クズの本懐 第4話 感想 レビュー Bad Apple!! アニメ 画像 ネタバレあり 前回はこちら。2/3 末尾に色々思った事追記
花火と茜”、好かれる二人の両極端。早苗ちゃん、純情少女からの濃厚レズッ○ス…!

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 同じ“他人に好かれる側”。好かれる快感と“自分自身”が好きで、好意に敏感な茜
 自分が嫌い、好意に鈍感、興味ない奴に好かれたくない花火
 共通項を持った両極端な二人なのね

 ハッキリした対立、「勝つ」為に深みにハマる花火、これからどうなるの花火?!

「深み」その1!
 麦と違い、花火自身が好きで、だから“花火の為にならない事”もヤれちゃう早苗ちゃん…!
 構図がいちいち皮肉、そしてエロかった…。

 あと声を際立たせる演出がイイです、特に茜先生全般が! 怖い怖い!!

『自分の事が、好き過ぎるのかもしれません』

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 茜先生、その究極的な動機。でも“濁ってる”のよね…?

あらすじ
 自分は「搾取される側」には、絶対になりたくない…、独特の恋愛観を持っていた皆川茜は
 実は、花火も同じ“好意を搾取する側”になりうると見込んでおり
 挑発の為に鳴海に手を出したのだった

 茜は、鳴海が自分へ告白するように、その場面を、花火が目撃するよう仕向ける

 弱りきった花火は早苗を頼り
 早苗も、「ただ好意を利用されているだけ」と知りつつ花火を抱いた。

 より深い自己嫌悪と、茜への敵意に燃えた花火、だが茜は「麦の好意」も自覚していると笑い…?

 次回、第5話「DESTRUCTION BABY」

『主張するものって嫌い、個性なんて…、他人は求めてないもの』

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 求められなきゃ意味がない。理由なんてない。

自分が好き
 第1話「女子アナみたい」、と評された皆川茜、その“主張しない”ナチュラルメイクなどの根本は
 他人に、徹底して“求められる”為の方策
 と

 求められるのって、キモチイイじゃない…。

 自分が好き
 だから、「自分がキモチイイ」を最優先

 気持ち良くなりたい、だから求められたい、誘蛾灯みたいに男を引き寄せる、魔性の女が完成に

 ただ求められる為にやっている、深い意味なんてないよ、と。

主張するものは「求められない」、だから嫌い

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 敢えて自己主張しないほうが、相手は警戒しない、反発しないで寄ってくる
 主張するもの、「個性」なんて敬遠されるものだ
 だから、いらないと

 だって自分は好かれたい、好かれ気持ちよくなりたい、だから個性なんて要らない

 そんな感じ?

“高校時代”皆川茜『昔からそう、“彼”は当時、私の友達が片思いしている相手だった。お似合いだな…、と思った。でも何だろう…』

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 同時に、その“予定調和感”が、すごく許せなかった。

始まりの大体
 高校時代、素朴な彼に、素朴な「友達」が恋していた。お似合いすぎて何だか許せなくなった茜は
 好きでもない“彼”を誘惑、友達を傷付けた
 と

 つい試してみたくなっちゃった…、ゴメンね?

 これも花火と反対ですね
 彼女の場合、興味のない相手はスパッと切りました

 対し茜は、“他人からの好意”に興味を持ち、好きでもない彼の好意を受け入れた。

 興味がないのに好意は煽る、これは酷い。

みよ『あっ…。ごめんね? さっき、逃げたりして…』

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 そして恋破れた「みよ」を観察する為に、彼女のもとを訪れた
 とにかく“好奇心”が強い

