幼女戦記 第5話 感想 レビュー はじまりの大隊 アニメ 画像 ネタバレあり 前回はこちらようじょしぇんき 第4話はこちら
出来たよ、“化物の大隊”が! あいさつ代わりにフッ飛んだ敵国、お疲れさまでした!!

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 初の世界大戦第2話の北方国戦と同様、帝国と他国での戦争観の違いが浮き彫りに
 最悪、同時に“五カ国”を相手取れる…、と帝国が思ったのも分かりますね
 おそらく、“ドイツ”同様に破滅するのでしょうけれど

 意外に気の利いたヴィーシャ、帝国軍人のド根性!! 今週もどうしてこうなった!?

この鬼畜幼女ノリノリである
 戦争マニアで、鬼畜サラリーマン! 複合技のシゴキが最悪すぎた!!
 そろそろ、慣れてきたヴィーシャも偉いね!

 笑顔が絶えない鬼畜の大隊、どんな落とし穴に落ちるかワクワクしますね!

『ヴィクトーリヤ・セレブリャコーフ“少尉”、参謀本部の指名により着任しました!』

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 あれから半年、無事「将校課程」を終えて少尉に。

あらすじ
 統一歴1924年、前線以上に過酷な、“即応航空魔導大隊”設立を任せられてしまったターニャ。
 まず隊員選抜の困難を、ついで彼らの能力不足を原因とし
 過酷な訓練を課して設立を遅らせようとする

 どうしてこうなった!?

 結果、精強極まる“第ニ〇三航空魔導大隊”が完成
 参謀本部に、開戦の兆しを見せた「帝国南東・ダキア大公国」付近へ配置されてしまう

 しかし大公国の時代錯誤さに、ターニャは刺激され、彼らの司令部と工廠を吹き飛ばしてしまった

 次回、第6話「?」

ターニャ『貴官が…、副官?』

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 上も随分と、気を遣ってくれる…、おそまきながら、昇進おめでとう“少尉”

ヴィーシャ再び
 大尉と面識がある上に同性、軍内で“ターニャに対する評価はちぐはぐ”、という認識も手伝ってか
 参謀本部が、「士官」となったヴィーシャを回してくれたらしい
 で

 ご安心を、憲兵司令に相談済みです! 手隙の憲兵などを、ダース単位で手配できます!

 しかも有能だった!
 なお憲兵とは、「軍内部の警察」みたいな部署

 ヴィーシャなりに、“大隊設立”を急ぐべく、考えてくれたのだそうな。

 立派に“人を使う側”に成長しつつある!

『(優秀過ぎる副官も考えものだな…、こんな事なら、“ライン戦線”に残しておけばよかった!)』

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 こっちも、ちょっと困ったような顔のヴィーシャである

どうして略
 もちろん「大隊編成」を、ひいては前線送りを避けたいターニャにすれば、いらぬお節介という話
 まさか、そんな内心など知る由もないでしょうが
 ヴィーシャさん頑張る!

 ただでさえ、なに考えてるか分からない大尉に見つめられるとか怖そう! 

『アイシャ・シュルベルツ中尉、只今着任致しました!』

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 ご苦労、“魔導大隊編成委員長”の、グレゴリオ・フォン・ターナー大佐だ

ターナー大佐だ!
 いよいよ始まった「大隊」選抜。希少な魔導士が、ターニャがヒくほど志願してきたのである
 まず、いかにもメインキャラ然とした二人
 が

 諸君らは、ただちに“第六航空戦隊司令部”へと向かいたまえ。

 試験会場を訪れた二人 
 しかし、ただちに“航空司令部”に行けという

 戸惑いながらも、変更になった」と言われれば、従うのが宮仕えというもの!

 というか、この目が死んだオッサン誰?

