クズの本懐 第7話 感想 レビュー 愛はたくさん(LOTS OF LOVE) アニメ 画像 ネタバレあり 前回はこちら
決戦前夜! 潔い人魚姫にも、幸せな眠り姫にもなれず、“幼馴染・最可”は のり子へと戻る…

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 叶わない恋でも構わない、それが私の好き! と言い切った前回の最可は人魚姫
 永遠に来ない王子のキスを、夢見続ける気だったのが今回の最可
 両方を選ばず、「最可」卒業に?

 作中随一の「可愛い子」だったのは、彼女自身、意図してやってた事だったのね…。

好意も欲も
 一方、花火はめちゃくちゃ落ち込んでましたが、「何でこうなったんだろう」と原点回帰に
 完全にあっちのペースで、見ててハラハラしました

 気付けば相談できる相手が居ないとか、麦の存在は大きい…。
 
『そんな特別なんて…!…もう…いらないわ!!』

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 なんかもう、そのまま寺内先輩にでも食われてそうでホント心配。

幼馴染
 麦にとって、庇護対象だから甘えてられたけど、庇護対象だから最後の一線を越えてくれない
 だから、“幼馴染”なんて損でしかねえ!
 と

 麦くん…、小さい子でもイケるクチだったのに…!

何気に麦を「誘導」してきた最可、可愛いは正義! 故に悪である

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 子供の頃は、最可に反論もしていた麦

可愛いですから
 最可は、「自分が泣いたらみんな譲る」と自覚して、自分が泣いたら麦が譲る、って関係を構築
 麦が、日頃「俺、最可に甘いなー」って思っちゃうのは
 誘導された結果だと

 反面、「女の子が泣いたら譲ってしまう」、って性格まで麦に植えつけてしまった?

 1話でも花火を抱かず
 今回、最可がぐずり出した途端に止めたのは、そうした「お兄ちゃん気質」のせいなのかなーって

 身内相手じゃ、勃つモンも勃たない、みたいな

今回のあらすじ:麦の「クズ女レーダー」、高精度過ぎ問題

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 次回、遂に二人は「告白」「玉砕」「大喝采」を決意…?

あらすじ
 茜に勝ちたいと、寺内を誘惑する花火、だが余計に惨めな自分に「どうしてこうなった」と愕然とし
 一方、麦は「そそられない」と思っていた最可とのデートで
 彼女に愛おしさを感じる

 麦が繋ぎ返してくれた手に、最可も、彼に触れる幸福を知ってしまったからだ

 だが麦は、ずっと大事に思ってきた最可相手に一線を越えられず
 最可も、縋ってきた自分を愚かだと断じた

 花火も麦も一段落、夏休みが終わる前に夏海たちに玉砕し、関係を進めようと決意する

 最可は最後まで明るく努めようとするが...

 次回、第8話「Sweet Refrain」

前回のあらすじ:モカ的な意味で

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 彼女も、麦が「花火が好きじゃないのに付き合っている」と気付き、早苗同様に縋った
 好きじゃない相手でいいなら、何で自分じゃないの?
 自分と付き合って欲しい

 麦は自分を好きじゃない、そう知りながらも、モカは彼と初デートする事になる 

モカ『中学のとき、一度だけデートした事がある…』

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 おしゃれをして、男の子と出かけた…、それだけ。

テンプレート
 実は、モカも中学時代にデートした事があったが、興味のない「彼」の名前すら今では思い出せず
 デートは、ただ“テンプレだった”とだけ
 でも

 ごめんなさい…、ひどい事をしたわ……。

 原宿でクレープ
 手も繋がず、きっと全然デートじゃなかった

 同時に、もし相手が麦だったら、それは「貴いテンプレート」になったろうとも思う。

 相手が誰であるか、って大事なのだ…。

モカのやった「ひどい事」

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 そしてモカは、これから、その「ひどい事」をされる側になるんですが…
 当日、思い出したのが「それ」だったという辺り
 深い自覚を感じます

 お姫さまと王子様みたいといわれ、そうなろうと貫いてきた「最可」ですが…? 