 その点でも、無頓着な花火と反対なのかも。

みよ『二人、すごくお似合いだもん…、私、全然…、大丈夫だから』

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 その時、私の中に生まれた感情は。

大切な人の幸福に
 ただ「自分が好き」だから、好きになるつもりもないのに、斎藤少年を誘惑した皆川茜
 満足する為、好奇心の為に告白を受けた
 が

 罪悪感じゃなかった、薄っぺらい“優越感”でもなかった。

 みよちゃんは気付かない
 気付かずに、「二人を傷つけないように」身を引いた

 辛い気持ちも全部受け容れて、それが、斎藤と「友達」である茜の為だ、と身を引いた。

 健気、あまりに健気な…。

『こんな風に…、“搾取される側”には、死んでも回りたくないって事…

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 そんなクソみたいな自己犠牲を見て、「搾取される」ってイヤだ、と思ったと。
 茜は、ひたすら“自分が好き”なんですから
 お話にならない

 他人の為に、自分の不幸を受け容れるなんて「搾取」だと。

 って事、の音の強調、すごくゾクッとした…。

『思えば、あの日から…、“搾取する快感”に目覚めちゃったのね』

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 いいじゃない。ちょっとくらい…、“羨ましい”のよ。

未知な気持ちに
 茜も、「他人を好きになる」気持ちが尊い、って一般論は分かっているし、実は憧れてもいる
 けど“自分だけが好き”な茜には、決して分からない
 と

 自分以外の誰かを好きになるなんて…、私にはありえないから。

 みよちゃんや花火
 他人は、自分にない気持ちを味わってる。

 そんなイイ思いをしてるなら、その好意を奪われるくらい、我慢してちょうだいね?と

 この人、思った以上に自覚的なのね

『寺内くん? 前、つきあってた彼女は?』

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 だから、「他人の好きな人をかっさらう」のは大好きだけど、その男自体には興味がない
 彼も、茜に好かれ、“付き合っていた彼女”を捨てた
 だから茜に捨てられる

 そうとも知らず、「茜は、嫉妬するほど自分が好きなんだ!」と舞いあがる寺内ざまあ!!

『今…、誰もこの人を、“魅力ある人だ”と証明する人はいない…』

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 荒い息、衣擦れ、ああもう本当エロいな!

寺内貫太郎一家
 彼女は、「誰かに好かれる人」を篭絡し、結果、“彼を好きな人間”がいなくなると興味をなくす
 茜は自分が好きだから、“好かれない人間”に興味はない
 と

 なんか…、冷めちゃった

 最高にタチが悪い!
 そして、「花火たち」には最高の天敵だ!!

 だって花火は、鳴海を彼女に取られても、一途に鳴海を思っているのですから

 だから、“鳴海が好き”でい続けるよう挑発している…?

『誰かがイイって言ってなきゃ、良さが分からないよね……』

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 茜は自分しか好きじゃないから、他人の事を、真っ向から考えようとしない
 価値は、「彼がどれだけ好かれてるか」で決める
 別に男が好きな訳じゃない

 自分の価値基準がないから、他人の価値観で判断して貰って、奪う!!

 スティーラー茜!

茜『あ…、また見てる。“そんなに好きなのね”。鐘井先生のこと』

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 ダメよ…、今日じゃなきゃ。だって…!

腐ったリンゴ
 そして前回ラスト」の茜は、花火が自分を見ている事を知って、待っていたのだと明かされる
 花火の、決定的な“表情”を見たくて…!
 と

 あなたから来てくれたんだから…、安楽岡 花火さん♪

 総て計算づく
 ダメや…、これ話しちゃいかん人や!!

 悪いリンゴは腐ったリンゴ、同じ箱のリンゴを、まとめて腐らせてしまうリンゴ

 いるだけで、周囲の人間を腐らせてしまう茜ッ!

茜『ええ~? やだぁ~トモダチです♪(だったら、良かったのにね?)』

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 前回、深夜のファミレスで目撃した男が、「茜のただの友達であって欲しい」と花火は思った
 或いは「恋人なんです!」と言いきってくれたら良かった
 でも違った

 誤魔化したって事は、茜がクズだと確定するって事なんですから。

 大切な兄の好きな人
 花火の、「茜に善人であって欲しい」願いを、力強くへし折る茜!!