『なお、選抜課程における機密保持資格に疑義が出た場合、即刻原隊へ処分付きで送り返す。留意せよ』

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 ところでお分かりいただけるだろうか? ほんの数カットで背景が…? 
 その意味は、後で明らかに

ヴィーシャ『本当に良いんですか…?』

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 フン…、知らんな。“目の前の事”も見えぬ無能など、原隊送りが当然だろう。

さよならバルハルム
 しかし、命じられた通り「航空司令部」に向かった二人は、そのまま飛行機で原隊送りに!
 原隊送り、“元の部隊に帰れバカ”!
 と

 実は先ほど参謀本部から、“選抜を急げ”との要請が……。

 これで14組目
 大尉曰く、“4組は受かると思ってた”らしいが

 ヴィーシャの手配で、不味いコーヒーを飲む余裕の出来た大尉、しかし選抜はカツカツである

 選抜は厳しく、上司はせっつく…、ハサミ撃ちの形である

『つまり、“魔導大隊設立”はただのプロパガンダ?! 黙って踵を返せと!?』

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 今度は、どことなく濁った音声で、「あの募集はただの政治的宣伝だった」という大佐。
 自国民の戦意高揚にして、敵国諜報員への偽情報…
 確かに、ありそうな話である

 3人目の細い人は、そのままくるりと戻ってしまう。

『貴官の意欲は嬉しく思う、次の機会があれば、志願してくれ』『わかりました! 失礼します!』

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 一般的な、“光学系術式”による幻影、音声も術式による合成です。

最初からいました
 ここで種明かし、この“大佐”というのは、一般的な術を組み合わせた“喋る幻”だったのだと
 単体はともかく、「組み合わせ」がミソでしょうか
 で  

 貴官が散々、不合格を突きつけるのも納得だな…。

 上司は急げという
 ですが、“試験を見抜けないバカばかり”なので…。

 そう実際に、ゼートゥーアに見せることで、「設立遅れ」に納得してもらうことが出来た

 さっき見えてたのは、“机”だったのね!

『この程度なら、魔導士なら見破れて当然…。ですが、これまで39組中、33組が騙されて原隊復帰となりました』

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  当然とは言ってますが、さっきの二人も、第1話ではターニャの上司だった人と同階級
 それだけ、“高いハードル”だったのでしょうか
 予想外というか

 単独なら見破れても、“組み合わせた”のがアイデアだったのかも。

『合格者は僅か12人…、中隊分しかありません』

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 結局、48名を選ぶ」はずが、12名しか合格していないというのが実情
 この12名が、同隊でも特に優れている…、かも
 で

ゼートゥーア『要求水準を引き下げるしか、あるまい』

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 では、妥当性のある基準設定の見直しと、再教育の時間が必要です

妥当性のない時間設定
 結局「幻影試験」は水準が高すぎた、しかし下げるなら、代わりに“再教育”をさせて欲しいという
 見える、やりとりにサラリーマンの幻影が見える!
 で

 新兵教育でも二年はかかるが…!?

 再教育に一ヶ月!
 それも、特に「選抜部隊」の高い要求水準で!!

 あまりな言葉に、お偉いがたは驚くし、「つまり私は!?」と察したヴィーシャさん焦る!

 もうこの時点で、地獄しか見えない!

ゼートゥーア『構わん。この際、多少手荒でも“再教育”してやれ』

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 そしてこの「言質」を引き出す事こそが、ターニャ最大の狙いだったのでしょうか
 言いましたね…

 多少、手荒でも構わんって言いましたね…?

追記。この「選抜」、コメント欄でもご指摘によると…

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 画像は第1話より、親身になってくれる良い上官でしたよね

再構成
 実はこの試験に、北部や西部ライン戦線の軍人、あのシュワルコフ中尉も応募する場面があり
 実戦経験豊富な彼らは、半数が見破ったのだそうな。
 しかし東部、南部の面々は散々

 ゼートゥーアが、「(東部の連中め)これでは遅れも納得だ」と呆れる場面だったという

 今回、やや駆け足に再構成された模様。
 尺の都合と、「修行パートは不人気」の法則ゆえでしょうか?

 第1話の中央組、そして東部と南部はまだ未開戦で、実戦経験不足…、というエピソードらしい

『了解しました…、うふ♪』『(まさか……………)』

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 やっぱりこうなるか……。

ツークシュピッチェ演習場
 やがて要求水準を引き下げた結果、数十名もの志願者が集い…、そこに攻撃を叩き込む大尉!
 極寒! 極寒だからこそテントを吹き飛ばす!!
 で

 実は、同地で演習中の砲兵隊が、古い弾薬を持て余していると連絡があってな…。

 呆然とする魔導士たち
 その後ろでは、ターニャ慣れしたヴィーシャが早くも…

 一人だけやり口を知り抜いてるヴィーシャ、「砲撃」とか、死んでしまった二人を思い出すしね!!