モカ『ふぅ…、優雅ね……』

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 お゛ぉ~、早起きだなぁ「のり子」。今日から夏休みじゃなかったっけ?

マメな彼女
 モカさんのエレガントな朝食…! を、ぶち壊すパンツ親父がこちらです!! これはひどい。
 とはいえ、親父さんも「目」はイケメンですね
 で 

 いーのっ! 私は私の為にやっているんだから、ほっといてっ!!

 精一杯、背伸びする「モカ」
 高校まで続くだなんて、親御さんも心配でしょうね

 やたら横文字なジャムやら、服だって、やたら手入れが面倒な「姫様」ルックばっかり!!

 シンプル状態の最可さん可愛い!

『そうよ…、今日はとても大切な日で…、私は“今までで一番かわいい私”でいたいの…』

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 それは彼の為でもあるけれど、何よりも、「私の為に」そうしたいの。

いけないはず
 めいっぱいおしゃれするのは、彼の為であるけれど、“自分自身の為”だとモカは思う。
 誰もが、自分の為に手を尽すべきだ
 と

 そんな特別な一人ひとりを…、“誰かの代わり”にしては…、いけないはずよ

 真っ向から反する理論
 花火や麦が、他人を「代わり」にするのと正反対

 でも根っこは、「皆、自分自身が大事で特別だ」って部分は、共通しているのが面白いですね

 その点、「自分の為」に手段を選ばない花火達こそ、素直だとも感じますが…?

諦める 諦めない 終わらない

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 オープニング、「扉」は、前回のえっちゃんの説明の中で回収されましたね。
 本心は、誰にも話さず墓まで持っていけばいい
 本心は隠し通すべきだ

 そうやって演じれば、男を落とすなんて簡単だよ…、と花火を罠にかけたえっちゃん。

 本心では「花火が汚れて欲しい」と思い、背を押した早苗ですが…?

『あーれー? 花火ちゃん、ピアス?』『いや…、これ、イヤリングです』

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 痛いの…、怖いから。

サイド「花火」
 一方、一刻も早く花火を抱きたい「寺内」とのデート、花火は、ピアス穴を開けるのが怖いという
 そりゃあね、先輩はムラッとくるよ!
 と

 花火が「未開通」だと聞かされたばかり、そりゃあ“穴”を開けたいって話ね!

 ピアス穴は最初は怖い
 けど一度やれば、終いには舌だろうが開ける奴がいる

 それがカンタンなこと、一度知れば、きっと病み付きになるって点じゃあ「同じ事」だから

 貴重に思うし、今すぐ「開けたい」と思う!

『大胆だねェ…』

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 やだ花火さん、大胆…! ダイターン!!
 スマホをとって、弄んだ寺内先輩
 歳の差ですねえ

 一応デート中なのに、スマホいじる花火も「本音」ダダ漏れすぎるけど!
 
寺内『ゴメンって~、お詫びにホテル行く? ンじゃ…、ご褒美にホテル行く? ね~、ホ~テ~ル~♪』

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 ホテルホテルって、そればっかですか! ヤりたいばっかで頭いっぱいですか!?

そうだけど?
 いちいちマトモに取り合う花火が面白いらしく、終始、下ネタの剛速球で攻める寺内先輩!!
 純真無垢な子に、エロい事を囁く快感!
 で

 だって男だもん…、悪い? …性欲ナメんなよ?

 明らかに「嫌ってる」花火
 当の寺内は、そんなの百も承知でしょう

 それでも「自分を騙そう」と、可愛い抵抗を続ける花火、こんなのヤらない手はない!

 引いても、花火が食い下がってくるのですし。

『ごめーん♪ 呼び出し入っちゃった♪ 』

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 ヤらせてくれるオンナ♪
 だと思ったよ!

