! 怯むな!』

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 この戦い、「鉄道復旧」を遅らせることが狙いなので、敵は防戦を優先
 対するターニャ隊は、突っ込む事が肝要
 と

 どこから撃たれるか、いつ罠に嵌るか、そうやって「怯んだら」敵の勝ちってワケだ!

ヴァイス『グランツ少尉、すまないが妙に疲れた…、強壮剤を貰えないか?』

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 足手まといになるくらいなら、被弾した連中をまとめて帰還しろ!

不調者は休ませる
 あわや致命傷かと思ったので、正直ホッとしました。そして即座に帰らせるターニャ!!
 明らかに手不足でも、「残れ」と言わない!
 と

 了解です…、ご武運を

 無自覚な傷って怖いですよね
 ホント、真面目な人

 ターニャも、サラリーマン時代、無茶振りを散々味わっただけに部下にはしない!!

 なんて素敵な上司なんだ!

『貴様は考えすぎるのだ…、躊躇したのだろう? この大馬鹿者め! 帰ったら覚悟しておけ!!』

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 ターニャの性格からすれば、「自分自身の損得」から出た言葉なんでしょう
 けど、やっぱりグッときますよね
 いい隊長だわ

 サラリーマン時代もこうなら、「どすこい!」されずに済んだのでしょうか

ヴァイス『すまん…!

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 さっき、グランツに凄んだヴァイスこそ、実は「考えすぎていた」のが優しい
 アレは、自分自身を奮い立たせる言葉でもあったのか
 優しい人だから

 それでも割り切れない、考えすぎるのが生真面目だ…。

 この時も、自分が情けなかったでしょうね…。

ビアント中佐『下がるぞ! 距離を取って撃ち続けろ!!』

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 敵魔導士は後退中! 建物内に引き篭もるようです!!

勝利条件
 劣勢に、ビアント中佐は「常識的な判断」をとって、拠点となる建物へと部隊を下がらせてしまい
 結果、ターニャを利する結果となった
 と

 目的は達成されたも同然。その後の事までは、与り知らんよ

 ビアントは、「砲兵」に気付いてない
 だから撤退した

 対しターニャらは、「砲兵」が襲われない様に、ビアント隊を封じ込めるのが目的だったのだ

 中佐、決して無能な人じゃないんでしょうけれど

ターニャ『では呼びかけるとしよう…、砲兵隊にも繋げ』

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 武装蜂起せりし「非・正規戦闘要員」に勧告する!
 戦時陸戦規定、第26条3項に基づき、帝国臣民の解放を要求する!

 諸君が不当にも捕虜とせりし、“アレーヌ市民”を解放せよ!

 諸君らの虐殺行為は許容できない
 戦時陸戦規定第26条3項により、担当官を接見させよ!

 勧告を受け入れぬ場合、必然的に、戦闘要員と看做す!

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 司令部より作戦参加の全部隊へ…、これより“掃討戦”に移行する。市街の共和国軍を排除せよ

保護の為に
 帝国は「捕まってる市民の解放」を呼びかけ、戦闘ではなく、交渉を行いたいと全域に放送
 共和国は、“今更”と激怒する
 が

 我々は自国民保護の為の任務に…、あたるとしよう!

 それが帝国の狙い
 怒った民兵は、逃げた捕虜を殺害してしまった

 自分達は交渉を行ったが、余地がなかった、という口実を帝国は得る事になったワケだ

 やだこの悪魔、神々しい…!?

『何なのだ…?! 何なのだこれは!』

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 共和国市民を保護しつつ、戦域から撤退する! 急げ!!

認識の違い
 民兵で帝国を怯ませ、魔導部隊も加えて、時間稼ぎに徹するつもりだった共和国軍は驚愕
 それだけ、「輸送ライン」は重要だ
 と

 部下の装填報告に、「撃て」と命じる砲兵隊長が重苦しい…!

 彼らにも異常
 この戦法が、非常識なのだと強調します

 だからこそビアントは読めず、「盾」にならなかった民兵や市民もまとめ、撤退を図ります

 BGMも相まって、異常感がすごい…。

グランツ『自分は…、捕虜の救出を…、人助けをしているだけだ…!』

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 ピクシー大隊へ通達、現在、後退中の敵残存魔導士が「殿軍」を務めている

砲兵通達
 自分は人助けしている…、しかし町角で、炭化した遺体をみたグランツは現実に打ちのめされる
 一方、敵魔導士は「最後尾」を務めていた
 が

 友軍の観測班が妨害され、砲撃が行えない。排除は可能か?

