祖父との和解、フロンタルとの訣別! 最大最後のサイコ・マシーン、姿を現す!!

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 箱とは、連邦成立に際し、「宇宙に適応した新人類」にいずれ運営を託そうとしていたという理念
 が、それと無関係に“ニュータイプ”という概念が生まれた事で
 理念は実体を持ってしまった

 初代大統領の祈りは、「政権争い」という具体的な形を得て、連邦に危機感を抱かせたのだと

ただそれだけの事
 本来は善意、それが戦争の火種になったから隠してきた秘密、でも開示していたら?
 その「可能性」を再び世に問う物語

 めりこんでる赤いのも出てきて、いよいよクライマックスだ!
ブライト『ン…?』

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 強引に「コロニーレーザー司令室」に入ったブライト、しかし、状況はそれどころでなく…!

ラプラスの箱
 その正体は、「宇宙に適応した新人類が発生した場合、優先的に連邦運営に参画させる」という
 旧暦最後の夜に刻まれ、ずっと陽の目を見ることがなかった
 完全な形の宇宙世紀憲章でした

 それはただの願望でしたが、「ニュータイプ」という概念が生まれ、実体を伴ったものに

 バナージ達はこれを世に問うべきと考え
 これまでと同様に、秘匿し、連邦政府を脅す材料にすべきだというフロンタルと対峙

 サイアム・ビストに拒絶されたフロンタルは、武力で奪うべく、新手のサイコマシンを投入します

 次回、第21話「この世の果てへ」
財団宗主『海から発した生命が、陸に上がるまでに億万年…、幾度かの興亡を経て、人の形を得るのに更に億万年の時間が必要とされた…、“進化”とはそのようなものだ…。個体に与えられた寿命で、体感できるモノではない。が、ニュータイプとは“認識力”の拡大。
個体の意識に、変革がもたらされるという…』

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 時間すら「体感」できる認識力、ニュータイプとは…?

ラプラスの箱
 バナージ達が見たのは、「初代大統領」が書いた本来の宇宙世紀憲章、オリジナルの碑文
 ただ、それだけが“箱”の正体だった

 将来、宇宙に適応した新人類の発生が認められた場合、優先的に政府運営に参画させる

 リディの変貌もソレ
 この碑文は、“初代大統領一族”にも口伝で残っていた

 この一文は祈りであり、今や呪いと成り果てたものだとリディ達は言う。

 初代大統領は、理想主義者だったのね
リディ『問題は、ニュータイプなんですよ』

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 しかし、それと無関係に「ジオン(シャアの父)」、宇宙に出た人類は進化すると説き始めた。
 スペースノイドから、いずれ必ずニュータイプは現れる
 希望を持ちなさいと。

 結果、この碑文は表に出せないものに、「祈りは呪いに」変わってしまった。

 自分達こそが正しいと
 スペースノイドを、奮い立たせうるものとなったのだ。
リディ『だが初代大統領は、連邦の支配体制の人柱にされた……』

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 また、「宇宙民」に政府運営を与えうる一文は、創設当時の連邦首脳陣の反感を買い
 結果、息子ジョルジュ・マーセナスが雇ったテロリストに暗殺
 官邸“ラプラス”と共に消えた

 そうすれば、邪魔な碑文は闇に消えるし、「対テロ」で反対勢力を軍事的に一掃出来る

 リメンバー・ラプラス
 ラプラスを忘れるな、と息子は謳った。

 主犯である息子、二代目大統領は、苛烈な“対テロ”で連邦政府を磐石にしたという。
リディ『暗殺を実行したテロリストの一人、サイアム・ビストが、本物の石碑を手に現れさえしなければ!』

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 当時サイアムは、些細な便宜を図って貰うに留め、「連邦政府」と癒着していった。

今、箱を開く理由
 だが「NT駆逐」のガンダム、ジオンの自治権返還、“ニュータイプという概念”は消えかけている
 今だけが、“初代大統領の善意”を問うチャンス。 

 だから「ニュータイプ」に箱を託す為に、NT判定マシンとしてユニコーンを作った

 君の中のニュータイプが目を覚ます
 まさに、その為のマシン!