花火&最可『『ま…、まってぇ!?』』

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 手を…、本当は繋ぎたい。

わたしのしあわせ
 最可が麦を止めた訳は、いざ映画に行こうとした時、自分のチョイスに自信が持てなくなったから
 でも麦は、「お前が行きたいんだろ」
 と

 でも今は…、あなたが私を振り返る…、それでいい…、それが幸せ。

 最可に甘い麦
 そんなだから、甘い希望を抱く最可

 手を繋ぎたいなんて贅沢だ、ただ自分を気にかけてくれる、それだけで幸せなんだって。

 多くを望まない最可、可愛いけれど もどかしい…。

麦『人…、いないなぁ…』

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 しかし最可チョイス、思った以上にハイブロウ過ぎて誰も見てないデッドエンド!
 これは恥ずかしい!

 カッコつけて、洋楽を聴いてる中学生みたいな感じだ!

最可『(どうしよう…、見たかった奴なのに、全然頭に入ってこないよ…)』

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 ひとまず、最可自身、ちゃんと見たかった(良いと思う)作品なのは好感ですね
 興味もないけど背伸びしたから…、とかじゃない
 そんな感じかもだけど

『だって今…、麦と本当に二人きりみたいなんだもん…。映画館って、こんなに近いんだ……』

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 じゃあ、叶わない恋は…、不幸なだけなの…?

頭に入らない
 しかし、映画館で幸せを味わいすぎた最可は、「叶わない恋も美しい」という信念が強く揺らぎ
 悲恋なら、消えたいとさえ思い始める
 と

 そんなのウソよ…、ハッピーエンドじゃないなら…、消えたっていい…!

 涙は水の泡の様に
 映画の題材は、泡となった人魚姫

 王子への想いを貫き、しかし遂げられず、海の泡となって消え去るのが人魚姫ですが…

 姫は姫でも、人魚姫だったか最可…。

『結構、面白かったなぁ』『ホント!? 良かった…』

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 そりゃ良かったな最可ちゃん!彼女自身、気になってたようで。
 後、「すっかり日が落ちた」のが気になる!
 花火は!?

『だって、私が見たい奴だから…、つまらなかったら、麦に悪いから…』『つまらなかったら、それは“映画が悪い”、だろ? そんなの、最可は気にしなくていいし』

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 す…、好き!

わたしの王子様
 正直、「麦の内心」を知ってる視聴者としては、ドキドキする最可にこそハラハラする!!
 でも分かる、最可視点だと「王子様」だ!
 と

 ねえ麦、手を繋いで一緒に寝ると、同じ夢を見るらしいよ…、麦…。

 手を繋ぎたい
 映画館で、伸ばした手を「受け取って」貰えた

 さっき最可が真っ赤になった理由は、伸ばした手を、彼が繋ぎ返してくれたから

 願いが通じた事が、悲恋へ否定的に…?

『(ねえ麦、手を繋いで一緒に寝ると、同じ夢を見るらしいよ…、麦…、なんて言いたい…、言えないけどさ。ああ、まるで…、今が夢みたいなの)』

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 ゴメン、それ嘘! とは言いませんが、手を握って一緒に「寝る」描写が多い本作
 茜と鳴海は、これっぽっちも夢が重なってません
 同床異夢だよ!

※寝る、って意味合いは違いますが、多分そういう皮肉だコレ!
 
麦『最可?腹減ったから、何か食おうぜ』

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 良かった…、まだ醒めない…

醒まさない彼
 いいから最可ちゃんを食っちまえよ! 性的な意味で!! と思う反面、麦の想いも分かる気が
 夢見がちな彼女は、「麦の好きな人」と違いすぎる…
 圧倒的相違…!

 ゲスを極めた茜に対し、最可は奇麗すぎる…!!

 足りない…!
 麦が求める“クズ度”が足りない、全然駄目…!!

 かわいい…、圧倒的かわいい…!