茜『だって…、あなたがいけないのよ』

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 安楽岡 花火さん、あなたは無自覚なだけで、“搾取する側<こっち側>”の人間だわ。

あなたがいけない
 茜から見て、花火は「自分と同類」、なのにその事実から目を逸らしている人間に思えた。
 花火も、誰からも好かれるタイプなのだ
 と

 そんなあなた(花火)が、あんな無防備でいたら…、気になっちゃうじゃない。

 花火はモテる
 けど、「意図的に」目を背けている

 自分の腐った本質を理解した茜にすれば、目を背ける花火は、「いけない人間」だと?

 花火、モテ描写めっちゃ多かったですしね。

『あなたの、大好きな…♪』

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 第1話冒頭! やっぱり知っててやったのかよ!!

無防備
 超モテる“クズ”の側なのに、自分にも他人にも、壁を作っているはずの安楽岡花火
 なのに、「お兄ちゃん」には大好きオーラを発射!
 わかりやすい!

 こんなの、奪ってくれって、言ってるようなものですやん!!

『だって私、別に…、鐘井先生のことなんて…、全然タイプじゃないもの♪

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 ン? 残念…、あなたの傷付く顔が見たかったのに。

あなたがいけないのよ
 しかし、高校時代の「みよ」と違い、花火は自分が傷付く姿を、決して見せようとしなかった。
 鳴海の事を、諦めようともしなかった
 と

 だからもっともっと…、もぉぉぉ~と見せて? ぁあん愉しみ♪

 ポイントは2つ
 茜は、「花火も同じ側」だと思っている

 なのに自覚しようとしない、それが「いけない」、そして「搾取される顔」も見せようとしない。

 より強く強く、茜の興味を駆り立ててしまった、と?

『あぁん愉しみ…、早くみたいな…、搾取されるあなたの…、顔♪

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 BGMを止め、更に音を強調、最悪の声だった!!
 あふれ出るクズ!
 最クズ!

 クズだと自認し、なお願いの貫徹を願う! まさにクズの本懐!!(多分)

 鳴海は彼女のオモチャか、それとも“救う”のか…?

鐘井鳴海『自分の事は、好きとか嫌いとか、そういう強い感情自体なくて…、強いて言うなら“普通”。つまんないと思う、俺みたいな人間って……』

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 生きていれば、教師になれた事を一番に喜んでくれたであろう母は、もう随分前に亡くなっていた

面影は“長い髪”
 対し「鐘井鳴海」は、真逆に“自分が嫌い”なタイプ、つまらない人間だと自負するタイプだった
 そんな彼は、“母の面影”から茜に恋をした
 と

 春の日に一目惚れなんて…、俺って本当、単純なのかな

 なんてこった!
 花火が、黒髪ロングならハッピーエンドだった…!?

 やはりロングは至高。そして、一目惚れした女性が「偶然、自分の同僚」だった

 しかも可愛い! なら仕方ない!!

『あまりにも出来すぎてる…、出来すぎてるから…、運命だと思う事にした』

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 思っちゃアカンかったんや…。

似たもの二人
 こうして見ると「鳴海」って、案外、びっくりするほど花火と似てるんですね。
 自分が嫌いで、(そのせいか)自分への好意に無自覚。
 幼い頃からの想いに一筋

 恋が運命の人だと思いこみ、一直線なところまでそっくりだった!

 ただ鳴海は大人なせいか、ちょっと自覚的な感じ。

茜『暑いですねえ、お話って…、何ですか?』

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 鎖骨を流れる汗、ドキドキする鳴海、“それ”に気付いてる茜ェ…!

クズの本懐
 まだ出会って「たった」三ヶ月、恋愛に不慣れな鳴海は、茜を誘うだけのつもりだったのだが
 茜に、“誰もいない音楽教室”に誘導されてしまい…
 と

 好きです…ッ!