 サイアムたち、「現実的」判断を繰り返した者には掴めなかった、“可能性”に事を託したかった

 そのシステムが、ラプラス・プログラムだった、と
ガエル・チャン『全ては、カーディアス・ビストが計画した事でありました…、あなたを乗せようなどと、あの方は夢にも思って居なかった。ですが、きっと…』

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 無論サイアムは既に死に体であり、彼の意思を、具体的に計画したのは亡き父でした
 側近であったガエルは保障します

 彼が「子に背負わせようとした」訳じゃない事も、背負ってくれて嬉しかったであろう事も。

 原作10巻(文庫版95P)では、アルベルトの独白も少し泣けます。
オットー艦長『たった、それだけの事……』

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 また、「箱」の正体に、視聴者の声を代弁するオットーの姿も。
 まさに“それだけ”

リディ『始めはせいぜい、時の政権を脅かすスキャンダルでしかなかった…、ジオン公国の勃興が全てを変えた…、“ニュータイプの実在”は問題じゃない。連邦がその条文を葬ったという事実そのものが、ジオンを信奉するものにとっては、最大の武器となる
黙っているしか無かった』

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 バナージも言ってますが、“ニュータイプ診断”は出来ません、でっちあげもし放題なんです。

この世を地獄に変えない為に
 連邦政府が、「宇宙に適応した新人類」を予見し、彼らの為の椅子を用意していたのに抹消した
 知れば、スペースノイドを怒らせるだろう
 だから口をつぐんだ

 分かり合えるんだ…、そういう可能性も人にはあるんだ…。

 だが「知らないまま」戦争は起きた
 知らなかったのに、スペースノイドの怒りは人類の半数を消し去った。

 連邦はより箱を秘匿したが、ニュータイプの持つ、他人を感じる力をリディは目の当たりにした

 もし、この可能性を自分達が受け入れていたら、と。
リディ『直撃!? 艦砲じゃない…、モビルスーツか!』

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 マリーダが心配したように、生真面目すぎるリディは、自分のやってしまった事に後悔しますが
 その間もなく、“メガラニカ”が襲われたことが判明
 しかし「遠距離」ではない

 監視をすり抜け、直撃を与えたのはモビルスーツ、おそらくフロンタルだろう

 あの強敵に、大人達は腹をくくる事となる。
サイアム『私には、たった一つの望みがあった…、もしニュータイプが実在するなら、彼らにこそ箱を託したい、彼らならよりよく箱を使い、“あるべき未来”を取り戻してくれるだろう、と』

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 それこそ、「一文」を添えた初代大統領が祈ったような、“あるべき未来”へと。

人の精神に触れるマシーンの「試し」
 老人は、より良く使って欲しいと願い、“地球圏全域”に強制的に通信できる仕組みを整えていた
 が、使うかどうかは若者次第
 対し

 それでも…、その先にあるものを、一人の人間として、人を、人の持つ可能性を俺は信じたい。

 バナージは答える
 自分達は、ニュータイプか何て分からない

 そして「最善の答え」も分からない、けれど人の可能性を信じる為に、箱を世に問うと続けます

 可能性にかける、それが本作なのですから。
フロンタル『やめたほうが良い、むしろ“可能性を閉ざす”行為だ』

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 しかし、さっきの「直撃」で入ってきたフロンタルは、箱を“スペースノイドの為に”使えと提案
 それほど重い箱なら、連邦政府との交渉に用いて
 スペースノイド繁栄に使う

 リディ達が「箱を開ける」事が、スペースノイドを怒らせ、全面戦争を招くと考えたように

 箱を開ければ、人類の可能性は閉ざされてしまうぞ、と。
リディ『うお!? 新手のサイコマシーン…、フル・フロンタルか!』

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 新手の触手女王様プレイか!

座する赤
 フロンタルは遠隔制御で、「今も」乗機を無人のまま操り、怪物めいた機能でエコーズを粉砕
 まるで触手のような、有線のビットを敵機に向けて侵食
 システムを乗っ取って相討ちに

 この狭い空間で、エコーズ隊員でさえ撃墜できない高速有線ビット!

 刺さったら最後の“乗っ取り”システム!
ミネバ『下がりなさい、お前は“シャアに似せて作られ”、その役割を果たそうとしているだけの男。お前の言うサイド共栄圏も、与えられたプログラムに過ぎないのではないか?
元より、人の未来を信じていない男に…!』

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 そしてサラッと指摘され、フロンタル自身「始まりはそうだった」と認めていますが、これが真相
 実は、フロンタルもまた“強化人間”だったのです
 似せられた作り物

 製造者は、「ジオン共和国」の大物右派政治家、“彼の”サイド共栄圏思想を語らせる為の人形

 それが「始まり」でした
 袖付きの首脳は、“それ”に勘付いた上で騙されたのです

 苦しい現状に「シャアがいてくれたら」と願ってた、だから偽物だと知りながら、彼を受け入れた

 欲望と弱さが生み出した、幻のようなもの「だった」。
フル・フロンタル『だが、今の私は空ではない。ここに踏み入り、箱の正体を確かめたいと願ったのは“私”ではない…、実は私にも分からないのです、作り物の器に注がれた思いが、一体誰のものなのか?』

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 シャアのように振舞う操り人形、「自我」が真っ白な人形に、何かが入り込んだ男。

スペースノイドの代表として
 しかし、箱を取引に使うという「現実的手法」は、サイアムがいやというほど繰り返したもの
 フロンタルは、「現実的」でしかない。

 シャアの亡霊よ、もう我々の時代ではない…、子供たちに託すべき時が来たとは考えられぬか?

