“Maybe 君のすべてが 幻になってしまう”。つむぎの期待を、おとさんは理解できなかった…!

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 つむぎは、「ママがカレーを作りに来てくれる」って思って、あれほど幸せそうだったのか…
 一話同様、やっぱりまだ“母の死”が解っていなかったつむぎ
 幸せの記憶は辛い。

 初めて描かれた「おかさん」の素顔、やっぱり素敵な人だった…。

明日と昨日と
 前回、「明日」を強調して、今回で「昨日の幸せ」を描いて、小鳥と包丁と過去の掘り下げなど
 本作も締めに入ってきた気がします

 包丁を手にして、確かに“成長してる”つむぎですが…。
『夏休みスペシャル! お泊り会の晩御飯は、カレーですよーーっ!』

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 ああ、そういやそんなのやったね! 懐かしい!!

うちのおうちカレー
 幼稚園のお泊り会、亡き妻のカレーを恋しがるつむぎに、犬塚公平は「おうちカレー」復活を決意
 幸いにレシピも発見、飯田母子の協力を得て
 再現する事に成功した

 しかし、「ママが来てくれる」と思っていたつむぎは、おとさんが作ってしまった事に泣いてしまう

 カレー、美味しかったね
 美味しいよ

 二人のギャップは、遂に明確な形となり…?
先生『しっかり包丁もってね、つむぎちゃん! 野菜を抑える手は…、ねこっ!』

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 にゃん!に漲るつむぎの気迫!

「お泊り会」カレー!
 子供包丁とはいえ、園児たちも自ら腕を振るって作ったカレーは、とっても美味しく出来てくれた。
 普通、“家庭”を感じさせるカレー!
 が

 おうちカレーはもっと違うの! もっと、ぶどうとか入ってるのっ!!

 なん…、だと…!
 亡き「母」、意外すぎる工夫を凝らしていた

 でもつむぎにとっては、それこそが「ウチの普通の味」で、「当たり前」だと思っていた

 本当に愛情深い人だったのね…。
他所のご両親『大丈夫かなあ?』『泣くかしら…?』

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 公平も不安になったようですが、つむぎってそういうの割と平気ですよね
 その場の「違い」を、思い切り楽しんじゃうタイプ
 が。

 だが、しかし…。
八木ちゃん『<どうする? 飲みにくるか? ……つむぎ居なくても、泣くなよ?>』

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 八木ちゃん、居酒屋と思ったらバーだったのね

お一人様たち
 久々に、きっと本当に久々に「一人」になる公平、気遣ってくれる八木ちゃんでしたが
 車を出すかも、と断ってしまう場面も。
 真面目!

 先生からだっ! 何だろう…♪ ………ドライカレー?

 こっちも真面目!
 決意した公平、“再現”の協力を依頼。

 母の忙しい日々に、相変らず「営業」できない恵ですが、磨きこんでる小鳥ちゃんかわいい!

 こっちの姿が、“素”なのね。
余談ですが

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 原作では、二巻収録のギョーザ回も含め、もうちょっと「小鳥さんの恋」も強調していますが
 そこは、もうちょっと「先へ、とってある」みたいですね
 かなり印象が違ってみえます

 邪推すると、今期は「そこ」まで入れるより、もっと話を絞り込もうって感じなのかも。

 小鳥ちゃん当人も
 恋なのか、欲しかった“父性”を感じてるだけなのか、まだ分からないそうで。

 で。
犬塚公平『これって…、そうか! 本棚ばかり探してたから、気付かなかったのか!』

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 メール、カレーなら何でも好きです!の一文に小鳥さんらしさが溢れてる!

甘々の魔法カレー!
 煮物以上に、「レシピ」が気になる料理ですが、スパイスを探そうとしたところ“レシピ帳”を発見!
 公平、至宝を発見す!
 が

 いつ食べる…? 明日……?

 たった3ページ
 でも、「らしい」人だったそうな。

 つむぎもテンションが爆発してしまいますが、ふと、「仏壇」を見て顔を曇らせてしまい……。

 その真意は、終盤になって明確な形に。
アイキャッチ、ノリノリなつむぎと、「困る」おとさん…?

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 こうしたアイキャッチ、原作、各回の後に添えられている「オマケイラスト」だったのね。
 でもコレ、使われているイラストってば無作為なのか
 果たしてどの場面なのか…!

※原作では、台詞も添えられています。
飯田 小鳥『今回は犬塚家のレシピがあるので、母が、解りやすく書き直してくれました!』

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 毎回頭が下がりますが、今回、特に大変な仕事をやってくれた飯田ママ。
 わざわざ「翻訳」してくれるとか…

 以前、小鳥の事を見てくれてて助かるとか言ってましたし、恩返し的な感じなんでしょうか。

 とてもパワフルな人で
 逆に、娘の繊細な、“我慢してる部分”にちょっと気付けてなさそうで…。

 ともかく!
『材料は…、こんな感じです!』『こんなにいっぱい入ってるですね…!?』『お宝じゃっ!』

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 そして公平自身、「完成品」や「レシピ」じゃピンとこなかった、材料の凄まじさ!
 この材料、まさしく愛だ!

