“認識力に優れた人種”、ニュータイプの認識した過去と未来。「刻が見える」って奴なのか

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 人はいつか死ぬ、宇宙だって同じだ。何となく分かる理屈を、“現実”として見せたフロンタル
 でも結末を知ってても、だから自殺しようとは思わない
 少しでも良く生きようとする

 そんな当たり前さえ無意味だと感じたフロンタルも、最期の最期で、救われたのでしょうか。

シャアの落し物
 あと今回、「大の為に小を殺す」がイヤだから、“女”である貴女についたのに!ってアルベルト。
 彼、根が優しすぎたんでしょうね

 でも「リディがいるんだ!」って叫んだ遅いよ! マジ遅かったよ!?
エコーズ隊員『た、隊長! う、撃ってください…!』

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 コンロイ副指令機を除き、精鋭揃いのエコーズですら瞬殺される

この世の果てへ
 フロンタルは、「ネオ・ジオング」という巨大増幅器を得て、バナージを屈服させようと試みるが
 戦いの中、彼のユニコーンと、サイコ・シャードが共鳴を始め
 二人は生きながら“刻”を見た

 いつか宇宙そのものも死に絶える、“可能性”等、期待を煽る事こそ人類の命数を縮めると諭した

 だが「それでも」と熱意を持つ事
 その熱意こそが、宇宙そのものを温めるのだと気付かされる

 シャアの「絶望」、残留思念だった彼は、シャア当人とアムロ、ララアに回収され成仏する

 次回、最終話「帰還」
フル・フロンタル『箱を継ぐ者…、ここから先は、通さんと言っておこうか!』

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 乗っ取られたエコーズを躊躇いなく撃つ、リディの判断は「大人」。

銀の弾丸
 箱は力ずくで我が物とする、言い放ったフロンタルは、“ネオ・ジオング”の暴力に任せ
 バナージを、ユニコーンへ乗せまいとする
 が

 押し通るッ!

 ガエル・チャンかっけえ!
 νガンダムを思わせる、ガンダム・ヘッドのモビルスーツ!!

 しかし、有線サイコ・ハンドは、ネオ・ジオングの「本体」に届く前に切り裂かれてしまう。

 シナンジュ、遠すぎィ!
ガエル『あなたのお父上には、夢があった! 箱が開かれた世界で、新たな世界を築くという夢が!!』

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 彼の乗機は、“ARX-014 シルヴァ・バレト”といい、旧ネオジオン「ドーベン・ウルフ」の改修機。
 一般人でも、NTに準ずる機能を扱える「準サイコミュ」機だった事から
 テスト用に改修した

 NT用システムを、NTパイロットがいなくてテストする事が可能だったワケだ。

 フィン・ファンネルのテストにも供された機体。
 当時、HGUCガンプラ化されており、とってもカッコイイのでオススメです。

※この「ガエル機」と「ファンネル型」はプレバン限定販売。

ガエル『ここまで来たのは、あなた自身の意思だ…、呪縛などではない…! 迷わず進みなさい…、あなたは、お父上の…!』

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 ガエル秘書、男前過ぎるわホント…!

ネオ・ジオング
 命を懸け、バナージをユニコーンへ「押し通そう」としたガエル、その窮地に叫ぶバナージ!
 その声に応え、ユニコーンが現れてしまう
 が

 しかし! あの機体は普通じゃないぞ!!

 仕切りなおし
 とばかりに、外壁を破り外に出るフロンタル

 いかに巨大とはいえ、たった一機で、一騎当千のユニコーンニ機を相手取るネオ・ジオング!

 なんてデカい自信なんだ!
バナージ『リディさん!』

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 事実、掠めただけでMSを爆散させる超高出力兵器、ビーム・マグナムにも怯まない!
 ダテに赤いワケじゃない!