 新しい時代を作るのは老人ではない
 奇しくも、0088年にシャア・アズナブルが言った言葉でした。

 シャアこそ理想家で、人の可能性を信じていた、そしてフロンタルはその真逆なのです

 他人を信じず、“自分で”全てを遂行する男。
『受け容れられないなら…、宇宙世紀憲章は、実力を行使して貰いうける!』

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 そして交渉が決裂した時、“分かり合える”等と信じず、力に訴える事もまた「大人」の特権だ!

サイアム『まこと…、亡霊か』

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 いやいや、爺ちゃんも立派に亡霊してますよ!

もはや時はない
 サイアム、なんと「脳波無線」で室内のレーザー砲口を操り、フロンタルを撤退させます!
 要するにファンネルだコレ!

 戻ってくるよ、必ず!

 交渉決裂
 二人はモビルスーツに戻る事に

 連邦も狙ってますが、オードリーは「バナージを繋ぎとめろ」という、マリーダの遺言が気になり…?

 次回、赤くてデカいのが!
次回、この世の果てへ。“押し通る”!!

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 左のはデルタガンダム、プラモになってるアレだよ!

箱とフロンタルとリディと
 てなワケで、「箱」の正体が明らかになりましたが、大事なのは「それ」が引き起こす事という品
 リディは、地球に帰った時点で真相を聞かされてショックを受け
 情けない家だ、と言ったのね

 あのミネバ抱きしめ回、「箱」のもたらす重みに、彼は酷く衝撃を受けたのだと

 箱の正体も善意
 連邦初代が、宇宙の新人類に希望を寄せていた

 世の中は善意から始まったはずなのに、ままならない物語、いよいよ後2話ってところですね!

 次回、第21話「この世の果てへ」
機動戦士ガンダムUC RE:0096

 第1話「96年目の出発」
 第2話「最初の血」
 第3話「それはガンダムと呼ばれた」
 第4話「フル・フロンタル追撃」
 第5話「激突・赤い彗星」
 第6話「その仮面の下に」
 第7話「パラオ攻略戦」
 第8話「ラプラス、始まりの地」
 第9話「リトリビューション」
 第10話「灼熱の大地から」
 第11話「トリントン攻防」
 第12話「個人の戦争」
 第13話「戦士、バナージ・リンクス」
 第14話「死闘、二機のユニコーン」
 第15話「宇宙で待つもの」
 第16話「サイド共栄圏」
 第17話「奪還!ネェル・アーガマ」
 第18話「宿命の戦い」
 第19話「再び光る宇宙」
 第20話「ラプラスの箱」
 第21話「この世の果てへ」

ガンプラで見るユニコーン 電撃ホビーwebより

 ガンプラで見るユニコーン その1
 ガンプラで見るユニコーン その2「MG 1/100 ユニコーンガンダム」
 ガンプラで見るユニコーン その3「HGUC 1/144 クシャトリヤ」
 ガンプラで見るユニコーン その4「HGUC 1/144 シナンジュ」
 ガンプラで見るユニコーン その5「HGUC 1/144 リゼル(隊長機)」
 ガンプラで見るユニコーン その6「HGUC 1/144 ロト ツインセット」
 ガンプラで見るユニコーン その7「HGUC 1/144 ドライセンuc.ver」
 ガンプラで見るユニコーン その8「HGUC 1/144 ギラ・ズール アンジェロ・ザウパー専用機」
 ガンプラで見るユニコーン その9「HGUC 1/144 ジェガン(エコーズ仕様)」
 ガンプラで見るユニコーン その10「HGUC 1/144 ジェスタ」
 ガンプラで見るユニコーン その11「HGUC 1/144 バイアラン・カスタム」
 ガンプラで見るユニコーン その12「MG 1/100 リゼルC型リゼルC型 (ディフェンサーa+bユニット/ ゼネラル・レビル配備機)」
 ガンプラで見るユニコーン その13「HGUC 1/144 ローゼン・ズール」
 ガンプラで見るユニコーン その14「HGUC 1/144 クシャトリヤ・リペアード」
 ガンプラで見るユニコーン その15「HGUC 1/144 バンシィ・ノルン(デストロイモード)」
 ガンプラで見るユニコーン その16「HGUC フルアーマー・ユニコーンガンダム(ユニコーンモード)」