 この風!
 この肌触りこそ童貞よ!!

 茜は、女慣れしてない鳴海を、こうして“追い詰めれば”暴発すると分かっていた気がします

 そして全てを、花火に見せつける為に…!

鳴海の告白を目撃してしまった花火、そして…!

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 こうなると見越して、「じゃあ音楽室で話しましょう♪」と誘導した茜ェ…!
 傷付く花火、愉悦の表情の茜
 タイトルコール!

 皆川茜が、“クズの本懐“を達成した瞬間であった…!

花火『…涙、出ない。……そうだよ、“泣く資格”ないもん。だって私は…、(何もしてないじゃん)』

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 お兄ちゃんはすごいな…、頑張ったんだ……。

いやだな
 花火の罪は「告白」しなかった事、麦と共犯してなお、“鳴海”に対する行動は何もしなかった。
 OPの通り、告白したら“今の関係”が壊れてしまいますし…
 でも

 イヤだった…、怖かった…、“私のお兄ちゃん”じゃなくなるのが…。

 茜だけじゃない
 いつか、「こうなる」ことは分かっていた。

 結局、花火は「この日が来る覚悟」はあったし、なのに何もしなかった自分の愚かさも自覚してる

 覚悟も自覚もあったから、涙さえ出なかった、と…?

『ばかじゃん? そんなんだから、とられちゃうんだよ』

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 同じくOPと同様に、子供の自分に責められる花火。
 このくらいには、既に自覚してた?
 なのに?

 結局、理解できた時点の花火は賢く、なのに何もしなかった今の自分は「愚か」だと?

花火『麦も知ったら、苦しいよね。でもいつか知るんだし…』

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 違う…、私が今、麦を頼りたいだけだ

今、そこにいる僕
 さて「今、伝えなかった事」はプラスとなるのか、マイナスとなるのか? 麦はどうしているのか?
 前回の“茜の彼氏”を、探しているのか?
 が

 自分に都合がいいからって、今、“麦を傷つけていい理由”にはならない。

 自重する花火
 花火さん、かっこいい!!

 或いは今、麦に真相を話すことで、苦しむ麦を見たくないだけなの…?

 また今回も、目を逸らしてしまっただけなのか…?

『今日は…、粟屋ン家、行かないの?』

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 そういう君は、こないだやらかした早苗ちゃん! 勢いあまって花火にキスを敢行するも
 自分の気持ちが「気持ち悪い」と自覚して
 手を止めた早苗!

 が

花火『えっちゃん…! ………つ、尾けてきたの?』

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 う…、うん、…尾けたのよ! 悪い?

えっちゃんはね!
 迫力が一瞬で失せた! タイミングの良さに、ずっとストーキングされていたと気付く花火
 図星過ぎて、迫力が雲散霧消してるじゃねーか!
 が

 どうして…?

 図星えっちゃん可愛い!
 この気持ちは運命、だけど今、出会ったのは、ただのストーキング!!

 そうだね!

花火『どうして…? どうしてそんなに…、あたしなんかの事、好きなの?』

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 しかし自己嫌悪に陥っていた花火は、そこまでして自分を慕ってくれる早苗に
 嫌悪どころか、より深い好意を抱いてしまうだけだった
 と

 本当に「好意」に鈍感で、不器用で、そして…
 
『あのね、ごめんね、“分からない”よ、許して!』

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 これが、どれだけの意味を持つか分からないの私には! 分かって…、あげられないんだよ

それでも
 だから飛び出したのは謝罪、今、誰かに縋りつきたくて堪らなかった花火は縋った。
 今は、こうする事が“早苗を傷付ける”と分かってる
 が

 それでもいい…、いいから…。いいよ。

 早苗は自分が好き
 なのに花火は、「鳴海が好きで傷付いた」と縋ってしまった。

 それが罪だと分かるから謝る、一方で、どれだけ傷つけるか分からないから謝る!