『何で、あの時…、引き止めちゃったりしちゃったんだろう…』

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 一方、「ヤらせる女のところに行く」と言った彼を、ひき止めてしまった花火
 つまりそれって…!
 それって…

 焦る…、分かってたけど視聴者焦る…ッ!

“回想”『何? ヤらせてくれるの?』

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 好意なんて、手に入らなかった。ただの欲だけ。
 それでも浮かれた

 だって今の私にはもう、その違いすら分からないんだもの…。

 ああ、執着されたい、夢中にさせたい、私からは何もあげない、何一つ奪わせない
 対等じゃないのがいい…

 誰か…、誰でもいい…、今すぐ私に…、“価値がある”と思わせて…!

 思い知る…
 私、いつからこんなに「女」だった?
 私だって、始めはただ、あんなふうに好きな人と…、神さま…、どうして…!?

 片思いって、ちっとも心を満たしてくれないの…!

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 寺内から好意は得られなかった、向けられたのは性欲だけで、それでも花火は嬉しかった

我想う
 だって今の花火は、「誰かに思われたい」あまり、好意と性欲の違いすら分からなくなっていたから
 今はただ、誰かに執着されたくて仕方なかった
 と

 他人に一方的に好意を向けられる、「価値ある女」になりたいと思った

 早苗に思われるのとは違う
 だって早苗との関係に、花火は傷付くから

 そういう「奪われる」関係もイヤだ、一方的に思われ、テキトーにフれる相手が欲しい

 なんて自分勝手な思い!

『思い知る…、私、いつからこんなに「女」だった?』

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 総じて、そんな自分のあり方こそ、「女」なのだと花火は思った
 茜先生の境地である

 先生は、そのステージに立って「その素養あるよ? こっち来いやオラァ!」と。

『私だって、始めはただ、あんなふうに好きな人と…、神さま…、どうして…!? 片思いって、ちっとも心を満たしてくれないの!』

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 花火だって、そんな想いが歪んでる、クズである事は分かっている
 だから、「どうしてこうなった?!」
 片思いのせいだ!

 あんな風に、恋が成就していたなら、こうならずに済んだはずだから

 心を満たしてくれない「片思い」が悪い!!

花火『麦…、会いたい…、会おうよ!』

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 だからこういう時に頼れるのは、一緒に居て傷付かない、麦って男だけなんだ、と
 会いたいが、「会おうよ!」に変じてしまうあたりが
 花火、本当にもう…

 でもまあ、好きでもない男を繋ぐ為の初体験でした、じゃなくて良かった…。

最可『電話? いいわよ、出て?』

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 おい最可やめろ! それは貴様の地獄の直滑降!
 地獄の断頭台だ!

 最可の優しさが、最可を…!?

『ああ…、やっぱいいや』『気を使ってくれなくていいのに…(思い知る…、やっぱりダメね)』

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 笑え…、今日一日、楽しかったでしょ? 満足したでしょ? 笑顔でいなきゃ…! 
 だって夢は、夢だと気付いた瞬間、夢でしかなくなっちゃうから
 途中で気付けて良かった…

 そうよ…、どうせ叶わないのなら…、楽しい思い出にしてしまえばいいの

 完璧な夢を作り上げて、ずっとずっとずっと…、繰り返し再生すればいいのよ
 未来永劫…、私だけの…!

 とんでもない間違いを犯すところだったわ…
 もしも手が触れた時、拒絶されていたら。生きていけないところだった…

 私には一生、本物の恋なんて要らないの

 醒めない夢の中にいればそれでいい…、自分独りならそれが叶うの。
 それで私は…、えっと…
 幸せに…

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 最可の無防備な脇、いいよね…。

夢ヅクリ
 最可はハッピーエンドになりたい、けど、麦が自分を好きにならない事もとっくに分かってる
 両立する結論は、麦との関係を思い出に留め
 彼と別れてしまう事

 彼と一緒に居れば、いずれ、「麦が誰かのものになる」未来に直面する

 楽しい思い出を蓄えて
 そのまま、彼との関係を断てば、それで「幸せ」になれると

 最可は、眠り姫だったのか…。

最可『麦…、好き…!