 魔導士の方々ー! うしろうしろー!!

『なおまことに残念だが、“訓練用弾薬”の備蓄は少ないらしい…』

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 せいぜい、36時間も撃てば、砲弾も尽きるそうだ……♪
 戦慄の耐久レース…!

 砲兵達のヒトも、いい練習になるってワケだね!

36時間…!?』『では始めよう、防衛訓練の開始だ!』

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 た、退避ー!

私の弾は本物です
 よっしゃ砲撃訓練始めようぜ! お前ら、的な!! と始まったヴィーシャのはちみつ訓練
 魔導士側は、“防衛”する訓練となる…
 が

 ンン…? おかしいなぁ? 向こうの手違いか、実弾も含まれているようだ…♪

 死ぬわ!?
 いや、案外生きてたらしい!!

 魔導士は貴重だって? バカめ! ターニャさんは我が身可愛さに特化した存在!!

 無茶な選抜で、脱落者を出さないといけないから仕方ないね!

ヴィーシャ『そ…、そこまでやるかぁぁぁーーーーーーーーー!?

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 もうダメだ、と思った者は訓練場から退避、すると温かい毛布がもらえたらしい

終わった…?
 割と珍しいヴィーシャの全力ツッコミ!当然、 マジで36時間に渡って絶え間なく砲撃は続き
 落伍者続々、悲鳴もどんどん弱々しくなっていき……
 が

 だと良いけど……。

 砲撃終了のお時間
 しかし、ヴィーシャだけは油断してないのが微笑ましい

 出鼻でテントを破壊され、食うや食わずで、36時間に渡って耐え抜いた精鋭たち

 塹壕ってすげえ!

ターニャ『あっという間の36時間だったなぁ? 優秀な諸君の事だ! まだまだ、遊び足りないだろう?』

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 助かったと思った? これからが本番だよ!!

『そこでだ…、諸君らは“次のポイント”に移動したまえ。制限時間は48時間! 防殻も飛行術式もなし! 魔力反応を感知次第、私が魔法攻撃を行う!

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 一つだけ忠告しておくが…、くれぐれも注意して行軍するように!

鬼畜雪中行路
 既に、訓練開始時に「物資」を吹っ飛ばされた一行は、着の身着のままで雪中行軍する事に
 あの軍事マニア、八甲田山にでもしたいの!?
 で

 ば、爆撃機だ!?

 極端な低温
 加えて、いつターニャの罠があるか分からない

 参加者達は疲労困憊の上、不断の注意を、時には大きな迂回をしながら行軍を続ける事となる

 何せ“注意しろ”と、鬼畜は言ったのだから

余談:魔導士と飛行機

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 今回の冒頭とか、第2話とかでもチラッと出てますが、魔導士と共存して立派に存在する模様
 ただでさえ、まだ“第一次世界大戦”以前なので
 これからの兵器

 加えて、「魔導士がいるから良いじゃん?」って言われる分、発展は鈍そうですね。

 でも魔導士の希少さから、遅かれ早かれなんでしょうけれども

『まさか、ただの脅し?』『ありえる…、あの大尉殿なら、十分ありえる…』

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 ここで種明かし、「罠があるぞ」と匂わせることで、コストをかけずに疲弊させたのだ
 無駄なコストをかけずに!
 重要!

 チキショウ可愛い!

『クソ…、性根が腐ってやがる…! くそぉぉぉ! ふざけんなーーーーー!!

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 訓練中に昼寝とは、いい度胸だな! 職務怠慢で、銃殺されたいのか!!

無理無茶無謀
 最中、憤った若い魔導士が絶叫、雪崩を引き起こしてしまい、危うく全滅の危機に!!
 雪山では「音」に気をつけねばならない!
 が

 雪崩もかわせない無能め…。

 大尉の理屈がおかしい!
 そもそも、命令で「魔法封じ」なのに無茶すぎる!!

 頭から被っただけのヴィーシャはいい方で、身体を痛めたり死屍累々の有り様!

 各方面から志願してきた、貴重な人材が!!

ヴィーシャ『大尉殿!? いくらなんでもそれは!?』

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 幼女必殺、蘇生キック!(物理)

若者『ぐはっ!!』

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 生き…、返った…!?