 えっちゃん、慈愛の許し…!

『良いわけない事くらいわかった。わかっていたけど…、やめなかった。…何故?』

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 早苗にとって、「こんな関係」が良いわけじゃない、悪い関係なのは分かっている
 なのに、早苗は“いいよ”と受け容れた
 何でだろうか
 
 と、花火は考える。

『私の事、可哀想だと想った? …嘘。わがまま、言わない』

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 えっちゃん…、それじゃ、顔見えないよ…。

くらいくらいくらい
 早苗もまた、本音では「自分を可哀想だと想って欲しい」、だから一度は口にしたけれど
 きっと、それは自分の我侭だと分かっている
 と

 それじゃあ、まっくらだよ。

 だから見せたくない
 今の、「可哀想だと思って欲しい」顔なんて見せたくない?

 早苗は自分の表情、“本音”を隠そうと、思い切り頬を寄せて事に及ぶのだった、と。

 見たら、花火が傷付くに決まってますものね…。

『雨…、ついさっきまで、そんな気配なかったのに』

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 いわゆる“恋人握り”で押し倒す早苗さん

突然、炎のごとく
 おかしい…、ついさっきまでは、“尾けてた?”と言われて、真っ赤になるほど純情だった
 天気だって、雨が降る気配なんて全くなかった
 が

 今はどうだ、土砂降りの中、事に及ぶ寸前じゃあないか!

 怯える花火!
 あの花火が、自分の下で震えている…ッ!!

 愛する花火の怯えを感じ、早苗は、自分が「女だから(気持ち悪い)?」と質問。

 結果、最後の理性を砕かれる

『違うよ…、…えっちゃんは、“友達”だから』

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 友達と…、こういう事するんだ…、粟屋ともしてるんだものね!

理性クラッシャー
 結局、こんな関係になってさえ、“自分は友達止まりなんだ”と思い知らされ、言葉責めに走る!
 しかし花火は、“早苗だから許した”んだという。
 だって

 えっちゃんの事…、好きだから。

 友達だから怖い
 だけど、早苗が“好きだから”イヤなんて言わない。

 早苗は花火にとって特別だから、こんな事されても、拒絶なんて出来ない。

 それがLIKEなのは分かる、けど“特別”なのは確かなのだ

早苗『(付けこんじゃうよ…? “そんな残酷な事”を私にした代わりに。気持ちなんて、手に入らなくて当たり前なら…、あなたの温もりだけでも私は手に入れたい)』

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 早苗は花火が好きで、けど花火は早苗を好きにならない、だけど友達でいたい。
 だから、肉体関係を迫られても拒絶できない
 付け込む事が出来る

 早苗は花火を諦めなきゃならないし、けど、肉体だけは差し出されている。

 その“残酷な状況”で、早苗は事に及んでしまう

早苗『ちゃんと、“代わり”にしてね? (温もりだけでも手に入れて、良いでしょう?)』

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 お兄ちゃん…、お兄ちゃん…、お兄ちゃん……!

ちゃんと言って
 早苗は「自分を好きな男だと思え」と迫り、花火は、鳴海とうまくいったパターンを妄想する
 しかし、“これは早苗だ”と意識して上手くいかない
 が

 花火…、どうしたいか、ちゃんと言って…。自分で。

 花火が乗り気じゃない
 そう感じ、言葉責めになる早苗

 いや別に言葉責めじゃ…、いや、やっぱり言葉責めだコレ! イヤならイヤと言え!と。

 言わないと…。

『じゃないと…、“これ”、やめる…。イヤなら止めていい? …キモチイイのに弱いんだね?』

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 花火が「女に抱かれるなんてイヤ」なのに、自分に身体を任せている理由は?
 そうか、気持ち良くなるのが好きなだけなんだ…
 誰でもいいんだ、と