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 そして…、王子様のキスで夢は砕けて、お姫さまは暗闇の中、独り目覚める。
 声を枯らして泣いたりしないのは、悲しみも喜びも、まだ知らないから

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 モカちゃん言ったァ! 「甘い」麦も応えおったァ!!

眠り姫の終わり
 そんなの間違ってると分かっていた最可は、逆に、咄嗟に麦に告白してキスされてしまう。
 最可自身、バッドエンド直行だと分かっているキス!
 と

 もう「夢を見る」事は出来なくなった、彼に選ばれない未来が確実に訪れる

 まだ知らないから悲しくない
 かといって、麦は本気じゃないから嬉しくもない

 夢見る眠り姫モカは、王子様・麦が選んでくれない現実へと、目覚めてしまったのだ、と

 ここからが本当の地獄だ…!

花火『…疲れた』

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 親方! こっちもこっちで、ちょっと妖怪っぽい主人公が!!
 けっきょく麦も助けてくれなかった
 だから…

花火『会いたい人がいない、男はイヤ、えっちゃんは会えない…、友達…、私、友達いない…、まあいいか、独りで居たい時もたまにはあるよ』

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 いっそ、最可が一番「友達」としてピッタリなんだろうなー、と思えるのが皮肉。

まあいいか
 いや、弱っている時に男に会ったら、そのまま流されるのは寺内さんで実証済みだし
 えっちゃんは猛獣だし、友達なんていねーし…。
 ダメダメだ…

 これまで、ここぞで甘えてきた「鳴海お兄ちゃん」は、とっくに奪われてしまった

 八方塞がり日が沈む。
 安楽岡花火17歳(?)、まさに逆境である。

 最可と気兼ねなくケンカでも出来たら、もっとスッキリ!したであろうに。

花火『(麦の部屋…、いつぶりだろう…、いい匂い……)』

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 楽しいのと同じくらい…、物足りなかった…、なんでかな。

庇護を呼ぶ言葉
 その最可は、麦が「賢者」じゃなかったら、とっくにベッドをギッシギシ言わせてそうな状況に。
 彼に対し、“子供のふり”をし続ける
 と

 分かってる…、私はもうとっくに…。

 麦は甘い
 それは、多分「最可が子供」だから

 最可は彼のベッドの上で、彼の庇護対象、“何も知らない子供”のフリでそらっとぼけるが…

 アングルが完全にエロス

幼少期の願い『神さま、お願いします…、いつかぜったい麦と…、ヴェルサイユ宮殿に住ませて!

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 えー、やだよオレ姫路城の方がいい。王子より武将だろ? 早くヒゲ生えねーかなー。

アンドレカンドレ
 実は「麦が甘い」のも、最可自身がそう仕向けてきたからで、幼い頃はもっと対等な関係だった
 最可が押し付けても、麦は「やだよバーカ!」
 と

 もうダメだ、俺達あわねーよ! コンビ解散ってやつだっ!

 けど最可は泣いた
 泣いたら、麦は「仕方ない」と引いてくれた

 そうやって積み重ねた結果が、「最可に甘い麦」で、知らない内に最可に操縦されてたのだ

 やだ最可ちゃん…、コントロール能力たっけぇ…。

最可『(本当は分かってたの…、自分が許される存在だってこと。あたしが泣いて、怯まない大人はいなかったわ)』

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 自分が泣けば、周りは要求を飲んでくれる、「許される」と自覚していたのだ…!
 やだこの子、天使のような悪魔の笑顔!
 神か悪魔か真・最可!

 これがのり子、本来のポテンシャルだったのか!