 勝敗は決した
 しかし、司令部は「脱出民」への砲撃を要請

 その邪魔になっている魔導士の排除後、砲撃を行うとターニャ大隊へ要請を行ってきた

 グランツ…、冒頭とは別人だもう…。

ターニャ『任務了解、最善を尽す』

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 黙っていられず、街の上部にいるターニャへと飛び上がったグランツ
 彼が見たのは、「民兵」とは程遠い集団だった
 子供、それに老婆と…

 ターニャ大隊は、共和国中隊到着から数時間で攻撃に出ました

 共和国も、時間があれば逃がしてたんでしょうか…? でもここ、周りは帝国だらけだしなぁ…

グランツ『大隊長殿! どうか…、どうかご再考を! 彼らは、砲撃から逃げる術など知りません! もし…、もし我々があの魔導師達を排除したら!』

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 帝国の敵が、砲撃でフッ飛ぶのだろうなぁ、結構な事だ。

出来上がったもの
 グランツが見たのは、「彼らを守ろうとしている自分」への、少年の激しい憎悪の目だった
 逃がしても、彼らは決して感謝しない
 と

 逃した敵は、また銃を取るのだ。…我々を撃つ為にな?

 彼らは憎む
 既に、状況は出来上がっている

 元より、「敵の兵士」「物資を枯渇させる」戦略を提唱するターニャには、特に大事な事でしょう

 だから殺す

『これは上からの命令だ…、敵は撃たねば撃たれるのだ。少なくとも、「撃つな」と言われるまでは、撃たねばならん』

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 先ほどまでの言葉は、聞かなかった事にしてやろう。

火の試練
 こちらが撃たなかったとしても、相手は怒って撃ってくるし、「撃て」と命令を受けている
 脳裏に過ぎるのは、怯えきった敵の姿
 と

 これは上からの命令だ…、銃を……、取り給え。

 魔導士は強い
 今回、「撃墜数稼ぎ」に励んだグランツ

 しかし彼ら、戦場で出会った兵士もまた人間だった事も、改めて思い出したのでしょうか

 彼は撃ち、かくて「市民」は…。

ゼートゥーア『話と言うのは?』

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 閣下は…、これを参考に今回の作戦を立案されたのでしょうか…?

元を辿れば
 そして本作戦は、「国際法を守りつつ市街戦をやる」という、法の穴を抜ける論文がベースだった
 ターニャが提案した論文が、この悲劇を招いたのだ
 と

 デグレチャフ少佐に、共和国との戦争終結に向けての大役を任せる

 今まで以上に、ターニャを恐れるレルゲン
 より感じ入るゼートゥーア

 勝利の為、道徳を無視できる男ゼートゥーア、彼が課すターニャへの大任とは…?

 そもそもターニャのせいだった…!

連合王国”ドレイク『重傷を負ってフィヨルドに浮いている所を発見されたそうです。身元が判明したのも、数日前と…』

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 光を…、見た。あれは…、神の光だ

神の道具
 そして生きていたアンソン中佐。前回の死闘、神に祈った彼も“金色の眼”を発光させていました
 ターニャと同じ、神の恩寵を受けていたのでしょう
 で

 あの悪魔を…、撃ち滅ぼせと。

 前提が一つあります
 神の勝利条件は、「ターニャを屈服させる事」のはず

 殺そうと思えば時間停止でいつでも殺せる、彼は、あくまで「屈服」を望んでいるはずです

 殺さず絶望させる、“手段”にスーさんが…!?

余談ですが、この「病院の軍人さん」は

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 第6話ターニャを調査、逆探知されてフッ飛ばされた人

ドレイク中佐
 今回、「協商に裏から支援してた」連合王国、イギリス紳士のヒトがスーさんを救う事に
 しかし彼が、王国の情報部に所属している事は
 ポイントなのかもしれません

 この場面だけ見ると、人道支援団体の人、みたいに見えちゃいますから。

追記。「方面軍司令」に命令を受けた際、妙に芝居めいた反応をしたデグレチャフ少佐

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 この時、司令は「この作戦は、上が提示した必要な作戦」「市街地に居るのは敵だけだ」と。
 対し、普通はグランツのように反発するものでしょうが
 ターニャは完璧に従います