 そう目と口で責められた花火は、再び早苗の理性を直撃する

『え、えっちゃんが触ると…、何か……、気持ちいいから…、それで』

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 うん…、それはね? 私が、花火のこと好きだから…、だよ。

好きっていいなよ
 気持ち良くしてくれるなら、誰でも良いんでしょ? と言われたも同然の花火の返答は
 早苗だから、早苗がしてくれるから気持ち良い
 と

 好きって…、そういうものだから

 その通りだと。
 この快感は、「花火が好きな早苗」だから出来る事

 好きだから気持ちよく出来る、なれる、特別なものなんだと、少女らしい潔癖な言葉を贈る早苗

 うーんこのセクシーゾーン…!

『私で…、いっぱいになってよ』

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 ああ…ヒトから与えられる熱が、有限という事を知らなかったワケじゃないのに

初体験Ⅱ
 後はもう、くんずほぐれつ、早苗の口に手指に快感を与えられるだけ与えられ
 宣言通り、早苗しか考えられない有り様に 
 と

 そして、まんまとえっちゃんで満たされて…。

 星のベッド
 なんて、なんて申し訳程度のファンタジー…!

 いやあま器具とか使ってないし、手指も拙いだろうし…、いやそんな話じゃなくてね!

 スッキリ!してしまったと

『もっとずっと冷たい場所で…、独りになる』

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 気付いてるよねえ? 今日アンタは、“初めて”他人の好意を利用したんだよ?

おめでとう♪
 確かに寂しさは埋まったけど、もう「友達」に戻れない、次からは“後ろめたい関係”になるのだ
 早苗が、自分を好きだって気持ちを利用したんだから
 と

 お兄ちゃんを盗った、あの女と変わらないクズだね♪ おめでとう♪

 脳内の自分怖eeee!
 子供、つまり“汚れてない自分”なのか

 何も出来なかった上に、汚れてしまった自分には、“子供の頃の奇麗な自分”に反論できない

 あの頃の、「まだ可能性があった自分」の方がずっと偉いのだ

『そんな事…、分かってる。今の私じゃ、あの女に敵わない』

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 分かった上で、踏みにじろうとしている…!

今の私じゃ
 そして再び振り返る花火、皆川茜は、ずっと「自分から鳴海への気持ち」に気付いてた
 対し、自分は“茜の本性”に気付けなかったのだ
 と

 今の私じゃ、絶対敵わないのなら…、変わって見せる。どんな風にでも

 それ絶対アカン奴や…。
 今の花火は、“早苗の好意”を利用した

 女として圧倒的に優越する茜、彼女に勝つ為の、“谷間”の戦いが始まる…!

 割りと胸のある、花火さんの闘いが始まる…!

茜『よく…、分からないけど…、“憧れの人と付き合えそうにないから、手近な同級生で済ませてる”のかな? まあ…、その二人とも。好きなのは私なんだけど』

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 す、好きでもない男に好かれて、そんなに楽しいですか!

えぇ!?
 決意も新たに挑んだ花火は、茜が“麦の好意”を知って、放置している事も知った。
 麦の好意も、彼女には意味あるモノなのだ
 と

 なんでぇ…? 男の子から向けられる好意ほど…、キモチイイものなんて…、ないのに?

 セクシー…!
 この人、どう考えても放置しちゃダメな人だ!

 第1話では気持ち悪いと、見知らぬ男子を断った花火、真逆にも程がある!

 声の演出、空恐ろしい人だ…!

今回のツイッターイラストは、やはり茜先生!