『(私は本当は知ってたわ…、自分が絵本の中の“純粋なお姫さま”じゃないって事にずっとずっと気付いて、自覚して…、利用してきたわ。自分の価値)』

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 かわいこぶるのはもうやめる、手を伸ばすのは怖いけど……。

真・鴎端 のり子
 葛藤、「麦はもう他人の彼氏」「本当に好きだからこそ、踏み留まるべき」という少女漫画の価値観
 そんなのは、自分が知らなかっただけだ
 と

 今、触れたいの。

 世間一般の色恋
 あの恋愛相談、寺内のような色恋

 ありふれた身勝手な恋を、内心見下してた最可だったが、それでいいのだと結論する

 このBGMこそが、真・のり子のテーマだったのか…

今、触れたいの

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 もっと早く、こうしていれば良かった…
 別に、先の事どうでもいいわけじゃないけど…、好きな人が、今、こうして私を求めてくれる以上の事なんてないって…、気付いてしまった

 このしびれる感覚も、熱も、今だけあなたは、私だけのモノ
 こんな甘美な味…、知ってしまったら
 もう…、戻れないよ

 そうなの…、私、可愛いんです。

 だから平気なの。
 好きって言ってもらえなくても、可愛いから、生きていけるのよ…。

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 麦、好き…!

クズの本懐
 のり子の理想の姿、「最可」は理想論を吐く。彼に拒絶されたら、生きていけないとさえ思った
 でも違う、可愛いから生きていける
 と

 返事は要らない

 奇跡が起きても略奪愛
 最可が目指した、潔い愛の形とは全く違う

 でもそれでもいい、「クズ」になったのり子に、麦くんってば そそられ惹かれる…!!

 麦のクズレーダー、健在なり!

花火『流れ星なんて、初めて見たから…、ちょっとした願掛け』

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 一発で入れば…、勇気を出します…!

少女の見た流星
 巨星堕つ! 最可が堕ちのと連動するように、流れ星が堕ちて花火にもツキが巡って来た
 敢えて、「あたり棒」を捨てて占う決意の行方!
 で

 見事「勇気」に後押しを得た花火は、ある決断をするのでした。

 足りない分は、後は勇気で補えばいい!

麦『女の子は可愛い…、何考えてるのか、わかんない事も』

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 イヤならしない…。好き? 俺の事……

真意は問わず
 遂に小さい子に手を出した麦、際して彼は「確認」をいちいちとって、先へと進んでゆくが
 その様を、自分は卑怯だと実感していた
 と

 俺はこういうところがすごく卑怯だよ…、確認しないと進めないところがさ

 相手(最可)に覚悟を強いて
 同時に、自分(麦)自身の罪悪感をなくす確認作業

 それでも芽衣の、そして最可の真意を理解してない辺り、彼も「可愛い」のでしょうね

 そして実に罪深いという

『む、胸はいやなの…、…比べない?』『最可のだから…、見たいんじゃん』

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 俺は…、地獄に落ちるね。

触るよ
 胸が小さいのを気にする最可を、「テンプレ台詞」で宥めて、いよいよ股を開いてゆく麦。
 最可…、これが「貴いテンプレート」なのか…
 で

 ゃっ……

 幾度も弱々しく拒絶する最可
 しかし脱がし方も、ムネを見る事も、許可を得て麦は進めて行く

 いよいよ鴎端 のり子が、クズの本懐を迎える時が…! 後は、もうちょい濡らしてグッと……!!

 花火は未遂、こっちは“達して”しまうのか…!

『(暗くてよく見えないから…、見なくて済むのは…、そんなのは違うんだ…、やっぱり)…ごめん

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 穢せないのは自分の為、割り切れないのは自分の為、奇しくも冒頭の最可の台詞をなぞり
 大切なんだ、と麦は事を中断してしまう
 後…、後一歩…!

 もし最可が、「ホントは幼少期から全部わかってた」と伝えたら、また違ったんでしょうか?

『分かってるよ…、麦の中で私は十分特別よ…』

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 分かってるよ…、麦の中で私は十分特別よ…、特別で、不可侵な、触れない飾り物よ。
 私は触れて欲しかった。めちゃくちゃになったっていい、汚れたっていいから…
 麦と同じ世界に行きたかっただけよ…

 それが叶わないなら…、そんな特別なんて…!