リディ『やるぞバナージ…、この光は、俺達だけで生み出しているものじゃない!』
バナージ『分かっています、“皆”がこの中に…!』

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 人の中から発した光、この温かさが……、虚しいな。

決戦の裏側で
 サイコ・フレームは人の魂、残留思念を吸い上げて「輝き」とする、だから幾度も幻が現れたのだ
 死んだ者達が、その善意で力を貸してくれる
 が

 結局は、結論を見ぬまま、忘れ去られる……。

 宗主サイアムは思う
 たとえ、「真実」を開示しても無意味かもしれない

 人は移り気で変わろうとしない、かつて、人の心の光が隕石すら動かし地球を救った事もあった

 そんな温かな奇跡にさえ、人類は変わらなかった。
サイアム・ビスト『あなたの口から、真実を伝えて頂きたい、我らのたった一つの望みを、この宇宙世紀を生きる人々へ…、あなた自身の言葉で……』

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 それでも、バナージなら「それでも」変わる可能性を信じ、皆へ伝えようとするだろう
 彼を信じるミネバに、宗主は“演説”を頼む

 アレは、良い連れ合いを持った…

 まだ結婚してねーから!
フル・フロンタル『二機のガンダムが、揃って楯突くか! “人の総意の器”である、この私に!』

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 やっぱチートすぎますよ盾ファンネル! そもそも、「遠隔操作機能」すらねーのに!?

サイコ・シャード
 互いに、高出力の「I・フィールド(対ビーム偏向バリア)」を持つ三機は、互いのビームをそらし
 或いは避けつつ、激戦を繰り広げる

 ならば…、受けて立つまで! ガンダム!!

 ヘイヘイ全裸怒ってる!
 遂に、怒声に近い叫びをあげたフロンタル!!

 全身、あらゆる箇所に武装を持ち、「実体弾」まで持つフロンタルは、火力面では明らかに優位

 遂に切り札まで繰り出し…!?
リディ『フロンタル! 一体何を……!?』

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 言い終える間もなく、バンシィの頭部バルカン、マグナム、各種追加武装が次々と爆散!
 武器だけを殺す機械かよ!

 謎の切り札、サイコ・シャードに「武器」を潰されるユニコーン

 これで、決着はついたかに思われたか…
バナージ『……それでもッ!』

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 ちなみに最初の「隠し腕」は、ライディング・ギア(着陸脚)である。

ビスト神拳ユニコーンの型
 だが、「人の魂を吸った」ユニコーンの骨格、サイコ・フレームは人知を越えた強度を生み出し
 殴る蹴る、徒手空拳で圧倒し始める

 νガンダム同様、武器が尽きたら、パンチで殴るのがガンダムだ!

 シナンジュもサイコフレーム機
 しかし、「機体とパイロットの仲立ち」に使っているだけだ

 結果、ユニコーン同等の、怪物的な敏捷さこそ持っているものの、「堅牢さ」では及ばない

 しっかしコイツ、隠し腕が多いな!
『奇跡もまた…、繰り返す。そして何も変わらない。見ろ、バナージ君』

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 だが「奇跡」を目の当たりにしながらも、フロンタルは落ち着いたものだった。
 少なくとも、一年戦争からここまでだけでも
 奇跡なんて繰り返されてる

 それでも、それでも人類は変わらなかった、その事が彼を苦しめているのですから。

 彼は、誰より“人の進化を願った人”の残骸なのですから。
フロンタル『これが“宇宙世紀<こと>”の始まりだ。…やはりキミにも見えるようだな。』

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 バナージと視聴者の理解を置き去りにし、事を進めるフロンタル。まさにニュータイプ!

刻が見える
 3機のサイコマシンは共鳴現象を起こし、二人の意識は、“宇宙世紀の始まり”へと遡行します
 初代首相官邸、“自演テロ”から全ては始まった

 では、この宇宙の刻の果てまで……、共に行こうか! バナージ君!!

 それから長い時が流れ
 一年戦争が、そして“アクシズ・ショック事件”が起きた

 当時最新作画で、一瞬の内に流れてゆく印象深い事件たち、なんたる宇宙世紀ヒストリーか!

