機動戦士ガンダムMSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ 9巻 最終話 感想 レビュー 考察 ネタバレ 画像。前巻 感想
ガンナーガンダム、NTビグ・ザム、マツナ専用代替機、幻の機体溢れる最終巻!

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 最後は、意外や“ガンダムUC”のミネバ演説を描き、マツナガを待ち続けたオーレリアが
 待つのではなく、彼女自身が可能性を信じて探しに行く
 希望を感じさせる結末へ

 本作の流れ上、ミネバ教育係の一人なのも納得ですし、奇麗な最終回だった!

最後まで大騒動!
 設定上、実機が無いはずのガンナーガンダムや、ビグザムの予備機みたいなのが出てくるなど
 とにかく「話が大きい」作品でした

 ただ、マツナガが“歴史の転換点”に居合わせすぎたのはやりすぎだと思う!

ジオンの名家マツナガ家、彼の打診が「地球との和平」に端緒を開く事となった

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 シロナギ家は本作オリジナル、こんな感じで、歴史の重要な部分に居すぎたなー、と。

あらすじ
 宇宙世紀0079年末、シン・マツナガは連邦への講和打診役を担い、やがてデギン公王の頼みで
 講和の混乱から、ミネバを護りアクシズへ落ち延びるようとし
 連邦艦隊の襲撃を受ける

 ウエストがオスカーが戦死、復讐に狂ったドズル側室マレーネ・カーンまでも参戦

 彼女の無差別攻撃の果て
 死者らの意思を受け、マツナガ達は彼女を倒す

 最中にア・バオア・クーが陥落、押し寄せる連邦艦隊に、マツナガらは特攻し消息を絶った

 それから17年、ミネバの“ラプラス演説”と共に、本作は終わりを告げる(完)

物語は第1巻冒頭、“ジオン公国 最後の一週間”へと移る

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 ソーラ・レイを惨禍に、オスカー氏も結局同行してくれることに

マーカーじゃないよ!
 マツナガは、ソロモン海戦時にジオン本国に呼び戻されており、ドズルの死に号泣し愛機を失った
 また、一時期「両肩スパイクの06R」に乗っていた設定を踏襲し
 代替機という設定に

 彼らは、本作では「公王の命で、ミネバを護りアクシズに落ち延びる」事へ

 ここにきて、ようやく同行できた本作オリジナルヒロイン
 オーレリアが嬉しそう!

 最後まで、甲斐甲斐しい子でしたねえ

ホープ『連邦の主力っつったらジムなんだからよ!

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 その名の通り狙撃用、驚くほど多数のセンサーが発光しているのが見て取れる

フルアーマー・ガンナーガンダム
 最後まで、マツナガと面識のないまま戦い抜いたという異色なトリオに加え、マルセラが再登場
 本作オリジナル、マツナガの親友だった男トウヤ・シロナギを慕い
 彼の死を恨んで再登場に

 ガンナーは、ジムを改造したモックアップ(模造品)」のみ制作

 というのがMSV-Rの設定
 しかし、実は終戦のゴタゴタで製造されていたのでしょうか

 拡散型かつ高出力の大型ライフルを持ち、一撃でドム2機+αを叩き落す怪物!

 白兵戦でもマツナガを抑え、性能は本物だった模様

ガンナーの脅威に葬られたウエスト青年、そしてオスカーは…

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 こういう男は、やっぱり最後まで誰かを庇っちまうんだよなあ…

オスカー・シクリッド大尉
 最後は、他ならぬ「裏切者」と自分を罵倒し続けたマーコックを庇い、マレーネの攻撃で戦死
 彼の掲げた理屈は、今も思い出せます
 宇宙世紀のifの一つ

 連邦がMSを配備する前に戦争が終われば、まだ良かったんじゃないのかと

 ジオン勝利でも現在の形でもなく
 要所を潰しての連邦勝利、本編のようなMS総力戦は起きなかった

 ありえない歴史ですが、当時、そう「未来」を捉える人がいてもおかしくなかったんですよね

 後の歴史も、相当に違ったんでしょうな

マレーネ・カーン『ドズル様、見ておられますか?