悪魔の治療
 要はターニャは、雪崩で雪が詰まったと察して、吐き出させる為に幼女キックを放ったのだったが
 魔導士の目には、悪魔の所業と映ったらしい
 と

 あれは…、人間じゃない!? 下手に…、脱落などしたら…!

 幼女キックは蘇生力!
 元より、「知識」に関しては全く土台が違うしね!!

 結局、上空から見守っていたのか、ちゃんと全員を引っ張り上げてしまうターニャ大尉

 アフターケアも万全ですね大尉!

ターニャ『さて…、不測の事態とはいえ訓練は訓練、このままでは制限時間内の行軍は不可能だろう、リタイアするなら、さっさと…』

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 つまりこの無茶苦茶なシゴキは、無理強いする事で、心を折る方策だった
 選び直しと、再教育で相当に稼げるはず!
 だった!

小官は、訓練を継続します!

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 は?

計算外~雪国編~
 またも他人の心を読めなかったデグレチャフ大尉、あっけにとられた彼女の前で、隊は再始動
 やがて、呆気から強烈な表情に…!
 で

 わ、わたしもーっ!!

 やる気が出てしまった…
 ただ一人、ターニャの表情を見てしまったヴィーシャさん!!

 第1話の二人といい、前回の募集といい、ちょっと帝国軍人ってば熱すぎンよ!!

~一ヵ月後~

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 本日を以って、貴様らは無価値なウジ虫を卒業する!
 これより貴様らは帝国軍魔導士である。

 戦友の絆に結ばれる。貴様らのくたばるその日まで。軍は貴様らの兄弟であり、戦友だ!

 これより貴様らは戦地へ向かう! ある者は二度と戻らない。
 だが肝に銘じておけ。

 そもそも帝国軍人は死ぬ。死ぬために我々は存在する。

 だが帝国は永遠である。
 つまり―――貴様らも永遠である! 故に帝国は、貴様らに永遠の奮戦を期待する!!

 どうしてこうなった…!

フルメタル・ジャケット!
 結局、不撓不屈の帝国軍人たちは、リタイア目的のハートフル無茶振りにさえ耐え抜いてしまい
 テンションがあがりすぎ、デグも大々的な演説までしてしまう
 で

 記憶が曖昧だ…、訓練中に、“95式”を起動し過ぎたせいか…。

 あの「神の宝珠」
 おかげで、精神汚染くらったかもしれないと

 あれから一ヶ月、48名まで絞り込まれたメンバーは、顔つきからして別人である。

 地獄の精鋭部隊が完成してしまったか…

『はい、既に公用使の方が……』

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 潰れたアンパンみたいな「少佐」かわいい! 訓練が終了し、“大隊”は始動した。
 約束通り、“編成を行った手柄”という扱いで昇進され
 少佐となったのだ

 大隊クラスを指揮するとなると、少佐以上である必要があったのだから。

 ちなみに士官学校卒で少尉、そして中尉大尉、⇒少佐~大佐、⇒准将(帝国の現最上位)らしい

ターニャ『中佐殿のお名前はかねてより…。確か、“方面軍の視察”中だったはずでは?』

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 会うなり「レルゲン」の動向を指摘したターニャ、これはレルゲン警戒する…!

早すぎる出撃命令
 さて舞いこんだのは「南東管区」に展開せよ、という緊急命令と、レルゲンとの面談であった
 口振りからして、学校で出会った事は忘れたらしい
 で

 まだ訓練大隊も同然…、錬成には、半年も頂きたいと。

 出撃を強いるレルゲン
 対し、ターニャは「まだ訓練中だ」と断ろうとする

 何かと物言いたげなレルゲンですが、実際、一ヶ月で無理やり鍛えたわけですし!

 作戦失敗した今、なおも食い下がる少佐

レルゲン『即時投入できる戦力だと聞いている』

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 戦力均一化の為、それなりの装備を用意したまでです。

エレニウム97式
 しかし、どうも「ターニャ専用宝珠」の量産型が完成、あんなデタラメな性能でこそないものの
 従来は高度6000限界だったのが、8000にも順応したという
 と

 かのシューゲル技師には、貸しがありましてね。

 ずば抜けたターニャ
 彼女に、「合わせる」為にも相応の装備が必要

 そこでマッド博士に無理を言い、「量産化予定の新型」97式、その先行生産品を回して貰った

 レルゲンは、その精鋭を出撃させろ、と言っているのだ。
 
レルゲン『とにかく、我が軍には余裕がない! 西方のライン戦線は拮抗状態、北方もケリがついておらん…!』

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 だからこそ分かりませんね…、何故、展開先は“南東”の駐屯地なのですか?