 しかし
フロンタル『光なく…、時間さえ流れを止めた、完全なる虚無。これが、この世の果て…、時の終わりに訪れる世界だ』

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 ニュータイプは、「時が見える」と言いますが、時さえも止まってしまう未来に至っては
 先を見る事は叶わないようです

 物事を「認識する」力に長けるニュータイプ、だからこそ、初めて乗った機体でも自在に操ります

 認識力を最大限に拡張し、“遥かな未来”まで認識する二人。

フロンタル『人がどれだけ足掻こうと、結末は変わらない…。
キミにも分かるはずだ。希望も可能性も、この“虚無”の入り口で、人が見る一時の夢。慰めにもならない幻だ…。それが人を間違わせ、無用な争いを産みもする。
この真理を知る者が、ニュータイプだ』

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 暖かな光…、こんなものが幾ら積み重なっても…、何も…、そう、何も!

シャア・アズナブルの想い
 しかし、「人間なんてそんなものだ」と言い続けるのは、彼が「人間を信じていた」事の裏返し
 それでもきっと、と

 この熱が、宇宙を温めるのでしょう?

 人は必ず進化する
 その気持ちを、シャアは裏切られた

 怨念が歪んだ形で残り、「シャアに似せた強化人間」に宿り、人を否定する「現実主義者」となった

 それが、フル・フロンタルという男だった。
『大佐が、大佐だった時の想いは、充分に伝わったでしょうから』

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 しかし今回、人の可能性を信じる「熱」、バナージの熱意に触れた事によって
 彼が、シャアとして願った「人の可能性を信じる気持ち」は
 後世に残ったと判断

 ララアと、その「怨念」を残したシャア本人に回収され、フロンタルは浄化される

 たぶんそんな感じ。きっと。
フロンタル『キミに託す…、為すべきと思った事を……!』

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 というワケで、EDに出ていた三つの光の正体は、シャアとアムロ、ララアでした!

もう良いのか?
 フロンタルが、バナージを受け容れると共に、ネオ・ジオングも経年劣化を起こしたかのように
 朽ち果て、巨体を分解してしまう。

 後は、彼らに任せよう………。

 大仏が…
 赤い大仏さんが成仏してしまった…!

 直後、今、コロニーレーザーに狙われていると「認識」したバナージは、リディと共に後退。

 かくて、シャアの亡霊は今度こそ成仏する。
マーサ・ビスト・カーバイン『コロニーの被害は、最小限に留めます』

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 一方、その「狙っている」大人達は、“大を生かす為に小を殺す”べく大量破壊兵器を用意。
 連邦と財団、両者の権益を守ることこそが
 世界の安定に繋がる

 たとえ腐ってるだの何だの言われても、政変、いわんや戦争が起きる状況よりは良い

 正しいかもしれない世界より、今ある世界を。
アルベルト『“大を生かす為に小を”…、父様がよく口にしていた言葉だ……、僕はそれにはついていけなかった…、だから貴女の側についたのに!
どうして、こうなるんです!?』

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 男の論理を否定し続けてきた貴女が! 何故…!?

アルベルト・ビスト
 また、「マリーダの死」が呼び覚ました共感に、そもそも“なぜ自分は父を殺したのか”を思い
 今、アルベルトはマーサに食いつく
 また

 私は、その子供らに対し、恥じぬ父親でありたいと願うだけです!

 子供らを人質に取られ
 それでも、「大量破壊兵器」は容認できない!

 目の前の「軍人ではなく父として」立つ男を直視できず、マーセナス議長は、遂に発射を承認

 役割か、それとも家族への誇りか…!
アルベルト『バンシィのパイロットは、リディ少尉だ!』

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 しかしアルベルト、遅ェよ!?

ローナン・マーセナス議長『…………何故? お前が……!?』

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 議長もまた「父」として、誇れなくとも、息子たちに安定した世界を残してやりたい思いで
 コロニーレーザーを、虐殺のスイッチを押したはずです
 しかし

 他ならぬ彼が一番守りたいものが、リディが、その現場に居ると判明。

 父さん、罰が下るには早すぎる…!
余談「サイコ・シャード」、とかいう光の輪

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 シナンジュのサイコミュは、「操縦者の意思を機体に伝える」事に特化し、怪物的な機動性を実現
 対し、ネオ・ジオングの巨体は“サイコミュの増幅装置”こそ主眼であり
 あの現象を引き起こした

 要は「脳内で想像したイメージを現実化する、奇跡のサイコミュマシン」なのである。

 あのリングは増幅装置。
 元々、「操縦者の思った通りに動く」という機能がシナンジュにはありました

 想像を現実化する

 それを突き詰めたら…、いやそのりくつはおかしい!
次回最終回、発射命令が下った“コロニーレーザー”は…!