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 違うの…、それだけが今まで私を支えてきたの…、「そんな事」が…、宝物だったの…

「好き」の終わり
 麦と最可は幼馴染で「庇護対象」、そんな絆が、ただ「そんな事」が自分を支えた宝物だった
 最後の最後で、関係を越えさせてくれなかった
 と

 もう…、要らないわ…。

 二人の関係だけど
 実際には、こうなるよう「仕向けてきた」と語られたワケだし…

 最可はそれ以上踏み出すことはせず、今度こそ、眠り姫終了のお知らせ

 やはり姫、目覚めた結果は孤独だった…!

花火『決めたんだ…、夏休みが終わるまでに、ちゃんと告白しようって』

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 夏休みが終わる前に、二人きれいさっぱりフられてこようと決めた…

太陽系を抜け出して
 こうして寺内と解消した花火、最可と解消した麦は、夏休みが終わる前に玉砕する事を決意
 蹴りをつけて、前に進んで恋人になろう 
 と

 にしても、意気地なさ過ぎだけどね…。

 誰かに好かれたい
 悪女路線は、結局みじめなだけだった

 麦も、踏み出せないわ「そうじゃない」と言われるわで、前に進む決意を決めたらしい

 どっちも玉砕・粉砕・大喝采…?

花火『未来の事は、まだ何も…、分からないけどね』

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 ただ諦めの悪い花火さんは、成就する可能性も考えているのか
 はたまた、「それでも諦めない」のか
 予断を残す言葉に

キャラデザ担当、黒澤イラストシリーズは男性陣が連続!




2017年2月23日 クズの本懐 第7話「愛はたくさん(LOTS OF LOVE) 」

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 本作では最多の作画監督数に

スタッフ
 脚本:上江洲誠
 絵コンテ:望月智充
 演出:鈴木拓磨
 作画監督:樋口博美、永田陽菜、成川多加志、市川美帆、金子美咲、牛ノ濱由惟、西山大吉

あらすじ
 麦の気持ちは本気ではないと分かっていながらも、初めてデートをすることになった最可。
 長い間夢にまで見ていた2人きりのデート。最高に幸せな1日だったと自分に言い聞かせ、
 最可は最後まで明るく努めようとするが...

次回、クズの本懐 第8話「Sweet Refrain」

 夏休みに入り、花火と麦は宿題が終わったら、それぞれ好きな人に告白しようと決心する。
 互いを好きな人の「代わり」にできないことを自覚し始めた頃、
 ついに告白の日がやってくる

予告『時間は巻き戻らない。歪でも不器用でも…、全力で恋した』

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 夏の終わり、「花火」を回収しクライマックスへ…!

全12話です(修正)
 Blu-rayは各2話収録の全6巻なので、告白玉砕ハイ付き合おう…、では終わらない模様
 花火と麦も、浮気を終え、久々にゆっくり顔を合わせていく感じですが
 互いを「代わり」には見れないと…?
 
 実は彼女も「クズ」だった最可、台詞が、いくつも麦と重複しているのが切ないですね

 幼馴染なんだな
 って、改めて感じさせられるようで。

 最可も真意は麦に隠したまま、「女の子は分からない」と言ってますが、逆襲はあるのか…?

 次回、第8話「Sweet Refrain」

クズの本懐 感想 2017年1月~3月

 クズの本懐 第1話「望み叶え給え」
 クズの本懐 第2話「そのぬくもりに用がある」
 クズの本懐 第3話「Show Me Love(Not A Dream)」
 クズの本懐 第4話「Bad Apple!!」
 クズの本懐 第5話「DESTRUCTION BABY」
 クズの本懐 第6話「X次元へようこそ」
 クズの本懐 第7話「愛はたくさん(LOTS OF LOVE)」
 クズの本懐 第8話「Sweet Refrain」