 それは彼女自身が、作戦の元になる論文提出した張本人だから

 何というマッチポンプ!!
 コメントでのご指摘によれば「彼女なら、民間人を見た、とは言わない」のが抜擢の理由だそうな

 過酷な任務なのに、妙に文句が少なかったのもそういう事か

2017年3月3日 幼女戦記 第8話「火の試練」

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 reゼロやアルスラーン戦記など、主演多数のcv小林氏

スタッフ
 脚本:猪原健太
 絵コンテ:小林寛
 演出:migmi 
 作画監督:三島詠子 / 緒方歩惟 / 梁博雅 / 南井尚子

あらすじ
 統一暦1925年。帝国軍は協商連合全域を事実上の占領下においた。ターニャと第二〇三航空魔導大隊はライン戦線へ転属。共和国軍との血で血を洗う激戦が続くなか、元共和国領のアレーヌ市でパルチザンが蜂起したとの一報が入る。アレーヌ市は帝国軍の後方連絡線上にあり、このままでは前線への補給路が遮断されてしまう恐れがあった。参謀本部は司令部を通じ、「アレーヌ市の叛徒および合流してきた敵魔導部隊を排除せよ」との特命を、ターニャの大隊に発令。司令部によると、市内に残った敵はあくまでも「共和国軍」だというが、市街地の掃討戦で民兵と非戦闘員の区別が出来るはずもない。グランツを始めとする大隊各員は、非情な任務に動揺を隠せなかった。

次回、幼女戦記 第9話「前進準備」

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 ターニャ・フォン・デグレチャフ少佐であります
 諸事により、ご挨拶を長々と行えない事、ご海容下さい。戦地に於いては煩雑を極めるものであります

 現在、ライン戦線の天候は、空一面の砲弾…

 作戦行動中につき音声が乱れることがあるやもしれません
 この埋め合わせと謝罪は、後ほど行いたいと思う次第です

 ではまた戦場で。

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「前進準備」
 帝国軍はアレーヌ市を制圧した。だが戦いの影響で補給路が傷つき、ライン戦線における正面攻勢は不可能という状況であった。参謀本部が合同協議会を開いて対策を急ぐなか、ゼートゥーアは従来の戦争ドクトリンでは勝利の実現性が乏しすぎると指摘し、敵の戦争継続能力を粉砕することこそが戦争終結への唯一の道だと主張。すでに作戦局のルーデルドルフと協力し、敵主力軍の撃滅計画に着手していることを告げる。一方、参謀本部に呼び出されていたターニャは、移動中の列車内で軍大同期のウーガ少佐と再会し、作戦局が共和国との戦いに決着をつけるための作戦を計画していると耳にする。その作戦とは、敵の主力を引き込んでの大規模な包囲殲滅戦であった。

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 もはや予告ナレーションまで切羽詰ってきた!

不可能を可能にする作戦
 今回、確かにアレーヌは奪還しましたが、鉄道網などをヤられて補給が弱体化
 ライン戦線で、まともに戦って勝つことは困難に
 ではどうするか?

 敵の主力部隊をひっぱりだし、包囲して殲滅するという作戦が提案に

 あまりに都合の良い作戦
 その実現にあたり、マッドな博士とターニャのチョコな仲間達が。果たして…?

 今回ラスト、ゼートゥーアが言ったのがコレか!

次回、前進準備。決戦前夜的な回となるか…?

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 ノリノリ戦争ソングの場合でもなく、シリアスな「千戦のリアリズム」へED刷新に。

撃たねば
 故郷を護る為に銃を取った非正規兵、彼らは、軍人を銃で撃ち殺す力も強い殺意もあり
 一方で、「民間人」なので、法と精神的に守られているという
 とても怖い存在

 日本軍が戦った毛沢東なんか、人民を海に、自分達を魚に喩えたゲリラ戦を推奨していた程

 誰を撃てば良いか迷う
 その点で、「防殻」がある魔導士でまだ良かった…。

 改めて敵を、「人を殺す」事を考えさせられたグランツ、あまりに重い試練だった…。

 次回、第9話「前進準備」

幼女戦記 感想 2017年1月~3月

 幼女戦記 第1話「ラインの悪魔」
 幼女戦記 第2話「プロローグ」
 幼女戦記 第3話「神がそれを望まれる」
 幼女戦記 第4話「キャンパス・ライフ」
 幼女戦記 第5話「はじまりの大隊」
 幼女戦記 第6話「狂気の幕開け」
 幼女戦記 第6.5話「総集編 戦況報告」
 幼女戦記 第7話「フィヨルドの攻防」
 幼女戦記 第8話「火の試練」
 幼女戦記 第9話「前進準備」

ミニアニメ 幼女戦記 ようじょしぇんき 感想 WEB配信 ※サブタイトルはありません

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 ようじょしぇんき 第2話「ソーセージであんなに…」
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 ようじょしぇんき 第8話「チョコレート~、嬉しいな~~♪」