決戦! “全身ケガレ”のクソ兄貴!! 絶望まみれの紅緒様、その“欲”が美しかった!


兄貴と仇と、ろくろの窮地に挟まれる紅緒様! 神威も呆れる“美しいケガレ”、そりゃ納得ですわ
原動力は、彼と肩を並べ、兄を仇を討ちたいって“欲望”
欲と呼ぶには美しすぎる!
戦いの最中に、ろくろへの想いを新たにした紅緒様…? 人間関係もどうなってしまうのか!?
■限定「ケガレ堕ち」
あと今週、要所要所での紅緒様の作画に気合が入ってて、美しかったですね!
体の欠損が、強さに繋がる事も再確認
でも両足やって放置とか、兄さんありゃ鬼畜過ぎる…。
悠斗『で、そっちのは?』

妹をそっち扱いって、開幕からトバしすぎ!
■罪もけがれも
奥の手「レゾナンス」で挑む二人、が、ろくろの「右腕」同様の力が、既に全身に満ちた悠斗には
決定打となりえず、また“兄への殺意”を紅緒は抱ききれず
悠斗に両足を砕かれる
しかし神威が気まぐれに、「ろくろの右腕同様の力を、お前の両足にくれてやろう」と提案。
ろくろと肩を並べて戦いたい
その一心、そして恋心に気付いた紅緒は“ケガレ堕ち”に打ち克つ
彼女の美しい「欲」に応えるかのように、ケガレ堕ちと呼ぶには、その両脚はあまりに美しかった
次回、第20話「ふたりの道 -TO THE FUTURE WITH US TWO-」
悠斗『呆れてものが言えないよ…、清弦さんとの戦いで、格の違いは見せてあげただろう? それを…、よりによって紅緒なんかを助っ人にして…、どうしてそれで僕に勝てるって思ったんだァ~? ろくぅ~~~~~…、やっぱりキミ、いらないや』




















必要以上に妹を貶めるのは、認めてる、羨んでる裏返しっぽいんですけどねー。
■米粒vs米問屋
のっけから、「友達」の机に花を贈り、ろくろも紅緒も死んだ友も全包囲で煽っていく悠斗!
友ッ! 煽らずにはいられない!
が
こんな米粒程度の呪力で…、もはや勇敢を通り越して、侮辱だよ! ロクゥーーーーーーーッ!
通常技をことごとく完封
そりゃま、「清弦相手に遥かに劣る」のが今の二人
兄貴も呆れて、助走つけて殴るレベルの力の差、紅緒様の刀もホントよく折られる!
が、やっぱり“誘い”で…!
『ここだ…!』『『レゾナンス!』』

思ったより発動が早かった!!
夫婦『『レゾナンス! “烈空魔双弾<スカイ・ストライザー>”!!』










いきなり横文字になった!?
■夫婦猛攻!
悠斗が油断し、或いは「隙だらけだ」と仰天して立ち止まった隙に、次々と共鳴を叩き込む二人!
やめて、ものっそいキノコ雲できてるから!!
威力すげえ!
いよっし! 直撃だったぜ!!
対・神威の合体剣
あれすら、実戦で使えるようになっていた二人。
さすが若者は成長が早い! また「キノコ雲」の“おかげ”で、興味を持った神威を呼び込む事に
むしろ、他に来ないのが不思議なレベル。
悠斗『すこーしだけ期待値あがってきたけどぉ~、まさか、これで終わりってワケじゃないよね~?』

効いてるのかいないのか、無敵アピールに余念がない兄さん。
ろくろ『……心配すんなって! まだ、とっておきが残ってるからよォ!』











ところどころ、悠斗さんが美しく、むしろムカつくソリューション。
■“星方舞装(アストラルディザスター)”
清弦が託した「とっておき」、赤い霊符の正体は、「ケガレ解放」と「ケガレ腕の呪装」を同時に行う
ろくろに特化した、新たな術であった
そして
正気かロク!? 呪装一つしか使えない君は、右腕以外は完全に生身!!
威力を活かす接近戦!
持ち技が少ない、度胸一つのろくろ殺法であった
ケガレへの直接呪装、右腕だけですが、「神威の奥の手」に匹敵する状態になる訳ね。
わざわざ、弟子専用の術を作ってた師匠!
悠斗『確かにすごいけど、直撃させる為に、奇策をとらねばならない時点で…!』