 毎週更新される、キャラデザイン&総作画監督、黒澤さんのイラスト
 やはり本性を見せた茜先生
 魔女だわ…

 OPなど思わせぶりだった彼女の本性、恐ろしくもあり理解できてすっきりも

同じ“搾取する側”と見込んだ花火への、歪みに歪んだ感情と対比

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 発端が、好きな人の幸せの為に身を引いた少女、「こんな風にはなりたくない」と

似たもの同士
 何より「自分と同種」で、自分みたいに、モテまくって気持ちよくなれるはず、なのにそうしない
 花火のあり方に、自分が否定されている気もするんでしょうか
 同じ事が出来るのにしない

 だって花火は兄さん一筋、そんな風に、他人を好きになる事も茜は出来ない

 花火から搾取するって事は
 自分の正しさを感じて、「自分好き」の茜に、より堪らない快感なんじゃないでしょうか

果たして「お兄ちゃん」は、ただのマザコンで終わるのか? それとも

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 この時の、ちょっと雑な茜先生がとても好きです。

タイプじゃない
 でも、鳴海お兄ちゃんへの感情からして、逆に彼に落ちるんじゃないかなーって、感じました
 発端はともかく、まっすぐすぎて逆に驚かされるんじゃないかなーって
 この二人、完全に陰と陽

 淫と幼!

尾行してたってバレたー! からの、えっちゃんダークネス

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 顔見ないで欲しい、って流れが本当切ない

えっちゃんはね!
 今はまだ、麦は花火が好きじゃないから、彼女を欲しがらない⇒関係が落ち着いてるけど
 えっちゃんの場合、「花火が自分を好きにならない」って覚悟して
 なおかつ、彼女が好きだから

 その点で「わがまま」とか、自分をクズだと思ってそうなところが切ないです

 花火を抱けたけど
 今までみたいな関係には戻れない、もう「恋人になれる」って一縷の望みもない

 花火も「えっちゃんを利用しちゃってる」って傷付いてるし、互いにダメージきまくってて切ない。

 よーし、ここはモカちゃんとくっつこうぜ!(提案)

2017年2月2日 クズの本懐 第4話「Bad Apple!!」

00034
 シリーズ構成・上江洲氏、このまま全話脚本か 

スタッフ
 脚本:上江洲誠
 絵コンテ:加瀬充子
 演出:笹原嘉文
 作画監督:市川美帆、もりやまゆうじ

次回、第5話「DESTRUCTION BABY」

00299
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あらすじ
 鳴海が茜に告白した瞬間を目の当たりにした花火は、
 何もできなかった自分を責め、喪失感と劣等感に苛まれる。
 一方、茜は告白から進展を見せない鳴海にいらだつが、
 不意に鳴海が言った言葉を聞き...

次回、「つまんない今日に、楽しい今日変わるかも?」

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 この時の死人みたいな顔色が本当に辛い

腐ったリンゴ
 次回はどうも回想もあるらしく、髪が短い頃の茜や、前回の“芽衣先輩”も再登場する模様?
 とすれば、麦は「とっくに本性を知っていた」って可能性も…?
 次回は彼が中心か

 また、鳴海から茜への言葉も示唆、二人の関係が劇的に変わるのかも…?

 て茜は“自分しか好きになれない”
 だけど、回想では「他人を好きになる」事への憧れを、確かに口にしています

 自分しか好きになれない茜と、自分を好きになれない鳴海、きっと彼女を救うと信じて…!

 次回、第5話「DESTRUCTION BABY」

クズの本懐 感想 2017年1月~3月

 クズの本懐 第1話「望み叶え給え」
 クズの本懐 第2話「そのぬくもりに用がある」
 クズの本懐 第3話「Show Me Love(Not A Dream)」
 クズの本懐 第4話「Bad Apple!!」
 クズの本懐 第5話「DESTRUCTION BABY」
 クズの本懐 第6話「X次元へようこそ」
 クズの本懐 第7話「愛はたくさん(LOTS OF LOVE)」
 クズの本懐 第8話「Sweet Refrain」
 クズの本懐 第9話「butterfly swimmer」
 クズの本懐 第10話「カラノワレモノ」
 クズの本懐 第11話「やさしいかみさま」
 クズの本懐 第12話「2人のストーリー【最終回】」