ダキア語
 元より「上層部」に従順なターニャの事、レルゲンに、“理由を話す気がない”と察し命令を受諾
 だが正確には、レルゲンは“話せなかった”らしい
 と

 ああそうだ…、あくまでも個人的な助言だが

 すぐ南東に飛べ
 しかし、詳しい理由は言えない。

 だが「個人的には、南東に行くなら、ダキア語を学んでみては?」と助言してくれるレルゲン

 この人、ホント良い人だ…。

『協商連合に共和国…、その上、ダキア公国もか』

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 ダキアとは「南東の公国」、隣接する5つの“仮想敵国”の一つが、遂に動き出したのだ
 しかし、“ダキアが攻めて来るから軍を出す”とは
 参謀本部も言えないらしい

 そこで、参謀本部が動かせる部隊」である、ターニャ隊を配置する事が決定。

 レルゲンは話す権限を持たないので、個人的な話として伝えたワケか。

“南東方面軍”通信士『南方管区から通達です!』

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 緊急…、軍団規模ダキア軍、我が国境を侵犯中…

“ダキア”開戦
 かくて、3国目との開戦に立ち会ったターニャは、敵が「4個軍集団」の60万だと知らされる!
 が、続く報告にこそ驚かされた
 つまり

 通信の暗号化もせず、おまけに航空戦力もなし…?

 信じがたい事実だった
 偽計かと思ったが、状況的に疑いようもない

 60万もの歩兵なら、航空戦力も電文も、相応の規模となって「隠せない」はずだから

 ターニャは早々に、「敵は本気なのだ」と理解する。

マテウス副長『総員、傾注! 大隊長殿より、訓示!!』

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 やがて動き出したターニャ隊、すごい…、顔つきが完全に違う…
 まるで、鍛え上げられたラグビー部のようだ!
 雪崩の人もいる!

ターニャ少佐『さて大隊諸君…、戦争だ。いや、“”戦争のようなもの”の始まりだ!』

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 おりしも今日は、私の誕生日だ!

「実弾演習」開催
 上機嫌で始まったターニャの演説! 今から出撃するが、相手は“標的”に過ぎないという
 撃とうが爆撃しようが、好き放題に出来る
 と

 航空支配が約束されている以上、ある種の“人狩り<マン・ハント>”!

 制空権の確約
 これは、もう「戦争」ではないのだと

 少佐らしいニヤニヤ笑い! 場合によっては、存在Ⅹ召喚の前兆みたいな演説だった!

 このオッサン、ホントに現代日本出身かい!

『最後に一つ、今回の“標的”は一応反撃してくる…、はずだ。まぁ落とされる間抜けはいないだろうが…留意せよ』

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 この時点で、ヴィーシャは「演習」の正体に気付いて戦慄する
 慣れてきましたね副官殿!

ターニャ『ではジェントルマン諸君…、スポーツの時間だ!』

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 連中に、「戦争」とはどういうものか…。“文明の鉄槌”を叩き込んでやれ!

実弾演習
 その言葉通り、相手は数万にも達するはずの3個師団だが、魔導士に有効な対策を持たず
 一方的に、ターニャ大隊の砲火で混乱する
 で

 フン…、たった3個師団相手に緊張とは。ライン帰りとはとても思えん

 人がゴミのようだ…
 総勢僅か48、うち“ターニャ隊”が暇になる程の快勝

 しかし、師団クラスを「たった」と呼ぶターニャに、さすがのヴィーシャも反論する。

 自分らこそ、たった48人なのに。

『少佐殿…、3個師団、ですよ? 常々思うのですが、少佐殿の感性は少々…』『少々ォ~~~~?』『い、いえ! 何でもありません!』

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 たとえば将棋は「王将~歩」、色んなコマが一揃いあります、“師団”とはそういうもの。
 歩兵に砲兵、それに物資管理を担う兵站部門などが全て揃った
 軍としてのワンセット

 ターニャ達は魔導士だけ、そういった専門部隊を一揃い有する、「作戦遂行を担う」一大戦力

 1師団で数千から万単位にもなる、とんでもない規模なのです。 

『すまん…、セレブリャコーフ少尉。貴官が正しいようだ』

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 厳密には、5万弱の暴徒ないし、群衆と呼ぶべきだな…。うっかり師団と呼べば誤解の元だ