 まずは犬塚家の目を釘付けにする!

つむぎさん『はいっ! つむぎ、ほーちょーつかえるよっ!』
小鳥『え゛!?』

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 今日は、「子供用の包丁」がないので、つむぎさんの出番はありません!

ジェットストリーム擬似家族
 しかし、つむぎの意外な発言に畳み掛ける3人が可愛い! 特に小鳥さん、大ショック! トリショック!
 子供の成長は早い、可能性の獣なのだ!
 で

 うぅーん……、もう、がんばったから、いい…!

 全力3カット!
 三者三様、溢れる気合で「3回」切る

 たったそれだけ、でも「それだけ」に息を飲む気合、愛と緊張が溢れてた!

 ここで切らせた、おとさん偉い!
小鳥さん『つ、つむぎちゃんが、包丁を使ってしまった…ッ!?』

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 それに比べて私は…ッ! 抱きしめたいな、この苦悩!

犬塚親子『たまねぎが…、目に沁みる…っ!』『がんばれーっ!』

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 甘々おうちカレーは、魔法でどんな野菜もカレー味に変身してるのっ!

戦慄と魔法
 また、さっきは「多すぎる食材」に紛れて気づかなかったが、実は“ピーマン”も入っていた!
 つむぎが嫌いなピーマンが!
 が

 つむぎ、これ、美味しいの知ってるっ!

 知っている。
 それって、とても大切な事

 ドヤ顔知ってるつむぎがかわいい! カレー味の“魔法”、おかさんが教えた言葉なんでしょうね!

 カレーって素晴らしい!
小鳥『“良いお母さんだねー”って…、そう母が言ってましたっ』

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 また、スパイスミックスである“ガラムマサラ”を、最後に加えるというのもおうちカレーのコツ。
 辛さを容易に調節できるのだ。

 一緒のカレー食べてる、って感じがしますよね!

 別鍋にしなくていい
 家族の気遣い

 同時に、3ページしか無いレシピに「らしいな」って感じた、ちょっと陽気な性格も垣間見えますね。
つむぎ『はぁー…、良いにおいだねえ』

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 ラッシャイ!

犬塚公平『ホント、良いにおいだな…、おなか空いてくるなっ!』

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 私、レーズンの入ったカレーってピンと来なかったけど、コレ、すっごく美味しいです!

美味しいおうちカレー! 
 待望のカレーは、小鳥も心から絶賛、単なる「子供向け」「記憶の味」に留まらない美味しさ
 亡き妻も、“食いしん坊”だったのかも

 ママ…、こないし……、おとさん…、つくっちゃうんだもん………!

 でも涙が溢れてしまった
 つむぎが、「早く」と急かした本当の理由

 それは、「ママが来て、作ってくれる」と期待していたからだったのだと。

 幸せの味は、罪深い結果に…。
公平『美味しかったなー…、つむぎ』

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 おいしいよ…!

二人の「美味しい」
 ラスト、帰り際に“美味しかった”と過去形で振り返る父、「美味しい」と現在形で返す
 二人のギャップが切ない結末に

 公平にとっては「もう戻らない過去」で、つむぎには、まだ「現在」で。

 このギャップは本当に重い…。
なお原作、今回のオチ

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 オチ要員だった小鳥さん可愛い!

成長するつむぎ、振り返る過去
 初めて妻が明確に描かれ、つむぎの母恋しさが明確に、最大の試練に犬塚親子と小鳥は…?
 過去に向き合う犬塚親子

 でも包丁を使えるようになったり、確かに成長しているつむぎ

 小鳥の「たまんなーいっ」って口癖も伝染ってる
 犬塚親子の過去は分からない、けど彼女も、「これから」を一緒に作って行ける。

 大切な過去に向き合って、また変化が、成長が描かれていく「幸せな過去」が描かれたカレー回

 ドライカレーって意外さにも、奥さんの素敵さが溢れてた!
甘々と稲妻

 第1話「制服とどなべごはん」
 第2話「豚汁とみせあかり」
 第3話「つむぎとおまたせのハンバーグ」
 第4話「きらいな野菜とコロコログラタン」
 第5話「お休みの日のとくべつドーナッツ」
 第6話「おともだちとギョーザパーティー
 第7話「五平餅とだいぼうけん」
 第8話「明日もおいしいイカと里芋の煮物」
 第9話「うちのおうちカレー」

甘々と稲妻 感想

 『甘々と稲妻 2巻』“お祭りと五平餅”