桐嶋たける MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア 2巻 感想 レビュー ネタバレあり 前巻はこちら
「とても楽しみです!」と笑って前に! 乱入の“世界”、水着、歩を進める彼女達の最終回

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 前提に、「メルティブラッド」、Fate/Grand OrderとFate/EXTRAを知っておく必要があり
 敷居が高く感じましたが、読み終えてみるとシンプルで
 前向きで、シオンの成長を感じる結末

 ガチガチだった頃は、「そうなったら終わり」だと思った「あり方」で、なお生きている

「ま、なんとかなるんじゃない?」
 けっこう、人間はなんとか生きていけるものだから、そう難しく考える事はないんだよ
 だから彼女は、きっとこれからも大丈夫だよ…
 みたいな結末に感じます

 並行世界を繋いだ話? 読んでる側(私)に、前提知識が足りんことが悔やまれますね!

「世界の滅び」に対応する機関、Fate/Grand OrderとFate/EXTRAより競演。瀕死のラニが妙に色っぽくて困る

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 なおFate/Grand Order世界では、ズェピア・エルトナムが最後の院長となっているそうな

レフ教授の蛮行
 当初、ネコアルクと戯れながら、「私は悪いヒトですよ」オーラを出していた教授ですが
 第一巻ラストで、本性を明らかにしてラニを“殺害”
 死をじっくりと見届けた

 が、世界観的にラニのほうが「未来」の人物である事もあってか、裏をかかれる格好に

 どうも複数の人格が同居するらしく
 自身を「人間」と定義する(?)人格に、“巻き込んだ事はすまない”と、自殺させられる

 最後まで謎ですが、悪い事をしようとしてた人だったようで(要FGOネタバレ)。

唐突に姿を現した“世界”さん、全てを持ってった! 表紙に出てたけど!!

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 世界は融通無碍、「ま、なんとかなるんじゃない?」。

「最後のアトラス院」の計画
 本作は、2030年が舞台の「Fate/EXTRA」で、「ラニ」を創造した人物として設定された彼女の
 シアリム・エルトナム・レイアトラシアによる“実験”の物語
 彼女から見て「現代」は過去

 彼女は「シオン」の記録に興味を持ち、データとして再現、可能性をめぐらせた

 しかし“可能性の世界”を弄んだ事に
 世界の意思、代弁者が「破片がこっち飛んできて鬱陶しい!」と怒って現れることに

 シアリムの理詰めは、「世界」「シオン」に敵わなかったものの…。

「お前は捨て石になる」が、石は石、水面を乱すものとして価値を遺すと助言を受ける

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 院長に就任して知った「世界もうダメじゃん!?」。アトラス所属者は次々と自殺

望むは蒼空
 彼女も、最終的には「以下略」となっていくキャラクターですが、絶望的に臨んでいた彼女も
 事件を経て、前向きに立ち向かうようになっていく事に
 ラニもまた「影響」を

 結果を知る事は「自分」には叶わない。それでも

 未来が楽しみだ
 と、止まらずに歩を進める姿が、とても格好良かったです。

 同じように姿を消した「仮想シオン」そっくりで。

『未来を善いものに変えるのは、何かもっと…』

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 彼女の答えを、レフ教授は独り「その通りだ」と首肯するも…。

遅すぎたアニムスフィア
 彼女は、タイプムーン世界の魔術協会総本山「時計塔」を総べる12人のロードの一角
 大名門の一つ、アニムスフィア家当主。
 Fate/Grand Orderより

 幼い彼女が辿り着きかけている、本当にささやかな答え。

 レフはそれを認めるも
 彼女の一族、「アニムスフィア」に対し、たどり着くのが2000年ほど遅かったと独り憤怒する。

 つまりレフ教授も純粋なヒトらしい(多分)。

収録

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 きっちり制裁に来る秋葉さま良いよね…。

 角川コミックスエース「MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア 2巻(完結)」。桐嶋たける。
 月刊コンプエース連載、KADOKAWA発行。
 2016年12月(前巻2016年7月)

収録
 Dream.05
 Dream.06
 Dream.07
 Dream.08
 Dream.09
 Dream.FINAL 
 番外編

MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア 感想

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