初めての世界大戦
 ひたすらコケにするターニャですが、実際、この世界「初の世界大戦」なのが大きい。
 国ごとに、“戦争観”に大きな隔たりがあるのでしょう
 と

 航空戦力の脅威など、殆どの軍人が…、肌では理解してないワケか。

 今回のダキア大公国
 彼らにとって、“戦争は歩兵同士がぶつかる”もの

 国内の戦争がそれで済んで、外国との戦争がなく、「学ぶ必要」に迫られなかったんでしょうね

 空から炎が降ってくるのは想定外!

ターニャ『…あれは? 連中、何をしている?』

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 そんな中、公国軍が集団化、不可解な動きに不思議がるターニャ
 未知の戦術は、損害の元です
 が

『おそらく…、“統制射撃の方陣”かと』『バカな!? 時代錯誤にも程がある!? 騎兵の時代では無いぞ!』

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 統制射撃⇒ 好き勝手に撃たず、一定の方向へ同じタイミングで発射する事。

教範者ヴァイス
 公国軍の反撃は、騎兵になら有効でしょうが、固まってしまえば爆破魔法の餌食になるだけ!
 新副官、ヴァイス中尉も“マニュアル主義”と判明
 と

 マニュアル馬鹿が! 空を飛ぶ魔導士に、歩兵の弾が当たると本気で思っているのか!?

 敵に狙われたら逃げる!
 それが、帝国の教範(マニュアル)でした

 しかしターニャの言う通りですし、僅か48名で敵は数万、いちいち間に合いません!

 敵と味方の惨状が、彼女に火をつけてしまう事に

『あれに撃墜される魔導士がいたら、敵より先に私が殺してやる! …よろしい、我々も参加だ! “中隊”! 我に続け!』

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 この人が言うと、ホントに殺っちゃうから洒落にならんよ!
 訓練時は何だかんだで救ってたけど!

公国軍将軍『卑怯だぞ! 降りてこーーーーーーーーーい』


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 おかしな話だ…、我々が攻められているのではないのかね?

侵攻軍司令部
 公国の時代錯誤は特筆もので、「降りてこい!」とまで叫ばれ、弾が足りたのが不思議な始末!
 また敵は、“命令”をこちらにも聞こえる大出力で発信し…
 と

 偽装ではなく、本物の“侵攻軍司令部”のようですね…。

 暗号化する事も
 また、敵に届かぬよう絞る事もなく

 通信という「新しい技術」の導入が手一杯で、逆用される事まで、考えが及んでいない

 まさか、あっさり司令部まで辿り着くとは

ターニャ『帝国へようこそ♪ ご入国の目的は? ビザはおもちですか? 』

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 ここでも挑発を繰り返すターニャ、公国軍の銃では、バリアを破る事もできず
 ターニャ以外の隊員でも、余裕で凌げた
 魔導士強すぎる…

ターニャ『ビザはお持ちではない? では、捕虜としてのご入国をご希望されますか?』

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 首都…だ。

プルス・ウルトラ!
 あのヴィーシャでさえ呆れるほど、公国軍は脆く、司令部付近の部隊さえ瞬殺出来るほど。
 また、帝国は“航空艦隊”が後続で現れるという
 ならば

 更に前へ、もっと前へ、行けるところまで行こうではないか。

 勝利に気をよくし
 残敵相当は、「航空艦隊」に任せることに。

 徹底して“観光客”をあしらったターニャは、まさか、公国首都に狙いを定めてしまった

 戦争、終わっちゃうの!?

『我々ならば、前に進める』

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 それは鍛えあげた部隊への誇り、同時に、「前に」というのは物理だけでなく
 思想の上でも、“戦争の姿”を前に進めている
 彼らは時代の最先端

 人類が、いずれ辿り着く「戦争の常識」を、彼らは先に体現している…!