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 遂に最終話、ちょっと早いけど最終話!

フル・フロンタルという男
 逆シャアでは、「人の心の光」に感動しつつも、人は愚かだと分かれよアムロ!と叫んだシャア
 対し、アムロは「だから」全人類に心の光を見せることで
 変化を促しました

 しかし後の世を見れば、人が変わったようには思えない…、シャアは何を思ったでしょうか?

 フロンタルってそういう男。
 しかし、シャアだって「人は進化する」と信じたかった

 だからこそ、「それでも!」って青臭い台詞にこそ、彼も救いを見出して成仏したのかなーって。

 次回、最終話「帰還」
機動戦士ガンダムUC RE:0096

 機動戦士ガンダムUC RE:0096 第1話「96年目の出発」
 機動戦士ガンダムUC RE:0096 第2話「最初の血」
 機動戦士ガンダムUC RE:0096 第3話「それはガンダムと呼ばれた」
 機動戦士ガンダムUC RE:0096 第4話「フル・フロンタル追撃」
 機動戦士ガンダムUC RE:0096 第5話「激突・赤い彗星」
 機動戦士ガンダムUC RE:0096 第6話「その仮面の下に」
 機動戦士ガンダムUC RE:0096 第7話「パラオ攻略戦」
 機動戦士ガンダムUC RE:0096 第8話「ラプラス、始まりの地」
 機動戦士ガンダムUC RE:0096 第9話「リトリビューション」
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 機動戦士ガンダムUC RE:0096 第14話「死闘、二機のユニコーン」
 機動戦士ガンダムUC RE:0096 第15話「宇宙で待つもの」
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 機動戦士ガンダムUC RE:0096 第20話「ラプラスの箱」
 機動戦士ガンダムUC RE:0096 第21話「この世の果てへ」
 最終話「帰還」

ガンプラで見るユニコーン 電撃ホビーwebより

 ガンプラで見るユニコーン その1
 ガンプラで見るユニコーン その2「MG 1/100 ユニコーンガンダム」
 ガンプラで見るユニコーン その3「HGUC 1/144 クシャトリヤ」
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 ガンプラで見るユニコーン その5「HGUC 1/144 リゼル(隊長機)」
 ガンプラで見るユニコーン その6「HGUC 1/144 ロト ツインセット」
 ガンプラで見るユニコーン その7「HGUC 1/144 ドライセンuc.ver」
 ガンプラで見るユニコーン その8「HGUC 1/144 ギラ・ズール アンジェロ・ザウパー専用機」
 ガンプラで見るユニコーン その9「HGUC 1/144 ジェガン(エコーズ仕様)」
 ガンプラで見るユニコーン その10「HGUC 1/144 ジェスタ」
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 ガンプラで見るユニコーン その12「MG 1/100 リゼルC型リゼルC型 (ディフェンサーa+bユニット/ ゼネラル・レビル配備機)」
 ガンプラで見るユニコーン その13「HGUC 1/144 ローゼン・ズール」
 ガンプラで見るユニコーン その14「HGUC 1/144 クシャトリヤ・リペアード」
 ガンプラで見るユニコーン その15「HGUC 1/144 バンシィ・ノルン(デストロイモード)」
 ガンプラで見るユニコーン その16「HGUC フルアーマー・ユニコーンガンダム(ユニコーンモード)」
 ガンプラで見るユニコーン その17「HGUC改造 1/144 ジェガン(エコーズ仕様/コンロイ専用機)」
 ガンプラで見る ガンダムユニコーン RE0096 その18「HGUC 1/144 ネオ・ジオング」