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 設定集「MSV-R」にも描かれていない、本作オリジナルのMAが最後の敵に

NT専用ビグ・ザム(仮)
 おいコラ、そんなモン易々と登場させるもんじゃないよ! とツッコミたいのはさておいて
 ZZの32話や、Zの小説版で言及があった人物
 マレーネ・カーン

 彼女が搭乗する以上、他の機体ってのもどうか?ってもんですしね!

 機体名は語られず設定も未掲載
 ビグザムの予備部品と、エルメスの設計を組み合わせた感じでしょうか?

 動力炉に問題はないのか、ビット、Iフィールドまでも兼ね備える強烈な存在!

 正面から倒せない奴だコレ!

愛妻家ドズルに「愛人」がいた、マレーネ・カーンの想い

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 前巻によれば、素養は妹ハマーン以上という…、いやそれはどうかと!?

側室
 後にミネバが火種となったように、「ザビ家の血」は大切です、より多く残せという父の命令と
 ザビ家に近付きたい、ハマーンの父の思惑
 マレーネ個人の好意

 それらがない交ぜになった立場でしたが、以前の快活さは見る影もなく…!

 戦場で共に立てれば
 志願し、フラナガン機関の検体になったとのこと

 以前の彼女を想えば、本当に不憫…

最終戦は、ガンダムUCさながらに“サイコミュの幻”が人々を導く

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 人の意思を機械へ伝達するのがサイコミュ、なら、死んだ人の意思を他人に伝える事くらい出来る

頼まれてくれないか
 これまで、マツナガと戦い戦死した男達、オスカーやトウヤが人々の前に現れ
 更には、マレーネを救うべくドズルまでもが登場
 彼女を救う戦いに

 やはりマレーネは戦死する事となりますが、その魂は救われたと

 ただの愛人じゃなくて
 精一杯、ドズルを愛し抜いて戦い散ることに

 本作、ラスボス」は盛り上げ上から必要でしたが、「敵」にはしたくなかったのでしょうね

 妹のハマーン同様、深く愛し抜き戦死

シン・マツナガ『出来る事なら、いつかまた、君の音楽を聴きたい

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 本作最後の乗機は、2017年4月プレミアムバンダイにて商品化

可能性を求めて
 最後は、連邦艦隊の増援が出現、数機の味方と共に捨て身の特攻をするマツナガで終戦へ
 0079年から、ガンダムUCの0096年へと移り
 後日談が描かれました

 彼は帰ってこなかった、けれど待つのではなく、可能性を求めオーレリアは旅立つ事に

 背を押したのはミネバの演説
 本作では、オーレリアは、アクシズに身を寄せた際に彼女の音楽教師に

 背負うた子に教えられ、大人になったつもりを捨てて、また歩き出す結末へ

 マツナガの「その後」は公式には不明、奇麗な結末だと感じました

英雄伝説、というタイトル

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 マツナガを狂言回しに、一年戦争前後の、知られざる部分を描いていった物語であり
 ラルなど、数々の英雄が登場するという“知れば知るほど面白い”作品
 そんな構造だと思います

 ただ実際は、「マツナガが、もっと頑張れば歴史は良い方向に向かっていた」という印象

 権力者側であり凄腕パイロット
 出来る事が多すぎて、もう少し頑張れば何とかできた、という印象が

 そのせいか、話のスケールが小さく感じました。 
 
収録

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 マツナガは、GUNDAM EVOLVE ../9で、「Zの頃にグレイ・ウルフと名乗り戦死」が有力な説
 
 角川コミックス・エース「機動戦士ガンダムMSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ 9巻」。
 虎哉 孝征、月刊ガンダムエース連載。角川書店発行。
 2017年3月(前巻2016年11月)。

収録
 第46話 FAR AWAY
 第47話 FIERCE BATTLE
 第48話 LIQUIDATOR
 第49話 SALVATION
 最終話 LIMBIC OF RAINBOW

 カバー下はフルアーマー・ガンナーガンダム、設定集をホント載せて欲しかった!

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