『共和国がてこ入れした、兵器工廠らしい。さぞ可燃物が山積みだろうな?』

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 連中は、一世紀前のパラダイム、今なお二次元に生きているらしい

未来に生きている
 やがて、ターニャが標的としたのは「兵器の工場」でしたが、相変らず“空”には無警戒。
 対する返答が、まるでアニメオタクのようで笑えます
 が

 敵の工廠だけを破壊し、避難勧告も出さねばならん

 敵の視点は平面的
 空中からの、3次元的攻撃で簡単だ

 しかし事ここに至って、「市街地は襲わない」「避難勧告も出す」と、国際ルールを遵守する少佐

 公国とやら、完全にナメられていらっしゃる…。

ヴァイス『少佐殿! それは、奇襲の効果が失われてしまうかと!』

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 堪らずマニュアル副官のヴァイスが止めるが、ターニャは、頭を使えと諭した
 ターニャは、「国際法を護りつつ」
 奇襲する腹なのだ

 この時、ヴィーシャは真っ先に「狙い」を理解した…、が。

ヴィーシャ『でもあの…、本当に私で宜しいんですか?』
ターニャ『え?

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 宣誓! 僕たち、私達は!! 国際法にのっとり、正々堂々、戦争する事を誓います!
 警告します! 帝国軍はこれより軍事施設を攻撃します!

 素晴らしいですね~、完全に子供のいたずらだと思われているようです!

せんせいっ!
 かくて「子供」になりきって、避難勧告を行ったターニャ、しかしだからと「素晴らしい」とか
 演劇経験者なんですか?とか言われると嬉しくないらしい
 で

 たーまーやーーーー!

 国際法は護った!
 相手が、本気にしなかったのが悪い!! 

 奇襲は完全に成功し、期待された「誘爆」まで発生、ダキア軍は兵士と兵器工場を失った

 こうやって、人と物を潰して「戦えなくする」のが、ターニャの戦争なのだった

『さて…、帰還するとしようか? 大隊諸君?』

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 まさに完全勝利!

どうしてこうなった!予定
 かくて、初陣を大勝利で飾ったターニャ隊ですが、コメント欄でもご指摘があった通り
 今回、「航空戦力の恐ろしさ」「帝国式軍隊の優秀さ」を知らしめ
 逆効果となった可能性も

 歴史上、大敗北をきっかけに、その様式を取り入れて急成長した勢力は幾つも存在します

 日本の幕末、「生麦事件」で、海外に対し強硬だった薩摩藩がイギリスと戦争
 敗北し、彼らの軍事力に学ぶようになったように…

 みたいな?

2017年2月3日 幼女戦記 第5話「はじまりの大隊」

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 オープニングとエンディングを省略! フルに使いきった!!

スタッフ
 脚本:猪原健太
 絵コンテ:サトウシンジ
 演出:高村雄太
 作画監督:牧孝雄

歴史的大勝利を収めたターニャ「少佐」、どうしてこうなった!? 待ったなし!

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 今週も笑顔の絶えない、笑顔に耐えられない! 素敵な職場です!!

はじまりの大隊
 今回、敵と領地の取り合いをするのではなく、人と物を刈り取って戦争不能に近づけた
 兵士を殺し、武器を作れなくする「消耗を強いる」戦い
 それが、ターニャ大隊本来の意図!

 ビザ云々とおちょくり、「宣誓」を真似てバカにする、最高にターニャ!

 ヴィーシャも察しが良く
 今回、早くも副官らしさが出ていた気がします。

 緒戦に快勝したものの、この成功が、次はどんな大失敗を築くのか…?

 次回、第6話「?」

幼女戦記 感想 2017年1月~3月

 幼女戦記 第1話「ラインの悪魔」
 幼女戦記 第2話「プロローグ」
 幼女戦記 第3話「神がそれを望まれる」
 幼女戦記 第4話「キャンパス・ライフ」
 幼女戦記 第5話「はじまりの大隊」
 幼女戦記 第6話「?」


幼女戦記 ようじょしぇんき 感想 WEB配信ミニアニメ ※サブタイトルはありません

 ようじょしぇんき 第0話「アニメ版 1話 ターニャ登場のちょい前」
 ようじょしぇんき 第1話「ターニャ少尉は優しい人! 第1話の顔は気のせい!!」
 ようじょしぇんき 第2話「ソーセージであんなに…」
 ようじょしぇんき 第3話「“理論上は可能だ” と言う人間は数多く見てきたが」
 ようじょしぇんき 第4話「大尉 その…、会議室の食事というものは」
 ようじょしぇんき 第5話「第二〇三魔導大隊(訓練中)、大いにドS幼女を語る」