でもまあ、右腕以外は総じて上って時点で、悠斗に軍配が上がりますわねえ…。
わざと右腕だけ狙う優しさ!
悠斗『!? この技も!』












合図と共に、即座に現れる紅緒様。完全に強化パーツか何か!
■「悠斗」の正体
対し、“ケガレ腕”すら強化するとか、双星のレゾナンスも大概節操がないというか何というか!
が、ここで悠斗の強さの秘密が判明
やっぱり…
キミ達の攻撃なんて…、ちぃ~~~~~~~~~っとも効いてませ~ん♪
既に全身がケガレ。
ろくろが、「失った右手」だけ変化したのと同じなのか?
ケガレ堕ちの呪術に、五体満足の友達は全員ダメで、「ろくろに殺されかけた」悠斗は超強化!
ろくろ同等の力が、全身に漲ってた!
悠斗『……速さだけの能無しが』

ろくろの窮地に、得意の連続攻撃をかける紅緒様、しかし「通常攻撃」が通じるはずなく…。
むしろ、“速度の源”を奪われる羽目に
悠斗『お前のそのスピードも、そろそろ鬱陶しいな……、爆ぜろよ』






















悠斗ォォォー! 兄貴が妹にする事かァーーーーーーーーーー!
■二流の証明
まさにろくろの言う通り、妹の自慢の足を砕き、踏みにじって悦に浸る馬鹿兄貴!
が、そこまでするのは理由があった
結局、僕が渡した髪飾りを未だにつけているって事が…、ダメな証拠さ。生きている価値ないよ
紅緒は未だ「殺意」を持てず
髪飾りを贈った兄が、敵だったとは信じられなかった。
強くなる為に何でもする兄貴からすれば、信じられないほど「ダメ」な妹なのだ、と。
紅緒様、絶望顔の連発過ぎる…!
『もう…、僕が手を下すまでもないなァ…、己の弱さを恨みながら、志諸共、ここで果てなよ』

足を失った妹を、「喰いたがってる」連中の眼前に置き去りにする兄貴の鬼畜さ。
或いは、“覚悟の足りなさ”?
悠斗にしても、紅緒を直接手にかけないんですよね…
そして、この絶望に漂うエロス…!
『俺の知らねえところで…、楽しそうな戦いしてんじゃねェよ』











キャー! 神威サン、カッコイー!!
■真の「陰陽師」となる為に
しかし、よりによって両親の仇に紅緒様が救われていた頃、悠斗の最終目標が語られていた。
ケガレ同様、他人を“喰って”呪力とする
で
求めているのは…、この国の、全ての人間の呪力ーーーーっ♪
一国丸ごと喰らい尽くす。
人間もケガレも、同じ“呪力”を持っています。
そして人間は「陽」の力、ケガレは「陰」の力なので、文字通りの「陰陽師」になりたいのだ、と。
最強の陰陽師、“字面はろくろと同じ”か
神威『嘆いて強くなれるなら、苦労はねえな…』

一方、神威さんが意外にもっともな事を…。というか「そういう感情」なさそうですしね。
神威『答えろし、俺ならば、その失った脚を“ケガレの力”で繕ってやる事ができる…。あのキバ小僧の右腕と、同じようにな』




















キバ小僧、会った事も無いのに、ばあやさんと同じアダ名つけててちょっと笑えます。
■10数える間、待っててやるよ
仇の気まぐれによる提案、「ケガレに堕ちる」恐怖、目の前で死にかけているろくろの姿
紅緒様、不憫…!
ろくろと一緒に戦う…、肩を並べて戦える力が…、欲しい…! 兄を、お前を、殺せる力が欲しい!
紅緒様、男前…!
ニッと笑って、力を貸す神威も神威である。
続く神威の術式は、いつかの悠斗同様、「ケガレの大神」に祈るというものでした。
ケガレ堕ちの術の正体って…?
ろくろ『何やってんだ…、何やってんだよ…、紅緒ォォーーーーーー!』

