上山道郎作「オニヒメ 1巻」感想 レビュー、画像、ネタバレあり。
剣豪の技を得る“ディスク”を巡り、怪異との戦いを描く学園バトル! “ツマヌダ”上山先生新作

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 剣術の薀蓄が面白いバトル! 上山先生が好むも、全20巻に渡った“ツマヌダ格闘街”連載中では
 使い難かったノウハウを投じたという事で
 趣味が出てる!

 メインキャラはヒロイン3人(?)、特にタイトルの彼女は旧作主人公の娘さんとの事

怪奇警察サイポリス
 作者上山先生(兄)が、児童誌コロコロコミックで、「ZOIDS」以前に得た初連載作と世界観を共有
 鬼や妖怪、怪異は一般に知られないものの
 身近に潜む世界観か

 同作は巻末の通り、「マンガ書館Z」で広告付き無料公開されています。

宮本武蔵、新撰組、シリーズ初期だけに「有名どころ」が次々登場!

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 新撰組独特の強さ、その解説も面白かった!

あらすじ
 古の「剣豪」の技を借り受ける“剣豪ディスク”、しかし、人に力を降ろす、という特性を利用し(?)
 異界の者たち「越境者」が、人に憑依する道具として活用を始め
 人知れず、彼らと戦う者たちがあった

 その一人、神代優は、ディスク回収に潜入した学園で「他人を魅了する」少女鬼塚愛と出会う

 彼女を巻き込んでしまった優
 その戦いで、愛は、自分が“越境者・鬼”の娘だと知る事になる

 ひとまず「宮本武蔵」「新撰組」の4体を撃退、タイ捨流の“丸目 蔵人佐”を操る越境者・舞と和解

 したかに思われた時、舞が愛の首を斬り飛ばす!

トラウマを負った主人公と、天然の性格で踏み込んでくるヒロイン

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 元々素直な性格なのに、経験上、相手を疑ってかかるって辛そう

「越境者」たち
 作中、周囲を不思議と魅了するヒロイン・鬼塚愛、神代優や、越境者の類には無効な辺り
 神に近い種族、鬼の血を濃く引いているのが原因なんでしょうね
 変な風に発現しちゃってる!

 優ちゃんの場合、訓練で「そういうもの」に耐性があるのでしょうか

 つまりアレだ!
 クラスの皆も、対・怪奇的な訓練をすれば友達になれるんだな!(真顔)

 とりあえず委員長が不穏、じょんがら双子とは良い友達になれそう!

タイトルヒロイン「鬼塚愛」、彼女が担うのは“後の先”の新陰流

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 彼女の教訓「分けて考える」も、シンプルですし考えさせられます。

新陰流
 よくある「先に動いたほうが負ける」、という考え方への解説など、薀蓄が面白く
 また、それが劇中に活かされるのが楽しい!
 長所と短所

 いきなり短所を突かれる辺り、自分の戦術を公表して戦う、本作らしい展開だなって思いました

 漫画的にも、知識と作画両方が問われるので大変そう。

当面の問題は、「越境者」が所属する組織“会社”か

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 最初の難敵、舞とは早々に和解するも…?

会社
 その目的は「収穫」する事、つまり事前に何かを行っており? 成果として人間を集めている?
 彼らは、こっちに出てくるために人間に憑依する必要があるので
 その為の“素質ある身体集め”?

 つまりカラダが目的なのね! やだ、いやらしい!!

 冗談はさておき
 彼女、髪の色や性格的に、どっかの竜神官の娘かと思いましたが違う模様。

 剣術は、「ドリフターズ」アニメ化で一気にオタク知名度が上がった、薩摩「タイ捨流」。

 島津豊久と同じ流派なのね。

収録

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 衝撃的なラストですが、アレだ、「首を切られて初めて友達だ」って奴だ!

 コミックス「オニヒメ 1巻」。上山道郎
 月刊ヤングキングアワーズGH連載、少年画報社発行。
 2016年12月発売

収録
 第1話「鬼塚 愛」
 第2話「神代 優」
 第3話「剣豪ディスク」
 第4話「後の先」
 あとがき
 2巻予告

 作者旧作と世界観を共有し、「知っていると更に面白い」程度に繋がっている模様

オニヒメ 感想

 オニヒメ 1巻“後の先”

怪奇警察サイポリス
 25年前の初連載作品で、現在は全巻が「広告付き無料読み放題」で公開中
 世界観共有、本作自体も25年後に相当し
 主人公は愛の父。

 http://www.mangaz.com/book/detail/115741