いたぶってる隙に神威接近を許した兄、紅緒の「ケガレ堕ち」を許したろくろ
紅緒『ケガレの思念…、黒くて重い負のオーラ…! ! な、何!? い、いや! 入ってこないで!?』
















何故だろう…、彼の名を呼ぶと、彼に名を呼ばれると、とても穏やかな気持ちになって……
■紅緒の結論
神威の言葉通り、脚だけではなく、あっと言う間に全身がケガレへと染まっていく紅緒。
しかし、ろくろの必死の叫びに急浮上
そうか…、私はいつの間にか……、キミの事を……。
完全に恋心…
いや、どうなんでしょうね。
事ここで「自分」をしっかり強く持てた紅緒は、大きな何かに飲み込まれず、帰還する事に成功
ものっそい恋心…!
紅緒『弱いことが罪だとしても、強さを求める事が、汚れた欲望だとしても…、ろくろと共に歩めるのなら…、私は、私は罪もけがれも受け入れる!』











弱いことへの罪に神威、強さを求める欲望に兄貴、見事なカットインであった。
■罪もけがれも
紅緒の動機、「ろくろと共に歩む」一心が形となったケガレの脚は、神威すら呆気にとられるもの
しまった強くしすぎた、ではなく…
勘弁しろし…、これは…、ケガレと呼ぶにはあまりにも…、美しい……!
そこかよ!
いや、すごく納得ですけれども!!
仇の汚れた力でも、己を穢してでも、ろくろと一緒に歩みたいからって紅緒様が尊すぎる…!
次回、いよいよvs悠斗、中学生編の決着に!
予告紅緒『二葉亭四迷は言った、“や、人生は気合だね”』『今のお前がいうと、なんつーか清々しいな…』『でも、その気合が生まれたのは、多分、キミのおかげ…。だから、次回もキミに捧げる』


今週「紅殻のパンドラ」とかのアクシズ社が作ったっぽい。
■罪もケガレも
ろくろと肩を並べて戦えるなら…、決意と、プレッシャーにサンドイッチになった様が紅緒様回!
また悠斗、「認められるなんて!?」みたいに言ってましたが
神威の事?
悠斗って、今やケガレ寄りですが、神威にめっちゃ嫌われててちょっと笑えましたね!
でも“最強の陰陽師”という目的
それって、人間でありながらケガレである、今のろくろ夫妻の事では…?
双星の御子が成し遂げる、「ケガレを消し去る」結末って、どういう状況をさすのでしょうね。
次回、第20話「ふたりの道 -TO THE FUTURE WITH US TWO-」
双星の陰陽師 感想
第1話「運命の二人 -BOY MEETS GIRL-」
第2話「双星交差 -A FATEFUL FIGHT-」
第3話「すれ違い -A HERO'S WORTH-」
第4話「禍野の音 -BOTHERSOME TWOSOME」
第5話「十二天将 朱雀 -THE GUARDIAN SIMON-」
第6話「紅緒と繭良 -GIRLS'PARTY-」
第7話「新たなる試練 -UNBElIEVABLE GAME-」
第8話「ろくろの気持ち -SHOCKING CONFESSION-」
第9話「交錯する悲劇 -TRAGEDY COMES WITH SMILE-」
第10話「すばるの修行 -THE FICKLE GUARDIAN-」
第11話「新婚さんおきばりやす -FANTASTIC MOMENTS-」
第12話「勘弁しろし -BASARA BOY KAMUI-」
第13話「君の勇気 私の勇気 -ZERO MILLIMETERS APART-」
第14話「浴衣と星と願い事 -TANABATA SPECIAL-」
第15話「ひとりぼっちに さようなら -THE AWAKENING OF LOVE-」
第16話「陰陽師として -SALVATION THEN WAILING-」
第17話「師がくれた赤い証 -NEW TALISMAN FROM MASTER-」
第18話「決戦前夜 -TRIUMPH OVER FEAR-」
第19話「罪もけがれも -THE 10 SECONDS DECISION-」
第20話「ふたりの道 -TO THE FUTURE WITH US TWO-」